眼内レンズ入れちゃいました (自己紹介)
視覚関連の出会いと入院、手術後の記録
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【注意事項】
文章を構成する能力はないので箇条書きで入力しています。
入院時からはボイスオーバーの音声入力と読み上げで記録をとる。
その後、見えるようになってからパソコンで
拡大しNVDAを使いながら作成しています。
入院と術後記録だけだと、流れがわからないと思いましたので、
見えないと解った時代から掲載することにしました。
不快と思われる文章もありますので、ご理解ください。
長文になり面白くない記録ですよ。
イラストには代替テキスト alt属性を付けています。
読み上げがウザイと感じたら設定を変更して下さいね。
文章だけだと、つまらなくなってしまいイラストを追加しました。お許しください。
【検証しました】
ボイスオーバーを使い普通速度で読み上げ時間を計測したら
約1時間以上かかってしまう事が判明しました。
今なら「戻る」ボタンでクリックも、出来ますよ。
目次、移動出来ます。
昔の話から
2016年の出来事~
2017年の出来事~
2018年1月~
2018年2月~
2018年3月~
2018年4月~
支援していただいた皆様へ
ネットラジオ
2018年5月~
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昔の話から。
たぶん幼少期より強度の近視だと思われます。
小学校3年生の頃、検診であまり見えていないのではと、
母に連絡があり、帯広の眼科を受診する。
やはり右目は光だけ、目の前で手を振れば確認できる程度でした。
メガネをかける前は不自由だったのかと聞かれれば、
見えると言う物差しが無いため、この状態が普通だったりもします。
左目に度が入ったメガネを作る事になり驚きました。
こんなに見えるのかと今でも思い出します。
母は、なんとかしてでも右目を治療したいとの思いで、
夏休みや、冬休みなど札幌の大きな病院へ受診したり親戚の家に
あずけ宿泊し通院しましたが、神経が、もう駄目との話でした。
小学、中学の座席は、ほとんどは一番前でした。
中学校に上がり、三者面談がある。
なんと盲学校からの説明会でした。
母は「この子は、かたわではない」と、怒りまくっていました。
現在では差別用語(Wikipedia)
このような事を掲載したくはないが差別用語も
当たり前に使っていた残念な時代でした。
当時の事は、よくわからないが、今だったら色々な面で
ロービジョンケアのアドバイス等いただけたのかな?
昭和49年4月、時代背景が解らないが、どんな説明会だったのか疑問だ。
小 中 高 専門学校と社会人になりメガネの度数は、どんどん変化していく
もう何十本作ったのだろうか?
社会人になってからは、まだ見えるのでと思いながら視覚障害以外の
福祉系のお手伝いなど定期的にやるようになる。
ですが視覚障害の事を無視していたわけではない
20年以上前に個人的ですが全盲のかたとの
出会いもあり、コンサートやキャンプなどのボランティアや点字も少し覚えたこともある。
(かろく) (さごろく) (たごさん) (なさん) (はさぶろう) (まごさぶろう)など暗記した。
今では全く、ボツボツと打つことも出来ない。
当時はパソコンも少しづつ普及し1997年には全盲iさんのプログラマーが開発、設計した
「眼の助」(がんのすけ)が発売され、日本初の文字を拡大して表示し、
音声で読み上げるソフトも出来インターネットの世界もバリアフリー化される。
私の店でも講習会などやっていたが、パソコンも、まだまだ高額で
一部の人しか持っていなかったので最終的に普及したのかな?
振り返るとインターネット観覧ソフトも
今では(IE)(Safari)(Google Chrome)(Firefox)(Opera)などがあるが
当時はNetscape(ネットスケープ)で音声読み上げをしていました。
音声認識ソフトViaVoice (ビア ボイス)なども使っていましたが
自分の声を認識させるなど、とても面倒でご認識も多く修正ばかりで苦労しました。
今ではiPhoneでソフトも入れず簡単にできるようになりましたね。
年月も過ぎ、全盲iさんも天国に旅立ち、とてもショックでした。
ここで視覚関連は断ち切れてしまいました。
カヌーに乗ったり、パラグライダーで飛んだり、民族楽器をひいたりと思い出します。
話が、それてしまいましたね。
毎年、帯広で開催している福祉まつりの展示会も必ず見に行っていました。
気にはなっていたが「まだ見えるから」と盲導犬のコーナーは遠くから見ていた。
もう覚えてないが10年以上前から
遠くを見る時はコンタクトレンズとメガネを重複してかけて見ています。
近くを見る時はメガネを外しコンタクトだけ。
20センチから2メーターぐらいのあいだは、ぼやけています。
コンビニの棚に何が陳列されているのか、
足の爪を切ったり、
鏡で自分の顔を見たり、
対面するおばさん達のシミも細かいシワも(笑)、
わかりづらい状態で、暗い所や、下りの階段は苦手です。
片眼なので遠近感が無いためテーブルの上にある物は、
よく倒しますし、眼鏡のつるもどこかにぶつかり、
しょっちゅう曲ります。
空白の年月が過ぎる。
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2016年4月1日 障害者差別解消法が始まる
障害者差別禁止法ではなく、障害者差別解消法がスタートしました。
この法律で何が変わるのか? とても興味深く以前より関心がありました。
手帳を持たない人たちにも光が当たるのか、今後どうなっていくのかなど
情報収集もしました。
まあっ!合理的配慮は何十年も先の話だと思っていましたが、
私の店でも配慮は必要になるかと思い、手すりを増やしたり
トイレのドアもスライドにしたり。
母の介護も必要だったので少しだけ住宅も改修することにしました。
新しい施設や大型店にはバリアフリー化の取組みがされ
多目的トイレ、ピクトグラム表示なども急激に増え驚いています。
今後も色々な障害に対し便利になって行き、見て見ない振りをしないで
自然に声を掛けられるような時代になるのかな?
昔話になりますが平成になり大型店も増え始めた頃、
車椅子専用トイレも少しづつですが普及し始まりました。
私のホームページで車椅子マップのページが有り、
視察など行きましたが多くのトイレは使われること無く、
脚立や掃除用具などが入れられたり、ダンボール置き場となっていました。
せっかく設置しても使う人が少なったのかは疑問ですが
とても残念な時代でした。
2016年7月の免許の更新
遠くを見る専用の強度のメガネを使用し
車もビビりながら運転しています。
かろうじて免許の更新も出来ていましが、、、
2016年7月の更新時は
視野検査で2度落とされました。
本当は危ないので返納したほうがいいんだけど田舎では不便で生活できません。
2016年10月から真剣に目の事を考え始める事に
帯広で開催されている福祉まつりの盲導犬コーナーへ行きました。
日常、自分自身、目に不自由を感じているのだが、一歩踏み出せないが
誰も居なかったので話をしてみる。
何となく理解はしていたが、
全盲の人だけが対象でないことを知った。
これから「盲導犬への知識や家族らに深めてもらおう」とセミナーが
あるので是非、参加してくださいと言われた。
その後「盲導犬と一緒に歩こう」という体験もあるので歩いてみませんかと誘われる。
自分は弱視である事を告げると半強制的に参加者名簿に1名追加される。
まだ時間があったので緑、青、黄色のレンズを目に当てるが
まぶしさを感じていない私には解らない。
セミナーの時間になり会議室へ入る。
盲導犬を利用して30年という方の体験談を聞く。
「盲導犬と歩くと一人で風を切って歩いている実感がある。健康のために使っています。」
「可愛いからといって人間と同じ食べ物を与えると病気に成りやすい」など説明していた。
話の内容から盲導犬に対し再認識した。
白杖の説明なども聞くことが出来た。
その後、会場の外に出て「盲導犬と一緒に歩こう」のスタート地点へ移動。
カッパのような服を着ている盲導犬が、おとなしく伏せている。
油断していた私にアイマスクが渡される。
おいおい俺が1番目かよと思いながらアイマスクをかける。
女性の指導員さんから説明をされ歩き出す。
しばらくすると声がかかり「北海道新聞ですが写真を撮っていいですか」と言われる。
何故か冷静に答える。
「アイマスクでモザイクが掛かっているのでいいですよ」と、伝えると、
カシャカシャとシャッター音が聞こえる。
「それでは、いつも歩いているスピードで進みますね」と言われ。
はやあるきになる。
目隠し状態だと恐怖感が更にまし説明の声かけがなければ不安で歩けないですね。
はじめての体験と当事者のお話はとても参考になりました。
翌日、新聞を見ると、あららっ!!
バッチリ掲載されていました。白黒ではなくカラーでした。
目にはアイマスクのモザイク入なので誰かはわかりません。
犯罪者で、なくてよかった。
レーシックや眼内レンズの手術が受けられるか?
以前より何度も札幌に行き、診察していたが、右目は光だけなので、
まだ見える左目の手術はリスクが大きすぎるとの理由で何度も繰り返し断られてきた。
医療の進歩で眼内レンズの技術も良くなっているので、
定期検査のときに眼内レンズの話をするが同様に断られてきた。
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2017年 ガイドヘルパーの資格は以前より気になっていた。
ヘルパー2の資格を所持しているが、
今では名称が変わり「介護職員初任者研修」と言うらしい。
以前よりガイドヘルパーの資格は気になっていた。
ネットで調べると同行援護と言うらしいことがわかった。
そこで受講できる学校をネットで探した。
なんと点字図書館でやっている事がわかった。
ホームページを見て電話してみると、
受講生が少ないと中止するらしいと言われる。
講習日をカレンダーに記入し、チェックする。
月日が流れ、申し込みするが、やはり受講生が少なく中止となる。
少し落ち込む。
話は少しそれますが、当時の事を思い出しました。
大昔、何度かボランティアにの方に連れられ出入りしたこともある。
Yes 愛 Can募金箱を取りに行ったり、点字版を買わされたり(笑)、
名刺に点字を入れる小さな点字版の普及など、
無責任な立場で、やっていたような記憶があります。
とてもいい加減なヤツ。
物置の引き出しに放置されているのを思い出し探しに行くと、
ビニールに入ったカラーの点字版が数個とシールなど見つかる。
Yes 愛 Canのチラシも見つかる。平成5年「小口募金もスタート」など
髭の副館長の写真が掲載された資料も多数、箱に入っている。
点字図書館は全盲の方と点訳や音訳のボランティア
さんだけが利用する場所だと思っていました。
「身障者手帳を所持しない弱視者には関係ないところだと、、、」
お店にも募金缶詰が置いてあり満杯になったら定期的に
図書館の小さな窓から渡していた。
当時は信金に預けることもあったような気がする。
話をもとに戻します。
2017年5月 同行援護従業者養成研修に申し込む
定員数を上回ったようで、
2017年5月16日から同行援護従業者養成研修の
一般研修(3日間)と、応用研修(2日間)が始まる。
申し込時に、あなたみたいに理解をしている方は受講しなくても良いと言われたが、
施設の運営上の問題や障害者介護分野に就職を考えている訳ではない事は知っている。
なぜ研修に申し込んたのかというと、このまま視力が落ち続けたら
どうなるのかと少し心配もあったが、誘導される側も体験出来る事が
一番知りたかった。
この研修を受けて、のちの入院してからの生活にとても役に立つことになる。
講習内容を掲載すると長くなるのでやめようかな??
ですが少しだけ。。
階段上り下り、エスカレーター、汽車、バス、買い物、食事など体験。
私は日常生活で少し経験していますが、アイマスクで光が無くなると位置が解らず不安でした。
「あっちへ行きます。」「そっちへ行きます。」「こっちです。」など。
「そんなんじゃー、わからん!!」と、指導が入り怒られる人も居た??
もしかして俺かも!!
弱視である私は一連の流れで体験しているが、
事故や病気で、いきなり見えなくなる人も居るわけで、
想像するだけでも気が狂いそうになるんだろうなと思いました。
実際、障害者になった人も沢山、見てきたので。。。。
2017年7月14日 成澤俊輔氏 帯広講演会を見に行く
点字図書館より連絡がありました。
講演会の内容は、
「先天的難病の網膜色素変性症により20代前半で視力を失うも、
「世界一明るい視覚障がい者」をキャッチフレーズにNPO法人FDAを率い、
日々、精神疾患や身体的な障がいや病気を抱える
「就労困難者」に寄り添い、その就労を支援しています。
みずからも視覚障がいや引きこもり、大病を経験し、
紆余曲折を経たからこそ見えてきたものとは何か?
今、注目の社会起業家が語ります。」と
言う講演会でした。
感想を書くと長くなるのでやめます。
「第10回、障害を持つ方と(とかち)の旅をしよう」!の記事を見つける
インターネットで情報収集して申し込みをする。
音声の説明も聴いた。いろいろな団体が絡んでいるのにも驚く
2017年9月17日
主催は「ガイドヘルプボランティア、くるみの会」と「(とかち)視覚障害者の会」の
日帰り旅行でボランティアとして参加しました。
大勢の人がいる団体は、あまり経験したことが無かったが、
「くるみの会」より、とても丁寧でわかりやすい資料など送って頂きました。
その中でも1通の心温まる手紙が入っていて感動しました。
今まで福祉関連で、こんなに詳細な案内を受けたことが無かったので
とにかく驚きました。積み重ねてきた歴史なのかなーー。
同行援護を受講して本当に良かったです。
スムーズに手引きが出来たと思います。
昔、同じ町に住んでいた方にも会え話をすることが出来ました。
「(とかち)視覚障害者の会」の会長さんとお話もでき、
このイベントに参加したことで視覚障害の世界が広がる。
2017年7月9日「網膜色素変性症協会」の集まりに参加する
連絡があり。弱視の私には全く関係ないと思いつつ
交流会、相談会に参加する。
当事者や家族の苦労や苦悩の日々の話がどんどん出てきて、
収拾がつかない状態になるなど、まだ見える私が居る場所ではないと、
思いながらお話を聴いていましたが、自己紹介と困っていることなど、
問いかけられ困惑しました。
隣りに座っていた方は、いつもは、こんな感じではないと言っていた。
このような会が定期的にやっているのか、それとも特別に開催されたのかは、
解らずじまいでした。
手帳を持たない参加は私だけだと思われる。
すぐにでも退室したい気持ちでした。
当事者の皆さんが長年、苦労と精神的に追い詰められている
状況を目の辺りにしました。
生の声を聞くことが出来、複雑でした。
当事者にスムーズに情報が行き届いていない事にも驚く。
2017年7月21日 1年に1度の定期検診だが、眼科を変えてみる
毎年、誕生日の月に検診をしているが、今回は病院を浮気してみた。
いつも視野検査、瞳孔を開くなど時間をかけても同じ対応で、たいした説明もなく、
「また来年来てください」と、言われるだけ。
まあっ!異常がないので、仕方が無いと思うが、
ちょっとアドバイス的な事も言ってもらいたいと思うのは私だけだろうか?
ロービジョンケアみたいな相談室がある訳ではないので、これが現実なんだよね。
常連のお客さんから勧められた眼科に相談の電話をかけてみた。
病院の変更の流れや過去からの経過と今の現状など伝える。
「予約制ではないので、いつでも来てください」と、
とても丁寧に対応してくださる。
早速、眼科に行きアンケート用紙に記入する。
しばらくすると看護師さんが来て話をしっかり聞いてくれました。
内容としては、
「光だけの右目は、なぜ見えないのか専門的に聞きたい?」
「医学の進歩で私の左目に眼内レンズを入れる事が可能か?」
「そして視力は上がるのか?」「その後の合併や危険性はどうなのか?」
「視野はどのくらい見えているのか? 詳しく教えてほしい!」
「コンタクトレンズの管理や眼鏡との重複はとても大変なこと」など話した。
最後に、
「先生が納得しているだけでなく患者に教えてほしい!」など質問してみました。
これは、ちょっと言い過ぎで嫌われるかなと思いながら問診を終わる。
名前が呼ばれ検査室に移動する。今までは淡々と検査していたが今回は違う。
一つ一つ、とても丁寧に、そして時間をかけて見ていただきました。
こんな検査は久しぶりだった。
もしかすると、今まで溜まっていた、言いたいことをガンガン話したことで、
この患者は、神経質で、クレーマーで、面倒な人かもと思われているのではと、
勘ぐってしまうほどだ!!
まあっそんな事は絶対ないと思うけど。
それほど親切丁寧だった。
2017年9月4日と10月30日に手術は可能か再検査する
手術は可能と判断される。
安全を考慮し入院可能な病院へ行くことになる。
どんな手術でも100パーセント成功するわけではない、
2000人に1~2名ほど思っていたような結果が出ないこともあると説明される。
希望を与えてくれた先生に
「大丈夫です、失敗しても訴え事は、しません」と言うと、
「失敗はしません」と言われる。
ちょっと非常識なことを言ってしまいましたが信頼できると確信したからです。
障害者差別解消法が始りロービジョンにも光がさしてきたのかな?
連絡があり
帯広で初めてロービジョンケアの集いが始まる。
内容は「目が見えにくい方とそのご家族が、日々の生活の中で困っていることや悩んでいることを、
気軽に話し合える場として「ロービジョンの集い」を開催する。
私のような単なる弱視で車の運転ができる人が参加できるのかと心配していました。
以前、会長さんと少しだけ、お話して名刺交換もしましたが、
その時はボランティアでの挨拶程度だったと思います。
とても興味深い内容なので電話にて申し込みをしました。
右目は光だけなど現状を伝える。
色々とお話を聴いていただきました。
是非、参加してくださいと言われる。
2017年9月20日 遠隔ロービジョンケアのモニタリングをすることに
ipadを使いタッチしたりアンケートに答えたり 最後に専門家と、お話などしました。 近い将来ロービジョンケアも進み便利な時代になるのかな。
2017年10月21日 今年も恒例の福祉まつりが、やってきた
今回は真っ先に盲導犬協会のコーナーへ
今更、何もすることは無い(笑)
担当者に声を掛けられ段差が見やすくなるらしい色眼鏡を
試すが、俺には変化など解らなかった。
女性のかたから今日「ロービジョンの会が開催されるので
行きませんか」と声がかかる。
「1時から参加申込みしています」と返答しニコリとする。
「では会場でお会いましょうね」など会話する。
補助犬シールを二枚ゲットする。
その後、展示会をウロウロするが
おお昔と違って障害者の補助具展示は減っている。
老人介護の展示が拡大していると感じるなーっ。
後で気づいたが、募金をするのを忘れてしまった。
2017年10月21日 第1回「ロービジョンの会」開催
帯広で初めての取り組みがスタートしました。
ロービジョン当事者と、ご家族の皆さんが集まりました。
障害者手帳の有無は関係ないらしい。
札幌からは盲導犬協会や視覚障害者福祉連合会、
視覚障害者福祉協会の職員さんらが発足のために来ていました。
地元からは「くるみの会」「さざなみの会」「なすの会」「視能訓練士」
「教員」「帯広図書館友の会」「北点職員」の団体の方々が参加していました。
発足の挨拶が終わり、まずは個人の自己紹介から始まる。
少しは見えている単なる弱視は私だけ、
皆さん中途で視覚を失われたようで辛い生活を送られていたとお話される。
その後、各ボランティア団体の自己紹介もされる。
近い将来、色々なアドバイス等いただけるようになるのだろう。
色々な面であきらめていた事も解消されるのかな?
2017年11月22日 紹介状を持って手術予定の病院へ行く
再検査をする。
多焦点レンズでは無く、単焦点レンズとの説明。
最近では色々なレンズか開発されているが、
やはり単焦点眼内レンズとなる。
2017年12月16日 第2回「ロービジョンの会」
自己紹介から始まり疑問や意見、身障手帳の交付など話し合いました。 次回は、お役立ちグッズを持ち寄って紹介するとの話で終了しました。 第1回は新聞に掲載され、新しい会員さんも増えました。 まだ知らない方にも情報が広がれば良いと思う。
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2018年1月4日 初めて帯広図書館へ行く
ロービジョンの会で「帯広図書館友の会」が図書館で
朗読のボランティアをやっていますので是非来てくださいと案内が
ありましたので、何処でやっているのだろうと興味本位で、行ってみた。
いつも開催されているのでは無いことを理解しつつ。
はじめての図書館でウロウロするが弱視の私には本を読むという習慣がない。
多分、1階のガラス張りの多目的視聴覚室だと思われる。
確認を終え、本棚を観るが、コンビニの陳列棚に何が置いてあるのか
解らない私には、本なんて見えるわけが無い。
大入り満員の状態でした。お正月だったからかな?
その後、3階の喫茶店でコーヒーを飲みゆっくりくつろぐ。
2017年1月9日(火曜日) 覚悟を決めサインをする
いゃっ!!手術後、必ず見えるようになると信じて。
左目、水晶体再建術に関する説明と同意書と 感染症検査同意書にサインをする。
採尿、採血、レントゲン、心電図、目の長さ、単焦点眼内レンズの度数測定、
入院の手続きや説明、抗菌薬の目薬が処方される。
どんな手術でも100パーセント成功するわけではない説明や
写真、イラストなどを使い説明していただく。
【補足】
眼内レンズの度数を様々に変化させることにより、
術後の屈折度数を変化させることが出来る。
それにより近視の矯正をすることも出来、屈折矯正手術の側面を持つ。
そのため術前に患者本人のライフスタイルなどを参考に
種々の計算式により度数を決定するらしい。
眼内レンズの単焦点性の改善を目的に様々なレンズが開発されている。
単焦点レンズはよく使う距離に合わせた度数を選び、
それ以外の距離では眼鏡が必要となるが、
合焦点付近の結像性能が高く、医療保険が使える利点がある。
私は「がん保険のアフラック」と
「郵便局のかんぽ生命保険」を請求しました。
2018年1月10日(水曜日) 役場に行き保健証発行してもらう
前日の入院の手続きや説明の際、高額の医療費を軽減できるので
確認して下さいと言われたので役場に電話する。
なんだかよく分らなかったゲド。
「すぐに来れますか」と言われ担当窓口に行くと、
昔の保険証みたいなカードが、すでに作られていた。
さすが小さな町で顔見知りが多くとても便利だ。
国民健康保険限度額適用、標準負担額減額認定書と書いてある。
これを入院先に提出すると安くなるらしい。
母親の後期高齢者や医療費などの手続きは色々やってきたが
自分のことは、あまりよく解っていなかったりもする。
2018年1月20日(土曜日) いよいよ準備段階に入る
朝、昼、夕、就寝前の4回、クラビット点眼薬を開始する。
2018年1月22日(月曜日)10時に入院
相談室にて手続きを済ませ5階の病棟に移動する。
手術する皆さんと白内障のビデオを視聴し、看護師さんからお話を聞く。
各自、手術する目に眼帯をし日常生活の訓練に入るが、私は左目を隠すと
右目は光だけなので歩行は危険と判断し眼帯は、しませんでした。
【写真のおじさんは俺、イラストのように若くはありません、初登場です】
左目のコンタクトと眼鏡を外し裸眼の上からプラッチックの様なカップを
絆創膏で貼る処置がされました。
裸眼では遠くも近くも見えない状態、ボケボケだが天井の蛍光灯の光は、
ぼんやり見えます。そして近づけばドアの入り口などの明暗も確認出来ました。
iPhoneはボイスオーバーに設定して片耳用のBluetooth、イヤフォンで操作する。
入院記録はボイスメモで録音しようと考えていたが、一時停止は、わかるが、
スタートしたのか?、停止されたのか?、全く確認できず使えなかった。
練習はしていたのですが目を頼っていたことがわかり、情けなかった。
メモ帳で音声入力をすることに変更したが、
最終末尾へ、なかなか移動しなくイライラする。
手術後、見えなくなってもトイレの場所や交流室のテーブル、
椅子の配置、無料のお茶コーナーなど確認する。
以前より1階のエレベーターの位置やコンビニ、喫茶店を何度も歩き覚えました。
一番危険な場所
自動ドア2箇所の配置や開く音など再確認。
その場所は外にあり「多くの患者がコミニュケーションを取り合う場所で、
点滴を引きずり、車椅子、松葉杖、片手に飲み終わった缶を持ち、次から次へと現れる。
話題は、どんな病気、何日入院しているのか? など会話する。
とても寒いので5分以内で帰っていく、赤い文字やマークの看板らしき
プレートが複数貼られているが、
弱視の私には見えないが、何かを禁止しているようだ。
極寒の2月なので、皆さんの吐く息もとても白い。
防寒着を来て病室を出ると看護師より声が掛かるのでパジャマのまま危険を犯し、
ここまで来ると話している患者が多いと、笑いながら高齢者っぽい人が教えてくれる。
この場所は病を治そうと思わない患者と自己管理が出来ない人が多いようだ。
病室に戻り2時間ぐらい経つと、何故か寒い外にいる患者が、
とても心配になり何度も様子を見に行く。
やはり集会は始まっている。輪の中に入り、コミニュケーションを取る。
白杖を持った視覚障害者の私に「空き缶は、ここにありますよ」と、合理的配慮をしてくれる。
とても感謝!! だが、死ぬほど寒い。
見えなくても禁断症状が出る前だと白杖一本で歩行できる事がわかった。
もし何かあったとしても、ここは病院で安心だ。
病室は小児科だったので、ベットが、とても狭く驚いた。
隣の人の酸素ボンベ装置が、私の上の装置から接続したため、
頭上では「ボコ ボコ ボコ」と、音がして、夜中に気になりヘッドホンが外せない。
音楽を聴いて過ごすが寝てばかりはいられず、
交流室でボーっとしていた。
2018年1月23日(火曜日) 手術日
トイレを済ませ、新しいパジャマに着替える インナーシャツと靴下も駄目とのこと。
手術前に点滴と15分おきに点眼開始、局部麻酔と思われる。
11時30分から始まるとのこと 3人部屋で3番目と言われ2番めの患者さんが
車椅子に乗せられ手術室へ、多分30分もかからず帰ってきたような気がする。
私も車椅子で移動するが明かりだけが見える状態。
手術台に移乗するが全く見えない。
暗闇の中に上の方が明るく見えるだけ不安と緊張で口呼吸、
口が開いているのに気が付き閉じる。
ビニールの様な素材が顔にかぶさる更に目の周りに粘着性あるシート状の物が目の縁に
ベタベタと密着するように貼っているような感じ、
次に目の周りと、目の中を洗浄すると説明される。
血圧計が定期的に腕を締め付ける。
その後、「光の練習をします」と言われる。
とても眩しく「うっっ」と声が出るくらい目の奥が痛い様な感じでしたが、
すぐに痛みも無くなり慣れてきた。
色々なホームページの体験談で看護婦さんが安心させるため
手を握ってくれると書いてあったが誰も手を握ってくれなかった(笑)
あっという間に終わると思っていたが、とても長く感じてきた。
後半に入ると「ここは痛い所だけど我慢してくださいと」言われ、
耐える準備をする。初めは痛かったが麻酔を追加し
すぐに我慢できないほどではなくなってきた。
糸で3針、縫っていた事と、保護するため大きなコンタクトレンズを
装着されていた事が後で分かる。
手術が終わり時計を見ても見えないが1時間以上かかったと思われる。
長時間だったが耐えたと言う気持ちより先生に、
ご苦労様でしたと気持ちに変わってきました。
「手術中は光がとても綺麗で素晴らしい世界でした。
最後にはライトが消えた時は満天の星空で、七色の光がキラキラ輝き
宇宙に漂っているような感じでした。」
【手術の流れ】
まず、点眼薬で麻酔をしてから、目の周りを消毒します。
角膜切開し創口作成。
その後、水晶体の核をプレチョッパーで分割。
超音波で砕いされた核を吸引。
水晶体の皮質部分を吸引除去します。
これにより、水晶体は完全に取り除かれ
眼内には嚢だけが残ります。
そして前嚢切開し折り畳んだ眼内レンズを
眼内に挿入します。
眼内レンズは眼内でゆっくり広がっていきます。
その後、3針、縫合糸(ほうごうし)で縫い合わせ
手術終了。らしいです。
病室に戻り、すぐに昼食、全く見えない。
病室に戻り、すぐに昼食、全く見えない。
ベットのテーブルで、なんとか完食しました。
何を食べているのかさっぱり分らなかったけどね。
看護師さんよりトイレなどナースコールを必ず押すようにと言われたが
「ボタンが解らないので自立しますから大丈夫です」と伝える
「見えない状態で何かあったら困ります」と言われる
「昨日からトイレや洗面所、ドアの位置など何度も歩き確認しているので、
多分心配ないと思います。」
「天井の蛍光灯も確認できるしドアなどの何となく柱など明暗も確認できます」と
伝え、ベットから降り行動を、見守って下さいと伝える。
声を出しながら、「まずはトイレに行きますね。
壁を触りながら病室を出る。
真正面に交流室があり廊下を3歩進み曲がるとすぐにドアあり手すりが無くなり、
すぐ手すり3歩歩いたら右に曲がりエレベータが2つそこを過ぎると、
手作りのアニメの画用紙の作品、斜め右45度前方に、トイレがあるが
汚物のカートがあれば、注意する。
廊下を越えるとトイレの入口、左に洗手洗い台、
右にタイルの出っ張り、ここを触りながら反対に行くと小便器、
手すりがあるので便器の位置がわかります。
帰りは、これで大丈夫だと思いますよ。」
洗面所は、かなり広いので心配だけど大丈夫でしょうと伝へ部屋に戻る。
点字図書館で借りてきた白杖が、あるだけで障害物があるか確認出来るだけで、
とても安心して移動できる事と同行援護、ガイドヘルパーの研修をしたので
心配ないと思いますと、伝え、何かあったら大声で叫びますと話をする。
「すごいですね」と、言われる。
この日は、さすがに、集会所に行かず、アメやグミなどを、舐め回す。
iPhoneで、以前録音した、視覚障害のラジオや福祉のポッドキャストなど聞きまくった。
その後の食事はベットに用意されたが、こぼして布団を汚したくないと
看護師にお話して交流室で食べる事にした。
寝てばかりだと体が痛くなり何度も交流室へ行き無料のお茶を飲む。
あとで気づいたが自動販売機があったようだ。
2018年1月24日(水曜日) 早朝7時、一瞬、死ぬかと思った
早朝、我慢ができずパジャマのまま、例の危険な場所へ行く。
エレベーターを降り院内コンビニを過ぎ自動ドアから
外に出るが静まり返っている。
いつも賑わっている場所だが誰も居ない。
早朝の凍りつくような静けさの中、1本の白い棒状のものを取り出し。
口に加える。
吸い込むと全身の血管に虫が走リ回ったように移動する。
目の前が真っ白になる。
高校時代、初めてイタズラに吸った感覚がフラッシュバックする。
二度目の呼吸は最悪だったので立ち上がるが立てない。
この時は死ぬかと思った。
「ここは病院もし倒れても誰かが助けてくれるかも」と、
一瞬、冷静になる俺もいたりする。(おおバカもの)
やっとの思いで屋内へ移動するが寒くて震えが止まらない。
待合室の椅子で心を落ち着かせエレベーターに乗り込む。
そして交流室でリラックスいていると、すぐに落ち着きを取り戻す。
その後、朝食は何事も無かったように美味しく食べました。
「死ぬかと思った事」は、この時点では全く覚えていない。
(おおバカもの)です。
2018年1月24日(水曜日) 12時ごろ退院
再検査をする。
点眼薬は、(クラビット4回)(ブロナック2回)(リレデロン4回) 飲み薬は、
(セフカベンビボキシル塩酸塩錠100mgマイライン抗生物質で感染症の薬)
(レバミビド錠100mgNS胃の粘膜を保護、修復する薬)
光と風景が、ぼんやり見えるドアなどは、なんとなく確認可能だと言いながら。
ほとんど見えていないけどね。
入院費支払い、いよいよ退院。
病院から出て車に乗る際、光が強烈に眩しく100円ショップで
サングラスが売っているので連れて行ってほしいとお願いする。
かけると快適。
その後、弁当を大量に購入し帰宅する。
階段がある自宅に戻るが不便なため、
入院中の母の家で生活することにした。
住宅改修で手すりなど合理的配慮したトイレだったが。
見えないので洋式便座で立ちションベンは出来ない事がわかった。
その後、座りおしっこをすることになる。
見えないと大変なんだと実感する。
2018年1月28日(日曜日) 早朝より気が狂いそうになる
以前よりYouTubeなどで手術動画を見ていたが、4日も経っているのに、
見え方に変化が無い。
完璧に見えるようになるのは、4ヶ月位かかると言っていたが。
さすがに、つらくなってきた。
動画では手術を終え15分ほど休憩を取り患者は視力を取り戻し歩いて帰る。
まあっ!病院の宣伝PR動画で白内障の手術とは、わかっていたのだが、
こんなに見えないと、さすがに落ち込み気が狂いそうになる。
何度もロービジョンケア(とかち)の会長さんに電話をし、気を紛らわせようとしたが、
やはり心配掛けては、いけないと思いとどまる。
こんなときは、独り身の若くない男は孤独で寂しいものだ。
午後から店の常連さんが来て「狂いそうだからどこかへ連れ出してくれ」と頼む。
上士幌町のケーキ屋さんへ行き、甘いものを食べ落ち着きを取り戻す。
その後、常連さんが次々とドライブに誘ってくれることになる。
ありがたい!!
2018年1月29日(月曜日) 検診(1回目)
視力検査、目の中を覗き込んだりされる。
その後ショッピングセンターで弁当を大量に買いこむ。
何も見えないので弁当の中身を聞くが
定年を過ぎた男性では説明がスムーズに行かない。
親切に同行援護をしていただいているのにイラっとする(笑)
食材を購入する時は、おばさんが一番だ。
笑いながら買い物を終了する。
白杖は素晴らしい、不安なく歩ける。
2018年1月30日(火曜日) 針を刺したような激痛が走る。
瞬きスルといきなり激痛が走る多分ゴミが入ったと思われる。 コンタクトレンズを装着している時も頻繁に起きていた痛みと同じ感覚。 涙の成分の目薬を大量に入れ洗い流す。
2018年1月31日(水曜日) 検診(2回目) 見え方に変化は無いような
受診日、通常の目の検診、手術後より見え方は少し良くなっているとの事ですが実感はわかない。
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2018年2月1日(木曜日) かろうじて見えるる気がする
10センチぐらい、離れた親指大の文字が、かろうじて見えるようになってきた。
スマホの文字は見えないが
ボイスオーバー時に右フリックで読み上げ移動しなくても、
何となく位置がわかり、楽に聞けるようになる。
久しぶりにパソコンの電源を入れる。
パソコンは2画面のデュアル、ディスプレイにしている。
サブ、ディスプレイは白黒反転させて、
メイン画面は通常の色や大きさで見ている。
サブ、ディスプレイは300パーセント拡大するとぼんやり見える1文字が切手ぐらいの大きさ。
音声読み上げでメールチェックをするが見ようとする自分に腹が立つ。
特大マウスの矢印と「ここみて」のマウスの位置を黄色の円形に
表示させるソフトが、かろうじて位置の確認が出来るのでとても助かる。
Ctrlキーを叩くと波紋がなんとなく見えるので見失った時は便利だ。
これ以上大きくすると文章の位置が見えづらくなりマウスを少し動かすと
何処を見ているかは、わからなくなる。
メールチェックするが大量の広告メールを題名だけでゴミ箱に移動する。
多分、全く見えなければNVDAの音声読み上げソフトでは使えないこともわかった。
全盲の人は、すごい努力だと思う。
2018年2月2日(金曜日) 痛みが続き急遽病院へ行く
早朝、遠くの建物の形、看板、樹木かどの輪郭は、ぼんやりしているが確認できる。
スマホの文字はまだはっきり見えないが見ようとすると一瞬だけ見える事もある。
お昼から目にゴミが入ったような感じで痛い、近所のKさんが来店し
急遽病院に連れて行っていただく。
検査するとコンタクトが、ずれていたとのこと、
コンタクトレンズは装着をやめて、
軟膏で眼球の保護をするため、
糸のゴロゴロを軽減させる事に変更する。
3針縫った1本だけを抜糸する。
タリビット眼軟膏03.パーセントと、
目の乾燥を防せいだりゴミが入ったら洗い流すのに、
ヒアレイン点眼液0.1パーセントを出していただく。
どうせ見えていないが、白い軟膏を入れる行為は複雑だ。
目に入れるものは水溶性のものだと思っていた。
軟膏を絞り出し綿棒へ、それを下瞼に塗布するが恐怖感があり
眼球に刺さらないかと何度も躊躇する。
2018年2月5日(月曜日) 点字図書館から借りてきたアドレンズを掛けてみる
老眼から近眼までネジを回すとピントが合うメガネです。
何となく見える所があるような気がするが全くダメだっ!
昔使っていたメガネを掛けると少しだけピントが合う気がする。
3メーターほど離れた位置で大きなカレンダーの2月の文字が、かろうじて判る。
大きさは手を握った位です。
しばらく掛けていると目の奥が痛くなりめまいがする。
外は眩しい。裸眼では見えなかった遠くのものはボケボケだが
確認出来る隣の家や駐車している車、木の形も見える。
パソコンの電源を入れ音声認識でメールチェックするが
思うように使えずイライラし、腹が立つ。
やはり目を頼っている。
2018年2月6日(火曜日)再び、気が狂いそうになる。(その2)
何となく文字が見えるようになってきたがハッキリは見えない。
この状態が続いたらと精神的に不安定になり気が狂いそうになる。
そこで盲導犬協会に日常生活訓練の事を聞きたく電話をかけてみた。
実は前日にも電話してみたが「担当者が席を外している」との事で、
少しだけ質問をして電話を切る。
徐々に見えているけど何か参考になるアドバイスが
聞けるのではとの思いもありました。
これ以上視力が上がらないと決定したわけでもないし、
まだ結果が出ていないので答えられないと理解しつつ話をしてみました。
話の内容は日常生活訓練の事など。
色々と話が出来て少し不安も解消され落ち着き、
迷惑かけたかなと反省しつつ電話を切りました。
ロービジョンケアの情報も、もっと早くに出会っていたら
心構えも変わっていたのかなと思いもある。
ですが私の場合は短期間ではあるが手術の準備をしてきたわけで、
突然、見えなくなったり、長期に渡り治療している人や、
何年も相談もできず辛い日々を過ごしている人も多く居ると思うと
少しづつではあるが回復している状態なので情けなくなる。
順調に行けば3ヶ月ほどで見えるようになると医師は説明していた。
だが精神的に不安定になる事で相談できる情報を知っていただけで
冷静になれることも今回は知ることが出来た。
最後に、やはり手帳がないと難しい面もあるようで、とても参考になりました。
ロービジョンケアの会の重要性も改めて感じました。
インターネットだけの情報では、すぐに記憶から無くなることも多く、
この会に参加していなければ生の声も聞けず壁に
ぶち当たり立ち止まってしまうのかな?
2018年2月7日(水曜日) 眼科受診日 2本の抜糸せず
少しは見えるようになっている気がする。
残りの2本の抜糸は、まだそのまま維持との事、
軟膏は中止、眼球がゴロゴロ違和感があった場合は塗る、
保護するためのコンタクトレンズは無し、次回は2週間後。
外では、まだまだ、光が眩しい。
帰り道、大きなショッピングモールのメガネ店に行き、
おしゃれなサングラスを買おうと入るが、
窓が無く、外の明るさや風景が見えない店だったので色の濃さが解らず諦める。
カッコイイ眼鏡は、やはりスポーツショップだと思い大型店へ移動、
スキーコーナーに行くがサングラスは無く店員に案内していただく
大量のサングラスがあるようで、渡されるが何となく形はわかるが見えない、
次から次へとかけるが鼻が高くないので立体的なカーブが眉毛や頬に当たりダメだっ!
陳列棚の左側から価格が安いと言われるので、980円コーナーから攻める事にした。
1980円から980円へ値下げされたのがあるらしいと言うので的を絞りかけまくる、
その後「3980円が980円になっているぞっ」と、声がかかる
「あっ!それ持って来て」と、声をかける
最終的に5本に絞込み、何度も試し、一番値引幅がある物に決定する。
全体がブラックでツルの一部がイエローでスポーティーらしい。
参考のため1万円以上の物も試すが掛け心地は変わらない、
多分デザインと素材の違いかなーっ!
会計に行きバーコードで、かざすと「1980円です」と、言われる。
2000円を財布から出す。
でも980円のはずだが?? 自分で確認したわけではないが、
「980円では」と聞くと別の担当の方が来て
「すみませんバーコードが間違っていました」1000円を返してもらう。
見えないとこのようなことするのかな?と少し不信感、
いやっバーコードのミスでしょう。(笑)
昔ならこんな差別が当たり前の時代もあったのかなーと思ったりして??
サングラスを掛け「若く見えるか?」と聞くが返事が来なかった。
たった980円では外見も内面も変わらないことが解った。
次回はもう少し派手な蛍光色の物を選ぼうと決意する。
最後に一言、私はケチでは、ありません。
久しぶりに食材探しでは無く、楽しいショッピングをしました。
2018年2月9日(金曜日)ピョンチャン、オリンピック開催日
常連さんが「昼飯を食いに行くぞ」と、誘われ出かける。
白杖が無くても見える気がしてきたので持参せず、太い腕を掴む。
店内に入りメニューはハッキリ見えないが何となく理解できる
画数の多い漢字は無理だ。いつもの冷凍保存された弁当とは全く違う。
当たり前だが嬉しい。
帰り道、やはり段差が解らず白杖は必要かも。
夜になり、オリンピックが見たいが動画は、全く見えない。
色の残像と音だけても楽しめるかもと椅子をテレビの前に移動し見る
始まって直後に電話がなる。同窓会の連絡だった。
手術したことで、まだ見えない事など話す。
注意点で重い物を持つ行為、バイキンいっぱいの温泉入浴は
感染症があるので禁止されている事を話す。
更に「女性」も禁止だと説明する。(嘘)
現段階では経過を見てから決めるので発起人とは調整中と伝える。
その後、誰が参加するのかなど長電話をする。
どうせ見えないオリンピックだとあきらめていたが、
解説だけでも楽しめた。「人面鳥て何だ!!」なぞっ!!
パラリンピックに期待を込めることにした。
2018年2月11日(日曜日) 見え方が違う
仕事場で外を見ると何となく見え方が違うような気がする。
ボケボケ具合は変わらないような??
古い眼鏡をかけるとシャープに見え5メイトル以上、離れた車が見える。
なんとナンバープレートの数字もかろうじて確認できる。
軽自動車の黄色のナンバープレートは無理。
瞬きすると見えたり見えなかったり焦点は変化するが見える。
大きなカレンダーの数字も見える。眼球の奥が重い感じだ。
メガネを外すと駄目だけど、凄い変化だ。
裸眼でパソコンのキーボートは、まだ見えない1つ1つの配列はわかる。
画面の文字は拡大しないと無理だけど親指の爪ほどの大きさなら
かろうじて確認出来るので文字サイズを変更する事で文章の流れが解りやすくなった。
画面との距離は15センチぐらいかな。 かなり疲れる。
スクリーンリーダーの音声が、何となく見えると、わずらわしく感じてくる。
ちょっと前まで、もの凄く頼ってきたのにね。
2018年2月12日(月曜日) 前日に驚きの回復があったが
今日は変化なし がっかり。
2018年2月17日(土曜日) 第3回、ロービジョンの会に参加する
猛吹雪のため視界が悪く前方が全く見えない状況。
助手席に乗っていると、いきなり車が現れるので、とても恐怖感がある。
以前、聴いた話に「歩いていると突然、人が現れ前を横切り驚く」などと同じなのかな? いゃ!!視野が狭い状態は横から。弱視は前方からかな?
運転手に見えるのと聞いたが見えないと言われ不安感はさらにます。
やっと点字図書館に到着。
連れて来ていただいたYさんに感謝。
一緒に参加しないかと呼びかけたが、どこかでコーヒーを飲んでくると遠慮される。
会議室に入るが、ボケボケだが遠くは何となく見える気がする。
挨拶されるが顔が見えず誰なんだろうと思いながら会話する。
見えないんだから名前を聞いたほうが良いと思うが晴眼者のふりをした。
すぐに盲導犬協会の指導員さんとお話をする。
先日、訴えていた見えにくい状態からは少しずつですが解消されているので
日常生活訓練の話は大丈夫と伝える。
色々な参考資料などが入った封筒を手渡していただく。
ご迷惑をおかけしたと反省しています。など会話する。
開始の時間に成り、やはりこの天候で参加者は少なかった。
今回も当事者さんが増えました。
お役立ちグッズの紹介や北海点字図書館の職員さんが、
実際に読書機の操作をしながら、デイジー図書を活用して、
読書の楽しみ方など聞くことが出来ました。
会議の最後に盲導犬協会の指導員さんから白杖の使い方をやりましょうかと
言う話が出て、とても嬉しくなった。
先日気が狂いそうになって、電話をかけたことがこのような結果になり、
とてもありがたい言葉を頂けて、いろいろ質問して良かったと思う。
やはり意思を伝えないとこのような結果にはならなかったのかな??
開催時期は未定である。
4月からは開催場所も変わる予定。
偶数月の第3、土曜日は、今までと同じ方向で、
奇数月は、いろいろな意見を聞きながら内容を変える予定とのお話。
まだ未定だが毎月開催するようにしていきたいと発表がありました。
2ヶ月に1度だと今回のように猛吹雪になると4ヶ月も経過してしまう。
コミュニケーションも薄れてしまうので良いと思う。
まだまだ「ロービジョンの会」の存在を知らない人も多いはず、
毎月やることで、少しづつ参加者も増え情報も行き渡っていくのかな??
2018年2月20日(火曜日) 今日は劇的な変化が見られる 凄い
iPhoneとipadの文字が一定の距離のあたりで、
完璧に見えるようになる。
ボケボケ感は無い、少し離れるとだめだけど見続けていても
一瞬見えると言うわけでもなく継続して見ることができる。
パソコンの文字サイズは爪ぐらいの大きさに設定した。
文章の流れも見やすくとても良い。
かすんだ状態は少しおさまっている。
以前のコンタクトレンズだけを付けている状態と変わらないような気がする。
水晶体が無くなったので近くを見るときは焦点を合わせるのに
顔を近づけたり遠ざけたりするのがとても不便だけどね。
11時、点字図書館から電話が鳴る。
白杖を発注するかの確認だった。
一夜にして劇的な変化で見えることを伝える。
見えた日なので記念として白杖を注文した。
(7段階に折れる細いコンパクト型)
昼食、冷凍保存してあった弁当をチンする。
なんと、おかずの形や仕切りが、見える。
感動の一言。
嬉しくなり今まで支援していただいたかたに、
メールを送信しまくった。
そして「ロービジョンの会」の会長さんにも電話してしまった。
とても喜んでいただき感謝の一言。
「良かった。良かった。」と何度も何度も繰り替し話される。
約一ヶ月弱、一歩前進した感じです。
確実に回復していると実感しました。
2018年2月28日(水曜日) 眼科受診 抜糸はしない
目の状態はかなり順調らしい。
抜糸は、まだしないとの事。
もう少しと先生は言われる。
点眼薬黄色のリンデロンAは中止。
点眼は1日2回に変更、ブロナックとクラビットだけになる。
点字図書館に行き、白杖を購入する。
実は高齢者用の福祉系のカタログを見て白杖はとても高額だと思っていた。
点字図書館のカタログだと安くて驚いた。
借りないで初めから購入すれば良かったと思った。
それにしても価格にひらきが、ありすぎる。
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2018年3月1日(木曜日) 確定!!深刻??まだ終わっていない
本日も見え方に変化無し
実は確定申告が、まだ終わっていない。
15センチぐらいでパソコンのデスプレイは見えるが預金通帳の文字は見えない、
ティッシュ、ボックスを5段重ね、15センチの高さにし預金通帳を
置いたりしたが文字が小さすぎだっ!
拡大読書器かあればなーと思いながら、
次にipadをダンボールの上にのせカメラのレンズの所に穴を開け、
距離設定をするが、文字は大きくなるが全体が見えず諦める。
WEBカメラを三脚に固定しパソコンに取り込みもするが、やはり見づらい。
次にスキャナーでOCRで読み込み、拡大やコピペも考えたが、
誤字があったら心配なのでやめた。
最後の手段は、知り合いに電話をかけ、預金通帳とレシートを
読み上げてもらうことが一番と判断しました。
水晶体が無くなりピントが合わない状態だと頭を近づけたり離したりと
体勢も悪くなるし首も痛くなり最終的には眼球の奥も直ぐに激痛!!
この状態だと間に合わない可能性もある。
2018年3月12日(月曜日) 眼科受診 やっと、2本の糸を抜糸する日が、やってきた
以前、裸眼では、かろうじて0.01以下ぐらいだったが
眼内レンズ入れてからの視力は0.09まで回復しているらしい。
0.09と言っても何となくカンで見える測定です。
実際、確実に見えるのは0.06くらいだと思う。
劇的に良くなった。
コンタクトレンズが不要になり衛生面や管理が大変な事と、
目の負担が無くなっただけでも、かなり楽になったと思う。
どこまでメガネで矯正出来るかを検査する。
結果は0.7までは見えそうとの事。
次に先生の診断、少しずつだが良くなっていると話される。
「2本残っている抜糸は、まだですか?」と聞くと、
「うんーーん抜糸してみるか」と言われる。
麻酔をかけるが恐怖感で顎が引いて「動かないで」と怒られる、、、。
無事、抜糸が終わるが瞳孔を開いているのと麻酔で光だけの世界へ戻される。
「このままだと生活面でも大変なのでメガネの処方は出来るが、
すぐに視力が変化するので何度か作り直しが必要になるが、
処方箋作った方がいいよね」と言われる
「すぐにでも作ります」と答える。
抜糸したばかりだから来週にでもと言われるが、
「この状態で生活するのは大変ですか」と先生が質問してくる。
うーーん!!と考える仕草をしてから
「明日来れますか」と聞かれ「ハイ」と答える。
それでは明日、再検査して様子見ますと言われる。
会計へ移動の際、麻酔と瞳孔が開いているので全く見えない。
久しぶりに7つに畳まれた白杖を取り出す。
カッコ良くゴムの力で真っ直ぐになる。
見えないが何となくニタっと笑ってしまう。
その後、あの場所へ移動する。
沢山の人達がコミニュケーションを取っている。
タバコを取り出し火を付けると、空き缶はここですと
また合理的配慮がされる、、、皆さん優しい。
外は、だいぶ暖かくなったが、吐く息は白いと思う。
赤い文字やマークの看板らしきプレートが複数貼られているが、
弱視の私には見えないが、何かを禁止しているようだ。(笑)
次回来る時は見えるようになっているのかなと思いつつニコリと笑みが。
2018年3月13日(火曜日) 眼科受診と、いよいよメガネ店へ
起床時やはり抜糸した所にゴロゴロと違和感あり見薬をさすと治まった。
13時に確定申告を商工会に提出する。
眼科受診14時00分病院に到着視力検査をするが抜糸して、たった1日で
乱視が軽減しているとの事で、激変しているらしい。
糸が無くなり開放されたのか??
素人には、わからないが感動の一言ですね。
0.8くらいまで見えているとの事、処方箋を作っていただけることになりました。
どんどん変化していくのかな?
会計を済ませ直行でメガネ店へ
以前より手術の話やアドレンズは使えるのかなど、何度もお話をしていた。
処方箋を出し古い眼鏡の左側だけを加工することになる。
メガネをかけるが、度が、キツイので目の奥が痛くなる。
初めてメガネを作った時のように、とても良く見える。
長時間は無理だ。眼底が締め付けられるように痛い。
2018年3月14日(水曜日) まだ眼底が締め付けられるように痛い
長時間メガネをかけるが、眼底が締め付けられるように痛い。
掛けたり外したりを繰り返す生活。
2018年3月18日(日曜日) ピョンチャン、パラリンピック閉会式を【観る】
前回オリンピック開会式が見えなかったため
パラリンピックを見たり聴いたりする。
副音声では視覚障害者むけ実況があることを知ったので
落語家、桂福点さんの音声解説を聞く事にした。
今回は素晴らしい色鮮やかな映像を見ることが出来ました。
副音声も福点さんが司会者にどの様な場面なのか聞くが司会者が
スムーズに答えられないシーンが、てんこ盛り。
伝えることの難しさが良くわかりました。
見えない福点さんの方がイメージを膨らませ面白かった。
2018年3月20日(火曜日) 施設の健康診断、見えてホコリで驚く
副業の施設の健康診断で病院へ行く、施設の管理者がお迎えに来る。
去年の暮れから手術の準備と術後の経過を観るため休んでいる。
皆さん経過はどうなのかと心配されているようです。
実は施設には2度ほど行きましたが相手の顔が見えず、
会話しても、何処を見ていいのか解らず困惑しました。
退院してからは、何もする事が無く、何度も行きたかったのだが
相手が見えないと、すごく不安になり、あきらめた。
レントゲン、心電図、聴力測定、身長、そして体重測定だが
ゴロゴロ寝てばかりいたので、お腹は、ぽっこり出て、過去最高の体重でした。
最後の採血は目茶苦茶痛かった。
視力測定は、もちろん口頭でお話しして終了しました。
お店に戻り床を見ると、とても汚れていたのでダイソンで掃除をする。
その後、アルカリ電解水のクリーナーを散布しモップがけすると、
汚れや、隅っこに、ワタぼこりが見え驚く。
昨日までは見えていなかったのか、気づかなかったのか疑問だが、
嬉しいやら、とても複雑な気持ちになる。
タワシとブラシを持ちながらモップがけをする。
次にカウンター周りを拭くと。。。
これ以上、書くと更に落ち込むのでやめます。
日に日に回復している事に驚く。
眼底が締め付けられるように痛いという感覚は段々薄れている感じです。
長時間は、まだ無理ですが。。。。
眼鏡をかけたり、外したりを繰り返す。
2018年3月22日(水曜日) 運転してみた
何となく目も落ち着いてきた感じです。
常連さんとドライブに行く。
ですが、、、私が運転手です。
おいっ!おいっ!!大丈夫か???
車の少ない農道をゆっくりドライブする。
遠近感は無いので、かなり不安でした。
遠くも見えるしスピードメーターも見える。
月日は、かかったがすごい回復だ。
以前より遠くが見えるように成りました。
パソコンも裸眼で15センチぐらい近づけば
安定して使えるように成りました。
今のメガネは遠くを見るため専用なので近くは全く見えません。
説明は難しいが以前のコンタクトレンズを入れていた時と
感覚的には近いぐらいだと思う。
ドライブ後は眼底が締め付けられるように痛い。
2018年3月27日(月曜日) 保険金支払請求書提出の手続き
郵便局に来ていただき書類に色々記入する。 ついでに他社のアフラックの保険も処理していただく。
2018年3月27日(火曜日) 母の入院先へドライブ
20キロほど離れた病院へ行くがサングラスを掛けないと眩しい。 やはり帰り道は眼球がかなり重いと感じる。 運転中は目の筋力を使うのかは疑問だが集中するので、 まだまだ難しいのかなと思われる。
2018年3月28日(水曜日) 施設から連絡があるが目が痛い
起床時より眼底と、その奥から伸びる神経が重く感じて痛い。
握られる様な感じだが激痛では無いので心配はないと思う。
今日は安静にしていようとソファーで横になる。
施設から連絡があり、家に来て頂く。
今後の予定や対応などお話する。
まだまだ役には立てそうにない現状だ。
安定して見えるようになっているが強度の眼鏡だと
長時間かけると眼球に負担がかかりまだ通常の生活は無理だと話す。
【↑目次へ戻る↑】
2018年4月1日(日曜日) まだまだ目の奥が痛い状態は続いてる
日常生活には問題は無いが眼鏡を長時間かけていると目の奥が痛くなる。
パソコンを見る一方向だけを見ている時は、
重たいとか締め付けられる様な感じは少ないと思われる。
家の中で遠くを見たり、近くを見たりは、焦点が変化する場合は、
やはり眼底が重たく痛みも感じる。
車の運転はキョロキョロと注意して見ているので
30分程で限界が来るような気がする。
眼鏡の度が強すぎるのかは疑問だか以前より見えすぎるので困惑している。
見えるのは、とても嬉しいが重く感じるのは辛い。
【現時点でのまとめ】
1. 近くを見る時は裸眼で15センチが完璧に見える。
ですが少しずれたらボケボケ状態。
2. パソコンを見る時は以前使っていた眼鏡をかけると
40センチほど離れた距離でも見ることが出来る。
遠くは少しピンボケ状態。
3. 日常生活や車の運転の時は今回作った眼鏡を使用しているが
度数が強すぎなのか長時間かけていると目の奥が痛くなる。
この常態が、しばらく続くと思われる。
2018年4月11日(水曜日) 眼科受診
入院していた病院、最後の診察となるのかな?
次回の診察は2ヶ月後か3ヶ月後との事。
自己管理の元で決定するとの事です。
★ 6月末まで症状が悪化すれば入院していた病院で診察。
★ 7月以降、何事も無く順調に行けば元の病院で診察。
点眼は現在、使用中が無くなれば中止。
未開封の点眼薬は冷蔵庫で保存し何かあれば使用する。
現状は変わらず遠くを見たり近くを見たりすると眼球は、
まだまだ締め付けられるように痛い。
しばらくは続きそうな気がする。
2018年4月11日(土曜日) 第4回、ロービジョンの会に参加する
今回は運転も出来るようになったため同行援護を頼まず一人で行きました。
まだ少し不安もありましたので2時間前に出発しました。
やはりサングラスは必須ですね。眩しい。
今回は点字図書館ではなく会場に変わりました。
何事もなくグリーンプラザに到着。近所の中華のお店で食事をし
グリーンパークの公園をぶらぶら歩き百年記念館まで散歩しました。
運動不足解消になったのかは疑問だが昔のように若くはないと
実感しました。
池を回って子供が遊ぶ広場を過ぎ巨大なベンチ前の芝生を横切り
グリーンプラザに戻りました。
駐車場に着くと盲導犬が待っていましたよ。
少しお話をして会議室へ移動、すでにイス、テーブルの設置は終わっていた。
もう少し早く行けはと反省。
前回までは、
当事者●人、サポーター●人、合計●●人が参加でしたが、
今回からは分けることは、やめますとのお話からスタートしました。
とても感動しました。
次回は5月19日、第1回 見えにくい人のためのIT講座が始まります。
内容は
「文字や画像が見えにくくても、画面を読み上げたり、拡大することで、
スマホやパソコンを使いこなすことができます。
それらを体験し、文字が見えないから無理とあきらめている人や、
それらを支える人たちが、共に学ぶ場として開催します。
講師は北海点字図書館の職員や、実際にそれらの機器を使っている
ユーザーにお願いします。」
ちょっとだけ私がiPhone、ipadの便利な使い方をやることに成りました。
【↑目次へ戻る↑】
最後に支援していただいた皆様へ
個人情報の関係上、お名前は出すことは出来ませんが
多くのかたに支えられました事をお礼申し上げます。
病院、買い物、会議などの送迎ならびに、
リフレッシュする為にドライブや食事など
色々な所に連れ出していただき感謝しています。
そして、
視覚関連で多くの方々と交流することが出来ました。
同様に不自由をかかえている皆さんとも
お話が出来た事は初めの第一歩だと考えています。
ボランティア並びに専門分野でご活躍されている
皆さんの情報を参考にしながら少しづつですが
歩んでいきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
【↑目次へ戻る↑】
「ネトラジ」最後に療養中に支えになった事を少しだけ書かせて下さい。
以前より
視覚に障害がある方々のインターネットでラジオを定期的に聴いています。
今回はテレビを見ることが出来なかったので
「ネットラジオ」を聴いて毎日、毎日、過ごしていました。
そのホームページの中には以前放送したバックナンバーも
公開されています。
過去の情報は沢山ありすぎて全て聞くには数カ月は
掛かりそうなデータ量です。
その内容は様々で各年代の流行りもの、最新情報から
ちまたの話題、リアルタイムでネットを使い視聴者と
会話するなど、ためになることや、バカげた話など
盛りだくさんです。
中には自伝「今までの歩みを振り返った日記」なども
ありボイスオーバー読み上げ機能を使い聞きまくりました。
この「ネトラジ」で療養中とても参考になり、
楽しく過ごすことが出来ました。
色々な情報ありがとうございました。
これからも陰ながら聞き続けたいと思います。
リンク集に、許可も得ず勝手に掲載いたしました。
興味のあるかたは是非、ご視聴下さい。
【ネットラジオ放送、動画配信など (見て、聴いて楽しむ)】
Tomgさん、デカプーさん、Shinさん、DYさん、アクセルの皆さん、ありがとうございました。
【ラジオのパーソナリティーさん達は、
こんなホームページ誰も見ていないと思うけどね】(笑)
ご覧いただきありがとうございました。
ご苦労様、お疲れ様でした。
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2018年5月15日(火曜日) 帯広市図書館主催の朗読会に行く
午前11時から音訳研究会の朗読を聞きに行きました。
なすの会の方とも少しだけですがお話ができました。
眠くなるかなと思っていましたが全くそんな事はありませんでしたよ。
とても興味深く聞かせていただきました。
4番目の「赤い靴」のお話は北海道が舞台だったとは驚きでした。
会場には沢山のお客さんもいて
「毎月楽しみにしている」との声も聞こえてきました。
本を読むという習慣がない私には、とても良い体験をしました。
終了後、3階の喫茶コーナーでピザトーストのセットを食べて帰ってきました。
今日は久しぶりの青空、風も心地よく気分が良かったが眼はまだ痛い。
2018年5月19日(土曜日) 第1回 見えにくい人のためのIT講座に行く
内容は、見えにくさを抱える人がスマホでどんなことができるのかを体験。
講師は北海点字図書館の職員さんが
iPhone、ipadを使い「見えにくい方」「見える方」に操作など説明をしました。
後半は私が便利なアプリなどを担当しました。
今回はスムーズに出来ず反省、次回は驚くような便利なアプリを紹介できたら良いなと思っています。
以前、入院のお知らせで掲載したものです。
記録として残すことにいたしました。
私的な事ですが、2018年1月22日から入院をします。2泊3日
2017年7月から準備をしてきましたが、ついに、
左目に眼内レンズを入れます。過去にはレーシックなど医療機関に何度も相談しましたが、
すべて医師より断られてきました。右目は光だけの世界。左目は強度の近視です。
万が一、失敗する可能性もあるので拒否されてきました。
幼少期から徐々に視力の低下ですので日常の生活では、これが当たり前なので苦労したという思いはありません。このようにホームページも画面に近づけば作れます。
医療の進歩で白内障は病気扱いしないほど身近な治療と成っているようです。
高齢化が進み50歳を過ぎたら誰でもかかる病です。
レンズも矯正出来る時代に成りました。裸眼で見える状態には成りませんが
現在はコンタクトレンズの上に眼鏡をかけて生活をしている状況。
眼内レンズを入れることでコンタクトの管理など不要になり解放される。
そして目の負担も軽減され、かなり楽になるのではと思いが強いです。
結果はどうなるかわかりませんがチャレンジしてきます。
視力が安定するまで3ヶ月位かかるとの事、このホームページが更新されていなければ、
2000人に1例ほどあるらしい残念な結果になっているのかな???いやいや
100パーセント医師を信頼し入院してきます。
1月20日より自宅での点眼治療が始まります。しばらくの間、更新できませんのでよろしくお願いいたします。
誰も見ていないと思うけどね(笑)タバコが吸えないのが残念。白杖を借りてきたので病院内をウロウロしようと計画中です皆さん親切にしてくれるのかな(笑)