●靴日記

★1日履いた靴の情報を中心に日記形式で紹介します。

なるべく毎日夜に更新するつもり?ですので、同じ画面だった場合は、一応更新ボタンを押してみて下さい。
ご意見、ご感想等は、メール掲示板V(リンク)にお願いします。
※昨年分を以下の部分にリンクしましたので、よろしくお願いします。

●過去のリンク (2000.8/15〜12/28) (2000.12/29〜2001.4/30) (2001.5.1〜8/31) (2001.9.1〜2001.12.27) (2001.12.28〜2002.4./30) (2002.5.1〜2002.9.1) (2002.9.2〜2003.1.5) (2003.1.7〜2003.4.30)  (2003.5.1〜2003.8.31)  (2003.9.1〜2004.1.4)

●更新分  (2004.5.10〜8)  (2004.9〜12)  (2005.1〜5)  (2005.5〜8)  (2005.9〜2006.1)  (2006.1〜  )


4/30(金)〜5/9(日) J.M.ウェストンのゴルフ(黒)ベルルッティのジョルダン

今回のヨーロッパ旅行には、前回同様、ゴルフとジョルダンをセレクトしました。
ヨーロッパは雨の天気予報でしたし、ラバーソールのゴルフなら安心だからです。
さらには、ベルルッティのジョルダンもハーフ・ラバーソールなので軽い雨なら問題ないですし、軽く履けるスリッポンタイプは何かと便利だからです。
現地の天気予報では翌日は常に雨だったのですが、実際に本格的な雨に遭遇したのは帰国日(パリ)だけでした。
雨が降った場合でもほんの数時間で止む程度でしたので、運が良かったと思うと同時に、天気予報はあまり当てにならないとも思いました。
ですので、天気は気にする必要が無かったので、ゴルフとジョルダンを交代で履きました。
ゴルフは丸みを帯びた可愛らしいシルエットにマットな質感の黒ですので特にカジュアルならどんな服装にも合いますが、ジョルダンのバーガンディーも意外と合わせやすいと感じました。
明るい色合いから黒系まで、深みのあるバーガンディーなので、シックにまとまるのです。
ただ、黒いベルトしか持って行かなかったので、カットソーをパンツから出すことで隠れて見えないようにはしていましたが、いつも同じ色合いにすることが多いので少々気になりました。
ところで、パリのサンジェルマン界隈で、見知らぬフランス人の男性に「その靴は、ジョン・ロブか?とっても美しい。」などと声をかけられてビックリしました。
「ジョン・ロブでなくベルルッティだ。すぐ近くにショップもある」と答えると、即ショップに入っていきました(買ったかどうかはわかりません)。
ゴルフは、これまで何年もフランス旅行に履いて行っており、個人的な定番になっていますが、ジョルダンも荷物に余裕がある時には持って行こうと思います。

4/29(木) ジョンロブ・パリのバロス

今日は、久し振りにジョンロブ・パリの靴を履きたくなり、バロスをセレクトしました。
ライトブラウンのジョンロブ・パリの靴を持っていないこともあって、しばらく履いていなかったので、無性に履きたくなったのです。
加えて、カジュアル用のジョンロブ・パリの靴はこのバロスしか持っていないので、必然的な選択でもあります。
丸みを帯びたトゥが特徴のロングノーズのUチップですので、いかにもカジュアルティストに溢れる靴です。
それでも、程よい光沢を放つ上質の革、細かく均一なステッチの処理など、造りの良さをどことなく感じることができるのは、既製靴最高品質を誇るジョンロブ・パリの靴だからでしょうか。
履き味も、カッチリとした剛性感溢れるジョンロブ・パリの靴に共通するものです。
ベージュの綿パンとカーキのジャケットと、少々ラフなコーディネートに合わせたのですが、うまくマッチしていたと思います。
ジョンロブ・パリのカジュアル用の靴を他にも欲しいと感じました。


4/28(水) J.M.ウェストンのドゴール(ライトブラウン)

今日は、J.M.ウェストンの最高峰ドゴールをセレクトしました。
大振りなボディが目に留まったからです。
アッパーにまでステッチの入ったノルベジアン製法ですし、厚みのあるソールなので、とてもゴツイ風合いの靴です。
しかも、明るいライトブラウンなので、とても良く目立ちます。
とにかく、圧倒的な存在感です。
しかしながら、全体的に丸みを帯びたオーソドックスなデザインですし、元々軍人用の靴だったとのことで、どことなくクラシカルな雰囲気もあります。
派手な靴ながら、実際に履くと意外な程嫌味には感じません。
さらには、馴らしは苦労しましたが、馴染んだ後はまさに足にピッタリと吸い付くかのような履き心地です。
コバの出し縫いは機械とのことですが、アッパーに入ったステッチはハンドメイドであるなど、9割以上ハンドメイドの9分仕立てとのことでもあり、個人的には高い価格に見合った価値が十二分にあると思います。


4/27(火) J.M.ウェストンのロジェ(ライトブラウン)

今日は、雨が降っていたので、迷わずロジェをセレクトしました。
ラバーソールですので、雨でも安心なのです。
普通の雨でしたので、全く水が浸入してくることはありませんでした(ウェルト靴ですので、水が染みてくる個体もあるようです)。
しかも、スタイリッシュなUーチップですのでスーツにも合いますし、全天候型のビジネス靴としてとても重宝しています。
グレー系のグレンチェックのスーツに合わせたのですが、洗練された足元になっていたと思います。
雨の多い日本の気候では、私にとって必須のアイテムになっています。


4/26(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ライトブラウン)

今日は、例によってスリッポンタイプのタッセルモカシンをセレクトしました。
雨などの特別な事情が無い場合は、週始めは足入れしやすいスリッポンタイプの靴を履くことが多いです。
特に、このJ.M.ウェストンのタッセルモカシンは私の足にピッタリと合っているからか、朝履いて歩き始めると仕事モードに切り替わります。
ある程度の馴らしが必要なことが多いJ.M.ウェストンの靴ではありますが、この靴は最初からほとんど苦労しなかったほど足に合っています。
甲以外は1枚革で覆われているのですが、土踏まず部分がピッタリと吸い付くかのような履き心地でして、とても心地良いのです。
7割以上ハンドメイドの7分仕立てだから、このような履き心地が実現したのだと思います。
さらには、程よくシェイプの効いた小さい甲から流れるようなシルエットがとてもスタイリッシュで、スリッポンタイプではありますがスーツにも合います。
実は、宴会があったのですが、終了後靴を履くのに時間がかからず、スムーズに対応できました。
宴会など、靴の脱ぎ履きの機会がある際に履くビジネス靴としても貴重です。
あまり流行っていない靴ではありますが、個人的にはとてもお気に入りの靴です。


4/25(日) オールデンのローファー・ノーライニング(黒)

今日は、晴れていたので雨の心配が無かったので、コードヴァンのローファーをセレクトしました。
昨日の天気予報では雨の降水確率が高かったのですが、朝起きると雨の心配が少ない予報に変わっていたのです。
久し振りに黒のコードヴァンを履いたこともあって、鈍い独特の光沢がかなり印象に残りました。
手入れしてあるので、ビガッと底光りしていながらも、カーフのように光り輝くような感じではなく、濡れたようなしっとりとした鈍い光沢なのです。
しかも、インナーに内革の無い1枚革のコードヴァンだからか、かなりソフトな履き味です。
通常のライニング付きのコードヴァンは比較的カチッとしているのですが、この1枚革のコードヴァンは手で触っても柔らかさがわかるほどでして、全く異なる履き心地です。
しかも、通常のオールデンのコードヴァンの靴と同様、インソールは足型がつくほどにかなり沈みこんで足にピッタリと吸い付いてきます。
ノーライニング・コードヴァンの魅力をタップリ堪能しました。

ノーライニング・コードヴァンは、通常は販売されず限定品扱いのことが多いのですが、この靴はシップスのセールで運良く入手しました。
とても、お買い得の掘り出し物だったと思います。
(ブルックスブラザースでは定番品でして、売っていることもあるようです。)


4/24(土) AUBERCYのホールカット・ノルベジアン(紺)

今日は、雨の天気予報ではありましたが、青空でしたし車での移動がほとんどなのでレザーソールでも問題無いと考えて、久し振りに紺色のホールカットをセレクトしました。
ゴルフに行く予定だったのですが、山間部が雪で中止になり、結局、街中に出かけたのですが、運良く雨にはほとんど遭遇しませんでした。
この紺色は、深みはありますが、どちらかというとブルーグレー系でして、屋外ではやや青を色濃く感じます。
ただし、派手さは無いので目立つほどでもなく、調度良い存在感です。
さらには、チゼル気味のスクエア・トゥから流れるような1毎革で仕上がっていることもあって、実際に履くととても美しく見えます。
アッパーにまでステッチの入るノルベジアン製法ではありますが、コバの張りもそれ程でもないのでごつい感じは無く、むしろスマートな印象です。
濃紺のパンツと黒系のジャケットに合わせましたが、当然ながら綺麗にまとまりました。
加えて、土踏まずまで伸びた芯の効果からか密着感が心地良く、履き味も最高です。
一般には出回っていない紺色の靴ではありますが、実際に履いていると足元が気にならなくなるほど良くできた靴です。
これから暖かくなる時期に相応しい靴でもあり、登場回数が増えると思います。


4/23(金) J.M.ウェストンのドゴール(ライトブラウン)

今日は、雨が降りそうな天気でしたので、レザーソールではありますが、ある程度の雨でも安心なドゴールをセレクトしました。
厚みのあるソールに加えて、頑丈なノルベジアン製法だからか、大雨には遭遇したことはありませんが、普通の雨でしたらこれまで水が浸入してきた経験はありません。
結局、通勤途中で運良く雨には当たりませんでした。
それにしても、大振りなボディに明るいライトブラウンですので、かなり存在感があります。
しかしながら、全体的に丸みを帯びた優しいデザインですし、元々軍人用だったとのことで足入れ部分が2重になるなどクラシカルな雰囲気もありますので、嫌味な感じは全くありません。
スーツにも、意外と違和感無く合わせやすい靴です。
しかも、タン部分が2重になってクッションのような効果があることと、返りが良いことで、ピッタリと吸い付くかのような履き心地です。
存在感と履き心地が両立した、「これ以上は無い靴」と思います。


4/22(木) ベルルッティのアレッサンドロ・ノルベジアン(スムースレザー)

今日は、強い光沢が目に留まって、ベルルッティのアレッサンドロをセレクトしました。
少々手入れをした後のせいか、蛍光灯の下の玄関先でも、色艶が目立っていたのです。
家を出ると太陽光の下、眩いばかりに一層輝いていました。
茶系中心に何色か重ね合わせられたパティーヌ(色付け)が施されて、惚れ惚れするような風合いです。
しかも、ホールカットですので、1枚革で造られて縫い合わせが無いので、その美しさがさらに強調されています。
スクエアなトゥに向けてポインティーなラストも、魅惑的な雰囲気を醸し出しています。
靴というよりも、芸術品と言っても過言ではない存在感です。
ベルルッティ以外では、このような靴は存在せず、「ベルルッティか、それ以外の靴か」と言うに相応しい靴と思います。。


4/21(水) オールデンのサドル風Uーチップ(ウィスキー・マホガニー)

今日は、雨の心配が無い天気予報でしたので、コードヴァンのUーチップをセレクトしました。
コードヴァンは雨に当たるとしばらく痕が取れないので、なるべく晴れた時に履くことにしています。
この靴はウィスキー色(ライトブラウン系)のコードヴァン主体に、マホガニー色のコードヴァンのサドルが合わせられた、AF1と呼ばれるカーメルの特注品です。
両色ともほとんど出まわらないコードヴァンが贅沢に使われた稀少な靴でもあります。
パンツの裾に隠れるとマホガニーコードヴァンのサドル部分が見えずに、ウィスキーコードヴァンのUーチップのようにも見えます。
このウィスキーコードヴァンは明るめな個体でして、艶っぽさがかなり目立ちます。
さらには、細身のアバディーンラストですので、無骨な雰囲気の多いオールデンの靴としては珍しく、かなり美しい靴です。
また、歩くとチラリとマホガニーコードヴァンが見えて、お洒落心をくすぐられました。
久し振りにこの靴を履いて、明るい気分になりました。


4/20(火) J.M.ウェストンのストレートチップ・メダリオン

今日は、特に何も考えずに、メダリオン付きのストレートチップをセレクトしました。
気がついたら、この靴を履いていた、そんな感じです。
ライトブラウンですしトゥにメダリオンが付いているのでソフトな雰囲気なのですが、オーソドックスなスタイルの外羽根式なストレートチップですので、ビジネス時に履く靴として適格な1足なのです。
紺色のスーツに合わせたので、少々目立ちはしましたが、ベルトも同じ色のJ.M.ウェストン製だったので視点が分散されましたし、全体コーディネートの中で足元は程よいアクセントになっていたように思います。
最近流行のロングノーズでは無くオーソドックスなスタイルですので、汎用性はとても高い靴と感じました。
メダリオンとピンキングがあるので多少遊び心のあるこの靴を履いていたからか、案件がたくさんあって慌しい1日でしたが、気持ちには余裕があってスムースにこなすことができました。


4/19(月) J.M.ウェストンのロジェ(ライトブラウン)

今日は、家を出る時には雨が降っていませんでしたが、天気予報では降水確率が高かったので、ラバーソールのロジェをセレクトしました。
ラバソールなので、雨でも安心なのです。
帰宅途中に雨に当たりましたが、全く問題がありませんでした。
ウェルト靴ですので完全防水ではないことから、水が浸入しやすい個体もあるようですが、この靴ではそんな経験はありません。
しかも、ややシェイプが効いたシルエットですので、スーツにも合います。
ソフトな印象のUーチップですが、スタイリッシュな雰囲気なのです。
とにかく、雨でも、妥協してレベルを落とすことなく履ける靴は、日本の気候ではとても貴重です。
この靴があるおかげで、天候を気にしないですむので、靴好きの私にとっては、精神衛生上にも少なからず効果があります。
天気を気にしない1日をすごすことができました。

この靴は、日本では定番カラーではありませんが、フランスでは定番です。
パリで買う靴として、お勧めです。


4/18(日) J.M.ウェストンのヨットシューズ

今日は、晴天でとても暖かかったので、夏に先駆けてヨットシューズをセレクトしました。
ローファーなどよりもやや明るめな紺色でして、ラバーソールであることもあって、海に似合う靴と思います。
海辺をドライブしたのですが、この靴を履いていたからかどうかわかりませんが、気分が良かったです。
白系のパンツと生成り系のカットソーに合わせて、まさに夏スタイルでした。
暑くなる前は夏が早く来ないかなと考えるのですが、この靴を履いて一層気持ちが盛り上がりました。
(暑くなると秋が恋しくなるのですが・・・)
今後さらに、登場回数が増えそうな予感がします。


4/17(土) ベルルッティのジョルダン

今日は、休日だからか何となく開放的な気分でしたので、スリッポンタイプの靴を履きたくなり、ベルルッティのジョルダンをセレクトしました。
バーガンディーの色合いが、曇り空の下で、一層シックに見えました。
しかも、アンティーク風のパティーヌ(色付け)がされていて、エイジングを感じます。
さらには、ビット飾りも鈍い輝きですのであまり目立たず、さりげない感じです。
シルエット的には細長いペンシル状のシルエットでして、これまでのベルルッティとは異なりますが、これはこれでオリジナリティー溢れるシャープなデザインです。
生成り系のパンツに合わせたのでコントラストがハッキリして存在感はありましたが、浮き立つことはなく意外と全体コーディネートに馴染んでいたように思います。
まだ発売して時間がたっていないシリーズですが、ベルルッティの新しい定番として、定着しそうな予感がします。


4/16(金) ウゴリーニのホールカット

今日は、スマートなシルエットが目に止まって、ウゴリーニのホールカットをセレクトしました。
とにかく、急激なトゥシェイプと低めの甲が特徴的な、いかにもス・ミズーラらしいシルエットです。
自分の足の形を考えると、このようなデザインの靴が足に合うようには思えないのですが、捨て寸をたくさんとりながらも心地良い履き心地が実現されています。
面で足を支えているわけではなく、点と線でバランス良く足をサポートしている感じです。
かなりシェイプの効いたデザインと程よい履き心地が絶妙なバランスで成り立っているのは、ハンドメイドのス・ミズーラの特徴と思います。
さらには、コバの出し縫いも含めたフルハンドメイドなので、微妙に均一でない部分があることもス・ミズーラらしさでして、何ともいえない人間味を感じます。
また、枯れたような風合いのアンティーク仕上げの色合いですので、ライトブラウンではありますが、意外と目立たない靴でもあります。
この靴が、当時は10万円程度でオーダーできたのは、とてもお買い得だったと、今さらながら感じます(現在は、値上げになっているようです)。
終日、満足感で一杯の足元でした。


4/15(木) ベルルッティのUーチップ・ノルベジアン・グレインレザー

今日は、無性にベルルッティの靴が履きたくなり、Uーチップをセレクトしました。
魅惑的なラインは他の靴では味わえないので、一度ベルルッティの靴が気になリ始めると、履くしか選択肢はありません。
特に、このUーチップは、スクエアなトゥに向けて急激にシェイプの効いたポインティーなシルエットが、低い位置にあるU型のステッチに強調されて、とてもセクシーな雰囲気を漂わせています。
羽根が上部にあることも、ロングノーズが強調された、いかにもベルルッティらしいデザインです。
ベネティアン・ラマと呼ばれるグレインレザーも、ブラウン系主体に凋み部分などのグリーン系がうまくからみあったパティーヌ(色付け)がされていて、絶妙な仕上がりです。
エイジングを重ねてきたかのような風合いなのです。
靴の芸術品と言っても過言ではありません。
とにかく、癖のある靴ですが、好きになるととことん好きになる可能性を秘めた靴と思います。
ちなみに、私はこの靴に魅せられてしまいました。


4/14(水) J.M.ウェストンの外羽根式ストレートチップ(ライトブラウン)

今日は、ノーマルなストレートチップをセレクトしました。
久し振りにもかかわらず、いつも履いているような感覚でした。
最近流行のロングノーズのシルエットではなく、オーソドックスなスタイルのストレートチップだからでしょうか。
実際、セミスクエアでトゥ・キャップが大きめなシングルソールの外羽根式ストレートチップですので、巷で良く出まわっている普通の靴のようにも見えます。
しかしながら、小傷こそありますが、長年履いている様子は見当たらず、耐久性の強さは他の靴との違いを感じます。
とはいえ、日焼けして適度に枯れた風合いですので、見た目にはエイジングを重ねた様子がはっきりとわかります。
明るいライトブラウンなのですが、意外と目立たず、さりげない存在感でもあります。
紺のスーツに合わせたので、色合い的に目立ってはいましたが派手さは全く感じず、全体コーディネートに馴染んでいたような気がします。
とにかく、J.M.ウェストンらしい、質実剛健な靴と思います。


4/13(火) J.M.ウェストンのプレテージクラブ・ストレートチップ(ライトブラウン)

今日は、瑞々しい輝きが目に止まって、ライトブラウンのストレートチップをセレクトしました。
この靴は、コンピューターで計測するJ.M.ウェストン独特のオーダー方法(プレステージクラブと命名されています)で出来上がりました。
とにかく、履き馴らしが結構大変なJ.M.ウェストンの靴としては、異例なほど買った当初から適度にタイトなフィッティングが維持されています。
デビューして間もなく出張に履いていったほどでして、「さすがは既製靴とは一味違う」と感じたものです。
さらには、羽根も数センチだけしか間の無い絶妙な仕上げになっているなど、丁寧な仕事が施されています。
デザイン的にも、レースステイ下部が盛り上がったプレステージクラブ特有の魅惑的なラインと、微妙に丸みを帯びたトゥが見事に調和して、魅惑的な雰囲気を感じます。
既製靴と同じ革を使っているとの説明を受けましたが、いかにも艶っぽいしっとりとした光沢を放っていて、上質な印象も高めています。
濃い色のスーツと合わせましたが、鞄とベルトを同じ色合いにしたので、それぞれがアクセントになって、足元だけが目立つことはありませんでした。
久し振りにこの靴を履いて、何と言いますか、魅了されてしまったような気分です。
暖かい季節になってきて、この靴の登場回数も増えそうです。

現在、J.M.ウェストンではプレステージクラブの新規サービス受け付けは実施していません。
マドレーヌ店の2階で受け付けていた頃が懐かしいです・・・。


4/9(金)〜12(月) J.M.ウェストンのストレートチップ・メダリオンドゴール(黒)

今日は、久し振りに、ライトブラウンのメダリオン付きのストレートチップをセレクトしました。
オーソドックスなスタイルの外羽根式のストレートチップなのですが、明るいライトブラウンであることとメダリオンがあることで、遊び心を感じます。
よく考えると、トゥ全面にパンチングが施された靴をあまり持っていないからか、長年履き続けているにもかかわらず新鮮な気分を味わいました(数ヶ月振りに履いたからでしょうか)
グレー系のスーツに合わせたので普通にまとまりましたが、何となくソフトな足元になったような印象です。
堅苦しさが薄くなって、発想が豊かになれそうな気がしますので、何かプランニングの予定がある時に履こうかなと思いました(今回は、実際にそのような機会はありませんでしたが)。
さて、以前も書きましたが、レザーソールのUーチップでサイズ選びに失敗(小さいサイズにしてしまいました)した後に買ったこともあって、やや大きめのサイズにしてしまいました。
中敷きを入れてもらって、ジャストサイズになりましたが、羽根は閉じきっています。
サイズ選びは、とても難しいことを当時痛感しました。
いつか、日本名ジスカール呼ばれる似たようなモデルに買い替えようかなとも考えています。

東京に出発する前に家に戻って、カジュアルなスタイルに着替えてドゴールに履き替えました。
天気予報では雨の心配がありませんでしたし、予報が外れたとしても少々の雨でもこのドゴールのレザーソールなら水が内部に浸入してこないことを経験済みだったからです。
天気予報通りずっと晴天でして、運よく雨に遭遇しませんでした。
それにしても、3泊4日履き続けましたが、全くびくともしませんでした。
シューツリー無しだったにもかかわらず、いかにも丈夫そうなボディの見かけ通り、型崩れの気配すらなかったのです。
元々が軍人靴だけあって、造りがかなり頑丈なことを体感しました。
ところで、黒ですのでどんな服装にも合わせやすく汎用性が高い靴でもあります。
さらには、履き味はまさに足にピッタリと吸い付くかのような心地よさです。
ですので、今後の数泊の外出時に履いていく靴の選択肢が増えました。
ただし、足音は、アスファルトなどを歩くとカツカツと響き渡ります。
ヒールにあるスチールプレートが原因なのですが、個人的には何でもオリジナルのままにすることにしているので、そのままにしています。
この足音を聞くといかにもJ.M.ウェストンの最高峰ドゴールを履いているとの気分になりますが、ラバーに替える方もいらっしゃるかもしれません・・・。


4/8(木) ベルルッティのアレッサンドロ・ノルベジアン(スムースレザー)

今日は、天気が良く気持ちも晴れ晴れしていたので、明るい色合いのアレッサンドロをセレクトしました。
しばらくブラッシングだけしか手入れしていないにもかかわらず、しっとりとした艶っぽさがあります。
さすがに、眩いばかりの輝きではありませんが、磨きこまれたマホガニーのような質感です。
しかも、何色もの色を使ってパティーヌ(色付け)されていて、良く手入れされてエイジングを重ねたかのような風合いです。
ホールカットですので、このベルルッティの靴にだけ使われる門外不出のベネティアンレザーの一枚革で覆われていて、靴と言うよりは芸術品といっても過言ではないと思います。
星空も見えるほどの晴天でもあり、気分良くベルルッティを堪能した1日でした。


4/7(水) J.M.ウェストンのドゴール(ライトブラウン)

今日は、久し振りにライトブラウンのドゴールをセレクトしました。
午後には雨の降る可能性がありましたが、レザーソールながらも厚みがあるからか雨でも水が浸入してこないことが経験済みなので、履いたわけです。
帰宅途中に、弱い雨に当たりましたが、全く問題ありませんでした。
それにしても、大振りなボディを明るいライトブラウンの革が覆っているので、結構目立つ靴です。
さらには、アッパーにまでステッチの入ったノルベジアン製法のコバも良く目について特徴的です。
同系色の茶系のスーツに合わせましたが、まさに足元主体のコーディネートになりました。
ただし、かなり派手な靴ですが、軍人靴だったとのことで足入れ部分が2重になるなどクラシカルな風合いもあって、実際に履くと意外なほど嫌味には感じません。
丸みを帯びたデザインなので、堅苦しさがほとんど無く、何と言いますか優しさがあるのです。
また、このごつい外見に似合わず、返りが良いことと2重になったベロ部分がクッションのように機能して、まさに足にピッタリと吸い付くかのような履き心地です。
圧倒的な存在感と履き心地の良さを両立した、J.M.ウェストンの最高峰の名にふさわしい靴と思います。


4/6(火) オールデンのウィングチップ

今日は、雨の心配が無い天気予報でしたので、コードヴァンのウィングチップをセレクトしました。
コードヴァンは雨に当たると痕がしばらく残るので、出来る限り晴れた時に履くことにしているのです。
それにしても、このウィスキーコードヴァンの鈍い濡れたような輝きには、うっとりさせられるほどの魅力を感じます。
光の当たる角度によって、色合いの濃淡が変化するように感じられることも、このウィスキーコードヴァンの特徴です。
とにかく、他の革では絶対に味わえない質感でして、オリジナリティーに溢れています。
さらには、ウィスキー色はコードヴァンでも稀少でして、めったに目にしません(この靴は、カーメルの特注品でして、AF21と呼ばれるモデルです)。
この稀少なウィスキーコードヴァンが惜しげも無く使われていることで、独特な質感を存分に感じられますし、履いていて満足感がとても高い靴です。
久し振りにこの靴を履いて、気分が良い1日でした。


4/5(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ライトブラウン)

今日は、いつもの週始めのように、スリッポンタイプのタッセルモカシンをセレクトしました。
春らしくなってきたので、本日より明るいライトブラウンのローテに変えました。
暖かくなって、気分も良くなり、明るい色合いにしたくなったのです。
この靴はパリでも定番カラーでなく、特別にオーダーしました。
革質は通常と同じとのことでしたが、スムース感がよくわかるしっとりとした上品な光沢が感じられて、通常よりもほんの少しですがグレードが高い革のように感じます(気のせいかもしれませんが)。
甲部分以外は、この上質な1枚革で覆われていて、いかにも上質感があります。
しかも、ベロ部分の付け根両側の三角状に小さく突き出たデザインがアクセントになって、引き締まった印象になっています。
小さな甲とこのデザインがうまくマッチしていて、オーソドックスなデザインの中に、いかにもJ.M.ウェストンとわかるオリジナリティーが感じられる素晴らしい靴と思います。
久し振りにこのライトブラウンの靴を履いて、気持ち的にも明るくなりました。


4/3(土)〜4(日) J.M.ウェストンのローファー(紺)

この週末は、疲れていて、簡単な買物に行っただけでしたので、履きやすいスリッポンタイプのローファーをセレクトしました。
青系の綿パンに合わせて、同系色にしようとだけ考えて、紺色にしました。
ただ、コーディネートを楽しむよりは、履きやすさでこの靴にした、というのが本音です。
深みのある紺色ですので合わせやすいですし、本当に便利な靴と思いました。

週末の2日間で1時間も外出していないのは、風邪でダウンして以来です。
目が覚めるまで寝て、基本的には何もしないで本を読んだりとゆっくりとすごしたので、リラックスできました。


4/2(金) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨が降っていたので当然のようにロジェをセレクトしました。
ラバーソールですし耐水性の強い革(※フッ素加工はされていなかったとのことです)なので、雨でも安心なのです。
昼頃には雨が上がって薄日も差してきましたが、ナローなシルエットのUーチップなので、スーツにも問題なく合います。
目立たないマットな質感のダークブラウンですので、当然ながら紺のスーツとの相性もよく、自然な足元になりました。
ロングノーズではなく比較的オーソドックスなスタイルであることも、肩の力が抜けてリラックスできます。
カジュアルに合わせても、お洒落にまとまりますし、汎用性もとても高いです。
いつも何気なく履いていますが、私にとってこの靴が無いことはもはや考えられないほどの存在です。


4/1(木) ジョンロブ・パリのシャンボールド

今日は、シャープなシルエットが目について、シャンボールドをセレクトしました。
ほどよくトゥ・シェイプが効いたナローなラインとU型のステッチがとてもバランスが良くまとまっていて、端正なフォルムとなっています。
とにかく、どこから見ても美しいUーチップです。
ややトゥ部分が光るように手入れしたのですが、良い靴との印象がさらに強まりました。
歩いている時にパンツの裾からチラリと見えるトゥの存在感が増して、足元が一層華やかに感じられるようになったのです。
ストレートチップのようにトゥ部分の光沢を少し強くするだけで、エレガントな雰囲気がより増しました。
ですので、濃紺のスーツに合わせたのですが、まさに足元主体のコーディネートになりました。
華麗なスタイルのUーチップを楽しむには、この靴がお勧めです。


3/31(水) J.M.ウェストンの内羽根式ストレートチップ(ダークブラウン)

今日は、特に何も考えずにストレートチップをセレクトしました。
何の飾りも無いプレーンな内羽根式ストレートチップですので、ビジネス時にこの靴を履いていると無難にまとまるとの潜在意識があったのかもしれません。
実際、流行のロングノーズでもなく、セミスクエアでシングルソールのオーソドックスなスタイルです。
色合い的にも、あまり目立たないダークブラウンでして、一見すると巷によく出回っている普通の靴のようです。
しかしながら、数年履いた今でも、近くで見ないとわからない程度の小傷がついている以外は買った当初と同様な状態ですし、しっかりと足全体をホールドしてくれる履き心地の良さも変わりません。
目立つほどではありませんが、しっとりとした上質な光沢も買った頃と同様にあります。
高いクォリティーを維持していることから、見えない部分にも手を抜いていないことは明らかです。
とにかく、目立たない存在ながらも、実際に長年履いていると良い靴と実感できる靴です。
さらには、シンプルなデザインですので、どんなスーツと合わせても主張することなく、全体コーディネートにうまくマッチします。
黒系のスーツと合わせたのですが、足元が目立つことなく、さりげなくまとまりました。
まさに、いぶし銀のような靴です。
今後とも、リペアしながら、ほぼ一生履き続ける靴と思います。


3/30(火) ジョンロブ・パリのマッタ(ダークブラウン)

今日は、極上の光沢を放っているシングルモンクのマッタをセレクトしました。
玄関先の蛍光灯の下でも、目立っていたのです。
とはいえ、嫌味な感じはなく、革の内面から底光りする、磨かれたアンティーク品のような上品な輝きです。
ブラッシングして、乾拭きするだけでも、十分に光ります。
程よくトゥ・シェイプが効いた端正なシルエットと、甲上部全体に広く覆われた極上の革質の相乗効果で、エレガンスを強く感じさせます。
クラシカルなシングルモンクストラップ付きの靴ですので、スーツにも良く似合います。
紺のスーツに茶系のネクタイを合わせたので、足元と一体となったコーディネートになっていたと思います。
とにかく、既製靴最高品質の靴を履いていることを、実感しました。

今日も、少々緊張感のある宴会がありましたが、レースアップの靴よりも履くのが楽でしたので、終了後にもうまく対応できました。
スリッポンタイプほどではありませんが、靴の脱ぎ履きが必要なシチュエーションでも、かなり便利です。


3/29(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ダークブラウン)

今日は、週初めなので、例によってスリッポンタイプのタッセルモカシンをセレクトしました。
長年習慣化しているので、この靴を履いて歩き始めると、仕事モードに頭が切り替わります。
私の足にこのラストはピタリと合っているのか、履いているのをつい忘れる程の履き味なのです。
スタイル的にも、小さめな甲がスタイリッシュに感じられて、スリッポンタイプではありますが、スーツにも合います。
当然ながら、脱ぎ履きは楽でして、宴会が合ったのですが、終了後もスムーズでした。
レースアップの靴ですと、履くのに何かと時間がかかりますので、スリッポンタイプの便利さをいつもながら実感しました。
スーツにも合わせられるスリッポンタイプはとても貴重です。


3/28(日) ベルルッティのジョルダン

今日は、春らしい暖かい天気でしたので、スリッポンタイプを履きたくなり、ジョルダンをセレクトしました。
黒系主体の服装だったのですが、バーガンディー色はシックな色合いですので、とてもよく似合います。
ビット部分も派手ではなくアンティーク風にも見えてさりげない雰囲気ですので、濃い色の服装に合わせても目立つことなくコーディネートは綺麗にまとまりました。
それにしても、ペンシル状のシルエットに加えて、トゥに向けて下がり気味のステッチが特徴的で、とても印象に残るデザインの靴です。
私が持っている他のベルルッティの靴とは多少雰囲気が異なり、直線的でシャープなフォルムも、先鋭的な感じがします。
これはこれで、他のブランドとは異なるオリジナリティーが表現されていて、ベルルッティらしい靴と思います。
ハーフ・ラバーソールだからか、履き味もベルルッティとしてはやや硬めで、カッチリしています。
このダンディ・ソバージュと呼ばれるスリッポンタイプのシリーズは発売されて間もないですが、ベルルッティの新しいスタンダードとして定着しそうな気がします。


3/27(土) ベルルッティのアレッサンドロ(楔型ステッチ入り)

今日は、晴れていたので、明るい色合いのアレッサンドロをセレクトしました。
前回デビューさせて以来結構時間が空いていたので、早く履きたい気分でもありました。
ライトブラウン主体に色むらをつけて、エイジングを重ねたかのようなパティーヌ(色付け)がされていて、いかにもベルルッティらしい風格を感じます。
しかも、ヴィヴィットに輝く光沢は、とても存在感があります。
さらには、アッパーに楔型のステッチが入っていることで、美しいシルエットが一層締まった印象に見えます。
メリハリのある魅惑的なポインティーなシルエットを、一層強調しているように感じるのです。
このステッチがあるだけなのですが、何もステッチの無いタイプ(通常のアレッサンドロ)とは全く異なる靴のようにさえ感じます。
ポインティーなシルエットと美しいパティーヌに、独特の楔型のステッチが加わって、まさに芸術品のような佇まいです。
生成り系主体の明るい服装に合わせましたが、足元は比較的目立っていたかもしれません。
春らしさを足元からも感じられて、気分の良い1日でした。

元々ソフトな履き心地のベルルッティなのですが、ノルベジアン製法のアレッサンドロよりも、マッケイ製法であるからかソフトな履き味です。
マッケイ製法の靴は、ソールを何度もリペアすることはできないそうですが、靴の数がある程度揃ったのでヘビーローテションで履くこともないであろうことから、あまり心配していません。


3/26(金) ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000(ダブルモンク・Uーチップ)

今日は、ノーブルな雰囲気が目についてジョンロブ・パリのヴィンテージ2000をセレクトしました。
ダブルモンクストラップ付きの靴は元々上品なのですが、ストラップが上部にあることと、低い位置にU型のステッチがあるので、ノングノーズを強調していて、近づきがたささえ感じさせる崇高な佇まいです。
さらには、スクエアトゥ、スペードソール、シームレス・ヒール、スキンステッチなどと、靴好きを刺激するディテールもたくさんあって、威光を感じる程です。
数年履いて、ある程度色落ち(わざと色落ちしやすくしてあるとのこと)して、適度に履き皺も入って、自分のオリジナルのように感じられるようになって、何とか慣れました。
無難にグレー系のスーツに合わせましたので、普通にまとまりました。
革は枯れたような風合いですし、デザインは存在感があるのものの色艶はそれ程強くはないので、全体コーディネートしだいではそれ程は主張しない靴でもあります。
この靴を履く楽しみを感じられるようになりました。


3/25(木) ジョンロブ・パリのマッタ(ダークブラウン)

今日は、シングルモンク付きのマッタをセレクトしました。
上品な存在感そのものが目についたこともありますが、宴会の予定もあったので、脱ぎ履きがしやすい靴にしようとの思いもありました。
宴会終了後も、まわりの流れを止めることなくスムースに行動できましたので、この靴を履いた効果を実感しました。
それにしても、上質感を存分に感じられる靴です。
トゥ・シェイプが効いた流麗なシルエットと甲上部を覆った極上の1枚革が見事に調和して、いかにも良い靴に見えるのです。
この靴を履いていると「良い靴を履いていますね。」と声をかけられることも多く、靴に特段興味の無い普通の方が見ても色艶などに”違い”を感じることができるようです。
いつも書いていますが、手入れが行き届いた趣味の良いアンティークの調度品のような佇まいです。
黒系のスーツに合わせましたが、まさに足元主体のコーディネートになりました。
クラシカルなシングルモンクですのでスーツにも、とても良く合います。
便利さと極上感を両立した、比類なき靴と思います。


3/24(水) ベルルッティのUーチップ・ノルベジアン・クラブライン(グレインレザー)

今日は、天気も良く明るい色合いの靴を履きたくなり、久し振りにベルルッティのUーチップをセレクトしました。
ベネティアン・ラマと呼ばれるグレインレザーに、ブラウン系とグリーン系を主体に何色も加えられたパティーヌ(色付け)が施されています。
普通の革よりは光沢はあるものの、通常のベルルッティのベネティアンレザーと比較すると、型押しされているからか光沢が控えめになっています。
ですので、エイジングを重ねたかのような独特の風合いも醸し出しています。
さらには、スクエアなトゥに向けて急激にシェイプの効いたポインティーなラストと、この革質が調和して、品の良いアンティークの芸術品のようにも感じます。
また、アッパーにステッチの入ったノルベジアン製法ですが、コバの張りなどは目立ちませんし、履き味もとてもソフトです。
癖の強いデザインですが、いかにもベルルッティらしい靴ですので、最初からベルルッティらしさを楽しみたい方にはお勧めです。

ベルルッティの靴は、オールソールリペアできる回数が少ないブレーク製法が多いのですが、このノルベジアン製法はリペアの心配もあまりありません。
個人的には、ベルルッティの靴はリペアを気にしないでがんがん履く靴とは考えていませんが、返りも良いからかトゥの磨耗もあまりありませんし、耐久性は意外と強そうな気がします(長年履いているわけではないので、あくまでも想像です)。


3/23(火) ジョンロブ・パリのフィリップ(ダークブラウン)

今日は、プレゼンテーションがあったので、気を引き締めるためにフィリップをセレクトしました。
個人的に、何かの節目には、このフィリップを履くことが多いからか、自然と気分が高揚します。
凹凸の少ないウルトラスムースの革は、アンティーク家具のように底光りして、比類無き存在感を示しています。
さらには、程よくトゥ・シェイプされて全体に流れるような華麗なシルエットは、全くスキがありません。
キャップ部分に横にパーフォレーションが入っただけのプレーンなデザインですが、エレガントな雰囲気を存分に醸し出しています。
実物を単品で見ると近づき難ささえも感じますが、巷によく出まわっているラウンド・トゥのパンチド・キャップトゥであることもあって、実際に履くと普通の靴のようにも見えます。
一般には普通の靴に見えて、知っている人が見るとフィリップと一目でわかる、そんな感じです。
欠点が無いことが欠点とさえ思える、そんなパーフェクトな靴と思います。


3/22(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨の天気予報でしたので、当然のようにロジェをセレクトしました。
帰り際に、傘が必要でない程度の小雨に遭遇した程度でしたので、レザーソールの靴を履いていたとしても問題ありませんでしたが、この靴を履いていたおかげでオフィスにいる間も天気を心配することはありませんでした。
そういう意味では、実際に雨に対する効果もありますが、降っていなくても精神的な安心感を与えてくれます。
雨が降りそうな空模様でレザーソールの靴を履いてると、靴好きの宿命で、どうしても天気が気になってしまいます。
しかも、ラバーソールではありますが、スタイリッシュなUーチップですので、晴れていても足元は万全です。
さらには、マットな質感の革ですので、光沢があまり目立つことはなく、さりげない存在感です。
ソフトな印象なUーチップながらスーツとの相性も、悪くありません。
グレー系のスーツに合わせたので、当然ながらコーディネートは万全でした。
雨が降っていなくても、問題無く履けますし、洗練された足元を演出してくれる靴です。


3/21(日) J.M.ウェストンのローファー・スエード(黒)

今日は、ゴルフに行ったので、ゴルフシューズに履き替えやすいようスリッポンタイプのローファーをセレクトしました。
晴天でしたので、明るめの色合いにしようか迷いましたが、そろそろスエードも履く機会が少なくなる(特に黒)かもしれないと考えました。
暖かい季節に履いても問題無いのですが、ウールなどと質感が似ているので温かみのある革質なので、寒い時期に履きたくなるのです。
ちなみに、ジャケットの上に黒のウールのアウターを羽織っていたので、相性は良かったです。
光沢が無く目立たないので、さりげない足元になるのも好印象です。
小粋なスタイルは感じますが、多少は足元が主張するスムースレザーとは全く違う靴にさえ感じます。
しかも、履き心地もかなりソフトでして、足にピッタリとします。
もしかしたら、来期までしばらく履くことは無いかもしれないことから、深い感慨を覚えました。


3/20(土) J.M.ウェストンのローファー(紺)

今日は、晴天でしたので、青系の靴を履きたくなり、紺のローファーをセレクトしました。
サッカー観戦に行ったのですが、清々しい気分でもあり、気がついたらスリッポンタイプを履いていました。
カジュアルな濃紺のコーデュロイのスーツ(応援中はユニフォーム着用)に合わせましたので、コーディネート的に統一感がとれていたと思います。
深みのある青ですが、燦燦と輝く陽光の下、結構目立っていました。
真っ青の晴天に、足元の青がさえわたり、とても美しい靴です。
何と言いますか、こんな晴れの天気に屋外でサッカー観戦できた喜びを、足元からも感じていました。
段々と暖かくなるにつれて、さらに登場回数が増えそうな気がします。


3/19(金) ウゴリーニのホールカット

今日は、晴天でしたので、明るい色合いにしようと考えて、ライトブラウンのウゴリー二をセレクトしました。
メリハリのある綺麗なラインが目立っていたことも、履いた理由です。
この靴は、私にとって唯一の人手によるス・ミズーラです。
急激なトゥ・シェイプと低めな甲でメリハリあるシルエットとなっており、いかにもス・ミズーラらしさを感じます。
しかも、面で密着しているわけではありませんが、ヒールと土踏まずと側面が適度にサポートしていて、履き心地も悪くはありません。
コバの出し縫いも含めたハンドメイドとなっており、多少のゆがみもあって、人間味もあります。
自分の足型を考えると、このデザインが足に合うようには思えませんが、捨て寸を大きくとりながら、デザインと履き心地がぎりぎりのところでバランスがとられています。
既製靴で両方を実現することは、やはり不可能なので、ス・ミズーラの底力をまざまざと感じます。
紺系のスーツに合わせてコントラストを楽しみましたが、アンティーク風な仕上げになっていることもあって浮き立つこともなく、意外と全体コーディネートにも馴染んでいたように思います。
評判がとても良いスピーゴラの鈴木氏の師匠とのことですが、それもよくわかるような気がします。


3/18(木) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、霙模様でしたので、ラバーソールのロジェをセレクトしました。
この時期ですので、さすがに路面に雪は積もらないと考えましたが、アスファルト上こそ雪が融けていたものの、ほんの少しですが木の上などには雪が積もっていました。
とはいえ、歩いた道には雪は無く、全く問題がありませんでした。
それにしても、完成されたデザインのUーチップです。
程よくトゥシェイプの効いたシルエットを、適度な大きさのU型のステッチが引き立てています。
重ね縫いされていることから、ステッチが立っていないので、ラインが切れることなく流れるようなフォルムとなっています。
しかも、ロングノーズではなく比較的オーソドックスなスタイルですし、ラウンドトゥですので、親しみのあるデザインです。
グレー系のスーツに合わせたのですが、靴は目立たずに全体コーディネートと一体となった足元になったように思います。
ソフトな印象なUーチップですので、カジュアルにも合わせられますし、汎用性がとても高い靴でもあります。
とにかく、1足持っていると、天候を気にする必要がありませんし、コーディネートの幅が広がります。


3/17(水) ジョンロブ・パリのシャンボールド

今日は、日帰り出張だったのですが、雨の心配の全く無い天気予報でしたので、レザーソールの靴にしようと考えて、シャンボールドをセレクトしました。
土踏まず部分よりも前部はダブルでクッションが良く、後ろはシングルなので返りも良く、両方のいいとこ取りをした素晴らしい履き心地なので、長時間履いても問題ないと考えました。
カッチリした履き味ですので、ピッタリと足に合って体重を受けとめてくれて、履いていて疲れませんでした。
出張で1日歩き回ったので、この靴のエレガンスを感じる余裕はなく、剛性感に溢れた(何と言いますか、安心できる)履き心地を感じました。
しかしながら、ホールド感があってカッチリと足を押さえているからか、さすがに帰りの新幹線の到着時には、やや足先と踵が疲れ気味になりました。
駅に到着して歩き出すと回復したので、新幹線で2時間歩かずにがっちりと固定されていたので、血行が良くなかったのかもしれません。
いずれにしても、この靴の剛性感は相当のレベルであることは確かです。


3/16(火) J.M.ウェストンの内羽根式ストレートチップ(ダークブラウン)

今日は、久し振りにプレーンな内羽根式ストレートチップをセレクトしました。
セミスクエアでシングルソールの何の変てつも無いストレートチップなのですが、いかにも上質感を感じます。
ほのかに内部から輝く革は、派手さこそありませんが、均等な革質ですし、耐久性は最高レベルです。
革だけでなく、見えない部分の造りも良いからか、特に耐久性が高く、経年変化をあまり感じません。
デザイン的にも、流行のロングノーズではありませんが、逆に流行に左右されることはないので、ほぼ一生履き続けることができると思います。
プレーンなストレーチップですが、目立たないダークブラウンですし、フォーマル感は薄いので、スーツとの相性も当然ながら良いです。
紺のスーツと合わせましたが、当然ながらコーディネートは万全でした。
まさに、永世定番と言っていい靴と思います。


3/15(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ダークブラウン)

今日は、週初めの個人的な習慣に従って、足入れが楽なタッセルモカシンをセレクトしました。
私の足型に合っているからか、馴らしに苦労することが多いJ.M.ウェストンの靴ではありますが、買った当初から程よいタイトフィットが維持されています。
スリッポンタイプですので、馴染むにつれて踵が抜けやすくなるなど緩くなるかもしれないと心配しましたが、そんなことはありませんでした。
踵部分はライニングがなく革がむき出しになった滑りにくい処理になっていたり、1枚革で覆われているにもかかわらず土踏まず部分の密着感もあり、丁寧な仕事が施されています。
7割以上ハンドメイドの7分仕立てらしい造りの良さを、履けば履くほどに感じます。
デザイン的にも、ベロ部分つけ根の両側から小さく突き出た三角状のデザインが全体を引き締めて、端整なフォルムを演出しています。
さらには、タッセル飾りがネクタイと相性が良く、スーツとも合います。
濃いグレンチェックのスーツと合わせましたが、普通にまとまりました。
とにかく、長年使っていることもあって、履いていてホッとする靴です。


3/14(日) ベルルッティのアンディ

今日は、天気も良かったので、明るめの色合いの靴が履きたくなり、アンディをセレクトしました。
明るいライトブラウンを主体に、何色かを加えたアンティーク風に見えるパティーヌ(色付け)が施されています。
しかも、太陽光を存分に浴びて、眩いばかりの光沢を放っています。
急激にトゥ・シェイプが効いたポインティーなシルエットに大きめなベロ部分が加わって、メリハリのきいた美しいデザインが引き立っています。
最近でこそ似たようなデザインの靴もありますが、まさにベルルッティらしいデザインです。
私も最初は違和感を覚えたのですが、この魅惑的なラインは好きになるととことん好きにさせる魅力を持っていると思います。
今では、惚れてしまうほど、気に入っています。
生成り系の綿パンに薄手の綿ジャケットと爽やかな服装に合わせたのですが、綺麗にマッチしていました。
足元は目立っていましたが、全体的に明るめなコーディネートでしたので、違和感はありません。
とにかく、靴というよりも、芸術品といってもいいような佇まいを存分に堪能しました。


3/13(土) J.M.ウェストンのゴルフ(紺)

今日は、出かける頃には雨は上がっていましたが、直前まで雨が降っていて路面は濡れていたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
レザーソールですと、水が染みてくることもあるので、やはりラバーソールの方が安心なのです。
その後は晴れて、日も照っていましたので、外では青系を結構感じました。
暖かくなってきているので、気候的にもこの爽やかな青は、とても冴え渡っていました。
とはいえ、深みのある色合いですので、嫌味なところは感じられません。
青系の綿パンと黒に近い濃紺のコーデュロイのジャケットに合わせて、同じ色合いの濃淡で遊びながら季節感を出してみました。
丸みを帯びてコロンとしたスタイルが、カジュアルスタイルに良く似合います。
ラバーソールなのでやや硬めながら、しっかりと足に馴染んでいるので、履いていてとても楽です。
とにかく、この靴を履いていて、心身ともに心地良かったです。

家に帰って、軽くブラッシングしていたら、Uー型のステッチの履き皺が入る部分に一部隙間ができているの見つけました。
それ程は大きくありませんし、これも履き込んだ結果の味わいとして、特にリペアすることなく、そのまま履き続けようと思います。


3/12(金) ジョンロブ・パリのシャンボールド

今日は、エレガントなスタイルに惹かれて、シャンボールドをセレクトしました。
シェイプの効いたラウンドトゥから流れるようなシルエットが、U型のステッチとバランスがとれていて、とにかく端整な靴です。
全体的にシャープなラインが、スキの無い美しいフォルムを強調しています。
フィリップなどのトップラインの革ほどのしなやかさはありませんが、瑞々しい光沢は十分に感じられます。
やや厚みがあるからか、履き皺も適度に入るのですが、これはこれで味わい深いです。
この履き皺と、トゥに処理されているハンドメイドのスキンステッチの効果で、スキの無いジョンロブ・パリの靴としては、親しみやすさを適度に感じさせます。
ストライプ入りのダークグレーのスーツに合わせましたが、シャープな雰囲気を出すのに、足元も一役かっていたと思います。
さらには、歩いて通勤したのですが、剛性感溢れる履き心地も十分に楽しめました。
とにかく、履けば履くほどに魅力を感じる靴です。


3/11(木) J.M.ウェストンのロジェ(黒)

今日は、今にも雨が降りそうな空模様でしたので、迷うことなくロジェをセレクトしました。
途中で雨が降ってきたので、このラバーソールの靴にして正解でした。
雨でも、妥協しないで履ける靴の存在は、とても貴重です。
といいますか、雨の多い日本では、当然必要な靴になっています。
しかも、程よくシェイプの効いたラインと、U型の重ね縫いされたステッチのバランスが良く、洗練されたUーチップです。
本来ソフトな印象が強いUーチップですが、スーツに合わせてもマッチします。
特に、黒は汎用性が高いです。
濃紺のスーツに合わせたので、当然ながらコーディネートは自然にまとまりました。
とにかく、私にとっては、この靴が無いことは考えられないほどの存在になっています。


3/10(水) ジョンロブ・パリのフィリップ(ダークブラウン)

今日は、晴天でしたので、気分良くフィリップをセレクトしました。
この時期に晴天になることはかなり少ないので自然とうれしくなり、このエレガントな靴を履きたくなったのです。
とにかく、数年履いた今でも、新品と見間違うような状態を維持していて、その上質感から他の靴との違いを実感できます。
特に、カーフにしては信じられないほど凹凸の無いウルトラスムースな革が惜しげもなく使われていて、ヴィヴィッドな光沢を放っています。
同じ個体の牛の革から造られているとのことで、革質の差も全くありません。
磨けば磨くほどに、艶っぽさが増して、趣味の良いアンティーク品のような佇まいです。
さらには、程よくトゥ・シェイプの効いたシルエットも、その華麗な雰囲気造りに一役かっています。
グレー系のスーツに合わせましたが、華やかな靴ですので、まさに足元主体のコーディネートになりました。
エレガンスの極みを存分に味わいました。

シングルソールですが、カッチリとした剛性感溢れる履き心地です。
数年履いて、ほぼ馴染んでいるのですが、硬めな履き味を維持していることにも造りの良さを感じます。


3/9(火) J.M.ウェストンのロジェ(ライトブラウン)

今日は、雨模様の天気でしたので、当然のようにロジェをセレクトしました。
黒、ダークブラウンと履いたので、残りのライトブラウンにしました。
朝方は結構強い雨が降っていましたが、ラバーソールなので全く水が浸入してきませんでした。
ウェルト靴ですので、完全防水ではないので水が染みてくる場合もあるそうですが、この個体はそんなことはないようです。
明るいライトブラウンですので、マットな質感ではありますが、比較的存在感があります。
紺系のスーツに合わせて、コントラストを楽しみました。
とはいえ、ベルトと鞄を同系色にしたので、目線が分散されたので、意外と目立たなかったようにも思います。
明るい色合いですので、これから暖かくなってきたら、さらに登場回数が増えそうです。


3/8(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、小雪がちらつく空模様でしたので、ラバーソールのロジェをセレクトしました。
黒は一昨日履いたばかりですので、濃茶のスーツに合わせて、ダークブラウンにしました。
最近の情報ではフッ素加工はされていないとのことですが、通常のカーフよりは耐水性の強いマットな質感の革なので、あまり目立ちません。
ダークブラウンという目立たない色合いなこともあって、スタイリッシュなUーチップですが、さりげない印象です。
比較的細身で洗練されたスタイルなので、スーツにも合わせても、きれいにマッチします。
とにかく、天候に関係無くビジネスに合わせられるので汎用性が高く、この靴があるおかげで天候をあまり気にしないで済む貴重な存在の靴です。

ロジェのダークブラウンは、フランスでは定番カラーではありません(日本では定番)。
約30%の追加料金を払って、カラーオーダーして、約3ヶ月後に完成しました。
送料は結構かかりますが、完成後に日本に送ってもらうことも可能なようですので、パリに行った時にオーダーしてゲットなさるのも一つの入手方法と思います。


3/7(日) J.M.ウェストンのゴルフ(黒)

今日は、車で少しだけ出かけただけですが、雪もちらつく空模様でしたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
積もるほどの雪ではありませんでしたので、当然ながら水が浸入してくることは全くありませんでした。
今年の冬は、雪があまり積もらなかったこともあって、このゴルフでもそれ程は問題を感じませんでした。
ソールの接地面にステッチがあるので、融け気味の雪道では水が染みてくる不安がありましたが、本格的に積もったのはほんの数日だけだったからです。
さて、短時間の外出ではありましたが、一応濃紺の綿パンと黒系のジャケットスタイルでしたので、濃い色の黒の足元にしました。
同系色主体のコーディネートでしたし、コロンとして丸みを帯びた可愛らしいシルエットが、カジュアルスタイルにはピタリと似合っていました。
マットな質感のアッパーも、ワイルドな雰囲気を醸し出していて、雪模様の風景にも似合っていたと思います。
特に黒は合わせる服装を選びませんし、カジュアルスタイルで迷ったらこの靴を履いていると安心です。
しかも、短時間であっても雨天時に出かける必要がある際に、靴の心配をする必要が無いのは、とてもありがたいです。
便利ですのでフランス旅行に何度も履いて行っています。
J.M.ウェストンでも最も人気のあるモデルであることが良くわかります。


3/4(木)〜6(土) パラブーツのストレートチップ  J.M.ウェストンのロジェ(黒)

4日は、朝方に薄っすらと雪が積もっていたので、雪に強いパラブーツのストレートチップをセレクトしました。
大地との接地面にステッチの無いラバーソールなので耐水性が高いからか、これまで雪の中を何度か履いても問題が無かったので、安心して履いたわけです。

ウェルト靴ですので完全防水では無いとのことですが、頑丈なノルベジアン製法で接合されたラバーソールに加えて、オイル分の多いワクシーレザーが使われているので、耐水性はかなり強いです。
当然ながら、それ程深くは無かったこともあって、雪の中を歩いても全く問題がありませんでした。

そのまま、東京出張に行こうかとも考えましたが、新潟でも昼頃にはほぼ雪が見えなくなっていましたし、東京では雪の心配は無いので、ロジェに履き替えました。

スーツには、白いステッチと丸みを帯びたシルエットでややワイルドな印象の強いパラブーツよりも、程よくトゥ・シェイプの効いたロジェの方が合うからです。

レザーソールにしようかとも迷いましたが、新潟では路面が濡れている所もまだありましたし、天候の変化がどうなるか予想がつかない不安感がありました。
それで、ロジェにしたのですが、スタイリッシュなUーチップなので、ラバーソールではありますが天候に関係無くスーツにマッチしますので、迷ったらこの靴にすることにしています。

結局、天気予報で50%程度の予報だったにもかかわらず、運良く東京では雨に遭遇しませんでしたが、空模様の心配は全くしないで済んだこともあって、精神衛生上もこの靴にして良かったと思います。

さらには、ラバーソールなので、レザーソールの靴よりも型崩れがしにくいからか、2泊3日長時間にわたって履き続けましたが、シューツリー無しにもかわらず靴の状態には全く問題はありませんでした。

短期間のビジネス出張ではこのロジェを持っていったら安心です。

3/3(水) ジョンロブ・パリのマッタ(ダークブラウン)

今日は、シングルモンクのマッタをセレクトしました。
夜に宴会の予定があったので、何となくこの靴にしようと考えました。
モンクストラップを付けるだけですので、スリッポンタイプほどではありませんが、レースアップよりも脱ぎ履きが楽なのです。
それにしても、最上質な革を存分に楽しめる靴です。
甲上部の1枚革の面積が広くて、良く手入れされた趣味の良いアンティーク品のような、底光りする輝きを堪能しました。
革質だけでなくて、隙間の少ないベベルドウェイスト、均一なコバの張リ具合など、丁寧な仕事が施されています。
とにかく、買ってから数年たった今でも、新品の靴と間違えられるほどのクォリティを保っています。
濃い色合いのスーツに合わせましたが、カテゴリー的にはクラシカルなシングルモンクですので、当然ながらマッチしていました。
ジョンロブ・パリのトップラインだけあって、他との違いを明らかに感じられる靴です。
スキの無さが欠点とさえいえる、まさにパーフェクトな靴と思います。


3/2(火) ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000(ダブルモンク・Uーチップ)

今日は、ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000をセレクトしました。
玄関先で、なんともノーブルな佇まいが、目についたのです。
ダブルモンクが上部に位置していてスクエアトゥから伸びるロングノーズが強調された崇高なデザインです。
さらには、程よく枯れたような色合いの革が、ノングノーズなので広い面積を占めていて、いかにもアンティークな風合も感じられます。
最初は、近づきがたいとさえ感じていましたが、しっかりと履き皺も入るほど履き込んだ結果、やっと慣れてきました。
私が慣れたというよりも、靴の方から歩み寄ってくれたような感じです。
ジョンロブ・パリの靴としては、色落ちもしますし履き皺が残りますが、その分オリジナルな1足に育ったような気がします。
グレー系のスーツに合わせましたので、色合い的にはマッチしてしましたが、やや細身のパンツに合わせて靴全体が見えましたので、やや靴が主張していました。
程よい存在感の足元がアクセントになって、足元主体のコーディネートになりました。
以前なら、この靴に関しては、なるべく目立たせないようにすることが多かったのですが、靴の存在感を楽しむことができました。


3/1(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ダークブラウン)

今日は、週始めの個人的習慣に従って、スリッポンタイプのタッセルモカシンをセレクトしました。
朝一番に足入れする時に、スリッポンタイプですと紐を結ぶ必要が無いので、あれこれ考えないで済みますし、足に合っているからか歩いてすぐに自然と仕事モードに頭が切り替わるのです。
J.M.ウェストンの靴の中でも、このラストは特に私に合っているからか、馴らしもあまり必要なく履き始めからピッタリでした。
スリッポンタイプですので、ルーズになるかもしれないと心配したほどでしたが、その後も適度にタイトな心地良いフィッティングを維持しつつ馴染みました。
甲以外はヒールでのみ接合された1枚革で覆われていながら土踏まずの密着感を実現しているのも、履きなれた今では普通のことのよう感じていますが、最初は驚きすら覚えました。
しかも、何気なく付けられているタッセル飾りも、中央付近にピタリと収まるなど、細部に渡って妥協の無い造りになっています。
7割以上ハンドメイドの7分仕立てとのことで丁寧な仕事がされていることが、実感できます。
デザイン的にも、ベロ付け根部分の両脇から小さく突き出た三角状のデザインがアクセントになって、オリジナリティーを実現するとともにシャープな雰囲気になっています。
また、程よくトゥシェイプが効いたラインと小さめの甲の調和がとれていて、いかにもスタイリッシュなデザインなので、スーツにも合わせやすいです。
紺系のスーツに合わせたのですが、無難にまとまりました。
とにかく、私にとっては、とってもお気に入りの1足となっています。
J.M.ウェストンの靴の中では、ドゴール、トリプルソール・ウィングチップの次に高価なプライスが付けられていることも理解できるような気がします(ドゴール以外は日本では売っていませんので、フランス価格での比較)。


2/29(日) J.M.ウェストンのゴルフ(紺)

今日は、雨模様の天気でしたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
生成りのパンツと薄茶のジャケットとライトな服装だったので、爽やかな色合いの紺色にしました。
濃い色合いではありますが、途中で雨も上がって曇り空になったので、青系も感じられたので春らしいコーディネートになりました。
深みのある色合いですので、第一印象ほどの派手さはありませんし、比較的合わせやすい色です。
最初は暖かい季節に合わせようと考えて買ったのですが、季節に関係無く履ける靴と思います。
靴としては、それほど一般的ではない紺色ですが、さりげなく違いを感じさせてくれて、とても気に入っています。

この靴は、定番カラーではないので、パリのショップにカラーオーダーして出来上がりました。
価格が約30%アップですし、出来あがりまで3ヶ月位かかりますが、自分のお気に入りの1足が欲しい方にお勧めです。
パリに2回行く予定が無くても、送料はかかりますが、出来上がり後に送ってくれるそうです。


2/28(土) J.M.ウェストンのローファー・スエード(黒)

今日は、何となくスエードのローファーをセレクトしました。
日増しに暖かくなってきているので、そろそろこのスエードと相性の良いアウターを羽織る季節も終わりになりつつあります。
暖かくなってから履いても問題無いのでしょうが、ウールなどごつごつした質感のアウターと合わせることができなくなるので、今の内に履いておこうとの思いが心の中にあったともいえます。
スムースレザーのような光沢はありませんが、ほんのりとした温かみのある質感も感じます。
このような質感は、スムースレザーでは味わえないもので、清楚な印象すら覚えます。
光沢が無いので、あまり主張せず、さりげない足元にもなります。
濃紺のパンツと黒系のアウターに合わせて、バランスのとれたコーディネートになりました。
靴の数が揃ったので登場回数が少なくなっていますが、もっと履きたい靴です。


2/27(金) オールデンのVーチップ・モディファイドラスト(オイルドレザー)

今日は、薄っすらとではありますが路上に雪が残っていましたので、ラバーソールのVーチップのセレクトしました。
接地面にステッチが無いので、耐水性が強く、少々の雪でも問題無いことを体験済みだからです。
また、オイルドカーフですので、アッパーから水が染みてくる心配も無いことも履いた理由です。
結局、通勤途中に雪は見えなくなる程度の微量でしたので普通のラバーソールでも大丈夫だったとは思いますが、精神的に安心感はありました。
このオイルドカーフは、単に水に強いだけでなく、マットな光沢がさりげない印象で好感が持てます。
出すぎず引っ込みすぎず、絶妙な質感なのです。
しかも、コードヴァン程は履き皺が入らないので、ビジネス用にスーツに合わせて使っても違和感が全くありません。
やや低めの甲と前面に張り出したV型のステッチのバランスがとても良く、オールデンの靴としては無骨さを意外と感じないのです。
ストライプの入った紺系のスーツに合わせましたが、極自然にまとまりました。
コードヴァンの同タイプの靴と比較して、革が変わっただけなのですが、印象はかなり異なります。
セールで手に入れたのですが、まさに掘り出し物を手に入れた気分です。


2/26(木) パラブーツのストレートチップ

今日は、雨が降っていましたし雪の可能性もあったので、パラブーツのストレートチップをセレクトしました。
この靴は、ソールの接地面にステッチがありませんし、ワクシーレザーと呼ばれる油分の多い革で造られているので、耐水性がかなり強く、少々の雪でも安心だからです。
結局、雪はほとんど降りませんでしたが、この靴を履いていることで、外の景色を気にする必要が無く安心していられました。
丸みを帯びたシルエットの外周を、ノルベジアン製法の特注の白いステッチが覆っていて、ワイルドな印象を感じます。
マットな質感のワクシーレザーも、あまり存在感を主張しないので、さりげない風合いです。
とにかく、雨・雪などの天候には、とても似合う靴と思います。

ラバーソールが足を受け止めるクッションのような役割を演じて、とてもコンフォート感溢れる履き心地です。
ソフトな履き味は、履いていてとても楽です。
しかも、数回履いただけでこの状態ですので、馴染むのも早いようです。


2/25(水) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨が降っていましたので、迷うことなくロジェをセレクトしました。
ラバーソールと耐水性の強い革(以前公開していたフッ素加工ではないそうです)で、完全武装されているので安心だからです。
普通程度の雨でしたので、当然ながら水がしみてくることはありませんでした。
ちなみに、ウェルト靴ですので完全防水ではありませんが、この個体はかなりの大雨でも水が浸入してきたことはありません。
昼からは晴れましたが、本来ソフトな印象のUーチップではあるものの細身で流れるようなシルエットですので、スーツにあわせても違和感がありません。
途中でラインを遮ることなく重ね縫いされたU型のステッチがバランス良く配置されていて、洗練すら感じさせます。
紺系のスーツに合わせたのですが、濃い色合い同士ですので相性は良かったです。
この靴のおかげで、雨でも妥協しない足元に何気なくすることができました。
いつもながら、この靴を履いていることで、天気を気にしないで済みました。
雨の多い日本の天候を考えると、この靴が無いことはもはや考えられません。


2/24(火) AUBERCYのウィングチップ・トリプルソール

今日は、久し振りにトリプルソールのウィングチップをセレクトしました。
私にとって、ファーストAUBERCYでして、思い出深い靴です。
フランスの靴雑誌「TREPOINTES」に載っていた写真を見て、その存在感からどうしても欲しくなったことを今でも思い出します。
HPもありましたので、早速コンタクトしたら、ドゥミ・ムジュールと呼ばれる、パターンオーダーとビスポークの中間のようなオーダーシステムで扱っている靴とのことでした。
パリのショップで、靴のサンプルを見て欲しいデザインを決めて、サイズを同じラストの靴で試し履きして多少修正してフィッティングして、革のサンプルを見て決めて、オーダー終了です。
仮縫いもしてくれて微修正も可能のようですが、完成後でも多少は調整してくれるとのことでしたし、年に2回しかパリに行けないので、完全なビスポークでもない靴の完成に1年かけるのはどうかとも考えて、仮縫いはしませんでした。
出来あがりは、シルエット的にも仕上がり的にも満足のいくものでした。
サイズ的にも最初はややタイトさが少ないと感じましたが、土踏まずまで伸びた芯のホールド感が心地良く、履き込む程にフィットしてきてピッタリ感が増してきたような感じさえします。
デザイン的には大振りではありますが、清楚な内羽根式なためか、あまり派手さは目立ちません。
張っているコバも、段々になっているので視覚的にも派手さを薄めてくれています。
茶系のダブルのスーツとも、相性が良かったです。
デザイン的にも履き心地的にも、履けば履くほどに味わい深さが増してきます。
パリでは、既製のタイプも扱われていますが、可能ならこの”ドゥミ・ムジュール”と呼ばれるシステムでオーダーした靴の方がよりAUBERCYらしさを味わえると思います。
一度、オーダーしてサイズ感がわかると、ある程度自由なデザインで日本からでもメールでオーダーが可能です。


2/23(月) オールデンのVーチップ・モディファイドラスト(オイルドレザー)

今日は、昨日と一転して、すぐに雨・雪が降り出しそうな空でしたので、ラバーソールのVーチップをセレクトしました。
途中、軽い雪に遭遇しましたので、この靴にして正解でした。
積もる気配は全く無い程度の雪でしたので、あまり気にする必要は無かったのかもしれませんが、接地面にステッチの無いラバーソールなので、ステッチのあるゴルフなどよりも安心感がありました。
さらには、普通のカーフよりも耐水性が強いオイルドカーフでもあるので、雪でもあまり気にする必要はありません。
ウェルト靴ですので完全防水では無いでしょうが、かなり靴そのもの自体の耐水性が強くて、雪でもある程度までは問題無いことは体験済みなのです。
しかも、モディファイドラスト特有の絞りこまれた土踏まずの密着感はとても心地良く、レザーソールの同タイプの靴とほぼ同じレベルの履き心地を実現しています。
あえてトゥに余裕を持たせながら、土踏まずとヒールで支えているような感覚なのですが、他の靴で味わえないコンフォート感なのです。
さらには、コードヴァンと異なり、履き皺があまり入らないので、オールデンとしては良い意味でカチッとした風合いなので、意外とスーツにも合わせやすいです。
特に、雨とか雪の場合には、マットな革とラバーソールの質感から、服装だけでなく風景にもあいます。
とにかく、この靴を履いていて、精神的にも肉体的にも、とても心地良い足元の1日でした。


2/22(日) ベルルッティのUーチップ・ノルベジアン(スムースレザー)

今日は、黒っぽい服装に合わせて、濃い色合いのUーチップをセレクトしました。
トゥに向けて急激にシェイプが効いてさらにアイレットが上部にあるので、ロングノーズが強調された艶かしさすら感じるシルエットです。
低い位置にあるU型のステッチも、ポインティーなラインを強調しています。
この魅惑的なラインを、色艶もさらに強調しています。
濃いダークブラウン主体に何色も重なり合った色付け(パティーヌ)がされていて、何とも言えない艶っぽい風合いになっているのです。
瑞々しく輝くこのベネティアンレザーは、他のカーフとは明らかに異なる質感です。
光沢に加えて、伸縮性に富むことも特徴です。
革の甲部分が広いこともありますが、足の上部が吸い付いているような感覚です。
このような履き心地は、ベルルッティ以外の靴では経験したことがありません。
ソールもノルベジアン製法の靴としては柔らかめなこともあいまって、履いているのを忘れるような履き味なのです。
デザイン、履き味など、癖の強い靴ではありますが、私は魅せられてしまった1人です。
好きになるととことんまで好きにさせる魅力に溢れた靴と思います。


2/21(土) ベルルッティのアレッサンドロ(楔型ステッチ入り)

今日は、この時期には考えられないほどの陽気でしたので、気分が良くベルルッティのアレッサンドロをデビューさせました。
この楔型のステッチ入りのアレッサンドロは、昨年9月に買って以来、5ヶ月たってのデビューになります。
何となく履かないうちに、雪の降りやすい季節になってしまって、ブレイク製法の靴は水分の浸入に弱いこともあって、履く機会を逃していたのです。
しかしながら、今日は2月とは思えないような朗らかな天気だったので、履いたわけです。
この明るいライトブラウン系の色合いも陽光の下で、きらきらと輝いていて、まさにデビュー日和でした。
眩いばかりにヴィヴィッドな光沢を放つベネティアンレザーは、デビューしたてでもかなり目立ちます。
今後、手入れする内に今以上にアンティーク風に微妙に変化していくのですが、今はまだ強い光沢が主張している状態でした。
一方、アクセントになっている楔型に甲に配置されたステッチは、意外と目立たずに、そのポインティーなラストを強調するための脇役を演じているかのような感じすらしました。
今後、手入れする内にこのステッチもこの靴のオリジナリティーを高めるような風合いになっていくとは思いますが、現状ではそのベネティアンレザーの輝きの方が存在感があったようです。
今後、気候が良くなるにつれて、もっと登場回数を増やしたい靴です。


2/20(金) ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000(ダブルモンク・Uーチップ)

今日は、久し振りにジョンロブ・パリのヴィンテージ2000(なぜか、日本でのみ2001)をセレクトしました。
とてもノーブルな雰囲気ですので、近づき難い雰囲気さえ感じていましたが、履き込むにつれてこの靴にも慣れつつあります。
元々色落ちがかなりある色付けがしてある革なので、いい感じに色褪せてきて、先鋭的な印象が薄れてもきました。
クリーナーでも簡単に落ち気味になるほどで、買った当初にトゥ部分が机に当たりがちだったので見事に両側が色落ちして、パンダの目のようになってしまって、ユニオンワークスでトゥ部分だけ色塗りをしてもらったほどです。
履き皺も適度に入っていますし、いかにも長年履きこまれた靴のような風合いになりました。
上部にダブルモンクストラップがあるのでロングノーズが一層強調された荘厳な雰囲気なのですが、履き込むことで気持ち的にも馴染んできました。
もちろん、実際の履き心地もほぼ馴染んでいます。
濃紺のスーツに、ネクタイを足元と同系色にして、連絡させたコーディネートにしました。
紺系とあわせると足元は比較的目立ちますので、いぜんならグレー系主体に合わせていたのですが、今回は違和感を感じませんでした。
履き込むごとに、履き心地だけでなく気持ち的にも馴染んできて、とても味わい深い靴です。


2/19(木) ベルルッティのアレッサンドロ・ノルベジアン(スムースレザー)

今日は、暖かくなるとの天気予報でしたので、明るい色合いのアレッサンドロをセレクトしました。
気候が良いと気持もウキウキするのですが、眩いばかりに艶っぽい光沢を放つこの靴は、暖かい季節にも相応しいと感じました。
何色か複雑に混ぜ合わせれてアンティーク仕上げが施されたパティーヌ(色付け)も、特徴的で目に残ります。
履き皺もしっかりと入って、エイジングを重ねたかの印象でもあります。
ソフトで伸縮性に富むので、履き心地も足に優しくて包み込まれるような心地良さです。
この質感を生み出す、ベルルッティだけに使われる門外不出のベネティアンレザーは、他の靴では味わえない類稀なる革であるとつくづく感じます。
スクエアトゥに向けてシェイプの効いたポインティーなラストと、このベネティアンレザーの組み合わせで、とにかく美しさがハッキリと目に見える靴です。
他との違いがはっきりとわかる靴ですので、好きになると、とことん気に入る可能性を持った靴とも思います。
私は、惚れるほど好きになってしまいました。
とにかく、「ベルルッティかそれ以外の靴か」と、個人的に感じるほどの存在です。


2/18(水) ジョンロブ・パリのシャンボールド

今日は、シャンボールドをセレクトしました。
以前、毎週のように水曜日に登場していたことを、ふと思い出したのです。
とにかく、シャープなラインを描く流麗なシルエットが、印象に残ります。
適度にトゥ・シェイプが効いたラウンドトゥと、丁寧に仕上げられたU型のステッチが、とても美しいフォルムを作り出しているのです。
さらには、トゥに縦に入った縫い糸が見えないスキンステッチが、程よいアクセントになっています。
このスキンステッチは、高度な手仕事が必要とのことですが、微妙に曲がりを感じる本来は直線であるべきラインが、いかにもハンドメイドらしさをうかがわせてくれて、人間的な温かみを与えています。
しっかりと入る履き皺とヴィヴィッドな色艶を放つ上質な革も、この靴のエレガンスをさらに強調しています。
フィリップなどのトップラインに使われている革とは異なりますが、これはこれで味わい深いと思います。
グレー系のスーツと合わせましたが、やや足元は目立ちました。
強めの光沢と端正なデザインが、存在を主張していたのです。
足元の効果でエレガントなコーディネートになったような感じです。

履き心地は、とても良い感じになってきました。
剛性感の高さは今でも感じますが、シングルソールになっている土踏まず部分が馴染んで返りもよくなりましたし、靴の前部のダブルソールの部分の沈みこみが進んで足にピッタリとしてきました。
馴らしは結構時間がかかると靴と思います。


2/17(火) パラブーツのストレートチップ

今日は、雨か雪の天気予報でしたので、パラブーツのストレートチップをセレクトしました。
ステッチが無いラバーソールですし、オイル分の多いワクシーレザーが使われているので、耐水性が高いので、雪の場合でもある程度は安心なのです。
結局、雪は降らなかったものの強い雨に遭遇しましたが、水の浸入は全く無かったので、今回も耐水性の高さを実感しました。
ティスト的には、マットな質感と丸みを帯びたシルエットに加えて、アッパーにまで縫い目の入った白いステッチがアクセントになっているからか、ワイルドな靴に感じます。
さらには、好き嫌いは別れるかもしれませんが、羽根の外側についているブランドタグがソフトな印象を与えてもいます。
ストレートチップですので、スーツに合わせていますが、カジュアルスタイルにも似合いそうな気がします。
雨はもちろん雪でも対応できる靴として、今後とも重宝すると思います。

デビューして数回目の着用にもかかわらず、既に馴染みかけていて、意外な程ソフトな履き心地になってきました。
地面に接地したり踏み込む時に柔らかく感じられて、とても足に優しい履き味なのです。
今後とも履き込むのが楽しみです。


2/16(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨が降っていたので、何も考えずにロジェをセレクトしました。
ラバーソールで天候を選ばないので、長年の習慣から自然にこの靴を履いていました。
雨が降った時のスーツスタイルには、このロジェを合わせたら安心です。
細身なシルエットとバランスの良いU型のステッチがとても好印象でして、本来はソフトな印象のUーチップなのですがスーツにも合うのです。
とにかく、洗練されたスタイルのUーチップと思います。
しかも、耐水性の強いマットな質感の革ですので、あまり目立つことがなく、足元はさりげなくまとまります。
(最近の情報では、通常のカーフとは異なる耐水性が強い革ではありますが、フッ素加工はされていないとのことです)
雨でも妥協しないで履ける靴を持っていることで、翌日の天気予報をあまり気にしないで済む安心感もあります。
雨の多い日本の天気を考えると、もはや私にはこの靴を持っていないことが考えられない存在になっています。


2/15(日) J.M.ウェストンのローファー・スエード(ライトブラウン)

今日は、昨日に引き続いて、スエードのローファーをセレクトしました。
実は、昨夜の内に雨が降っていなかったら、スエードにしようと決めていました。
この時期に、履いておきたい素材だからです。
茶系のアウターに合わせて、カーキのパンツをはさんで、上下でバランスのとれたコーディネートにしました。
ちなみに、シャツに隠れて見えなかったのですが、同じ色素材のJ.M.ウェストン製のベルト(パリのショップにパターンオーダーして完成したものです)も合わせました。
やはり、スエードの質感は、厚手のウールなどのややゴツゴツした質感のアウターと相性が良いです。
しかも、スムースレザーのような光沢はありませんが、何となくほんのりとした明るさを感じます。
明るい色合いであることもありますが、温かみのある光沢といいますか質感なのです。
軽い色合いと風合いなので、暖かくなってから履いても違和感が無いとも思います。
さらには、履き心地も、スムースレザーに無いソフトなもので、密着感がとてもあります。
この履き味も、スエードの特徴と思います。
履ける機会があったら、この寒い時期にもっと履いておきたい靴です。


2/14(土) J.M.ウェストンのローファー・スエード(黒)

今日は、スエードのローファーをセレクトしました。
この靴が登場するのは、かなり久し振りになります。
スムースレザーとは対称的なゴツゴツ感の強い質感の革ですが、この時期に羽織ることの多いアウターの質感と似ていて相性が良い靴です。
ですので、本来でしたらこの寒い時期には履く機会が多くなるのですが、雪国の冬はレザーソールの靴を履く機会が限定されるので、今シーズン初めて履きました(この時期にレザーソールの靴を履けただけでも、運が良いようです)。
さて、ダークカラー中心の服装に黒系のアウターを合わせて、当然ながらコーディネートは自然にまとまりました。
マットな質感ながら、ぬくもりを感じるのもスエードの特徴でして、寒い時期に履くと足元が温かく感じます。
実際には保温効果は無いのでしょうが、視覚的な効果もあって、気持ち的に温かいのです。
スムースレザー程の存在感はないので、それほど主張しないながら、全体コーディネートに合わせやすいですし、視覚的な温かみも与えてくれます。
冬になって以来、登場が遅すぎた位でして、もっと履く機会を増やしたいと思いますが、こればっかりは空模様との相談になります・・・。


2/13(金) ジョンロブ・パリのマッタ(ダークブラウン)

今日は、久し振りにマッタをセレクトしました。
玄関先で惚れ惚れするような光沢が目についたので、気がついたら履いていました。
凹凸の無いウルトラスムースの極上の1枚革が、甲上部を贅沢に覆っているからか、色艶がクッキリと目立っていたのです。
極上の革は、買った当初よりも、手入れをすればするほどに、輝きが増しています。
質の良いアンティーク家具に対して、年月をかけて丁寧に手入れをした結果、底光りしてるような風合いなのです。
しかも、程よく絞りこまれたシルエットではありますが、ラウンドトゥですので、堅苦しさは感じず優しささえ感じます。
エレガントな靴でありながら、実際に履くと意外と親しみやすいのです。
さらには、カテゴリー的には、普通に出回っているシングルモンク付きの靴ですので、スーツにも合います。
ダークカラーのスーツと合わせましたが、当然ながら相性が良かったです。
買って以来、数年立ちますが、今でも履く度に感銘を与えてくれる靴です。


2/12(木) J.M.ウェストンのロジェ(黒)

今日は、朝方は雨模様の天気で路面も濡れていましたので、当然のようにラバーソールのロジェをセレクトしました。
日中は晴れるとの予報でしたが、家を出るときに雨が降っていると、さすがにレザーソールの靴を履く気にはなれません。
それにしても、程よくトゥ・シェイプの効いたラインと、バランスの良い大きさのU型のステッチの相性が良く、洗練された印象のUーチップです。
ステッチも重ね縫いされているので、3次元的にも流れるようなシルエットとなっていて、全体的によくまとまったデザインとも思います。
普通はカジュアルな印象のことが多いUーチップですが、スーツに合わせても全く違和感がありません。
ブラックスーツに合わせて黒にしたので、言うまでも無く自然なコーディネートになりました。
とにかく、天候に関係無くスーツにも、カジュアルにも合わせれる、とても汎用性の高い靴です。


2/11(水) ベルルッティのアンディ

今日は、昨日に引き続いて晴れていたので、夕方には雨の予報ではありましたが、ベルルッティのアンディをセレクトしました。
雪国ですので、レザーソールの靴を履ける時に履いておきたかったのです。
結局、夕方になって雨に遭遇しましたが、車での移動でしたので、ほんの数秒雨に当たっただけで済みました。
このアンディは私が初めて知ったベルルッティの靴ですので、感慨深い靴です。
パリではショップの前を通ってはいましたが、正直じっくりと見ること無しに見過ごしていました。
さらには、雑誌ペンに掲載されていたこのアンディを見ても、当時は奇抜な靴だと感じました。
しかしながら、日本にもショップができて、じっくりと見る内に、その魅惑的な美しさに惹かれてしまいました。
スクエアなトゥに向けて急激に絞りこまれたポインティーなシルエットと、大きめなベロ部分が見事なまでに調和して、メリハリのある魅力的なデザインが完成しています。
何色もの色が重ね合わされてアンティーク風に仕上げられたパティーヌ(色付け)も、単なる明るい茶系でない独特の風合いとなっています。
しかも、眩いばかりに輝く光沢は、この靴の美しさに華を添えています。
とにかく、艶やかな靴です。
他の靴とは明らかに違いのあるこの芸術品とも言えるこの靴に、魅せられてしまいました。


2/10(火) ジョンロブ・パリのフィリップ(ダークブラウン)

今日は、晴れでしたし、路面が完全に乾いていたこともあって、久し振りにレザーソールの靴にしようと考えて、しばらく履いていないフィリップをセレクトしました。
とにかく、ジョンロブ・パリのトップラインの靴を履きたいとの思いが強かったのです。
靴入れの中で、まばゆいほどの光沢をいつも目にしながら、雪模様の天候から登場させることができなかったので、ようやく履くことができた喜びで一杯でした。
とにかく、程よくシェイプの効いたトゥから全体に流れる美しいシルエットを、内部からヴィヴィッドな光沢を放っているかのような極上の革が覆っていて、エレガンスを感じさせる靴です。
特に、既製靴最高品質のウルトラスムースの革は、手入れをすればするほどに輝きを増して、期待に応えてくれます。
しかも、シューツリーを入れて数日もすると、履き皺も目立たなくなります。
シームレスなヒール、ベベルドウェイストなど、ディテールも凝った造りになっていて、妥協した部分は一切見当たりません
ある意味ではスキの無い靴とも言えますが、ラウンドトゥとキャップ部分に一列だけ入ったパーフォレーションが、堅苦しさを和らげてくれてもいます。
濃紺のスーツに、同じ茶系のネクタイとベルトを合わせて、足元とのバランスをとってみました。
華やかな靴ですの存在感はありましたが、ポイントが足元に集中することなく、分散することが出来たように思います。
良く手入れされて底光りしているアンティーク品の調度品のような佇まいを、存分に堪能することができました。


2/9(月) オールデンのVーチップ・モディファイドラスト(オイルドカーフ)

今日は、晴れの天気予報でしたが、路面はまだ濡れていたので、ラバーソールのVーチップをセレクトしました。
接地面にステッチの無いラバーソールなので耐水性は強いようで、所々雪が残っていましたが、水が浸入してくる気配すらしませんでした。
ちなみに、1日晴れていたからか、帰宅時には路面はほとんど乾いていました。
ですので、耐水性の高いオイルドカーフではありますが、雨には当たりませんでした。
耐水効果は威力を発揮しませんでしたが、そのマットなアッパーは鈍いしっとりとした光沢を放っていて、晴れていてもその独特の質感はさりげない存在感があります。
しかも、履き皺があまり目立たないので、コードヴァンとは異なる外観にも見えます。
甲上部がコードヴァンの同タイプのように履き皺で段状になっていないからか、スッキリとしたシルエットなのです。
無骨ながら、コードヴァンの靴ほどは良い意味での”野暮ったさ”は感じません。
今後どのように変化するかはわかりませんが、コードヴァンのタイプと比較して、一見すると同じデザインの靴のようには見えないほどです。
ほとんど黒主体の目立たないストライプの入ったスーツに合わせましたが、同系色に合わせたことに加えて、ラバーソールの似合う季節感もあって、意外なほどマッチしていました。
まだデビューして2回目ではありますが、これまでに無い質感の靴でもあり、今後とも履き込むのが楽しみになってきました。


2/8(日) J.M.ウェストンのゴルフ(黒)

今日は、雪模様の天気予報でしたので、当然のようにゴルフをセレクトしました。
4日連続でゴルフを履いたことになります。
融け気味の雪で、路面状態は悪かったですが、車での移動中心で歩く時間が短かったこともあって、水が浸入してくることはありませんでした。
あと1ヶ月ちょっとで冬も終わりになる?のですが、1週間に1回程度の登場で連続着用しないこともあって、ゴルフ4足とロジェ2足と他2足で何とか乗り切れそうです。
融け気味の雪ではありますが、あまり深くは積もらないので、ブーツ類の必要はほとんどありません。
マットな質感の革ですし、甲高の靴を履いている方も多いので、あまり目立たずに普通の靴に見えました。
ラバーソールの短靴が、実はJ.M.ウェストンのゴルフだったそんな感じです。
雪景色にも似合う靴と思います。


2/7(土) J.M.ウェストンのゴルフ(紺)

今日は、雪が降っていませんでしたが路面が濡れていたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
どんよりとした空模様でしたので、屋外でもほとんど黒のように見えました。
甲高で丸みを帯びたシルエットですが、濃い色の効果で引き締まった印象に感じます。
黒系のカジュアルスタイルに合わせて、全体的にシャープにまとまりました。
コロンとした可愛らしいシルエットの靴ですが、意外な程端正な靴に感じました。
空模様とコーディネートしだいで、その見た目が微妙に変化するようです。
途中で弱い雪が降ってはきましたが、ワイルドな印象もあるので、景色にはとけこんでいたように思います。
青系の色合いをほとんど感じない1日でした。


2/6(金) J.M.ウェストンのゴルフ(ライトブラウン)

今日は、薄っすらと雪が残っていたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
朝方は完全に凍っていたので、水が浸入してくることはありませんでした。
本来滑りにくいラバーソールではありますが、恥ずかしながら、転んでしまいました・・・。
独特のパターンのラバーソールですので滑りにくいのですが、逆にそれで安心してしまって、バスを降りる時に片方の足に体重がかかって踏ん張りがきかなかったのです。
幸い、怪我もしませんでしたし、靴などにもダメージがありませんでした。
完全に凍っている路面では、さすがに滑ることもあるので、過信はできないことを身をもって体験しました。


2/5(木) J.M.ウェストンのゴルフ(ダークブラウン)

今日は、家を出る時に雨は降っていませんでしたが、路面は濡れていたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
雪の天気予報通り、帰宅時には雪が積もっていましたが、バスを利用したこともあって歩く時間が短かったので、全く問題がありませんでした。
既に雪は降り止んでいて、凍った圧雪状態だったからか、水分が染みてくる気配すら感じなかったのです。
ウェルト靴ですので完全防水でないこともあって、融け気味の雪面を歩くと靴の中がほんの少し湿っぽくなりますが、今日のような完全に凍った路面状態では水が浸入してくることはないようです。
しかも、独特の形状のラバーソールですので、凍っている路面で歩いても滑りにくい効果もあります。
デザイン的にも、甲高でワイルドな風合いなので、雪景色にも似合います。
さらには、目立ちにくいダークブラウンですし、マットな質感の革ですので、さりげなさもあります。
同系色の茶系のツイードのスーツに合わせて、普通にまとまりました。
冬をJ.M.ウェストンのラバーソールの靴7足(このゴルフを4足とロジェ3足)と、他の2足(パラブーツとオールデン)で何とか乗り切れそうです・・・。


2/4(水) パラブーツのストレートチップ

今日は、朝に家を出る時には、雪が薄っすらと残っていたので、ラバーソールのストレートチップをセレクトしました。
このパラブーツのソールには、ステッチが見えないこともあって、耐水性がとても強いからです。
実際、水が浸入してくることは、全くありませんでした。
オイル分の多い”ワクシーレザー”が使われていることもあって、余程のことが無い限り、雪などでも安心できそうです。
マットな質感でもあり、丸みを帯びたシルエットとあいまって、ワイルドな印象の強い靴です。
ソールとアッパーを接合するノルベジアン製法特有のステッチが白いこともアクセントになって、通常なら堅い印象のことが多いストレートチップではありますが、ソフトな雰囲気も感じられます。
さらには、雪景色にも、この白いステッチが、マッチしていました。
黒のストレートチップですので、グレー系のスーツに合わせて無難なコーディネートにしましたが、屋外ではまわりの風景にもとけこんでいたと思います。
雪の降る地域に住んでいることもあって、この靴はさらに活躍しそうです。


2/3(火) オールデンのVーチップ・モディファイドラスト(オイルドカーフ)

今日は、弱い雨が降っていたことと夜に雪の予報もありましたので、オイルドカーフのVーチップをセレクトしました。
ステッチの無いラバーソールですし、油分の多いオイルド・カーフですので、見るからに耐水性が強そうなので、過酷なシチュエーションでデビューさせたわけです。
帰宅時には、湿った雪が積もっていましたが、水が染みてくる気配すらしませんでした。
ウェルト靴ですので、完全防水ではないと思いますが、かなり耐水性は強いことは確かなようです。
さて、デビューしたてですし、ラバーソールですので多少硬めの履き味ではありましたが、モディファイドラスト特有の急激に絞りこまれた土踏まず部分の密着感が心地良かったです。
内側に向けて「く」の字型に湾曲していることも、足に優しい造りになっています。
ベストサイズながら、他の靴のフィッティングと比較すると、緩いとさえ感じられる程なのですが、これが絶妙な履き心地を実現しています。
ヒールと土踏まず部分で足を支えながら、トゥに適度な余裕があることで、類まれなコンフォート感を実現しているのです。
デザイン的には素っ気無さすら感じるのですが、この癖になるような履き心地の実現のためと考えると、思わず納得してしまいます。
運良くセールで買えたのですが、我ながらとても良い買い物だったと思います。


2/2(月) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ダークブラウン)

今日は、雨の天気予報ではありましたが、朝方家を出る時には雨が降っていなかったので、レザーソールのタッセルモカシンをセレクトしました。
雪が積もっていると、晴れてもレザーソールの靴は履けなくなるので、冬ではありますが雪がほぼ無くなったこともあって、リスクを覚悟でこの靴にしたわけです。
久し振りに、この靴を履いて徒歩で出勤したいとの思いが強かったこともあります。
週初めにこの靴を履いて歩き出すと、足にピッタリと合っているからか、仕事モードにすぐに頭が切り替わるのです。
さらには、朝一番に足入れする時に、スリッポンタイプですとあれこれ考えずに済むので、週初めにはこの靴を履くことが個人的な習慣となっています。
しかしながら、ここしばらくは雪でしたのでそれが不可能でしたが、やっと実現しました。
慣れ親しんだ習慣を久し振りに味わえたので、感慨深かったです。
結果としては、帰宅途中に見事に弱い雨に遭遇しましたが、バスを利用したので歩く時間が短くダメージはあまりありませんでした。


2/1(日) J.M.ウェストンのローファー(紺)

今日は、日が差していましたので、レザーソールの靴を履こうと考えて、紺のローファーをセレクトしました。
久し振りに晴れていて路面状態も乾いていることわかっていたので、履く前からレザーソールの靴を履ける喜びでウキウキしていまして、爽やかな気分そのままに紺色にしました。
日に当たると、青を存分に感じて、フレッシュな雰囲気の足元になります。
同系色の紺の綿パンに同じJ.M.ウェストンの紺のベルトを合わせて、シャツだけを明るい茶系としてアクセントにして、アウターも同じ青系にしてみました。
同系色主体のコーディネートですので、足元も目立つことなくナチュラルにまとまりました。
さらには、履き味もレザーソール特有の適度にソフトな感覚を久し振りに味わえました。
とにかく、レザーソールの靴を履ける喜びで一杯の1日でした。


1/31(土) オールデンのチャッカーブーツ(黒)

今日は、晴れでしたので、何となくコードヴァンの靴を履きたくなり、チャッカーブーツをセレクトしました。
ほぼ路面は乾いていたのですのが、少しは雪が残っている所もあると考えて、プランテーション・クレープソールと呼ばれるオールデン独特のソールのタイプにしました(クレープソールというよりは、柔らかいラバーソールのような感じです)。
さらには寒いので、実際の効果はともかく視覚的な効果はあるので、ハーフブーツのチャッカーブーツにしたわけです。
雪が残っている所はほんの僅かで、しかも車での移動中心でしたので、実際はレザーソールの靴でも大丈夫だったかもしれません。
久し振りにこの靴を履いて、鈍く底光りするコードヴァンの魅力を再認識しました。
独特の履き皺がしっかりと入って、いかにも使い込んでエイジングを重ねた印象がとても強いのです。
買った当初は雨でも関係無く履くなどかなり酷使して、革の表面も荒れ気味でさえありますが、それも味わい深く感じるのです。
ちなみに、フランス旅行にも、何度も履いて行きました。
靴の数がある程度揃った今では、さすがに雨とわかっている時にコードヴァンの靴を履くことはありませんが、このようなワイルドな風合いも悪くないと思いました。
さらには、履き心地も包みこまれるようなコンフォート感溢れる心地良さです。
オールデンでも一番人気の靴とのことですが、納得できます。


1/30(金) J.M.ウェストンのロジェ(黒)

今日は、薄日も差していましたが、路面が濡れている場所もあると考えてロジェをセレクトしました。
実際には、ほぼ乾いていましたし、バスを利用したこともあって、レザーソールでも問題がなかったかもしれません。
ただ、このシーズンはいつ風雨が襲ってくるかわからないので、このラバソールの靴を履くことで天候を気にしないで済みました。
レザーソールの靴を履くと、何となく落ち着かなかったと想像します。
それにしても、スタイリッシュなUーチップです。
流れるようなフォルムなので、今日のように晴れた時のビジネスシーンにもうまくマッチします。
ダークグレーのスーツと合わせたのですが、違和感無くまとまりました。
一方、カジュアルにも合わても、足元はややドレッシーに洒落た雰囲気になりますし、シチュエーションを選ばない靴です。
とにかく、汎用性の高い靴と思います。


1/29(木) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨は降ってはいませんでしたが、路面は濡れていたのでラバーソールのロジェをセレクトしました。
久し振りに日も差すほどで寒さも弱まりましたが、雪も残っている所も少しはあって完全に路面が乾くことはなかったので、ロジェにして正解でした。
当然ながら、水が浸入してくる気配すら感じませんした。
それにしても、完成されたスタイルのUーチップの一つと思います。
本来ソフトな印象のUーチップですが、ややナローなシルエットですので、洗練された足元になります。
重ね縫いされたU型のステッチも、立ち気味でないので、流れるようなフォルムを崩すことなく全体デザインに溶け込んでいます。
スタイリッシュな靴ではありますが、マットな質感で目立たない色合いのダークブラウンなので、さりげない存在感であることも好感が持てます。
グレー系のスーツと合わせましたが、全体コーディネートにうまくマッチしていました。
ラバーソールではありますが、晴れていても違和感無くビジネスシーンに使える靴と思います。
汎用性の高い靴ですので、1足持っていると安心できます。

何度か書いていますが、完全に馴染んだ今でも、不満は全くありませんが、高いレベルでは履き心地がパーフェクトではありません。
トゥに向けてやや細身になっているからか、極端な感覚で表現すると、親指と小指側面と踵で支えているような状態です。
足全体の面ではなく、点で支えているような感じなのです。
足の形とか感じ方は人それぞれでしょうし、ピッタリとする方もいると思いますが、私に関しては100%完璧なフィッティングにはならないようです。
(もちろん、普通の靴と比較すると必要十分なレベルですし、履いていて問題を感じるレベルではありませんが、J.M.ウェストンなどの靴には高いレベルを求めてしまいます。)


1/28(水) J.M.ウェストンのゴルフ(ダークブラウン)

今日は、霙模様の空模様でしたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
雪が残っている場所も少しはありますが、路上はほとんど雪が無くなってきていて、履いていて全く問題がありませんでした。
バスを使っているので、歩く距離は数分しかないこともありますが、昨日までのような融雪の路面がずっと続く以外はある程度は持ちこたえられそうです。
さらには、甲高なことも雪が入りこみにくくなっています。
カジュアル主体の靴ではありますが、冬の間はスーツにも積極的に合わせています。
雪のシーンでは、スーツに合わせても全く違和感を感じないのです。
ちなみに、同系色の茶系のスーツに合わせたのですが、自然なコーディネートになりました。
元々目立たない色合いですし、マットな質感ですので、さりげない足元になります。
私にとって、この色は初めて買ったゴルフでして、感慨深いものがあります。
この靴に出会っていなかったとした場合、雨とか雪の際の足元は想像もつきません。


1/27(火) パラブーツのストレートチップ

今日は、雪模様の天気でしたので、ラバーソールの靴の何かにしようと考えて、パラブーツのストレートチップをセレクトしました。
ここ最近、本格的な冬が到来して、雪が降っていることが多いので、ラバーソールの靴ばかりの登場になっています。
先週デビューして、まだ2回目なのですが、ラバーソールでごつい外見ですが、意外と足に優しくて履き心地も良いと感じます。
しかも、雪でも全く水が進入してきません。
(当然ながら、足入れ口からは、雪が入ることはあります。)
ソールの裏にステッチが無いので、染み込みにくいようです。
オイル分の多いワクシーレザーは耐水性が強いですし、染みにもなりにくいです。
ノルベジアン製法特有の白いステッチがアクセントになって、ワイルドな風合いですので雪景色にも似合っています。
ダークグレーのスーツと合わせましたが、コーディネート云々よりは、雪の状況に合わせた感じです。
一冬越さないとわかりませんが、ある程度の雪でしたら、耐えられそうです。


1/26(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、所々雪が残っていたので、当然のようにロジェをセレクトしました。
融雪の路面状態では、ラバーソールの靴以外は、選択肢がありません。
行きはバスを利用しましたが、帰りは久し振りに歩いてみました。
路面は濡れていましたが、ほぼ雪が融けているように思えたからです。
結果は、商店前などは除雪がしっかりしていたのですが、路上には所々雪が残っていたからか、何となく靴の中が湿っぽくなりました。
昨日のゴルフも同様な状態でしたので、やはり融雪にはいかにJ.M.ウェストンのラバーソールの靴でも、厳しい環境なようです。
今回の経験を活かして、しばらくはバスを利用としようと思います。


1/25(日) J.M.ウェストンのゴルフ(黒)

今日は、雪が積もっている中、少し車で出かけただけではありますが、ゴルフをセレクトしました。
車での移動ですし、雪の中は少し歩くだけなのですが、やはりラバーソールの靴を履きたくなります。
それでも、深い融雪の中では、何となく水が染み込んでくるような気がしました。
濡れていることを感じる程ではありませんが、何となく湿っぽかったです。
長靴を履いている人もかなり見かけた程の雪でしたし、ウェルト靴で完全防水ではないので、多少はしょうがないです。
この靴がなくてレザーソールの靴を履いたら、かなりびしょ濡れなったことは必然でして、相当効果があったことは確かです。
ただ、いかにゴルフといえど、それ程寒くならない融け気味の雪国で1〜2足だけで酷使するのは、困難かもしれないと思いました。
(もっと寒くて、あまり融け気味にならない圧雪主体ならどうかはわかりません。)
数足のローテションなら、何とかなるかもしれませんが・・・。
いずれにしても、一冬すごしてみて、春になって靴の状態を見て結果を判断しようと思います。


1/22(木)〜24(土) パラブーツのストレートチップ → J.M.ウェストンのロジェ(ライトブラウン

1/22は雪がかなり積もっていたので、耐水性の高いパラブーツのストレートチップをデビューさせました。
ちなみに、出張に行った東京では、雪は降らないとの天気予報でしたので、出発(1/22)前にロジェに履き替えました。
レザーソールの靴にしたかったのですが、雪模様の新潟駅周辺の移動の必要もあり、ラバーソールの靴しか選択肢はありませんでした。
さて、パラブーツは、ソールにステッチが無いので、融け気味の雪でも染み込んでくる心配は無く、しかもオイル分が多く耐水性の高いワクシーレザーが使われているとのことで安心して履けました。
実際、雪が履き口から入りこんでくる以外は、全く水が浸入してくることはありませんでした。
耐水性に関しては、J.M.ウェストンのゴルフとロジェよりも強そうです。
丸みを帯びたシルエットと白いソールのステッチがとてもワイルドな雰囲気でして、ストレートチップではありますが、いかにも全天候型の靴に思えます。
今後、登場回数が増えそうです。
そして、いつも慣れ親しんだロジェですが、履き替えるとかなりスタイリッシュに感じました。
雪でも少し歩くだけなら問題ありませんが、融け気味の雪の中を長い時間歩くとソールのステッチとかコバから水が染みてこないか、心配ではあります。
(実際、水が浸入してくる個体もあるとのことです。)
しかしながら、雪が降っていない東京で歩く場合は、パラブーツよりお洒落度が増すような気がします。
特にこのライトブラウンは、明るくてやや存在感のある色合いですので、足元が目立ちます。
ストライプの入った青系のスーツに合わせたのですが、スタイリッシュにまとまったような気がします。
さらには、カジュアルスタイルにも合わせましたが、足元が引き締まりました。
天候に関係無くオン・オフともに使えて、履いているだけで、他とは違いのある足元が演出できる、そんな素晴らしい靴と思います。


1/21(水) J.M.ウェストンのロジェ(黒)

今日は、雨が降っていたので、迷うことなくロジェをセレクトしました。
雨足は弱かったですし午後から晴れる予報ではありましたが、さすがにレザーソールの靴を履く気にはなりませんでした。
J.M.ウェストンの靴としては、ナローなシルエットを描いていますし、U型のステッチも重ね縫いされているのでラインが切れることなく、全体的に流れるようなスタイリッシュな靴です。
ですので、本来はソフトなイメージがあるUーチップですが、スーツに合わせても綺麗にまとまります。
濃紺のスーツに合わせましたが、自然なコーディネートになりました。
この靴があるおかげで、雨が降っても妥協の無い足元にすることができます。
全天候型のビジネス靴の中で、現在扱っている定番品としては、最高の1足と思います。


1/20(火) ジョンロブ・パリのシャンボールド

今日は、朝方家を出る時には雨が降っていなかったことと、晴天の天気予報の東京出張に行ったので、レザーソールの靴にしようと考えて、シャンボールドをセレクトしました。
(東京は晴天でしたが、新潟駅までの行き帰りの路面は濡れていたものの、全く問題がありませんでした。)
貴重なレザーソールの靴を履く機会がやってきたわけですが、程良くトゥ・シェイプの効いたシャープなラインがU型のステッチで強調されていて、とにかく目についたのです。
流麗なシルエットがとにかく印象的ですし、ラウンドトゥにハンドメイドのスキンステッチが施されているからか、人間的な暖かみもあります。
スキの無い造りからか、近づき難ささえ時に感じさせるジョンロブ・パリの靴としては、入りこみやすい靴とも言えます。
さらには、履き心地も、ここ2年履いて、やっとピッタリと馴染んできたような感じです。
空模様から、履く機会が少なくなっていることもあって、履ける喜びを堪能しました。


1/19(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雨が降っていたので、ロジェをセレクトしました。
雪がほとんどなくなっていて、普通の雨の下を歩いていたので、長年の習慣から違和感無く履けました。
(ここ数日は、雪面を歩いていたので、何となくしっくりしませんでした。)
かなり寒かったですし、やや強めの雨に当たりましたが、水が浸入してくることもなく、足元には気を使わずに済みました。
適度にナローなラストに、重ね縫いされて流れるようなラインを描くU型のステッチが施されているのですが、絶妙にバランスがとれています。
本来はソフトな印象のUーチップですが、スーツに合わせても違和感が全くありません。
やや細身のラインのパンツの濃紺のスーツに合わせたので、全体が良く見えて、その均整のとれたシルエットを十分に堪能しました。
最も完成されたデザインのUーチップの一つと思います。

雪でない路面を久し振りに歩いたからか、うれしい気分になりました・・・。


1/18(日) J.M.ウェストンのゴルフ(ライトブラウン)

今日は、早朝に雪が降って積もっていたので、ゴルフをセレクトしました。
これで、ゴルフを4日連続で履いたことになります(ロジェも含めると、J.M.ウェストンのラバーソールの靴を5日連続)。
深く雪が積もっていたわけでないですし、お昼頃には雪が融け気味になることがわかっていたので、まだこのゴルフでも大丈夫と考えました。
ローテーション的に、このライトブラウンを履くことが必然でしたので、出かける前に色々と考えたのですが、結局、カーキの綿パンと茶系のカットソーとアウターと、同系色主体の無難なコーディネートにしました。
もちろん、ベルトも同じJ.M.ウェストン純正のライトブラウンです。
明るくて目立つ色合いですが、色合的に全体コーディネートでは目立ちませんでしたし、マットな質感ですので、さりげない存在感を感じる程度でした。
季節柄、今後も登場回数が増えそうです。


1/17(土) J.M.ウェストンのゴルフ(紺)

今日は、雪が所々残っていたので、ラバーソールのゴルフをセレクトしました。
濡れた路面では、ラバーソールが安心です。
雪は降っていませんでしたが、レザーソールで歩くにはきつい路面状態でした。
黒と紺主体の濃い色合いの服装に合わせて、昨日黒を履いたこともあって紺色にしました。
どんよりとした空模様でしたので、良く見ないと黒っぽく感じました。
同系色ですので、全体コーディネートにうまくマッチしていました。
深みのある紺色は、比較的汎用性が高いのです。
しかも、普通のスムースレザーですので、目立たない程度に光沢もあって、可愛らしいシルエットが引き立っていました。
普通に見える靴がJ.M.ウェストンのゴルフだった、そんな小粋な足元になっていたと思います。


1/16(金) J.M.ウェストンのゴルフ(黒)

今日は、雪が一面に広がっていたので、ゴルフをセレクトしました。
ラバーソールであることもありますが、短靴としては甲高ですので、靴の中に雪が入りにくいと考えました。
それ程雪が深く積もっていなかったこともありますが、歩いていて問題はありませんでした。
バスを利用しましたので、歩いた距離は短いですが、ほとんど足元に気を使う必要がなかったので、このゴルフにして正解でした。
完全防水ではありませんが、リペアしたことと、雪面の方が雨よりも条件が緩いのかもしれませんが、水は浸入してもきませんでした。
連続して履かない限りはある程度は問題が無さそうです?
色合い的にも、マットな質感のダークブラウンですので、あまり目立ちませんし、寒い季節にも似合っています。
丸みを帯びたかわいらしいシルエットですので、本来はカジュアルスタイルの方が合わせやすい靴ではありますが、天候を考えるとスーツに合わせても自然に感じました。
主要道路は雪は融けましたが、所々圧雪状態の小道もありますので、今後しばらくはラバーソールの靴を履くことになりそうです。


1/15(木) J.M.ウェストンのゴルフ(ダークブラウン)

今日は、目が覚めると雪が一面に積もっていたので、ゴルフをセレクトしました。
ラバーソールであることもありますが、短靴としては甲高ですので、靴の中に雪が入りにくいとも考えました。
それ程雪が深く積もっていなかったこともありますが、歩いていて雪が入ってくるなどの問題はありませんでした。
バスを利用しましたので、歩いた距離は短かったですが、ほとんど足元に気を使う必要がなかったので、このゴルフにして正解でした。
完全防水では無いとのことですが、運良くこの個体は雪でも水分が浸入してきませんでした。
ですので、連続して履かない限りはある程度は問題が無さそうです。
色合い的にも、マットな質感のダークブラウンですので、あまり目立ちませんし、寒い季節にも似合っています。
丸みを帯びたかわいらしいシルエットですので、本来はカジュアルスタイルの方が合わせやすい靴ではありますが、天候を考えるとスーツに合わせても自然に感じました。
主要道路は雪は融けましたが、所々圧雪状態の小道もありますので、今後しばらくはラバーソールの靴を履くことになりそうです。


1/14(水) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)

今日は、雪が降っていたので、ラバーソールのロジェをセレクトしました。
一冬すごした経験はありませんが、フランス旅行の経験では、雪でも数日でしたら問題なかった(ゴルフの経験)ので、履いたわけです。
バスを利用したので、歩いた時間が短かったこともありますが、靴の状態を確認したところでは状態に変化はありませんでした。
雪の中をがんがん歩き回って1シーズン経過すると、さすがにアッパーなどが傷んでくるとの情報もありましたが、ローテを組んで時間をあけて履くと何とか冬も乗り切れそうに感じました。
しかも、ラバソールなので滑りにくい効果もあるので、雪面でも不安なく歩けました。
雪が降っている時は、ナローなシルエットでスーツにも合わせやすいUーチップ、・・・などと考えても意味はなく、とにかく雪のシチュエーションに合わせた靴が必要と思います。
(ちなみに、無難に濃紺のスーツに合わせました。)
スノーブーツなどをスーツに合わせても、レザーソールの靴を履いているよりは、似合っているとさえ感じます。
雪が無くなるまでは、ラバーソール系の靴の出番が必然的に増えそうです。


1/13(火) J.M.ウェストンのタッセルモカシン(ダークブラウン)

今日は、週初めの個人的な習慣に従って、足入れが楽なスリッポンタイプのタッセルモカシンをセレクトしました。
夕方には荒れ模様になるとの天気予報ではありましたが、朝方は青空も見えていたので、気がつくとレザーソールのスリッポンタイプを履いていました。
新潟は、この時期晴れることが少ないので、朝から雨が降っていない場合はレザーソールの靴を履いてもいいかなと、軽く考えてしまったのです・・・。
といいますか、雨に当たるリスクよりも、何となく気が引ける週初めの朝一番の足入れにスリッポンタイプを履くことの方に、価値を感じました。
結果は、ものの見事に本格的な雨に遭遇してしまいましたが、いろいろと考えての判断ですので、納得しています。
バスを利用したのですが、かなり濡れてしまって、インソールに水が浸入気味になって、少しですがソックスが濡れ気味になりました。
ブラッシングして、クロスで拭いて、デリケートクリームを塗って軽く磨いて、玄関先にトゥ部分を立てかけてソールを地面から浮かして通気性を確保しました。
耐久性には定評のあるJ.M.ウェストンの靴ですので、少しばかり時間はかかりますが回復することは体験済みですので、安心しています。


1/8(木)〜1/12(月) J.M.ウェストンのロジェ(ダークブラウン)ゴルフ(黒)

1/8は雨でしたので、スーツを着ていたこともあってロジェ、その後夕方に一旦家に帰ってゴルフに履き替えて、そして東京に向けて出発しました。
ですので、1/8の夜からは、ゴルフをずっと履いていました。
今回は、こちらに戻る際に荷物をが多くなる可能性があって2足持っていく余裕がありませんでした。
ですので、カジュアルスタイル主体なこともあってゴルフにしたわけです。
天気予報はずっと晴れでしたが、宿泊する場合は数日先の天気予報が必ずしも当たらないこともあって、ラバーソールのゴルフ(かロジェ)にしてしまいます。
特にプライベートな旅行などでは、ゴルフにすることが多いです。
フランスにも何度も履いていきましたし、個人的に習慣化しているともいえます。
丸みを帯びた可愛らしいスタイルは親しみやすく、晴れていても問題無く履けます。
ちなみに、東京ではずっと晴れていました(とはいえ、出かけた時の新潟は雨でしたので、必然的な選択ともいえます)。
マットな質感の黒のゴルフは、あらゆる服装に合わせやすくて、汎用性がとても高いです。
カーキと黒の綿パンを持っていったのですが、黒は当然として、カーキにも合いました。
カジュアル用に1足持っていると、とても楽です。


1/7(水) ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000(ダブルモンク・Uーチップ)

今日は、シームレスなヒールに惹かれて、ジョンロブ・パリのヴィンテージ2000をセレクトしました。
昨日(フィリップ)、一昨日(マッタ)と、シームレスなヒールの靴を履いたので、今日も履きたい気分になっていたのです。
それ程難しい処理ではないとのことですが、他の靴ではあまり見ないこともあって、とても印象深いです。
靴入れなどで見る縫い合わせの無い後姿は、とてもセクシーなのです。
当然ながら、実際に履いていると見えないのですが、残像のように頭の中にその姿が残っています。
この靴の荘厳な雰囲気に圧倒されながら履いていることが多いのですが、今回は、見えないながらもそのシームレスなヒールを気にして履いていました。
(少々バタバタしていたので、あまり深く考える余裕が無かったこともありますが・・・)
それでも、グレー系のスーツに自然に合わせていたので、普通にはまとまったと思います。
ジョンロブ・パリのトップラインには、他にもシームレスなヒールのタイプの靴があるので、気になってきました。


1/6(火) ジョンロブ・パリのマッタ(ダークブラウン)

今日は、薄日が差していたので、レザーソールの靴にしようと考え、昨日のフィリップと同じラストのマッタをセレクトしました。
天候しだいではありますが、昨日のフィリップに引きずられて、何となくこのマッタを履こうとの思いがあったのです。
とにかく、良く手入れされて底光りするアンティークの調度品のような風合いの靴です。
極上の革なので、手入れをすればするほどに、輝きが増すのです。
この贅沢に甲上部を覆っている極上の1枚革が、内面から瑞々しい光沢を放っていて、芸術品といっても差し支えない佇まいと思います。
さらには、程よくトゥ・シェイプが効いた流麗なラインも、この靴の美しさを特徴づけています。
紺系のスーツに、この靴と同系色の茶系のネクタイと合わせはしましたが、やはり存在感があるので足元主体のコーディネートになりました。
シングルモンクは一般的に良く出回っている普通の靴ではありますが、これほどまで華麗な靴は他には存在しないのではないでしょうか。
この瀟洒な雰囲気をたっぷりと堪能しました。


1/5(月) ジョンロブ・パリのフィリップ(ダークブラウン)

今日は、仕事初めなので、気を引き締めるために、フィリップをセレクトしました。
どんよりとした空模様で、雨の心配もありましたが、迷うことなくこの麗質な靴にしたわけです。
時々雨が降っていたのか路面は濡れていましたが、運良く直接雨に当たることはありませんでした。
それにしても、燦然と輝く光沢が印象に残る華のある靴です。
買った当初よりも、明らかに色艶が増していて、手入れをすればするほど期待に応えてくれます。
しかも、程よくトゥ・シェイプが効いた端正なシルエットでもあります。
やや足元が目立つ程の存在感なので、式典などでは黒の方が向いているかもしれませんが、とにかく履いていると気分は盛り上がります。
ダークブラウンのパンチド・キャップトゥですので、本来あまり目立つ靴ではありませんが、この上質感は他の靴では味わえません。
濃紺のスーツに白いブロードのシャツとフレッシュな服装に合わせたのですが、まさに華を添えてくれました。
何度履いても履くたびに感動を与えてくれる、パーフェクトな靴と思います。