1.『Memories of You』

 僕がまだ16か7の時に書いた作品。下手ですな(笑)。
 当時はまだ「彼はその時○○した」みたいな「バリバリ三人称」の文章を書いていて、ちょうど「一人称」の文章に憧れ始めた頃。まぁ「一人称」はともかく、今の文章の原型は出来ているような気はします。
 内容的には、ガキだった割には結構今の思想に近いかな…と思います。生と死を同列に扱っていたりね。
 ちなみに「夕里(ゆり)」は僕の小説にはよく出てくる名前です。あと「里美」ね。—昔の女の名前ではないよ(笑)。

2.『Amaging Grace』

 ヘタですな。
 
噂の(笑)23だかの頃に書いた作品なのですが、まぁヘタですな。
 なぜか宗教ネタなのですが、まぁ何を考えてたんでしょうね? 何か必要があって一週間くらいで書いた覚えがあります。
 今回
スキャナで取り込んだら半分くらい文字がおかしなことになってしまいまして、まぁ全部書き直した方が結局早かったりした訳ですが。
 大変だった割にはイマイチでしたな(笑)。

3.『鏡の中のあなたへ -前編-』 『鏡の中のあなたへ -後編-』

 アニメ『セラフィムコール』の村雨姉妹小説。
 僕が「セラムコ」自体を大傑作だと思っているのはともかく、小説自体もとても出来がよくって気に入っている一本。『レトリックランド』の最初の本でもあります。
 後書きによると3日で書いたらしいです。まぁ、それくらい「勢いよく」書けたものの方が大抵出来はいいんですが。「Perfect Family」も1時間くらいでプロット書いた訳だし。
 で、値段を付けて売ったものをそのまま掲載するのはちょっと抵抗がないでもないですが、まぁ極端に発行部数の少ない本でもあるし、小説の出来もいいし…、と言うことで掲載してみました。
 1999年発行。ピンクの表紙で確か限定15部のハズ。持っている人がいらっしゃったらゼヒご一報下さい。

4.『Happy Halloween』


 ほたる中心外部4人ハロウィン小説。セーラームーンオンリーイベント「Happy Halloween」の無料配布用に書き下ろした作品。
 土曜開催のイベントで、仕事でどうしても行けなかった悔しい思い出しかない一本(笑)。
 内容的にはまぁはるかの突飛さ、みちるの「あらあら」的な正確、苦労してるせつな、それを見て色々納得するほたる、と言う岡崎的にスタンダードなもの。
 イベントに行けず日の目を見なかったので、せっかくだからアップします。作った本はコミケで売る予定ですが。

5.『Touch the Sky !』
 神戸みゆき追悼本。書くのにすごく時間がかかってしまい(のに割にな内容ですが…)、その愛を疑われた一冊。しかし時間をおけたために逆に辺に感情的にもならず、いい感じで「生命賛歌」を書けたかと思います。
 内容は”あちらの世界”へ向かう神戸と、その案内をするプルートのやりとりが中心。親友だったらしいしょこたんさんも少し出てきます。フォントの選択をミスってしまい、非常に読みづらいと評判です(泣)。
 とまれ、普通はしないのですが、その時の思いもあり「後書き」まで含めてアップします。

 あと2011の冬コミで売れて驚きました。神戸のファンだったそうで、今さら神戸の話しが出来て本当に良かったです(笑)。


☆★Rhetoriclandのおしごと★☆

岡崎京一郎のイマイチ知られざるもう一つの同人活動です。
辞めたつもりはないのだけれど…ねぇ。


《いま考えてる話》

◆『憧憬』

 現代に近く「魔法」が胡散臭くも存在する世界。
 「偉大」と言われる魔法使いを祖父に持ち、しかし魔法なんて大嫌いな飲んだくれ女子大生タカミが、やがて「魔法も悪くないかも」と思うに到るまでのハナシ。
 魔法なんて大嫌いだけれど、でもじいちゃんは大好きなもんで、じいちゃんの連れていた「使い魔」人語を解す深紅のヘビ“ルージュ”をいつも首に巻き付けている。
 その辺の設定が気に入っている。

◆『横濱時間泥棒協会』

 うっかりリストラされてしまって途方に暮れるキョーコの見付けた再就職先は、全員が灰色のコートを着た「時間泥棒協会」だった!
 「時間泥棒」。それは人々の「楽しい時間」を盗み、それをエネルギーに時間を正常に流し続ける業務を市より請け負っている第三セクター団体。
 そしてその業務に就いた新人キョーコのターゲットは、下の階に引っ越してきた美形の絵本作家。
 「楽しい時間」を描く彼の時間を盗むのか、それともまたまたリストラ覚悟で恋に生きるのか!?
 少女小説をメインで書いていた頃の作品なので、結構リリカルな感じです。
 ちなみに「協会」の事務所は伊勢佐木町です。

◆『SKY HIGH!』

 仕事の都合でメキシコに引っ越してきた少年は、外国人で金持ちだったために当然のように毎日いじめられ続けていた。
 ある日、いつものように川原でいじめられていた少年を救ったのは、偶然通り掛かった大きなリムジンだった。
 リムジンから降りてくる大男。美しいマスクを被ったその男は少年に言う「強くなりたければレスリングをやりなさい。そして、いつか私と戦えるほど強くなりなさい」と。
 逆光を受け、神々しい程に輝いて見えた男の
その言葉だけを胸に、少年はひたすら強くなっていく。
 やがて青年は敵のいなくなったメキシコを飛び出し日本へ—。
 そして遂に対峙する。少年の日の憧れ、神々しい程に美しい「貴族」の名を持つそのマスクマンに—。
 優雅にマントを翻し、「スカイ・ハイ」のメロディに乗って…。

 ルチャ・リブレが大好きです。マスカラスが生きてる内にメキシコには行く予定です。

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