ああ,もうなんだよ。このバンド名は。 Pete Wylieがやったら何でも"Wah"になるわけで、関わった人間は数知れず。
のでバンドメンバーは省略させてください。もうメチャクチャっすから。で、ややこしいのでPete Wylie名義も含め、
「Wah」の名義が始まってからの彼メインのリリースを便宜上並べてみました。
音も節操ないよなあ。だからこそヒットもしたけど沈む時も沈む,という状態なわけですね。
で、思い付いたようにテキトーに名前を変えたり復活したりしますんで、もうついていけん。
そして'00年、Mighty Wah!名義で大復活。今度こそ1枚でいなくならないでね。
-Original Album-
'81 Wah Poo! The Art Of Bluff <Eternal> as Wah Heat UK#33
'84 A Word To The Wise Guy <Beggars Banquet> as Mighty Wah! UK#28
'87 Sinful! <Virgin> as Pete Wylie
'91 Infamy! Or How I Didn't Get Where I Am Today <Siren> as Pete Wylie And Wah! The Mongrel... (日本盤CD発売)
'00 Songs Of Strength And Heartbreak <Castle> as Mighty Wah!
-Single-
'80 Better Scream <Inevitable> as Wah Heat
'80 7 Minutes To Midnight <Inevitable> as Wah Heat
'81 Forget The Down <Eternal> as Wah Heat
'81 Somesay <Eternal> as Wah Heat
'82 Remember <?> as Shambeko Say Wah
'82 The Story Of The Blues <WEA> as Wah! UK#3
'83 Hope <WEA> as Wah! UK#37
'84 Come Back <Beggars Banquet> as Mighty Wah! UK#20
'84 Weekend <Beggars Banquet> as Mighty Wah!
'86 Sinful! <Virgin> as Pete Wylie & The Oedipus Wrecks
'86 Diamond Girl <Virgin> as Pete Wylie
'87 If I Love You <Virgin> as Pete Wylie
'87 Fourelevenfortyfour <Virgin> as Pete Wylie
'91 Sinful! (Re-Recording) <?> as Pete Wylie And The Farm
'91 Don't Lose Your Dreams <Siren> as Pete Wylie And Wah! The Mongrel...
'00 Heart As Big As Liverpool <?> as Pete Wylie?
-Other-
'84 The Way We Wah! <WEA>--Compilation Album
'00 The Handy Wah! Whole-Songs From The Repertwah! :The Marverick Years 2000 <Castle>--Best Album
<情報提供:オータさん>
-Members-
Caesar--Vo, G ex) Altered Images
Joe Donnelly--B (-82)
Robert Gillespie (Bobbie Gillespie)--Key,B (82-83)
Mac--B (83-84)
John Rahim--B (85-87)
Steven Allen--Ds
Carolyn Allen--Key (82-)
当時のNew Orderのマネージャーに気に入られてFactoryに拾われたバンド。
で、もうこれがもう "Blue Monday"前のNew Orderに瓜二つでございまして。
本家の方は、その"Blue Monday"でもって圧倒的な変化を遂げ、それ以降も時代の流れを読みつつ
新たな音を作る術を手に入れたわけですが、こいつらはぴくりとも変わらず。
結局、時代の流れに置いてけぼりにされてしまいました。
置いてけぼり食らってる間に、クビにしたはずのベーシストはJesus & Mary Chain経由
Primal Screamで大成功していたりしますから、やりきれなさはさらに募ります。
Factoryを出た後、意表を付いて「可愛いギターポップ」総本山Sarahレーベルに場違いな移籍を果たし、一応はギターポップ方面に行こうとし、
女声ヴォーカルなんかも導入してみたのですが、元々がそういう音なもんですから、出てきたのは妙に薄暗い「辛気臭いギターポップ」。
それでも頑張っていましたが、Sarahレーベルの休止に伴ってさすがにそれ以上のやる気をなくしたらしく、活動を停止しております。
Factory期の音、マジでNew Ordetそっくりなんですが、メロの哀愁度が本家以上なので、こっちの方が好きな人もけっこういたりします。
全音源再発されていますので、廃盤にならんうちに聴いてみよう。
-Original Album-
'82 Harmony <Factory>--Mini Album
'85 Here Comes Everybody <Factory>
'91 Make It Loud <Sarah>--Mini Album
'94 Tidal Wave Of Hype <Sarah>
-Single-
'82 On Our Honeymoon <Scan45>
'83 Something Outside <Factory Benelux>
'84 Talk About The Past <Factory>
'85 Of The Matter <Factory>
'87 Something That No One Else Could Bring <Factory>
'89 Crush The Flowers/Carbrain <Sarah>
'91 Major John <Sarah>
-Other-
'02 Assembly <LTM>--Live & Single Compilation Album
'02 Holy Heads <LTM>--Coupling Album "Make It Loud"+"Tidal Wave Of Hype"
AFTER THE BAND?
Caesar, Carolyn Allen
一緒に演劇方面に進んで芝居のプロデュースなどをしておりましたが、2002年頃から二人でデモなんぞを作り始め、
2003年にはThe Wake音源の再発をしたLTMレーベルのサンプラーCDで音源が発表されているらしいです。
Robert Gillespie
在籍当時からPrimal Screamとしても並行して活動していたのですが、まあ今はそういうことで。
-Members-
Jack Hues--Vo, G, Key
Nick De Spig (Nick Feldman)--B, G, Key
Darwin--Ds (-82)
Hogg--Sax (-82)
Darren Costin--Ds (82-84)
全米1位を取ったあの曲のせいか、やったらあっけらかんとしたデュオのイメージが強いですが,デビュー初期は
微妙に違うグループ名で,中国人のフリをして勘違いオリエンタルシンセポップをやってたりもしてました。
当時の雑誌を見ると、実に怪しげなアー写が出てきて大いに笑えます。
その後、まじめな姿かたちになってからは、地味な映画のサントラもやってたり、けっこう苦労してたみたいですから、
全米1位になれてその甲斐があったというもの。
結局、その一発で消えた形ですが、消え方も落ちぶれすぎず、華々しくもなく、なんとなくあっけらかんといなくなってました。
-Original Album-
'82 Huang Chung <Arista> as Huang Chung
'84 Points On The Curve <Geffen> (日本盤LP発売『航跡』) UK#34
'86 Mosaic <Geffen> (日本盤LP発売)
'89 The Warmer Side of Cool <Geffen>
(日本盤CD発売)
-Single-
'80 Isn't It About Time We Were On TV <Rewind> as Huang Chung
'80 Stand Still <Rewind> as Huang Chung
'81 Hold Back The Tears <Arista> as Huang Chung
'81 China <Arista> as Huang Chung
'82 Ti Na Na <Arista> as Huang Chung
'82 Dance Hall Days <Arista> as Huang Chung
'84 Dance Hall Days <Geffen> UK#21
'84 Don't Let Go <Geffen> (日本盤 7"発売)
'84 Wait (Remix) <Geffen>
'85 Don't Be My Enemy <Geffen>
'85 To Live And Die In L.A. <Geffen>
'86 Everybody Have Fun Tonight <Geffen> (日本盤 7"発売)
'86 Let's Go! <Geffen> (日本盤 7"発売)
'87 Hypnotize Me <Geffen>
'89 Praying To The New God <Geffen>
'89 Dance Hall Days Revisited <Geffen>
-Other-
'85 To Live and Die in L.A. <Geffen>--Original Sound Track
'94 Everybody Wang Chung Tonight <Geffen>--Best Album
AFTER THE BAND?
Jack Hues
裏方へまわり,アレンジやプロデュース業をしています。意外なところではGeneのセカンドアルバムで数曲,
ストリングスやホーンのアレンジを担当していました。
Nick Feldman
サントラなどスタジオワークを中心に仕事をしている模様。
-Members-
Louis Jones--Vo, G
Paul Noble--G
Ed Grimshaw--Ds
Colleen--B (-97)
Aki Shibahara--B (97-)
実に地味ながらもギターバンドとして真っ当な音を出していたバンドだったんですが、この頃のアイランドレーベルは
何故か「ブリットポップ」な夢をまだ見ていたらしく、契約した新人バンドにそういう音作りを強要しておりまして、
まんまとそのワナにはまって、シングルを出すたびになんか中途半端に装飾されていきました。
さらにどこにもSF的な要素なんかないのに、何故かシングルのジャケが近未来感溢れるワケのわからん写真ばっかを使わされておりまして。
そんな、資質と関係ないところでいじられまくったバンドがうまくいくワケありませんで、やっぱいつの間にやら行方不明。
-Original Album-
'98 Future Signs <Island> (日本盤CD発売)
-Single-
'96 Autopia <Island>
'97 Never Never <Island>
'97 Move Away <Island>
'97 Hurricane <Island>
'98 Never Never (New Version) <Island> UK#37
'98 Hurricane (Re-Release) <Island> UK#34
AFTER THE BAND?
Aki Shibahara
矢井田瞳がUK行った時のバックを務めたり、いくつかのライブやセッションに参加している模様。
元My Life StoryのJakeが新たに始めたグループ ExileInsideのファーストアルバムの
「Thanks」クレジットに名前あり。どういう人脈だろうか。
彼女の個人サイトはこちら。http://www.web-aki.com/homepage.html
<情報提供:UK FREAKさん>
-Members-
Ken Scott--Vo, G
Rocco--G
Nick Nicole--Key
Darren Murphy--B
Andy Scott--Ds
当時のイギリスで、バンドやりたがる人間がパンクか暗黒に行きたがる中、New Wave臭はするものの、
めずらしく真っ当にストレートっぽい音を出そうとしていたバンド。
結果、暗いくせになんか熱い、変なクセのある独特の音でしたので、熱心なファンは多かったらしいのですが、
ぱっとしきれずに結局解散してしまいました。
-Original Album-
'81 Wild And Wandering <Bridgehouse> Prod. John Holliday
-Single-
'80 Jealousy <Bridgehouse>
'81 I'll Remember You <Bridgehouse>
'81 Rebecca's Room <Bridgehouse> Prod. Martin Hannett
'81 Wildlife <Bridgehouse> Prod. Adam Stiff
'82 Reach Out <Bridgehouse>
-Other-
'81 Wasted Youth Live <WY>--Live Album
'82 The Beginning Of The End <Bridgehouse>--Compilation Album
'84 From The Inner Depth <VC>--Compilation Album
<情報提供:takaさん>
AFTER THE BAND?
Rocco
Flesh For Luluに加入。
Nick Nicole
新バンド Persian Flowers を結成。
-Members-
Chris Duffy--Vo
Phil Cilia--G
「第2のWham!」とか言われてデビューした男デュオ。
もうその時点でWham!を超えることはできないことを義務付けられたわけですが。
ツラがまえも、どっちが日なたでどっちがおまけか非常にわかりやすいWham!に比べ、
どっちも中途半端に2枚目で半分日陰みたいな顔をしていまして、非常にわかりにくい。
歌は適当にソウルフルで悪くはないのですが、曲調が総じて地味というか、Wham!のようなキチガイじみたキャッチーさに欠けておりまして。
つうか、あそこまでやるのは常人では無理。やっぱ人様にチンポ出して見せるような人間じゃないと持ち合わせない「何か」があるのでしょう。
というわけで、なんとか"Cry"を全米10位までは持っていったものの、どうしようもなく常人だった彼らは
結局その後はぱっとせず、アルバム1枚のみでメジャーを追い出され、その後行方不明に。
2000年夏にアメリカはアラバマで、ネット会社のイベントに2人でWaterfront名義で出演していることまではつかんだのですが、
それが再結成なのか、そこまでずっと活動を続けていたのかは現状はっきりしません。
どっちにしろ、この悪あがきっぷりは賞賛に値します。でもそれからでももうだいぶたつし、どうなっていることやら。
-Original Album-
'89 Waterfront <Polydor> Prod. Glenn Slinner (日本盤CD発売)
-Single-
'88 Cry <Polydor>
'88 Nature Of Love <Polydor>
'89 Broken Arrow <Polydor>
'89 Move On <Polydor>
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Peter Astor--Vo, G
Oisin Little--G (-88)
Greenwood Goulding--B
Dave Morgan--Ds
なんつうのか、「中庸の美学」のど真ん中というか、ヴェルベットの「歌」の部分だけをきれいに抽出したような音。
前身のThe Loftがいかにもありがちなバンドだったんですが、メロを生かす術を心得たのか、
とにかくひたすら無駄のないアレンジでよいメロを垂れ流します。
正直なところPeter Astorは、ここをピークに下降線をたどっているような気がして、悲しいです。
-Original Album-
'87 Mayflower <Elevation> UK#67
'88 Judges, Juries & Horsemen <Creation>
-Single-
'86 Almost Prayed <Creation>
'86 Naked As The Day You Were Born <Creation>
'87 She Comes From The Rain <Elevation> UK#62
'87 Why Does The Rain <Elevation>
'88 Hollow Heart <Creation>
'88 Always The Light <Creation>
-Other-
'88 Diesel River <Creation>--Single Compilation
'89 Temperance Hotel <Creation>--Rare Items
'91 The Weather Prophets '87 <Creation>--Live
AFTER THE BAND?
Peter Astor
ソロ活動へ。数枚のアルバムを発表し、現在はWisdom Of Harryというグループを結成して活動中。
'00年にはアルバム "House Of Binary"を発表しています。またHeidi Berry, Hefner等のアルバムにもギタリストとして参加。
Greenwood Goulding, Dave Morgan
リズム隊の二人は The Rockingbirdsに参加。
-Members-
David Lewis Gedge--Vo, G
Peter Solowka--G (-91)
Paul Dorrington--G (92-95)
Darren Belk--B, G (93-96)
Simon Cleave--G (96-)
Keith Gregory--B (-93)
Jayne Lockey--B (95-97)
Shaun Charman--Ds (-88)
Simon Smith--(88-)
ある側面で言えば、80年代最強のギターバンド。
超高速カッティングで押し切る唯一無二のスタイルを極め、そのあまりの凄まじさのせいでまるでフォロワーが現れなかった"Bizarro"、
ギターは減速したものの、前作で張り切っていたはずのテンションをさらに張り詰めてしまった"Seamonsters"。
少なくともこの2作が今、こんな地味な評価しかされていないことが本気で信じられません。
U2が世界中で盛り上がってる年のNMEの読者投票で、そのU2を差し置いてトップ取っちゃったりしてたのにね。
然るべきときにきっちりとやってきっちりと終わっておけば、もっと「伝説」として語り継がれたかもしれないのですが、
メジャー入り直後、期待が集まる中で出してきたのがウクライナ民謡カヴァー集だったり、
自らに苦行を与えているとしか思えない12か月連続シングルリリースという企画をやっちゃったり、
活動中から凄まじく不器用で、微妙なタイミングで「売る」という側面では首を傾げたくなるようなことを
し倒していたので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。
で、その後は完全に試行錯誤期に入り、悪くはないものの、微妙なメロディアスっぷりだったり微妙にテンション低めだったり、
地味だったり、何とも煮え切らない音を出し続けた挙句に'97年活動休止。
結局その試行錯誤の成果は、David Lewis Gedgeの新バンドCineramaで花開くわけでございます。
(2005.04追記)
そのCineramaが2004年末、突然の改名でThe Wedding Presentを名乗り、結果として再始動。
-Original Album-
'87 George Best <Reception> Prod. Chris Allison UK#47
'89 Bizarro <RCA> Prod. Chris Allison (日本盤CD発売) UK#22
'91 Seamonsters <RCA> Recoded by Steve Albini (日本盤CD発売) UK#13
'94 Watusi <Island> Prod. Steve Fisk (日本盤CD発売) UK#47
'95 Mini <Cooking Vinyl>--Mini Album (日本盤CD発売) UK#40
'96 Saturnalia <Cooking Vinyl> (日本盤CD発売) UK#36
'05 Take Fountain <Scopitones>
-Single-
'85 Go Out And Get 'Em Boy! <Recepstion>
'86 Once More <Reception>
'86 Don't Try And Stop Me Mother <Reception>
'86 You Should Always Keep In Touch With Your Friends <Reception>
'87 My Favourite Dress <Reception>
'87 Anyone Can Make A Mistake <Reception>
'88 Nobody's Twisting Your Arm <Reception> UK#46
'88 Why Are You Being So Reasonable Now? <Reception> UK#42
'89 Kennedy <RCA> UK#33
'90 Brassneck <RCA> UK#24
'90 3 Songs EP <RCA> UK#25
'91 Dalliance <RCA> UK#29
'91 Lovenest <RCA> UK#58
'92 Blue Eyes <RCA> UK#26
'92 Go Go Dancer <RCA> UK#20
'92 Three <RCA> UK#14
'92 Silver Shorts <RCA> UK#14
'92 Come Play With Me <RCA> UK#10
'92 California <RCA> UK#16
'92 Flying Saucer <RCA> UK#22
'92 Boing! <RCA> UK#19
'92 Loveslave <RCA> UK#17
'92 Sticky <RCA> UK#17
'92 The Queen Of Outer Space <RCA> UK#23
'92 No Christmas <RCA> UK#25
'94 Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah <Island> UK#51
'94 It's A Gas <Island> UK#71
'95 Sucker <?>
'96 2, 3, Go <Cooking Vinyl> UK#67
'96 Montreal <Cooking Vinyl> UK#40
'05 Interlude 5 <Scopitones>
-Other-
'86 The Peel Sessions <Strange Fruit>--Studio Live Album
'88 Radio 1 Sessions: The Evening Show <Strange Fruit>--Studio Live Album
'88 Tommy <Reception>--Single Compilation UK#42
'89 Ukrainski Vistupi V Johna Peela <RCA>--Studio Live Cover Album UK#22
'92 Hit Parade 1 <RCA>--Single Compilation (日本盤CD発売) UK#22
'92 Hit Parade 2 <RCA>--Single Compilation (日本盤CD発売) UK#19
'93 Peel Sessions 1987-1990 <Strange Fruit>--Studio Live Album
'97 Evening Sessions 1986-1994 <Strange Fruit>--Studio Live Album
'98 John Peel Sessions 1992-1995 <Cooking Vinyl>--Studio Live Album
'99 Singles 1989-1991 <RCA>--Single Compilation
'99 Singles 1995-1997 <Cooking Vinyl>--SingleCompilation
'03 Hit Parade <Camden>--Set of "Hit Parade 1"&"Hit Parade 2"
<情報提供:Yoshiさん>
AFTER THE BAND?
David Lewis Gedge, Simon Cleave
'98年、新バンドCineramaを結成。'02年までに3枚のアルバムを発表。
その後このバンドがこのままThe Wedding Presentを再び名乗ります。
Peter Solowka
自分の体に流れているウクライナ人の血に忠実なサウンドを奏でるバンド、The Ukrainiansを結成。
しかしなんとも微妙な音を出し続けています。'91年のデビューから5枚のアルバムを発表。
Shaun Charman
'88年The Popgunsを結成。バンドは'96年までに4枚のアルバムを発表していますが、Shaun自身は
'91年で脱退しています。
Keith Gregory, Simon Smith
'94年、新バンドCha Cha Cohenを結成(結成当時、Simon Smithは掛け持ち)。現在も活動中。
現在までにChemikal Undergroundレーベルから2枚のアルバムを発表しています。
-Members-
Ange Doolittle--Vo ex)Eat
Malcolm Treece--G ex)The Wonder Stuff
Paul Clifford--B ex)The Wonder Stuff
Martin Gilks--Ds ex)The Wonder Stuff
The Wonder Stuffの3人が元Eatの Angeを迎える形でできあがったバンド。
もうなんだか、どっちのバンドも喧嘩別れなことが丸わかりな流れで結成されたわけですが。
しかしなぜか、3人がどれだけがんばってもThe Wonder Stuffのようなグルーヴは出ず、
Eatにあった野暮ったさだけが加味されるという、なんだか切ない音しか出てきませんでした。
-Single-
'95 Draped <Noise Factory>
'96 Don't Be Too Honest <Noise Factory>
AFTER THE BAND?
Malcolm Treece
ソロ活動を開始したMiles Huntのサポートとして活動中。
-Members-
Jonathan Renton--Vo
Ian White--G (-9?)
Arthur Renton--B
Johnny MacArthur--Ds
ファクトリーから出てきた割には,当時にしてはあまりにも平凡なマンチェスターのりのバンド。
考えてみれば,当時のファクトリーは倒産寸前でしたので,流行りにのっかって何とかひとやま当ててやろうとでも考えたのでしょうか。
しかし,出てきた音の雰囲気は,マンチェスターの物真似をやらされ,ただでさえないやる気をさらになくした
ニュー・オーダー,という感じですので,覇気のないことこのうえなし。んでもって大失敗して一時倒産。
そのままこのバンドもおっぽり出されましたが、どっこいこっそり生きていた。
地道に存続を図りつつ、ついに'99年に復活のアルバムを発表しています。
<Thanks:Robert>
-Original Album-
'91 Gobbledygook <Factory> Prod. Ian Broudie (日本盤CD発売)
'99 Sixfoot Wingspan <Starshaped>
-Single-
'91 The Sun's Going To Shine For Me Soon <Factory>
'91 Pulling My Fingers Off <Factory>
'91 I Instruct EP <Factory>
-Members-
Marti Pellow--Vo
Graeme Clark--B
Tommy Cunningham--Ds
Neil Mitchell--Key
ブルーアイドソウルブームの中ひょろっと出てきたと思ったら、しつこく生き残った挙句に
映画の主題歌「Love Is All Around」で、全英チャート15週連続1位をゲットするという大爆発。
ものすごい大人気、だったはずなのに、解散するときはそれほど騒がれもせず、
じつにあっさりといなくなっちまったような気がします。
-Original Album-
'87 Popped In Souled Out <The Precious Organisation/Phonogram>(日本盤LP発売) UK#1
'89 Holding Back The River <The Precious Organisation/Phonogram>(日本盤CD発売) UK#2
'92 High On The Happy Side <The Precious Organisation/Phonogram>(日本盤CD発売) UK#1
'95 Picture This <The Precious Organisation/Mercury>(日本盤CD発売) UK#1
'97 10 <The Precious Organisation/Mercury>(日本盤CD発売) UK#2
-Single-
'87 Wishing I Was Lucky <The Precious Organisation/Phonogram> UK#6
'87 Sweet Little Mystery <The Precious Organisation/Phonogram> UK#5
'87 Angel Eyes (Home and Away) <The Precious Organisation/Phonogram> UK#5
'88 Temptation <The Precious Organisation/Phonogram> UK#12
'88 With A Little Help From My Friends <The Precious Organisation/Phonogram> UK#1
'89 Sweet Surrender <The Precious Organisation/Phonogram> UK#6
'89 Broke Away <The Precious Organisation/Phonogram> UK#19
'90 Hold Back The River <The Precious Organisation/Phonogram> UK#31
'90 Stay With Me Heartache/I Feel Fine <The Precious Organisation/Phonogram> UK#30
'91 Make It Tonight <The Precious Organisation/Phonogram> UK#37
'91 Put The Light On <The Precious Organisation/Phonogram> UK#56
'91 Goodnight Girl <The Precious Organisation/Phonogram> UK#1
'92 More Than Love <The Precious Organisation/Phonogram> UK#19
'92 Lip Service <The Precious Organisation/Phonogram> UK#15
'93 Blue For You/This Time <The Precious Organisation/Phonogram> UK#38
'93 Shed A Tear <The Precious Organisation/Phonogram> UK#22
'93 Cold Cold Heart <The Precious Organisation/Phonogram> UK#20
'94 Love Is All Around <The Precious Organisation/Mercury> UK#1
'95 Julia Says <The Precious Organisation/Mercury> UK#3
'95 Don't Want To Forgive Me Now <The Precious Organisation/Mercury> UK#7
'95 Somewhere Somehow <The Precious Organisation/Mercury> UK#7
'95 She's All On My Mind <The Precious Organisation/Mercury> UK#17
'96 Morning <The Precious Organisation/Mercury> UK#16
'97 If I Never See You Again <The Precious Organisation/Mercury> UK#3
'97 Strange <The Precious Organisation/Mercury> UK#13
'97 Yesterday/Maybe I'm In Love <The Precious Organisation/Mercury> UK#4
-Other-
'88 The Memphis Sessions <The Precious Organisation/Phonogram> (日本盤LP発売) UK#3
'93 Live At Royal Albert Hall <The Precious Organisation/Phonogram>--Live Album (日本盤CD発売) UK#10
'93 End Of Part One-Their Greatest Hits <The Precious Organisation/Phonogram>--Best Album (日本盤CD発売) UK#1
AFTER THE BAND?
Marti Pellow
ソロ活動へ。マネージャーが数ヶ月で逃げ出したりゴタゴタもあったせいか、
ライブはちょくちょくやっているものの、音源はまだ出ていません。
-Members-
George Michael--Vo
Andrew Ridgeley--G, Vo
George Michaelが公衆便所でチンポ出して捕まったとき、何となくWham!時代を思い出したりしたものですが。
たとえばビートルズの人気もリアルタイム時のそれはかなりアイドル的なものだったわけですし、
演奏ができなかったと噂されるモンキーズも然り、ただしずっと70年代まではまず「音楽」「バンド」という存在が先にあり、
その後に「アイドル性」が来るという建前になっていたのですが、Wham!は、結局メジャー第1弾の"Bad Boys"という曲や
そのときのジャケの「裸に革ジャン」のルックスなどから、恐らく初めて言い訳無しに「アイドル性」を最前面に押し出して
売り出されたボーイズグループと言ってよいのではないかと。
ただし、たまたまGeorge Michaelが稀有な才能を持っていたがために、デビュー後に徐々にああなるわけですが。
結局彼らの成功により、Bros、Brother Beyond、New Kids On The Block、Take Thatと、「アイドルグループ」の系譜が始まるわけです。
しかもGeorge Michaelが解散後にああいうことになっちゃったことで、「アイドルをステップに一流アーティスト」的な
野心を持つに至るメンバーも尽きることのない状態に。
結局George Michael以降、そっちまでうまく行ったのはRobbie Williamsだけなんですが。
ちなみに、デビュー当初はレコード会社に全くアイドルとしての売り出しノウハウがなかったようで、UK盤の場合、
"Young Guns"のジャケは小さな全身像、"Club Tropicana"は海の写真、"Wake Me Up Before You Go-Go"は
なんかコラージュされた女性の写真と、まったくもってアイドルの何たるかを理解していなかったのですが、
そんなUK盤を完全無視して、きちんとかっこいいアー写でもって日本限定ジャケをこさえていたソニーは、
さすがアイドルから立ち上げたレコード会社だけあるなあ、と思いました。
-Original Album-
'83 Fantastic <Epic> UK#1 (日本盤LP発売)
'84 Make It Big <Epic> UK#1 (日本盤LP発売)
'86 Music From The Edge Of Heaven <Epic> UK#1 (日本盤LP発売)
-Single-
'82 Wham Rap! (Enjoy What You Do?) <Innervision> UK#8
'82 Young Guns (Go For It!) <Innervision>
'82 Young Guns (Go For It!) (Re-Release) <Epic> UK#3 (日本盤 7"発売)
'83 Bad Boys <Epic> UK#2 (日本盤 7"発売)
'83 Club Tropicana <Epic> UK#4 (日本盤 7"発売)
'83 Bad Boys / Club Tropicana <Epic>--Japan Only (日本盤 12"発売)
'83 Club Fantastic Megamix <Epic> UK#15
'84 Wake Me Up Before You Go-Go <Epic> UK#1 (日本盤 7"/12"発売『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』)
'84 Careless Whisper <Epic> UK#1 (日本盤 7"/12" 発売) as Wham! feat. George Michael
'84 Freedom <Epic> UK#1 (日本盤 7"/12"発売)
'84 Last Christmas <Epic> UK#2 (日本盤 7"/12"発売)
'85 Everything She Wants <Epic> UK#2 (日本盤 7"/12"発売『恋のかけひき』)
'86 I'm Your Man <Epic> UK#1 (日本盤 7"/12"/Cassette 発売)
'86 The Edge Of Heaven <Epic> UK#1 (日本盤 7"/12"/Cassette 発売)
'86 Where Did Your Heart Go? <Epic> (日本盤 7"発売『哀愁のメキシコ』)--US/Japan Only
-Other-
'86 The Final <Epic>--Best Album UK#1 (日本盤LP/CD 発売)
'97 Twelve Inch Remixes <Epic>--Remix Compilation Album (日本盤CD発売)
'97 The Best Of Wham! <Epic>--Best Album UK#1 (日本盤CD発売)
AFTER THE BAND?
George Michael
ソロ活動へ。87年にアルバム"Faith"を出して以降、スター街道。
Andrew Ridgeley
1990年にソロアルバム "Son Of Albert"をリリースし、1993年のエイズ・ベネフィット・コンサートでは、David Bowieの
後ろでギター弾いたりしていました。その後、レーサーになると言って音楽界から身を引いたものの、結局はWham!時代の稼ぎで
レストランなどのお店を出して、でも意外にそこそこやっているという話。
-Members-
Andrew Jones--Vo
Eric Lindsay--G
Paul Carroll--B
Stuart Smith--Ds
Stone Rosesに逃げられたSilvertoneレーベルが,起死回生すべく放った期待のバンド。
Stone Roses以上に'60年代体質の濃い音をぶちかましておりました。
バンドとしての基礎体力はあるものの,正直なところ,新しい音世界というか,
目を引くようなオリジナリティには欠けていまして,結局日本でちょこっと盛り上がったに留まりました。
いや,Stone Rosesと比べるのがムチャってもんなんすけどね。
-Original Album-
'95 Bite It <Silvertone> (日本盤CD発売) UK#71
'98 Big Wow <Yo Yo> (日本盤CD発売)
-Single-
'94 No Time <Silvertone>
'94 Starrclub <Silvertone>
'95 Detroit <Silvertone> UK#73
'95 Jackie's Racing <Silvertone> UK#72
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Member-
Jyoti Mishra--Vo, Instruments
エレポップな1人ユニット。インド系の人です。
'97年、何で売れたのかさっぱりわからない地味ソング"Your Woman"が全英1位になったことだけでちょっと有名。
元々はインディーズで楽しく活動をしていたところ、'96年発表のEP内に収録されていた"Your Woman"がなぜか話題となり、
それを嗅ぎつけた大メジャークリサリスと契約、いきなりメジャーの大海へ。
結局アルバム1枚出したきりでしたが、そういう契約だったのでしょう、再び以前に所属していたParasolレーベルへ
楽しげに帰っていって、また何もなかったかのようにEPとかアルバムとか出したりしています。
ここ3年、自分名義のアルバムは出していませんが、コンピレーションに曲を提供したり、DJやったりと、本当に今も楽しげに活動継続中。
世の中的には完全な一発屋なんですが、そんなこと彼にはどうでもいいことなんでしょう。
全英1位も「いい思い出」になっていそう。すさまじく幸せな野郎です。
-Original Album-
'94 Socialism, Sexism and Sexuality <Parasol>
'97 Women In Technology <Chrysalis> (日本盤CD発売)
'00 Peek & Poke <Groink>
-Single-
'90 White Town EP <Satya>
'90 Darley Abbey <Lovely>--Flexi
'91 All She Said <Parasol>
'91 Alain Delon EP <Parasol>
'92 Fairweather Friend EP <Elefant>
'92 Bewitched EP <Parasol>
'96 Abort, Retry, Fail? <Parasol>
'97 Your Woman <Chrysalis> UK#1
'97 Undressed <Chrysalis> UK#57
'98 Another Lover <Parasol>
-Members-
Paul Simpson--Vo ex) Teardrop Explodes
Jerry Kelly--G (-82, 88-89)
Ged Quinn--Key (-82)
Alan Mills--Ds (-82)
Joe Fearon--B (88-90)
Chris Sharrock--Ds (90) ex) The La's
リヴァプールの伝説のインディーレーベルZooから、これまた伝説の名曲と呼ばれる"Revolutionary Spirit"でデビューしたものの、あっさりその1枚で解散。
その後、それぞれ別バンドで活動していたものの、'86年John Peel Sessionのために臨時で再結成したことが
きっかけで、再びパーマネントな活動へ。アルバム2枚まではがんばりましたが、でもやっぱり解散。
本当にZoo絡みの人達って根気がなくていけません。
-Original Album-
'88 Bringing Home The Ashes <Reprise> Prod. Paul Hardiman
'90 Space Flower <Reprise> Prod. Ian Broudie
-Single-
'82 Revolutionary Spirit <Zoo> Prod. Loise Vincent
'88 Bible Dreams <Reprise> Prod. Paul Hardiman
'89 Young Manhood <Reprise> Prod. Paul Hardiman
-Other-
'86 Peel Sessions <Strange Fruit>--Studio Live
'03 Incandescent <Renascent>--Compilation Album
AFTER THE BAND?
第一次解散後
Paul Simpson
Ian Broudieとのユニット Care を経てソロへ。
Jerry Kelly, Ged Quinn
The Lotus Eatersへ。
第二次解散後
Joe Fearon
Top に参加。
-Members-
Paul Bardsley--Vo ex) Molly Halfhead
Phil Murphy--G ex) Molly Halfhead
Mike Darling--B
Christian Pickin--Key
Basil Creese Jr.--Ds
マンチェスター出身の割にはごく普通のポップスを鳴らす非常に地味なバンド。
メロディもそこそこ地味によく、メンバーのツラもよからず悪からず。
基本はギターバンドですが、曲によっては弦が入ったりキーボードがけっこう活躍していたりと多彩。
ファーストアルバムのプロデュースは地味な大御所ブルース・ランコヴ。
というわけで、そういうバンドが馬鹿売れしたためしはほとんどこの世にはありません。
インタビューでは、バンドのギタリストのオーディションをしたときにノエル・ギャラガーが来たことを
自慢げに語って「落としてやった」とか言ってましたが、今考えると単に見る目がなかっただけだと思います。
結局ファーストアルバム直後から行方不明。解散していることは間違いないようです。
-Original Album-
'98 Wireless <Chrysalis> Prod. Bruce Lampcov (日本盤CD発売)
-Single-
'97 I Need You <Chrysalis>
'98 In Love With The Familiar <Chrysalis>
'98 How Much I Think Of You <Chrysalis>
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Michael Allen--Vo
Andrew Gray--G
Mark Cox--Key
4AD初期の伝説的な存在 Rema-Rema, Massを前身にして1983年に結成されたトリオ。
前身がそれってことで、もう4ADではVIPクラスの待遇を受けつつ作品を出していたわけですが。
でも、人気としては80年代4ADの中ではCocteau Twinsに完全に水を開けられており、
中途半端な中堅どころ、という位置でしかありませんでした。
音も、よく聴けばそこそこおもしろい実験もやってますし、よくできてはいるんですが、
とりたてて「これじゃ」という特徴もなく、正味のところ、中堅が実に似合う音。
そもそも Rema-Remaは「何がなんだかよくわかんないけど闇雲に凄い」初期衝動の塊みたいな音。
だからこそとんでもなかったわけで、それがずっと音楽をやってこなれていけばこうなっちゃうのもしかたねえ。
80年代にはそれでも、ゴス好きの一部に支えられてその「中堅」位置はキープできていたのですが、
'91年の"Queer"でうっかりハウスビートを大々的に導入してしまい、その結果凄い勢いで過疎化。
その後頑張ってもう1枚作ってみましたが、そこで力尽きた模様です。
-Original Album-
'83 The Burden Of Mules <4AD>
'85 The Legendary Wolfgang Press And Other Tall Stories <4AD>
'86 Standing Up Straight <4AD> (日本盤LP発売)
'88 Bird Wood Cage <4AD> (日本盤CD発売)
'91 Queer <4AD> (日本盤CD発売)
'95 Funky Little Demons <4AD>
-Single-
'84 Scarecrow <4AD>
'85 Water <4AD>
'85 Sweatbox <4AD>
'87 Big Sex <4AD>
'88 King Of Soul <4AD>
'89 Kansas <4AD>
'89 Raintime <4AD>
'91 Time <4AD>
'91 Mama Told Me Not To Come <4AD>
'92 A Girl Like You <4AD>
'95 Going South <4AD>
-Other-
'01 Everything Is Beautiful - A Retrospective 1983-1995 <4AD>--Best Album
AFTER THE BAND?
情報ください。
-Members-
Miles Hunt--Vo, G
Malcolm Treece--G
Rob Jones (THE BASS THING)--B (-89)
Paul Clifford--B (90-)
Martin Gilks--Ds
Martin Bell--Key, Fiddle etc (90-)
「バンドのマジック」がもしあるとすればまさにこのバンド。
何がどう,という説明は死ぬほどしにくい,でも間違いなく唯一無二の音を出していたバンドでした。
解散後のメンバーの惨澹たる状況を考えれば奇跡としか言いようがありません。
あれだけ支持を得ていたバンドなのに,もはやファンページがほとんど全滅状態なのも解散後のせいでしょう。
でも、バンド存命時の来日公演(大阪)も相当惨澹たる状況ではありましたね。いまさら金返せとは言わないけどさ。
'00年の12月16〜20日の5日間のみということで再結成を果たしましたが、その後再結集。
2004年にニューアルバムを発表。
<情報提供:みかさん>
-Original Album-
'88 The Eight Legged Groove Machine <Polydor> (日本盤CD発売『グルーヴ・マシーン』) UK#18
'89 Hup <Polydor> (日本盤CD発売) UK#5
'91 Never Loved Elvis <Polydor> (日本盤CD発売) UK#3
'93 Construction For The Modern Idiot <Polydor> (日本盤CD発売) UK#4
'04 Escape From Rubbish Island <IRL>
-Single-
'87 A Wonderful Day <The Far Out>
'87 Unbearable <The Far Out>
'88 Give Give Give Me More More More <Polydor> UK#72
'88 A Wish Away <Polydor> UK#43
'88 It's Yer Money I'm After, Baby <Polydor> UK#40
'89 Who Wants To Be The Disco King? <Polydor> UK#28
'89 Don't Let Me Down, Gently <Polydor> UK#19
'89 Golden Green <Polydor> UK#33
'90 Circlesquare <Polydor> UK#20
'91 The Size Of A Cow <Polydor> (日本盤 5"発売) UK#5
'91 Caught In My Shadow <Polydor> UK#18
'91 Sleep Alone <Polydor> UK#43
'92 Welcome To The Cheap Seats <Polydor> (日本盤 5"発売) UK#8
'93 On The Ropes <Polydor> UK#10
'93 Full Of Life <Polydor> (日本盤 5"発売) UK#28
'93 Hot Love Now <Polydor> UK#19
'94 Unbearable (Re-Release) <Polydor> UK#16
-Other-
'94 If The Beatles Had Read Hunter <Polydor>--Best Album (日本盤CD発売) UK#8
'95 Live in Manchester <Windsong>--Live Album UK#74
'00 Love Bites & Bruises <Polydor>--Rare Tracks
'01 Cursed With Insincerity <Eagle>--Live Album
'04 Welcome To The Cheap Seats :Greatest Hits <Music Club>--Live Best Album
AFTER THE BAND?
Miles Hunt
MTVのパーソナリティを務めた後,新バンド Vent414を結成。
Malcolm Treece, Paul Clifford, Martin Gilks
元EatのAndyを迎えて WeKnowWhereYouLiveを結成。速攻で解散。
Martin Bell
Milesのソロにサポートで参加。
Rob
脱退後死去しています。
-Members-
Rolo McGinty--Vo, G
Simon Mawby--G
Frank De Freitas--B
Benny Staples--Ds
Alice Thompson--Key
"Hypnobeat"と名づけられた独特の人力グルーヴで、唯一無二の個性を打ち立てた彼ら。
リズムへの傾倒は尋常ではなく、ライブアルバムではヴォーカル以外のすべてのパートがリズム楽器化しているという徹底ぶり。
ただ2ndアルバム後、リーダーのRoloが、その頃成熟を迎えていたハウスミュージックのムーブメントに
心を奪われてしまい、2度とバンド形式の音を作ることはありませんでしたとさ。
必死の思いで探し出したシングル "Tainted World"を聴いたときの哀しみは今も忘れません。
03年発売のベストアルバムの、ロロ自身が書いたライナーによれば、3枚目のアルバムのレコーディングは
スタートしたものの、Rough Tardeレーベルとの間で金銭的なトラブルがあり、それが解決する頃にはバンドが離散状態であったということです。
-Original Album-
'86 Giant <Rough Trade> Prod. Bob Sargeant (日本盤LP/CD発売) UK#35
'88 Wooden Foot Cops On The Highway Prod. Scott Litt & Rolo <Rough Trade> (日本盤LP/CD発売) UK#48
-Single-
'84 Plenty <Food> Prod. David Balfe
'85 Get It On <Rough Trade> Prod. Dale Griffin
'85 Well Well Well <Rough Trade> Prod. Animal Jesus
'85 Move Me <Rough Trade> Prod. Animal Jesus
'86 Good Thing <Rough Trade> Prod. Bob Sargeant
'86 Everyday Living <Rough Trade> Prod. Bob Sargeant UK#72
'88 You Make Me Feel <Rough Trade> Prod. Scott Litt & Rolo
'89 Wheels Turning/Stop This Car <Rough Trade> Prod. Scott Litt & Rolo (日本盤 5"発売)
'91 Tainted World (with V Bang The Party) <Hyperactive>
'91? Children Of Today <?>
-Other-
'85 Straight Eight Bushaker <Rough Trade> (日本盤LP/CD発売)--Single Copilation
'85 Well Well Well <Upside>--Single Compilation
'87 Live Hypno Beat Live <Rough Trade> (日本盤LP/CD発売)--Live Album
'03 Bamboo - The Best Of The Woodentops <Polystar>--Best Album Japan Only
AFTER THE BAND?
Rolo McGinty
Plutoという名義のテクノユニットで、'95年にくそつまらねえアルバム"Rising"('95/I.T.P.)を出した後行方不明に。
再結成しろよ。
-Members-
Juliet Roberts--Vo (-89)
Simon Booth--G
Larry Stabbins--Sax, Key
元々はジャズのレコード屋店員、パンクを通過してその後はEverything But The GirlやWeekendの作品に
参加してはギターを弾いていたSimon Boothが、自分のバンドとして立ち上げたソウル〜ジャズ系のバンド。
組んだのは、このとき既に齢40近くだったおっさんLarry Stabbins。
彼もWeekendのレコーディングに参加していましたので、そこで意気投合したのでしょう。
雰囲気だけではない、かなり本格的な音。音源によっては完全にジャズ畑で活動してる人も連れてきたりして。
ポップスのフィールドでやるにはあまりにもディープな音だった故、あまり一般受けするところまでは行きませんでした。
日本ではいわゆる「業界受け」する音としてもてはやされておりましたが、果たしてその人たちのどこまでが本気で彼らの「音楽」を聴いていたのかは不明。
-Original Album-
'85 Working Nights <Virgin> (日本盤LP, CD発売)
UK#23
'86 Companeros <Virgin> UK#72
'87 Surrender <Virgin> (日本盤LP, CD発売)
'89 Fire In The Mountain <10> (日本盤CD発売)
'91 Black And Gold <10>
-Single-
'84 Venceremos <Virgin> UK#64
'84 Storm Of Light <Virgin>
'85 Inner City Blues <Virgin>
'85 Sweet Nothing <Virgin>
'85 I Thought I'd Never See You Again <Virgin>
'86 Rodrigo Bay <Virgin>
'86 Too Much Time <Virgin>
'86 Don't Touch My Friend <Virgin>
'87 Surrender <Virgin>
'87 Largo <Virgin>
'87 Apocalypse <Virgin>
'88 Knocking Your Door <Virgin>
'89 El Dorado <10>
'90 Testify <10>
'91 Positive <10>
'91 Holding On <10>
-Other-
'88 Payday <Virgin>--Best Album
AFTER THE BAND?
Simon Booth
'92年にManu Dibangoのアルバム "Polysonik"、Vic Goddardの99年のソロアルバム "In T.R.O.U.B.L.E. Again"に参加、
また、'94年には映画 "Air Up There"のサントラを制作したりしています。
Larry Stabbins
Simon BoothとともにVic Goddardの1999年のソロアルバム "In T.R.O.U.B.L.E. Again"に参加しています。
-Members-
James Fry--Vo (-89)
Tony Ogden--Ds (-89), Vo (89-)
Gordon King--G
Andrew Hobson--B (-89)
Nick Phillips--Key (-89)
Andy Robbins--Key (-89)
Andy Hobson--Key (89-)
Julia McShells--Key etc (89-)
Rory Conolly--Sax (-89)
Nichoras Sanderson--Ds (89-)
Adge--Visuals
恐ろしいくらいずっぱまりのストーンズのカヴァーとか聴くかぎりでは、もしかしたらマンチェ勢の中で
いちばんうまく'60sテイストを消化していたバンドかもしれません。
でもうまくいきすぎると自然に聞こえるというか、当たり前に聞こえてしまってかえって逆効果。
ローゼズくらいひっかかりを残しておいたらよかったのに。
ちなみに、初期ヴォーカルのJames Fryは、ABCのMartin Fryの弟だそうです。
-Original Album-
'91 Quality Street <Circa> Prod. David Ball & Richard Norris (日本盤CD発売) UK#50
-Single-
'90 The Storm/She's A Rainbow <Circa> UK#42
'90 Sons Of The Stage <Circa> UK#47
'91 Sweets <Circa> UK#58
'92 The Sausage <Caff>
'92 She's A Rainbow <Circa> UK#62
AFTER THE BAND?
Gordon King, Nichoras Sanderson,James Fry
Earl Brutus を結成。より胡散臭い音を作っています。
Andy Hobson
ライターとして活動している模様。
Adge
マンチェスターのマルチメディア&ビデオ制作の会社で働いているそうです。
-Members-
Julie McDonnel--Vo (-90)
Eileen Gogan--Vo (90-)
Mattie Finnegan--G
Paul Finnegan--G (90-)
Paul Smith--B (-90)
Eamonn Finnegan--G(-90), B
Pascal Smith--Ds
アイルランド出身なのに、もう完全にThe Smithsに影響を受けまくったギターサウンド。
まあ、デビューの時点で平均年齢18歳、ベーシストに至っては14歳という状態。
んで、そのベーシスト含む90年の2名脱退の理由は双方「学業に専念するため」という、アイドル歌手の受験期状態。
それで影響受けすぎとか言うのも酷かもしれません。
とはいえ、The Smithsを真似てはいたわけですが、育ちのせいか環境か、どっかもっさりした垢抜けなさがありまして、
むしろその部分がオリジナリティとして機能しているという妙な音になっておりました。
で、こういう音ですから、モリッシーさんもやっぱりお気に召した模様で、デビューシングルをその年のお気に入りに挙げたり、
'90年のダブリンライブの際に前座として起用したりしていましたが、BradfordもPrimitivesもElckaもまんまとハマり、
逃れられたのはほぼ唯一Jamesだけだっという当時の恐ろしいジンクス、
「モリッシーさんのお気に入り新人バンドはその先長くない」に彼らもすっぽりと当てはまり、
シングル3枚とそれらをコンパイルしたアルバムを出したっきり行方不明になりました。
-Single-
'89 I'm Hardly Ever Wrong <Danceline>
'89 I'm Hardly Ever Wrong (Re-Release) <Vinyl Solution>
'91 Funny Ha Ha <Decoy>
'91 Wonderful EP <Decoy>
-Other-
'91 Silly Songs For Cynical People <Decoy> (日本盤CD発売)
AFTER THE BAND?
情報ください。