☆真空管アンプ
2006.2<3台目>
6BM8超3極管接続完成:


6BM8??
されど6BM8なかなかの音です。
ロフチン・ホワイトとは比較にならないほど特性の優れたアンプです。
/当初回路図/
/周波数特性/
/出力・ダンピングファクタ等/
シングルは、あくまでシングルOPTの直流磁化による低域特性の悪化は、避けられません。
まともな音の出るPPは、ないものでしょうか?
ありました。
木村 哲さんの「情熱の真空管」でした。

設計マニュアル、アンプ講座等々整然とまとめられ且つ、わかりやすく説明されている素晴らしいHPに出会いました
差動PPアンプとは、何ぞや!!
シングルには戻れない。
どうしてもPPを作りたい私には、もってこいの回路です。 
定電流回路の勉強の始まりです。



差動PPの音とは、いったいどのような音なのか?
早く作りたい気持ちに駆られる。
(夜眠れない。)
構成:高域特性の優れた3段構成。
(初段:FET)

終段:3極管/A級動作で10W弱
→6CA10に決定
早速製作開始。(製作期間1週間/土日穴あけ、夜配線)
突貫作業でした。
2006.4<4台目>
6CA10_3段差動PP完成:
B電圧、バイアス電圧OK
テスターの電流計が壊れていて、LM317Tの電流調整で手こずりましたが、
電源投入。一発で音がでました。
(VTさんのアドバイスあり)
今まで聴いたことのないクリアな素晴らしい音感激!!
木村 哲さんに、この場をかりて感謝申し上げます。ありがとうございました。


<<問題発生>>
超高域発振している。これはどうした事か??





0.47μFカップリング・コンデンサを触ると発振が止まる。
           
カップリング・コンデンサを銅板でシールドすることにした。
案の定、発振は見事なくなり、きれいな波形になった。
/当初回路図/
/周波数特性/
OTLアンプと同等それ以上の広帯域特性です。
TANGOのFE25は、素晴らしいOPTですネ

NFB=0dbの裸特性
−1db=10Hz〜40KHz

NFB=12db+クロス中和
10Hz:0db〜100KHz:−1db
       
〜150KHz:−3db
/出力・ダンピングファクタ等/ 最終的にf特性と相反するNFB量は、NFB=8dbにセットしました。
半固定VRで「NFBが自由自在」此れは便利です。
/ロードライン/ 12AU7の負荷抵抗=50KΩ
30KΩにすると約20%利得が下がる。
/矩形波特性/
☆6BM8超3極管接続&
☆6CA10_3段差動PP