Home > 平和 > 2015NPTニューヨークレポート 4
さて27日からいよいよNPT再検討会議が始まります。同じ班の高知原水協の女性と一緒に国連の会議を傍聴しました。
本会議室はとても広く傍聴席からは議長テーブルが遠すぎて人も小さく見わけがつかない程でした。
傍聴席では膝にパソコンを広げて記録をしておられる方も多かったです。私たちもしっかり聞いていこうねと意気込んでいたものの・・・席に備えられた通訳イヤホンで日本語を探しましたが、日本語にはなりませんでした。7か国語ほどありましたが、日本語はありませんでした。結局英語モードで聞くことになり、申し訳ないことに理解できませんでした。
当日の資料や発言者リストなどもなく、雰囲気だけを見聞しただけに終わりました。国連の会議といえば、とても堅く厳粛なイメージを抱いていましたが、実際はとてもゆるい雰囲気で写真も全然OKで出入りも自由な感じでした。本会議の席も空席が目立ち、途中から入ってくる姿も数々見えました。会期も5月22日までと長期間に及ぶ会議だからかなと思いました。
また、国連の1階フロアではNPT再検討会議にともない原爆展コーナーが設けられていました。広島・長崎の惨状や被ばく者の方々の実情、核廃絶にむけての歴史や現状など大型のパネルで視覚的にもわかりやすく工夫された展示がされていました。
背中が焼けただれた少年の写真のご本人である被団協の谷口さんがこの場でご自身のことを語られたとも聞きました。国連には見学者がたくさん訪れるので、ぜひとも多くの方々に見てもらいたいなと思いました。
国連の中庭にあるモニュメントです。ピストルの先が結ばれていました。武器はいらない!!