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「ハハ歯のしつもん−歯並び・歯周病・虫歯・義歯・・審美歯科まで 広島から発信」"http://otanidentalclinic.blog.fc2.com/”より抜粋


覚醒剤は直接歯に影響しません。
          2019年3月8日公開
記事:槇原被告「ボロボロ歯」の謎を追跡 あごヒゲ、荒れた肌に前歯1本 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20200307-00000034-tospoweb-ent
 
 覚醒剤が直接歯に影響することはありません。
生活が乱れて、歯周病や虫歯になって歯を失う事になったのではないでしょうか。
この記事内の
 
歯医者に相談したら「矯正したら声質が変わるかも」・・

 歯科の矯正は期間をかけて歯を移動させますので、
声質?に影響はないと思います。
それよりも、これだけ多数の歯を抜けたままにしておく方が余程 発声に影響するのではないでしょうか。

 話題がそれますが、よく聞く
都市伝説
ホームランバッター。例えば王さん、
「打つときに歯を食いしばるので、
  歯がボロボロになった。」
そんなことはありえません。
就寝時の歯ぎしりなどの場合は
過度の力がかかることがありますが・・・、
起きているときには、
フィードバックがかかって歯にかかる力がコントロール
されるので、その可能性は低いと思います。


歯周病対策。歯磨剤 2017年5月21日公開

巷でよく耳にする「歯垢」とは細菌の集合体、塊です。
プラークとも言います。食べ滓ではありません。
この歯垢が石灰化して硬くなったのが歯石です。
歯石になると、もう歯ブラシで落とすことができなくなります。

歯周病は、歯垢が存在しなければ存在しません。
歯周病の原因はすべて歯垢と歯石(=細菌)にあるのです。
従って、歯周病を予防、または症状の改善するためには、まずブラッシングが不可欠です。
歯ブラシの時に使う歯磨剤。「何がいいの」とよく聞かれます。
実は、どれでもいいですよ。お好みの物を。
先生によっては使わなくてもOKとの回答もあり得ます。

歯磨剤
色々薬効成分をうたっている商品がありますが、口中にあるのは長くても数分間程度。大きな薬効を期待するのは難しい所です。
中には、消炎効果(炎症をしずめる)を強調する製品等が目立ちますが。
「腫れをしずめる、出血を抑える、歯茎を引きしめる・・・ 」
仮にその通りの効果があっても、原因の歯垢が残っていては、歯周病の治癒を期待できるはずもありません。
きちんと歯垢が除去できるのなら、使わなくてもいですよ・・ということにもなるのです。
私は少量ですが使ってます!!
長期間使わないでいると歯の表面がざらざらしてきます。
これは、これで良くないのではと思っています。


小さい虫歯の治療-材料はプラスチックと金属どちらがよいですか?2017年7月23日公開

歯の詰め物をするとき、金属は避けたい。詰め物は歯の色にと希望されるのは自然のことと思います。金属は使用期間が長くなると、黒っぽく変色してくるので余計に気になりますよね。

現状での私の見解は・・・

前歯は、ほとんどのケース、部分的な修復ならばプラスチック(レジン)でOKです。変色はありますが、結構長持ちします。

小臼歯や大臼歯の場合
咬み合う面(咬合面)まで含まない、歯の横の面(歯頚部等)のみであればプラスチック(レジン)で充分です。咬合面のみに限局した、面積の小さい部分。これもプラスチック(レジン)でOKです。

お勧めでない場合が多いケース。
面積の広いケース。そして咬合面と隣接面(歯の横、隣り合った面)にまたがるケース。 この2つのケースでレジンで治療されているのを時々見ますが、長期間無事に維持されていると思われるケースを私はあまり見たことがありません。これがお勧めしない最大の理由です。
 歯質(エナメル質や象牙質)と比較して、プラスチック(レジン)は柔軟性、弾性があります。繰り返し咬合力がかかるにつれて、内部で部分的にはずれて来ているのではと思っています。 トラブルが生じたとき脱離してくれれば、発見も早く問題は少ないのですが、 内側からカリエスになって、かなり進行してから発見されることが多いのが困った点です。


C型肝炎と肝臓がん ピロリ菌と胃がん 2018年 9月18日公開 

著名人の方ががんになったとか、中には残念にも亡くなられたとか、がんに関する報道に接する機会も多いこの頃です。
それだけ、がんが重大な疾患であることの証でもあります。
がんの治療・研究も年々進歩してきています。

肝臓がん
C型肝炎が肝臓がんの原因になることは以前から知られています。
C型肝炎は、肝炎ウイルスの除去が根本的な治療になるのですが。
当初はインターフェロンの注射による治療法でした。毎日注射して、高熱を発生することも多く入院が必要なこともあり負担の大きな治療でした。しかも、効果がでる人は2〜3割程度でした。
現在、その治療は進歩してきて、大半の方のC型肝炎ウイルスの除去治療が服薬で出来るようになってきました。
私の大学病院勤務時代の当初は、まだC型肝炎という名称すら無く、A型でもなくB型でもない不明の肝炎と言うことで、ノンAノンB肝炎と呼ばれいたことを思うと、隔世の感があります。

ピロリ菌と胃がんの関係。
ピロリ菌の保菌者の8%が胃がんを発症する。一方で、胃がんになった方の98%はピロリ菌の保菌者だったといわれています。
別の報告で、約2800名を8年間、追跡した研究からピロリ菌感染者からは36名(2.9%)の胃がん患者が発生したが、ピロリ菌非感染者からは1例も発生しなかったとされているデータもあります。
ピロリ菌の除菌は1週間程度薬を飲むだけで良く、ほとんど苦痛もありませんでした。(個人の感想です!)
高齢の方ほどピロリ菌の保菌率は高いようです。一度ピロリ菌の有無をかかりつけの内科等で確認されて、対策されることをお勧めします。



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