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風来坊 磯釣り倶楽部です 宜敷お願い致します。
釣り倶楽部

偏見と独断で 作っていきたいと思います ご了承下さい。

知って得する情報 part 2
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 目の前に広がる 大きな海  さて、いったい何処を釣ればよいのでしょう   その答えは、馬鹿げていると思われるかもしれませんが  魚の居るところです。 

 はてさて では、魚たちは、何処にいるのでしょうか?
まず最初に 考えられるのは、魚の寝床(巣)です。  青物などは、除いて殆どの魚は、 安全に身を隠せる場所を 幾つも持っています。  特に居着き(地付き)の場合  そういう場所を攻めると釣果が上がります。

  では、そういう場所とは、どういう所かを説明すると  まず 小さな所で言うと 岩の割れ目 海藻の中   又 釣り人の足元の下の  オーバーハングになっているような所など  大きな所言うと 岩と岩が支え合って 出来ているような大きな穴などです。

  これは、ある知り合いの潜水夫の話ですが  「ある海に潜った時の事ですが   巣穴 その水深は、10m位あったそうですが  大きな岩と大きな岩が少し離れてあり  その上に 大きな平らな岩が乗っていて  丁度洞窟のようになっている場所があったそうです。 

 その中をソーと覗いてみたら ビックリ 約100匹近くの クロとチヌが中にビッシリとひしめきあって居たそうです。  それも大型ばかりだったそうです。

  それで慌てて 船にモリ(ほこ)を取り行き 又すぐに巣穴に戻り その中の魚を1匹突いたそうです。 そしてその魚をすぐに船に揚げて  2匹目を狙いにその巣に戻ったら なんと先程まで居た  約100匹近くの魚は、 見事に1匹も居なくて  もぬけの殻だったそうです。

 それほど大きい巣穴は、なかなか無いとの事ですが  20〜30匹位入る巣穴は、結構何処の海にもあるそうです。  「そういう巣穴の中を あなた方釣り人に  一回見せてみたい 恐らくビックリするだろう   それと 魚が居ないでは無く 狙う場所が違うと」 と言っていました。 

 それを証明するかのような出来事が、以前ありましたので  その事について少し書き綴りたいと思います。 

 此は、ある磯で昼釣りしていた時の事です。  その日の朝マズメに、型の良いクロを朝一番で上げていました。  よ〜し今日一日は、がんばるぞーと気合いを入れていたのですが 陽が上がってからは、辺り一面餌取りだらけで  半ばあきらめかけていましたが  何となく竿だけは出していました。 

 そのうち沖から  潜りの方々の(潜水漁)集団がやって来て 沖から手前まで  じっくり念入りに何かを  取っていました。 潜りの方達は、 仕事ですので仕方ありません もう完全に戦意喪失 竿も上げました。

 その時目の前で潜っていた方が なにやら声をかけてきました。  「あんた達 トコブシ(アワビ)いる?」 なんとビックリ  おもわず 「はい」と答えました。 

 そして その潜りの方から トコブシを手渡しでもらった時の事です。  「あんた ここで釣りをしているの?」 と聞かれ 「はい} と答えると すぐに 「この下は、餌取りばかりで  大きいのは全然いないよ 大きいのは、向こうの方に居たから そこ狙ってみたら」と言われ   その指さされた所を見ると  投げても浮きも届かない沖でした。

 私もすぐに「そうですか どうもすみません 有り難うございます」 とその方にお礼を告げると  手を挙げて そのまま海に戻って行かれました。それから30分位して 潜水夫の方々が皆さん去って行きました。

 私は、早速先程聞いたポイントを狙ってみることにしました。  直接では撒き餌は勿論 仕掛けも届きません   とりあえず 撒き餌も打たず そこに流れる潮を見つけて 仕掛けだけを遠投しました。 じわっと浮きが  そのポイントの周辺に近づきました。

 どうせ撒き餌も効いてないだろうから 餌も無くならないだろうと思って いたのですが 浮きがすーーっと 沈みました。 どうせ鰺子だろうと思い いい加減に合わせたところ 此が一気に竿先を押さえ込み その突っ込みを何とか凌ぎ やっと浮いてきた魚を見てびっくり  良型のクロでした。それからは、言わずと知れた事 良型の入れ食いでした。

 そうです 私の考えていた所とは、全然違う所で撒き餌が効いていたのです。 そして その近くにおそらく巣穴があったのでしょう  何故なら その磯に上がると いまだに そのポイントで良い思いをするからです。 皆さんもそういうポイントを 沢山開発して下さい。  それが常に釣果を上げる秘けつだと思います。

 

Part 3 でも、潜水夫の話などをおりまぜています。 是非お立ち寄り下さい。 宜しく御願い致します。




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