ROCK AND ROLL 解説

”イントロ部分の解説”のリクエストがあったので、アップしました。
叩き方と、ドラムの音の解説です。

ここからリクエストして下さい♪


「レッド・ツェッペリン」 rock'n rollの”イントロ部分


コピー編

ツェッペリンの大名曲、出だしのイントロは印象的でロック好きなドラマーならだれもが
一度はコピーしたり、コピーしようと思った事があると思います^^

上のmidiを聴いて貰えるとわかると思いますが複雑なスネアとハイハットの
アクセントの連続になっています。きちんと叩くのももちろん難しいのですが、コピーするのも大変です^^

とりあえずは、テンポを落としたサンプルを聴いてみてください。
なんとか聞き取ることはできますよね?口ドラム^^で言うと、
タツツ タツツツツ タツツ タツツツツ タツツ タツツツ タツツ タツ タツツタタタタ

となります。おおまかな叩き方としては、(右利きの人は)右手でハイハットをオープンの状態で
叩き、左手はスネアを連打するだけというとてもシンプルな(でもやってみると非常に難しい!)
プレイなのですが、””の部分を叩くときはダウンストローク(第5回ストローク参照)で叩き
”の部分を叩く時はタップ、若しくはダウンストロークで叩いてアクセントを付けます。
とりあえず、
4/4拍子の中に綺麗に収まっていないのでこのままだとちょっとつかみずらいですよね?
4/4拍子のなかに収めようとすると、、

タツツタツツツツタツツタツツツツ
タツツタツツツタツツタツタツツタ
タタタ

っとなります。見ての通り、最後の”タタタ”の音符が拍子の中に収まらないでいるのが
わかると思います。そうなんです。これがこのイントロ部分の難易度を高めている原因なのです!
ある程度叩ける人や、ちょっと楽器が出来る人は、最後の”タタタ”がなければ、ちょっと練習すれば
出来るのではないでしょうか?両腕を同じように動かすだけだし(厳密にはちょっと違うんだけど)。

僕は、このイントロ部分を最初の3つの8分音符(タツツ)を拍の前に持ってきて、、

タツツ
タツツツツタツツタツツツツタツツ
タツツツタツツタツタツツタタタタ

っという風に聴くようにするのをオススメします。聴き馴れている方は大変だと思いますが^^;
おそらく、音を聴いてこの拍子の割り振りを感じるのはちょっと難しいと思いますけど、、。
これは、最初のタツツを無くしてしまえばそれほど難しいわけでは無いと思います。
また、叩く練習をする場合はこっちの割り振りを意識したほうが叩きやすく、すんなり
曲にも入れると思います。

さっきのテンポを落としたサンプルのカウントを入れたサンプルを聴いて下さい。
ちょっと難しいかもしれませんが、最初に1,2,3,4,5,6,7タツツ、、、、と叩いてから

タツツツツタツツタツツツツタツツ
タツツツタツツタツタツツタタタタ

と叩いてみてください。どうでしょう?

まあ、でも、
なんだか、こうやって意識して叩いたり聴いたりして演奏すると、演奏している側はちょっと
変な気分だと思います^^ツェッペリンがイントロをこうやって意識して曲に入っていたかどうか
それはわからないけど、これが、コピーする際に意識する方法として最良だと思います。
でも、不思議とよっぽど意識して聴かないとこんな風には聞こえないし、イカシテますよね♪
馴れれば、最初のタタタを最後に叩く方法も男らしくて?良いと思います^^
問題は、ドラム以外が曲に入れるか、、、なんだよなぁ。。



解説編

ツツ|ッツッツ| ツツ|ッツッツ|
ツツ|ッツッ| ッツッ|ッツ
タタタ

叩き方としては、上で書いたようにスネアとハイハットのアクセントの連続です。
ドラムセットはよくわかりませんが、スネアのチューニングは結構ゆるめだと思います。

アクセントは、上のリンクされている”タツッ”の文字列を見て下さい。”タ”の時は最も
アクセントが強く、”ツ”の時は弱く、”ッ”の時はかなり弱い音量でスネアを叩いています。

ハイハットは軽くオープンにして、”タ”の時は強く、”ツ”の時は弱く叩いてます。
若干”ッ”の時に弱めに叩いているときもあります。でも、説明するのがめんどくさいのでやめます^^

ついでだから、曲に入ってからのドラムについて軽く説明しますね♪
右手左手はハイハットを軽くオープンにして、8ビートを刻みます。で、問題は足なのですが、、
足は、基本的にスネアが入っていない所ではつねて叩いて(踏み込んで?)います。
また、ビミョーにギターのリフにあわせて強弱があるときもあります。。。
叩くと、ヒジョーに疲れます^^;
イジョー(以上)です。。。

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(第1回)ドラムをやるぞ!
(第2回)アクセントについて
(第3回)耳コピについて
(第4回)練習編-リズムを認識しよう
(第5回)練習編(基礎練習)