オーナーシェフのニーノ(アントニーノ・レンティ−二)さんの作る料理はシチリアの特徴をいかした南の料理で、東京イタリアンとは違う、私的にシックリ来る何かを感じさせるお店でした。 リストランテと銘打っていますが店内は正にトラットリア、 開店からしばらくすると狭い店内は直ぐに一杯に。 一人での訪問なので当たり前のようにカウンターなのですが それにしても狭いです(^^) 平日のお昼に予約をしたのですが、予約は開店と同時の11:30からのみと言われ「???」と思ったのですが、どうやら13:00以降はフリーで(常連の)お客を入れる余地を残している為だと思われます。 ランチはコースのみで¥1400から¥3500のラインナップ。¥3500のコースを頂きました。 まずはスプマンテ¥1000 辛口のいかにもイタリアの物といった感じ 前菜の盛り合わせ 手前は熱々のナスをトマトソースで和えた物で中にモッツァレラとバジルが巻き込んであって、、味の構成は正にカプレーゼ!でも温かいし。。久々に味でうなずいてしまいました。 マンマから教わったブロッコリー入りの卵焼き。こちらも熱々。蟹はパン粉をまぶしてオーブンで、オレンジを添えて、蟹は大きくないですが 蟹、パン粉、オレンジってあたりは正にシチリア サフランライスのライスコロッケ、こちらも中にモッツァレラが入っています。 |
前菜は 美味い物を美味くなる配分で配置しただけなので美味くない訳が無く。。。 見た目的な華やかさや驚きは無いのですが 私の中にある正にマンマのイタリア料理、、 日本でこの印象を持ったのは オチアイさんの所に続いて2軒目かも、、 セモリナ粉とシチリアの塩の自家製パンは種類がたくさんあって、美味しいです。 大粒のくるみやかりっと仕上がったごまなど、、 ついつい食べ過ぎて、、 グラス赤ワイン シチリア産 ドンナフガータ2003(セダーラだと思います、、) シチリアの飲食店で必ず置いてあるという定番中の定番。 パスタ。海老はともかく、、まぐろのカラスミの塩気、アーリオオーリオの甘み、バジルのさわやかさ、唐辛子のピリ辛、、アクセントのミニトマト、そしてアンチョビをムース状にした物?の強烈なインパクト! とにかく食べていてそのバランスの妙! 南らしい バジルや唐辛子のハッとするような主張。純粋な旨さ。こちらも久しぶりにうなった一皿でした。お皿が冷たくてみるみるさめてしまったところが凄く残念。 メインは豚 こちらは ソースもお肉も これといって印象に残りませんでした。 デザート カッサータと イチジクの上にクレームブリュレが乗った物 どちらもさりげなくレベルが高い。 合計¥6000。コース¥3500。スプマンテ¥1000。ワイン¥900?。サービス500位 結論から言うと、何回か通ってニーノさんと仲良くなって ニーノさん の前のカウンターで食べるようにすれば、予約しないで入れるお店なのに本物の美味いイタリア料理にありつけるといった所でしょうか。 |
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「予約が取れない」「素材重視」など有名シェフ 植竹隆政氏のお店。 現時点で、代官山に2店、恵比寿に1店、京都に1店と多彩に展開していて、特に京都にオープンしてからは 行ったり来たりの日々を送っているとか。 お店は代官山の駅から数分、JR恵比寿駅からでも歩いて10数分程度の住宅街の半地下にひっそり有りました 住宅街と行っても代官山周辺は半分住宅、残り半分は何かのお店、、といった感じですが、、 平日のランチに予約をして訪問です。 スタッフはシェフ達も含めて植竹シェフとホールの責任者以外はみんな20台かな?といった若いメンバーです。私の席は丁度厨房とホールのやりとりを行う場所の前で ホールスタッフがずっとたむろしているのですが ちょっと私語が多くて どうだろう、、といった印象でした。(他の席であれば気がつかない程度の小声ですが) お昼のコースはメインのあるコースでは \3500 \4500 \6000 のコースと、アラカルト(分量としては2人前で 前菜\2400、パスタ\2400、メイン\3600、ドルチェ\1000 夜は+サ10%)が有ったのですがコースは\3500以外の物は2名からだったので必然的に\3500のコースに ただしメインはコースの物ではなく アラカルトの中から1人分(ハーフ)で出来る物に変えて貰いました。 ちなみに夜のコースも\6500、\8000(+サ10%)と良心的です。 前菜:カンパーニャ産水牛のモッツァレラチーズとフルーツトマトのカプレーゼ風サラダフリウリ産生ハム添え 生ハムをよけると色とりどりの野菜が現れます。(写真上) 全体の味付けはほぼオリーブオイルのみで前評判通り塩はほとんど使用していません。この手法のイタリアンのお店は京都で何店か経験がありますが、これまでの感想ではやはり、もうちょっと塩!でした。 で、この前菜ですが、結論から言えば やはりもうちょっとだけ塩!なのですが(笑)少なくともこれでも良いかな? と言えるだけの存在感のある素材ばかりでした。 瑞々しく口の中ではじける京野菜。(これは他の店でもたまにありますが)スナップエンドウは野菜の甘みたっぷり。オクラや水菜、ブロッコリーも味の濃い品々。小カブなのに甘くて瑞々しい、、モッツァレラはフレッシュタイプのトロリと溶ける本物、静岡産のフルーツトマトは甘いだけでなく、野菜の力強い青臭さもどこかに感じさせる絶妙のバランス。生ハムは塩気が強いのでこれに巻いて食べるとどれも絶妙なうまさでした。 |
パスタ:国産仔牛バラ肉の煮込みと冬瓜のスパゲッティーニ(写真上) こちらもやはり薄味、バラ肉自体が優しい旨味があるのでこれも これでも良いかな?と言える素材の生かし方。 九条ネギ、ポロネギ、冬瓜の野菜をかるーいロゼ状のトマトソースで仕上げています。あまりに軽いのでもう一皿おかわりしたくなります。 メイン: こちらもやはり塩はほとんど無く 黒こしょうが少々。肉の旨味を引き出すためには絶対あとちょっと塩!と言いたい所ですが グリルの香ばしさを味わうにはこの塩加減もアリなのかなぁ。。と思わせる味付け。付け合わせの野菜もとても美味しいです。 メインに合わせてグラスでアリアニコ種のワインを貰いました。 グラスワインはあれこれ選べたわけではないのですが 赤でもメインに合わせて何種類かは用意して有るみたいで お店の人が決めているようです。 デザート: ほろ苦いキャラメルジェラートにバナナとブリュレしたザバイオーネソース (写真下) これは、デザートに詳しくない私でも 美味しい事がわかる手の込んだ一品。レベル的にはお料理より高い気がします、、、+ドリンク 料理¥3500 ガス入り水1L ¥900 (1人だと)高い! グラスワイン イタリア アリアニコ種 ¥900安い 合計¥5560(税込) 安いです。。 |
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平日の夜少しだけ遅い時間(20:00)に予約を入れて訪問。 花が飾られた狭い階段を地下に降りていくと20席ほどの細長い店内が現れます。意外な事にこの時間他にお客はいなくてホールスタッフ2人のみ。あれあれといったところです。 実はこのお店を予約する前に近所の別のお店に電話をしたのですが、こちらは深夜まで予約が一杯との事、、 インテリアはよく言えば落ち着いた感じ、とは言っても古めかしくはなく、だからと言ってモダンとまでは行かない微妙な感じ。(後でネットで調べたところこのお店の客層年齢が高い様なのでその年代には丁度良いモダン具合かもしれません) http://www.m-di-piu.com/ お皿の上に和手ぬぐいが敷かれています。 ディナーコースは \6,825 \8,190 \9,450の3種類と アラカルトは前菜とパスタは\1000〜\2000 メインも\2500前後とお手頃。 今回はメインの内容から\8,190のコースにしました。 「黒トリュフと西洋ごぼう入りエゾ鹿のテリーヌハチミツ風味のマスタードシードクリーム添え」 黒トリュフは鹿のテリーヌのクセを打ち消す役割も有ると思うのですがちょっと薄切りすぎ(^^)、西洋ゴボウはコリコリの歯触りで鹿のテリーヌのしっとりとした食感との違いを楽しめます。 マスタードシードクリームって何?といった感じなのですが マスタード風味のクリームチーズの様な印象でこれに蜂蜜がかかっていました。 マスタードシードの説明はこちら http://www.mascot.co.jp/SpiceInfo/mustard_seeds.html テリーヌの周辺にはブロッコリーを砕いた物がまぶしてあって西洋ゴボウといいなんだかヘルシーな気分になるのでした。付け合わせの野菜もなかなか味の濃い良い品。 「リングイーネ アワビ茸と天使の海老の軽いクリームソース」(写真右上) 天国に一番近い島 ニューカレドニア産の「天使の海老」とアワビ茸(久しぶりに食べた)のリングイネ。 しっかりと味付けがしてあり。味に切れがあって好みです。「天使の海老」はWeb検索をかけると通販サイトがたくさんHitします。 |
「冷製帆立貝のムースと温かい根菜のカポナータの盛り合わせ」(写真下) ムースは帆立の塊も少し残してありぷりぷりの帆立とトロトロのカポナータの食(触)感のコントラストと温度差の違いを楽しめ 「まぜて食べてください」 との指示に従って混ぜて食べると全体がクリーミーな味になるように計算し尽くされた一品。 ワインはグラスで800円から、ボトルも5千円から1万円以下のリーズナブルな物が多い様です。 今回はイベリコにちなんでグラスでスペインの赤フルボディ テンプラ種をもらいました。 エチケットも確認したのですが、 そもそもスペインワインの作り手なんて数えるほどしか知りませんのでもう忘れてしまいました。 メインは「イベリコベジョータ豚と冬野菜の3色胡椒焼き熟成黒にんにくのピューレソース添え」 甘いイベリコ豚。スパイの刺激。プラムの様な香りのする黒ニンニクのソース。美味しかったです。 お楽しみデザート盛り合わせ、コーヒー 色々な香辛料のアイス、パンナコッタ、ティラミス、ベリーのタルトいずれもふわっと軽くぺろりと収まりました。 結局 お店を出るまでに入ってきたお客さんは1組の老夫婦のみ。私の感想としては周囲の有名店と比べて値段、味共に大きく劣るところも無いと思ったのですが、、 ホールスタッフはかわいらしい女性の方が担当してくれました。説明も必要十分で、比較的サバサバとした対応の為人によっては愛想が悪いと思うかも知れません。 好意的に見ると程良い距離感で独特の接客なのですが。 やはり満面の笑顔で接客! の方がうけは良いと思います。(人それぞれかな。。) コース¥7800 グラスワイン¥1400 ビール¥700 サ10%¥990 税¥544 計¥11434 2006年6月 |
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有名シェフのお店。席数が少なく、値段もリーズナブルなの事もあり、いまだに予約でいっぱいのようです。 夜に予約を取る元気はないので 10:00に名前を書けば予約が取れるランチで訪問しました。 メニューは、前菜、パスタ、メインそれぞれ10品位の中から組み合わせて選べ ます。 Cコース \2940税込を注文。 ってことは1000通り有るって事ですね。。。 店内はかなり狭く、隣のテーブルとの間隔も、テーブルそのものも狭い です。 予約先着順に席に案内されるのですが、我々は10:00ぴったりに予約したので一つしかない窓際の席が用意されました。 客が各テーブルに落ち着くと、一斉に注文が始まって、一斉に作り始めるので、最初の一品が出てきたのは入店から30分後 になってしまいます。その後も料理の間隔はかなり開いてしまったり、、あちらこちらで すみませーん と何度も呼ばないと店員さんが気がついてくれないなど、接客的にはちょっと破綻気味 でしょうか。 |
アンチパスト。イナダのカルパッチョ。やや味に主張のあるイナダを強めの塩で仕上げ、薬味、とても甘いフルーツトマト(このカットサイズも絶妙)、パリパリの大根で食感も楽しめ
ます。単純に見えてぎりぎりまで味を強くする見極めはなかなかの一品ですね。 アンチパストミスト。 ベーシックな品々が並びます。 パスタ。牛ほほ肉のリガトーニ(写真下)。牛ほほ肉を赤ワインで煮込んだ定番の一品。ほほ肉はもう少し煮込んである方が好み です。 生ウニのパスタ(写真左下)。生ウニのソースは予想以上にさらさらのスープ状。このソースに合わせるためか固めのアルデンテで最後までおいしく食べられ ました。 メイン。鴨肉のタリアータルッコラのサラダ添え、子羊のグリル、こちらもよくあるメニュー 柔らかくおいしい です。 グラスワイン トスカーナの赤\950 ドルチェ、ソフトドリンク数百円。 メニューはかなりオーソドックス。基本に忠実。普通の物を普通に美味く作るのはなかなか難しい物(営業的にも) 。しかもあの人数を一気に作るのだから、、 スペシャルな一品を期待すると肩すかしを食らうかもしれない ですがいつもの定番メニューを気軽に楽しむ”定食屋”としては最上の部類ですね。 でも それにしては 気軽にふらっと立ち寄れないのが残念。近所で空いていれば通っちゃうのにな(ありえないか) メニュー(ご参考) (2005.12現在の情報) |
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「1926年ミラノにオープンして以来、世界各国で愛されてきた名店が日本に登場。伝統的なトスカーナ料理にモダンな発想をプラスした、シンプルながら洗練された創作メニューで早くも評判になっている。」お店 HPより カレッタ汐留の最上階、お店に入ると支配人ぽい背の小さいイタリア人が「コンニチワー」と出て きました。 ランチタイムは低価格のブッフェとかやっているらしく店内の客層はカジュアルな雰囲気です。 ランチのコースは¥4200、¥5775、¥8400 ¥4200のコースのメインの仔羊が食べたかったのですが、とりあえず¥8400を選択。 |
アミューゼ「キッシュ」。バルサミコはねっとりと質の良さそうな物を使ってい
ます。パンはクルミのパン、フォカッチャ、グリッシーニ。 |
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