江戸時代後半に使われていた先達の七五三縄
メダル部分オモテには三山先達、ウラには注連掛口の文字
弘法大師は高山に登り見渡すと八方に峯立連なり曼荼羅の中央八葉の地あり。 これ故にこの地を聖域と俗界との境とされ葛羅を集めて注連をはり、八葉中台、即ち注連寺境内に護摩壇を築き上火の行を修すると身には白衣、頭には白冠、首には葛羅で結んだ七五三を掛けた八大金剛童子が現れて、大師を湯殿山へと導きました。
行者、湯殿山の参拝者は注連寺にてお祓いを受け、身を清め、八大金剛童子の装束と同じ姿になり湯殿山を目指しました。
江戸時代には月山参拝の八方七口の1つ注連掛口(しめかけぐち)として参拝者で賑わいをみせたが、時が流れるにしたがい参拝の時には、白衣、宝冠は着けずとも七五三縄だけを首に掛けての参拝姿が受け継がれています。
また参拝した後には、自宅の玄関、神棚などに掛けて魔除けのお守りとされています。
平成25年に七五三縄を再現しました。
写真は再現された七五三縄です。
長さ 80㎝。
七五三縄(素材:紙紐、長さ 約73㎝) 1本 500円(税込)
(一般的に出羽三山参りに使用されるタイプです)
七五三縄(素材:麻紐、長さ 約80㎝) 1本 1,000円(税込)
七五三縄(素材:赤麻紐、長さ 約80㎝) 1本 1,000円(税込)
※郵送できます。(送料別途)