Home > 平和 > 2015NPTニューヨークレポート 3
この日(26日)の午後は集会とデモ行進が行われ、会場のユニオンスクエアで大分の代表団の皆さんと合流して一緒に国連までの4キロ、ニューヨークの街を大分の横断幕を持ってアピールして歩くことができました。
集会は日本からの1000人と数千人の外国の方で溢れ、力強い太鼓の演奏で始まりました。ステージからは次々と核廃絶に向けた熱いスピーチが続き、拍手と歓声と熱気に包まれ参加者の皆さんから元気とパワーをいただきました。
広島からの被爆者の方や松井市長のスピーチもあり、「戦後70年となる今年ここから非核の世界に向け一歩を踏み出していきましょう」ということばに皆の心がひとつになって、きたがわてつさんのリードのもとWe Shall Over Comeを全員で高らかに大合唱できたことは何とも勇気が湧いてくる感じがしました。
デモ行進では静岡から参加されているというギターとアコーディオンのおじちゃん達と一緒にピースソングメドレーを大声で気持ち良く歌いながら、歩くことができ楽しかったです。
沿道の市民の方々も好意的に拍手やエールを送ってくれたり、日本からの折鶴を笑顔で受け取る子ども達の姿も目にしながら、こうしてアピール行動することの意義も実感できた良い経験となりました。この日のパレードには1万人の参加があったそうです。
国連前に到着すると署名が積まれていて633万余りの数が大きく掲示されていました。
「国連に持ってきてくださいね」というアンゲラ・ケイン国連上級代表との約束をここハマーショルド広場で果たし、こんなにも多くの日本からの署名をしっかり手渡す瞬間を目の当たりにすることもでき、大分の代表団の皆さんと充実感を共にしました。