ジェンダー  男女の違い  ホルモンによる脳決定  アクア説  遺伝率

 

    ヒトの特徴とアクア説

    アクア説の簡単な解説です。

 

ヒトの大きな特徴である 

「毛の消失と皮下脂肪」

「直立歩行の開始」

「言葉を持つ」

この人間の特徴をきれいに説明できる説それがアクア説です。

 

そのほかアクア説で説明できること。

「赤ん坊が泳げること」

「涙の存在」

「アポクリン腺の消失とエクリン腺(汗腺)の拡大」

「喉頭(のどぼとけ付近)の後退」

「女性器の構造変化」

「嗅覚の退化」

「ネオテニーについて」

「ヒヒ抗体を持たないことについて」

「手の水かきの存在」

などです。

 

 

時期的にはアウストラロピテクスの出現前

あるいはアウストラロピテクス時代まで入るのかもしれない。

水に適応した後で草原への適応が始まる。

ホモ・エレクトスでは完全に陸上生活に適応している。

 

私見

 

毛の消失により、

グルーミングの手段を毛づくろいから音声に変更したきっかけになっている。

歯の変化についても食性の変化により説明できると思う。

唇は水中での幼児の体温の変化を見るために出現したと思う。

勝手な想像だが、染色体数の変化もこの時期何だろうなあ。

 

更に

サバンナに戻るとき、

毛の消失から新生児を持った女の移動が極端に制限され

女達は集団を作り防衛したであろう。

男との関係はヒヒ型社会(一夫多妻の複数群集団)かな?

 

 

 

噴飯ものかもしれないが

「個体発生は、系統発生を繰り返す。」的に見ると

胎児の時には毛があり、誕生する前に毛は消失し、皮下脂肪が沈着する。

誕生後1年して直立歩行を始める。

赤ちゃんのつぶらな瞳が大人の目へ変化するのもこの頃。

言葉が急速に発達するのはそのあと。

 

 

だから 進化は

(毛の消失と皮下脂肪の沈着)

(直立歩行)

(目による意思伝達の発達)

(言語の発達)

の順で進んだ 様に思える。

 

 

参考図書

「女の由来」  エレイン・モーガン 望月弘子訳 どうぶつ社発行

「進化の傷あと」エレイン・モーガン 望月弘子訳 どうぶつ社発行

 

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