作品名 | 天平の甍 |
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さくひんめい | てんぴょうのいらか |
初出誌 | 中央公論[1] |
連載期間 | 1957年3月号〜8月号[1] |
連載回数 | 6回[1] |
備考 | 1958年『芸術選奨文部大臣賞』受賞[2] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 天平の甍 |
旺文社文庫 | - | 天平の甍 他一編 |
必読名作シリーズ | - | 天平の甍 |
井上靖小説全集 | 15 | 天平の甍・敦煌 |
井上靖全集 | 12 | 長篇5 |
おなまえ | 日付 | ちょっと一言 |
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リンゴ・スターさん | 2004.06.03 | 鑑真が失明しながらも日本に来たことに感動を覚えました。それほどに来る理由ってなんだっんでしょうか?読み終えてもわかっようなわからないような。 鹿児島に転勤になった時、鹿児島県の坊津というところの近くまで行ってみました。本によれば鑑真は日本に最初にたどりついたのはその近くだと思って、、。東シナ海がまぶしいほどきれいでした。 大阪に転勤になった時は、まず唐招提寺を訪れました。鑑真は九州から奈良までどうやってきたのだろうか?そのときの苦労のほどが偲ばれました。 |
おなまえ | 記事No. 日付 |
書き込みから |
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湖の子さん | [541] 2002/01/27 |
経典が海の底へ沈んでいくところなんて、全くの詩ですね。歴史の大きな流れの中で、登場人物たちが木の葉のように翻弄される様子を、史実に基づいて一つ一つ積み上げながら、ある一点で詩によって、引き締めると言うか、大きな感動に誘うというか・・。 ロマネスクとポエジー。我々が井上さんの作品に惹かれるのは、或いはこの2つが作品に横溢している為かもしれませんね。 |
リンゴ・スターさん | [1376] 2005/08/20 |
私は 天平の甍 を読んだのはもう20年以上前になりますが、鑑真がどうして失明までして日本に来たか、その強い意志に感動したのを覚えています。それと、ある僧が一生懸命写した膨大な量の経典が一瞬にして海の底に沈んでゆくという はかなさを感じました。 |
映画の題名 | 天平の甍 |
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制作 | 東宝 |
監督 | 熊井啓 |
封切年月 | 昭和55年1月 |
主演俳優 | 中村嘉葎雄、田村高広 |
[1] 井上靖ノート
[2] 旭川市・井上靖記念館ホームページ