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12/20

Kylie Minogue

いろいろ病気とかありつつも、しぶとく復活して精力的にライブ活動を行っている彼女ですが、
そのライブアルバムが配信限定の形で発売されます。
収録は秋のアメリカツアーのニューヨーク公演から全25曲。
12/14から既にダウンロードできるようになっています。

しかし、収録曲見て驚いたのが、もう散々ヒット曲あるだろうに、コテコテのアイドル時代、
デビュー曲の"I Should Be So Lucky"まできちんと外さずにやっているところ。
えーと、これ日本で例えるなら安室奈美恵が今のツアーで
"恋してマスカット"歌うようなもんじゃないっすか。
ありえねえよ。つうかすごい腹の括りようだな。

http://www.cdjournal.com/main/news/kylie-minogue/27971

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The Cure

名作っていうか、個人的には断トツで彼らの最強作品、1989年の"Disintegration"が
デラックス・エディションの3枚組で再発になります。
1枚目にはオリジナルアルバム、2枚目にはアルバム制作にあたって収録されたデモの類、
3枚目には発売当時のロンドン公演のライブ音源からアルバム楽曲全12曲。合計44トラック。
デモの中にはお蔵入りした未発表音源も4曲ほど入っていてけっこう興味深い。
2/16発売予定です。

ただ、「21周年記念」ってなんだその中途半端さは。
元々20周年で準備してたのが押したのだろうか。

http://www.cdjournal.com/main/news/the-cure/28107

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Kula Shaker
2ndアルバム"Peasants Pigs and Astronauts"の10周年記念盤が3000枚限定発売

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James
2010年はミニアルバム2枚発売。1枚目"The Night Before"は2010年4月発売予定

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Boy George
"White Christmas"のカバー他を12/13から配信。現在ニューアルバムの制作中

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Nitzer Ebb
オリジナルアルバム5枚組とベストを含む3枚組の2種のボックスセットを発売



12/13

Blueboy

Trash Can Sinatrasと共に「遅れてきたネオアコ野郎」としてその手の方々に愛でられ、
ほぼ同時期に日本にも「BLUE BOY」というバンドがいたためにややこしかったBlueboy、
1992年発売の1stアルバムがボーナストラック入りで1/18に再発されます。
当時の邦題が「ポップキッスはもうおしまい」という非常に恥ずかしいものであったため、
残念ながら自分は聴かずじまいで終わってしまったので、今回は買おうと思います。

アルバムは元々8曲入りだったのですが、11曲のボーナストラックが入って全19曲。
ボーナストラックは1993年までにSarahレーベルから出たシングル、EP楽曲ですが、
これにこれだけ詰め込んでいるということは、セカンドアルバム以降の音源を
出すつもりはないということでしょうか。
1998年までに計4枚のアルバム出していますので、何とか他のも出してほしいところですが。

http://www.cdjournal.com/main/news/blueboy/27943

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Eighth Wonder

元アイドル女優にして元オアシスの元妻、パッツィ・ケンジットが音楽活動の基盤として
実兄らと活動していたバンド、Eighth wonderの1枚だけ出たアルバム"Fearless"が、
リマスターされて1/25に英国で発売されます。

ボーナストラックはB面のみ楽曲2曲とミックス違い3曲の計5トラック。
これがどうにも中途半端。アルバムではボーナストラック扱いだった"Stay With Me"の
シングル発売時のB面楽曲や、日本のみ発売のシングル "Having It All"が未収録。
ということで、日本盤担当の人間、やることはわかってるだろうな。

http://www.cdjournal.com/main/news/eighth-wonder/27913

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Elvis Costello
1978年の公演のライブアルバムを1/11に発売

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Smashing Pumpkins
全44曲のフリー・アルバムの1曲目が配信開始

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Portishead
新曲をチャリティシングルとしてダウンロード限定リリース



12/06

Nitzer Ebb

もう「ボディ」っつっても若い者は何のことやさっぱりらわからないであろう昨今、
それでも4年前に再結成し、WIREで来日までしちゃったNitzer Ebbですが、
ようやくニューアルバムを完成させました。
タイトルは"Industrial Complex"、1/22に発売予定です。
馬鹿みたいにわかりやすいタイトルが痺れます。

MySpaceで収録曲"Promises"と映画"SAW IV"のサントラにも提供された
"Payroll"のミックスが聴けます。微妙にベースラインはアップデートされて
いるものの、まごうことなきエレボディです。ああ、アホになる。

http://www.cdjournal.com/main/news/nitzer-ebb/27731

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Classix Nouveaux

非常に漫画に描きやすそうな風貌の麗し系ハゲ、Sal Solo率いるニューロマ集団、
Classix Nouveauxですが、来年1/18にシングル・コレクションを発売するそうです。
彼らは全盛期の'82年に日本盤のみの初期シングル編集盤と、何回か廉価版的な
ベスト盤が出たことはありましたが、今回のようなシングルほぼ網羅的なブツは
初リリース。なぜ今。

ただ、いくつか苦言はございまして、まずタイトル"The Liberty Singles Collection"と
いうことからも察せられるように、Libertyレーベル以前の1stシングルが未収録。
1枚だけなんだから何とかならなかったのか。
もうひとつは、B面込みのシングル集が出たところで、オリジナル・アルバム3枚のうち、
3rdの"Secret"が廃盤状態だということ。いや、2枚まだ出てること自体すごいんですけど。

調べたところ、どうもこの盤もCherry Redの再発のようで、だったらその3rdも
一緒にちゃらっと再発するのではないか、という期待も込めつつ。

http://www.cdjournal.com/main/news/-/27764

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Bentley Rhythm Ace
2010年2月、バーミンガムで再結成ライブを開催

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Ocean Colour Scene
3年ぶりのニューアルバム"Saturday"が2/1、Cooking Vinylから発売予定

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Andy Bell (ex-Oasis)
ノエル以外の4人が残った元OASISバンドで、ギタリストに復活の模様



11/29

Orchestral Manoeuvres In The Dark

マクラスキーがアイドルグループのプロデュースなんぞにうつつを抜かして本業放置しまくり、
2007年に盟友ハンフリー含む元メンバー3人が戻ってきてライブ何回かしたまではいいものの、
出る出る言うだけ言うて全く新譜の出る気配がなく、もう金輪際出ることはないのかも、
と半ば諦めかけていたO.M.D.の新譜が、遂に出る!
来年出る! 14年ぶりに出る!
思い出したように開催していたライブは、これの資金稼ぎだったのか。

ということで、オフィシャルサイトで登録すると、新曲のデモが聴けます。
デモと言っても相当完成度が高いというか、何じゃこの"エノラ・ゲイ"を
髣髴とさせる死ぬほどキャッチーなイントロは。
やったー。戻ってきたよ、俺の大好きなOMDが。
で、このデモのファイル名に"2007"って入っていることから察するに、
メンバー招集してから一応ずっとごそごそ作業は進めていた模様です。

ニューアルバムのタイトルは"History of Modern"、えらく大上段に構えやがりましたが、
とりあえず「2010年中に出るよ」ということだけはアナウンスされています。
出せよ。絶対出せよ。

http://www.cdjournal.com/main/news/orchestral-manoeuvres-in-the-dark/27636

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Reef

小汚くって暑苦しくってかっこいい、馬鹿バンドReefが再結成です。
オリジナルメンバー4名が2003年の解散以来7年ぶりに再結集、
とりあえず2010年4月にUK6箇所でライブを行う予定とか。

アナウンスは今のところそれだけで、活動がパーマネントなものなのか、
音源制作の予定はあるのかとか、詳細はまったくわかりません。
つうか、たいがい年食って、以前のような粘っこいライブパフォーマンスが
できるのかどうかもわかりません。
それでもやるんだ。男だもの。

http://www.cdjournal.com/main/news/reef/27603

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Massive Attack
7年ぶりのニューアルバム"Heligoland"は2/3、日本先行発売

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Sade
10年ぶりのニューアルバム"Soldier of Love"が2/8に発売予定

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U2
来年のグラストンベリーの大トリに決定した模様



11/22

Charlotte Gainsbourg

80年代の奇跡的な美少女っぷりも夢の跡、今も綺麗ではあるものの、おばちゃん臭は
そろそろ隠せなくなってきている彼女でございますが、最近はまた音楽にも熱心。
2006年に20年ぶりのアルバムを出したと思ったら、もう新譜を出します。
今回のポイントはBeckの全面参加。全曲を書き下ろし、プロデュースと
ミックスも行っているということですので、これはすごい。
どういう配慮をしてどう自分の音と違う感じになっているのか、ちょっと気になります。
タイトルは"IRM"、欧州では12/8、日本でも来年1/27に発売です。

http://www.cdjournal.com/main/news/charlotte-gainsbourg/27507

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Public Image Limited

再結成ライブを発表している彼らですが、その活動再開に伴って再発もの2点。

1点は"Metal Box"のリマスター再発。この金属缶入り再発は前にも行われていまして、
今もけっこう楽勝で入手可能ですが、今回の再発は最新リマスターがされているのと、
ちゃんとLPのときみたいにディスクが3枚に分かれているところがポイント。
それだけっちゃそれだけですが。

そしてもう1点は発売時に一瞬ではけてしまったベスト&レア音源集"Plastic Box"の再発。
こちらはオリジナル発売時のブツの入手レア度もけっこうなもんですので、入手するが吉。
双方12/14発売ということですが、Amazonでは12/22発売ってなってます。
まあ、今年中には出るということで。

で、Amazonの"Plastic Box"なんですが、\3,292って何かの間違いだろ。4枚組なのに。
知ったこっちゃないので、自分は既にこの値段で発注済みですが。
文句は言わせない。

あと、ジョン・ライドン爺ですが、「新作作るぜ!」と吠えています。
まあ、今のところは話半分で聞いておこう。

http://www.cdjournal.com/main/news/public-image-ltd/27410

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Simple Minds
新録曲とライブ音源を無料配信中

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Hanoi Rocks
地元での最終公演をDVD化、国内盤は12/16発売

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Germs
映画"ジャームス 狂気の秘密"が渋谷でレイトショー公開&サントラとDVDも発売



11/15

The Durutti Column

80年代組の中ではずば抜けた頻度で持って今も新作を量産し続けているThe Durutti Column、
新作はFactory総帥Tony Wilsonへのトリビュート盤的な位置付けの作品になるということで。
タイトルは"A Paean To Wilson"、Factoryレーベル創立32周年にあたる1/24に発売です。
で、発売に伴ってマンチェスターで1/24、ロンドンで1/31にライブの予定。

本当にThe Durutti Columnは、Tony Wilsonなくしては世に出なかったであろう
バンドですので、思い入れもひとしおかと。

http://www.nme.com/news/durutti-column/48374

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Carbon/Silicon

Mick JonesとTony Jamesによるパンク馬鹿コンビが新作をリリースしました。
というか、オフィシャルサイトからフリーダウンロードできます。
最近はCDとか音源で稼ぐのではなく、ライブやグッズの収益をメインにするという方法を
志向するバンド等も増えてきていますが、彼らは今のところ新しいライブ決まってないし、
これどうやって生活しているのかよくわかりません。特にTony Jamesの方が。

ちなみに音源の方は、ものすごくMick Jonesっぽい緩いメロディと、
いつまでたってもうまくなる気配のないギターが織り成す、
相変わらずさ炸裂のアルバムになっています。

大御所が小難しくならずにこういうことを続けてくれていることは
ある意味頼もしくもあるのですが、彼らの場合はもうちょっと
偉そうにしてくれてもいいと思います。

http://www.nme.com/news/carbon-silicon/48377

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Madness
"One Step Beyond"のデラックス盤、日本盤が12/21発売決定

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The Fall
Beggars Banquet期の旧譜再発開始。第1弾は'85年の"This Nation's Saving Grace"。



11/08

Pet Shop Boys

普通に自作曲をやっていれば非常に質の高いエレポップを常にこさえてくるのに、
ことカバー曲をやるとなると豹変し、途端に凶悪になる彼ら。
オーケストラショット連発、鬱陶しいくらいにハイエナジーなプレスリーの"Always On My Mind"、
地味ながらも圧倒的な完成度でアルバムラストを飾ったSterling Voidの"It's Alright"、
"君の瞳に恋してる"とくっつけて、ボノを激怒させた"Where The Street Have No Name"、
あまりにも壮大にしすぎて、何故か代表曲のひとつになったVillage Peopleの"Go West"、
南米ライブで狂騒の嵐を巻き起こしたBlurの"Girls And Boys"。
ひとつとしてハズレがありません。

そしてまた、彼らがやらかします。12/14にクリスマスEP、その名も"Christmas"を発売
するのですが、収録曲にはMadnessの"My Girl"、そしてColdplayの"Viva La Vida"が。
果たしてどんなことになっているのか、ものすごくワクワクします。
Coldplayのクリスがぶち切れのコメントを出すくらいの出来を期待。

http://www.nme.com/news/pet-shop-boys/48249

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Pavement

再結成ツアーを来年3月のオセアニアツアーから開始、無事に来年4月の来日も
発表されたわけですが、相変わらずニューアルバムは制作する気なさげ。
ただ、それではカッコが付かないと思ったのか、それなりにこの期に乗じて
もう少し儲けてもいいのではないかと思ったのか、アウトテイク集の発売を
計画しているっぽいです。
イギリスではよくあるラジオ用のセッションを音源にしてまとめたもの、
という感じにしようとしているようで、だいたいその手のは音源としての
面白みとしてはイマイチだったりすることが多いのですが、それでも
このタイミングで出せば、ほどよく売れると思います。

いや、いいよ。せっかくだし、儲けちゃえばいいんだよ。

http://www.nme.com/news/pavement/48241

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Primal Scream etc
グラスゴーバンドの未発表アーカイブ集が12/8に発売

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The Dukes Of Stratosphear
無駄に豪華なボックスセットが12/8に発売

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Happy Mondays
JamesのメンバーやPeter Hookらと癌のチャリティーライブに出演



11/01

Shakespears Sister

2004年、前のレコード会社が発売拒否した3rdアルバムの権利をめぐる裁判でシボーンが勝利し、
ようやくアルバムが発売された、という件がありましたが、彼女はまだ諦めていませんでした。
Shakespears Sister名義でニューアルバム発売です。
その3rdが1995年頃の録音ということですから、実質14年ぶり、ということになるでしょうか。
Marcella Detroitは1993年で脱退していますので、当然シボーンの1人プロジェクト状態。
アルバムタイトルは"Songs From The Red Room"、11/16発売です。

ちなみにBananaramaは残り2人で今も健在。この9月にニューアルバムを出しています。

http://www.cdjournal.com/main/news/shakespears-sister/27007
http://www.bananarama.co.uk/

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The Brilliant Corners

ぎゃあ。オリジナルアルバムがCDになるがな。やっぱり出すのはCherry Redやがな。
いや、このバンド、80年代ギターポップ界隈ではそこそこ評価されているバンドであるにもかかわらず、
とにかくCD再発されない。出てもものすごく流通が悪く、入手する前に速攻で廃盤とかそんなんばっかり。
これまでで一番流通がまともなCDがBBCセッション集というわけのわからなさ。

つうことで今回のリリースは、1985年の"Growing Up Absurd"と1986年の"What's In A Word"の
2枚のアルバムにさらに1986年の"Fruitmachine EP"も加えた全18曲。
いや、とりあえずとしては十分です。11/16発売予定。
1988年以降のアルバムは、何故かカナダの極小インディーズから一瞬だけしれっとCDが出ているので、
現状では権利が散逸してしまった状態と思うのですが、何とかかき集めて全音源出してくれないか、と。
期待しています。

ちなみに他のCherry Red11月の再発は、Virgin初期のギターバンドToursのコンピ、半人力エレポップバンド
Landscapeのアルバム再発、Bruce Woolley & The Camera Clubのアルバム再発等。相変わらず素敵です。

http://www.cherryred.co.uk/newreleases.php

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Holly Johnson
ソロ初期2作が11/16に再発

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Howard Jones
4年ぶりのニューアルバム"Ordinary Heroes"が11/9に発売

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Echo And The Bunnymen
ライブアルバム "Live At The Royal Albert Hall"を11/23に発売



10/18

a-ha

つうわけで、正式に解散発表。
一時長期活動休止期はありましたが、1985年のデビューから25年間ということになります。
ていうか、"Take On Me"がヒットしたとき、まさかこんなに続くとは思っていなかったよ。

で、11/25には来日公演。解散発表前、直後は余裕でチケット余っていたのですが、
その後速攻でソールドアウト。JCB HALLは3000人そこそこのキャパですから、当然。
ただ、解散は来年末ということなので、もう1回くらい来てくれそうな気はします。
今回は新譜のツアーということで。新譜"Foot Of The Mountain"、日本盤は11/4発売。

http://www.cdjournal.com/main/news/a-ha/26794

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The Cranberries

8月に活動再開を発表し、北米ツアーを発表していた彼女たちですが、
来年の3/3にはロンドンのRoyal Albert Hallでもライブを行うことを発表、
そしてどうやら新曲も作る意図があるということを言っております。
彼女たちはデビュー当初、"Dreams"とかの爽やかポップスなイメージから、
ガンガン政治色を強めて音もゴリゴリになっていったわけですが、
果たしてどこらへんの音が出てくるのか。
まあ、楽しみに待ってみましょう。

http://www.nme.com/news/cranberries/47884

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Pavement
再結成ライブはするけど、新曲書く気はなし

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Paul Haig (ex-Josef K)
10/16のNouvelle Vagueのライブで久し振りの登場

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Starship
RCA期の2枚のアルバムが2in1で11/17にリマスター再発



10/11

A Craze

Paul Weller主宰のレーベルRespondから1983年にシングル1枚出し、コンピに2曲
提供しただけでそのまま消えてしまったバンド、A Crazeがまさかの未発表曲集発売。
というか、既に発売されています。日本盤先行。

結局世に4曲しか出さずに消えたバンドだったわけですが、今回のアルバムは未発表曲、
デモ、そして2曲の新録曲!含めて全15曲収録です。欲を言えば既発表曲4曲のうち、
今回そのまま収録されているのは2曲だけなので、アーカイブとしてそこらは全曲
入れてほしかった、というのはありますが、それでもとんでもなくよい仕事。

こういうのを出す日本のレコード会社はもちろんFastcut Records。
こういう再発とか、特に非英国のネオアコ系を中心とした良盤新譜を
ガンガン紹介しています。
多分こういうご時世、さすがに左団扇の経営、というわけではないでしょうから、
気が付いたら購入しましょう。それが我々にできること。

http://fastcutrecords.com/?pid=16366979

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Cerry Red

というわけで、英国の鬼の再発レーベルもとりあえず確認。10月のリリースも素敵です。
馬鹿左翼ネオアコバンドMcCarthyのベスト、歌詞はアレですがメロやアレンジはいいです。
KitchenwareレーベルからデビューしたHurrah!の、メジャーから出た2ndアルバム。
へっぽこネオサイケバンド、Red Lorry Yellow Lorryの85年のファーストアルバム。
ユーロビートお化けPWLのピート・ウォーターマン制作でデビューしたLondon Boysの1st。
"Toy Boy"のヒットでおなじみ、Sinittaのベスト盤など。

所謂バンド系のネタが尽き始めたのか、ダンス物にも手を出し始めたようです。
いや、どんな手を使ってもいい。君たちは生き残れ。

http://www.cherryred.co.uk/newreleases.php

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Kraftwerk
2010年にニューアルバム発売か

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Devo
初期2アルバムが11/30にリマスター再発

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Skunk Anansie
新曲3曲も収録したベスト盤を11/2に発売

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Pulp
Island期の3枚のアルバムがデラックス・エディションで11/17に再発



10/04

The Undertones

1999年にアゴ男フィアガル以外のオリジナルメンバー+新ヴォーカリストで再結成後、
地道にライブを行い、アルバムも2枚出したりしてきたUndertonesですが、
再結成10年にしてようやくの来日決定です。
解散前も来ていないので、これが素で初来日公演。偉いぞVINYL JAPAN。
3/5と3/6が新宿ANTIKNOCK、3/7が高田馬場AREA。東京地区のみの3回公演です。

ただ、自分はちょうどここらへんの音聴き始めた時期と彼らの解散が行き違いになってまして、
後からベストアルバム聴いてようやく知ったという感じなので、むしろオニール兄弟に、
リアルタイムで聴きまくったThat Petrol Emotionを再結成してほしい気持ちでいっぱい。

http://www.cdjournal.com/main/news/the-undertones/26527

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Yello

スイスからやってきた変態親父集団Yelloが6年ぶりのニューアルバムを発売。
というか、ドイツでは既に10/2に発売済みということです。

この人たちは本当に変わらないというか、今回もトレイラー映像見たところ、
相変わらずファンク気味のリズムに乗せたエレポップを胡散臭くやっていて、
もうこの頑なさというか、馬鹿の維持には頭が下がる思いです。
しかも発売元Universalって。さして世界で売れているわけでもなく、コンスタントに
作品を発表するわけでもなく、なのにメジャーから出しちゃう。何だかすげえ。
まあ、彼らは採算抜きにしてきちんと手厚く保護すべき存在だと思うので、
Universalには敬意を表したいと思います。

http://www.cdjournal.com/main/news/-/26495

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Alison Moyet
25周年記念のベスト盤を10/19に発売

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Tim Finn
全35曲2枚組のアンソロジー盤、10/27に発表

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Babybird
ニューアルバム"Ex-Maniac"を来年2月に発売&今年11月にツアー


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