ここ注連寺では、現代アートもお楽しみいただけます。本堂の天井には、故村井石斎画伯による伝統絵画と、現代作家四人による絵画が展開されています。いずれも天界と俗界の接点を天井に見立てた秀作です。木下晋作「天空の扉」、久保俊寛作「聖俗百華面相図」、十時孝好作「白馬交歓の図」、満窪篤敬作「水の精」。心の世界の不思議な空間をお楽しみください。
作・村井 石斎
作・木下 晋
1947年生・富山県出身
1973年●渡欧
1979年●日本洋画巨匠異才展出品
1981年●渡米
1984年●広島平和美術展出品 G&Gアソシエーション登録
1985年●渡米 ニューヨーク各ギャラリー出品
1988年●現代のマンダラ展招待出品
他、個展グループ展多
作・久保 俊寛
1941年生・広島県呉市出身
1964年●広島平和美術展出展
1965年●二科展入選/ローマ賞候補/二科広島新人賞
1975年●画集『悲しき道化師』出版
1986年●スペイン・マドリード個展
1987年●レンブラント・ギャラリー企画グループ展(スペイン・マドリード)
1988年●個展“道化曼陀羅”(ジーンズ糸による)他、個展グループ展多数
作・満窪 篤敬
1943年生・宮崎県出身
1965年●武蔵野美術大卒業個展(宮崎)
1973年●日本洋画新世代展(東京)
1976年●スペイン美術賞バルセロナ展(スペインヴィレイ宮殿)
1978年●日仏現代美術展
1981年●油絵大賞展
1984年●宮崎県置県百年記念「郷土作家美術コレクション展」
他、個展グループ展、企画展等多数
作・十時 孝好
1948年生・福岡県柳川市出身
1977年●東京芸術大大学院美術研究科卒業
1980年●第23回安井賞展
1981年●『油絵の描き方』出版(主婦と生活社)
1981年●渡米 ニューヨークロサンゼルスに滞在
1985年●個展(文化出版局)都内各所個展開催
1988年●十選展(東京)他、グループ展多数
作者不明