勝手にドラム講座−その3−

前回はアクセントについてごちゃごちゃと書いてみましたが
今回は耳コピ編ということにしてみたので、飽き足らずにまた思いつくまま書いてみます。
昔、僕がドラム始めたばかりの頃やどうやってコピーしていったか、、、
ってあんまり覚えてないけど、とにかく聞こえるドラムの音を無我夢中で
拾って拾って拾いまくり。どんな曲を聴いても聞こえてくるのはドラムの
音ばかりなんて頃もありました(笑)

僕が思うのは難しいテクニックや理論よりも大事なのはリズムのフィーリ
ングを感じてそれを自分なりに表現すること!それが大事な気がしています
曲を表現するため、かっこいいドラミングを見せるためにテクニックなどは
基本としてももちろん必要です。でも、今回はとにかく最低限のコピーの
やり方について考えてみます。

そんなわけで、今回も勝手にミミコピの仕方について考えてみます。偏った
コピーの仕方かもしません。でも自分の中で大切と思うことを書いてみます

何を聴くのか?

まず大切なのが、どんなリズム、ノリの曲なのかを見極めるってことだと思います。
4ビート、8ビート、16ビート、シャッフル、3連符、ハーフタイムシャッフル、、
と大体こんな風に分類できると思います。厳密には跳ねた(シャッフルのフィーリング)
の8ビート、16ビートのノリの8ビート、跳ねた3連符などなど色々あるんですが、
その辺は色々あるんだな^^;って適当に理解してください。

念のため、、、上で言っている8ビートは叩きかたを言ったもので、音符や全体的なリズム
の事を言っているわけではないのであしからず。


僕は昔、とにかく聞こえる音をヤッキになって拾って、どうしても拾えない音は
曲の雰囲気を壊さない程度に簡単にするようにしたりしたりして来ました。
っといってもヘタクソ&聞こえる音符で何とかコピーした状態だったりして
おそらくうまくは表現できませんでしたが。。。

とにかく、まずはコピーしたい曲がどんなリズムを基にして作られているかを聴いてみて
ください。ちなみに、キングクリムゾン、EL&Pとか(マイナーネタですみません^^)
変拍子やリズムが一定じゃないのはとりあえず抜かしてくださいね♪
どうもよくわからない人は、とにかく聞こえる音。それをコピーしていくのが基本?です。
誰だって最初から複雑な音符、細かい音をコピーするのは大変です。ましてや、
同時にいくつもの音が聞こえて来たら、そりゃもうわけわからなくなるでしょう。っということで
やっぱり一つづつの音を順番に拾って行きましょう。

まずは一番メジャーな8ビート、ちなみに8ビートとは。
4/4拍子で、1小節を8等分した8つの音符がビートの基本となる音符、、、
つまり4つ数えるのを一つの小節として、その数える数が8つになったビート
が基本となったビートっていうことです。まあ、とりあえずサンプルを聴いてみてください。
ここでバスドラムの音、スネアの音が4/4拍子を表していて、ハイハットの音が
8ビートを作っているっていう風に理解してくれればokです。

バスドラの音と、スネアの音の時に、1、2、3、4、、、って数えてください。
その数えている一つが一拍になる。っていう感じです。

で、コピーなんですが、ベースの音はとりあえず置いておいて、ドラムのハイハットの音
そして今度はスネアの音、最後にバスドラムの音っとコピーしていけば、
さっきのサンプル程度なら結構簡単にコピーできますよね?
あとはそれを同時に叩けるようにすればOK。
同じ8ビートでサンプル2、聴いてみてください。同じ8ビートでもハイハット、バスドラムが
ベースやピアノのリズムに合わせて変化しているのがわかると思います。
これも、ちょっと大変ですが一つづつコピーしていけばきっといつか出来るようになります。

もっとサンプルを作りたいのですが、僕の環境ではちょっと大変なので
あと3連符(シャッフル)の説明を軽くしておしまいにしたいと思います(苦笑)
3連符とは、4/4拍子で大体こんなリズムを感じるリズムで、アクセントの付いている所が
拍の頭になります。3連符(シャッフル)には色んな種類がこんな風にあります。
大体の3連符(シャッフル)をあげましたが、これ以外にもまだあります。でも、大体このパターンのリズムを
押さえておけばOKなので、コピーする際の参考にしてください。
ちなみに、シャッフルってのはツックツック、、、って跳ねてるリズムの事でござる。念のため。。。

オカズ(フィルイン)

さて、リズムをコピーしたら後は、構成を覚えるのとオカズを入れることが残っていますね。
構成は置いておいて、オカズ。とにかく聴いて、頭のなかでイメージしたり声にだして、ダダダンダンとか
ダカダカダカとか言ってみると覚えられたりします。頭や声で、ゆっくりのリズムに戻してみるのも有効な手です。
聞こえる音を、自分なりの記号(音符?)でひとつづつ少しずつ拾って書き出すのもいいかもしれません。
完コピをめざそうとせず、聞こえる音から少しづつコピーしていけばいいと思います。
大切なのは、きっちり完コピすることより、曲のフィーリングを壊さないこと、良いリズムを出す事、
リズムや状況にあったオカズを入れること、そして最終的に自分の音を見つけることだと思います。
もちろん、曲の完成度が高くて完コピするのがベストっていう場合もあります。

そ、そんなわけで、今回もまとまりなく書いてみました^^;
なんども同じような事を書いてしまったような気がする。ここが知りたい!っていうようなこと
ここがわからん!っていう方は 掲示板、かメール下さい。

いい忘れましたが、コピーの秘訣はギター、ベース、そして歌もよーく聴くことだとも思っています。
特にベースは、曲が作られる際にリズム、メロディーの基本となることがほとんどなので
しっかり聴いておくべきです。ベース音に綺麗に乗ったドラムをとりあえず目指しましょう。


(第1回)ドラムをやるぞ!
(第2回)アクセントについて
(第4回)練習編-リズムを認識しよう
(第5回)練習編-基礎練習
(第6回)リクエスト編