☆真空管アンプ
2005.9
昭和22年生まれの団塊の世代
60才定年を控えボケ防止に何をするか?
そうだ、リホームで屋根裏部屋(作業場)も出来た事だし真空管AMPを作ろう。
40数年前高校時代に作った
6RA8−PPが埃を被って物置にあるはずだ。
まずは腕試し、製作技術は大丈夫か?
6RA8−PPを組み直す事にした。
部品集めに秋葉原へ(何十年ぶりに)なんと真空管屋さんが繁盛しているではないか
2005.10<1台目>
6RA8_PP完成:
B電圧、バイアス電圧OK
電源投入。一発で音がでました。
おやー「ハム」が気になる。
         ↓
電源アースを分離する→「ハム」解消
配線技術は健在なり。
/当初回路図/ LUXキットA2500の模倣
普通のプッシュプル
/改造1回路図/
  初段12AX7をSRPP化
高域の周波数特性が大幅に改善された
/改造2回路図/
  位相反転を5極管で定電流化
位相反転の精度が上がり差動AMPに近い音(クリア)になった。??
/周波数特性/



NFB=0dbの裸特性
±3db=15Hz〜12KHz
改造1       
±3db=10Hz〜50KHzに大幅改善
/出力・ダンピングファクタ等/ NFB=14dbに設定しました。
6RA8−PPの音は、普通の音だし 世の中の真空管AMPは、どのようなあんばいになっているのでしょうか

HPをあさり始める。
キットもあるある、自作している人もいるいる。
真空管AMP製作が、全盛期ではないですか
PPの評判は、いまいちだしシングル・アンプを作ろう。
昔から愛されている2A3で、ロフチン・ホワイト&6BM8で超3極管接続とやらに決定。
2005.12<2台目>
2A3ロフチン・ホワイト完成:
流石シングルAMPクリアな音です。
6RA8−PPの音は、まさに「つまらない」音です。
/当初回路図/
/改造1回路図/
  初段12AX7をSRPP化
高域の周波数特性が改善された
/周波数特性/



NFB=0dbの裸特性
±3db=10Hz〜17KHz
改造1       
±3db=10Hz〜25KHzに改善
/出力・ダンピングファクタ等/ NFB=4dbに設定しました。
/矩形波特性/
☆6RA8_PP&
☆2A3ロフチン・ホワイト