| 大阪大学 | 龍谷大学 | 摂南大学 | 神戸国際大 | 和歌山大学 | 岡山大学 | 勝敗分 | 順位 |
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大阪大学 | **** **** |
○ 27-07 |
○ 17-22 |
○ 23-06 |
○ 31-13 |
○ 41-00 |
5-0-0 | 1 |
龍谷大学 | ● 07-27 |
**** **** |
○ 30-00 |
○ 49-07 |
○ 35-06 |
○ 75-00 |
4-1-0 | 2 |
摂南大学 | ● 17-22 |
● 00-30 |
**** **** |
○ 10-07 |
● 10-22 |
○ 24-00 |
2-3-0 | 4 |
神戸国際大学 | ● 06-23 |
● 07-49 |
● 07-10 |
**** **** |
● 06-56 |
○ 12-00 |
1-4-0 | 5 |
和歌山大学 | ● 13-31 |
● 06-35 |
○ 22-10 |
○ 56-06 |
**** **** |
○ 33-09 |
3-2-0 | 3 |
岡山大学 | ● 00-41 |
● 00-75 |
● 00-24 |
● 00-12 |
● 09-33 |
**** **** |
0-5-0 | 6 |
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ここまで差が広がるとは予想していなかった。攻守専任で構成できる和歌山大学と、両面出場の神戸国際大学という面もあるとは思うが、試合序盤から和歌山大学のオフェンスが止まらなかったのも事実である。 和歌山大学オフェンスはQB#3金城、UB#32有村、TB#47杉尾、#34安野のIフォーメーション。そして左右オープンへのランが、ほとんどビッグゲインになる。OL・TE・WR・UBのダウンフィールドブロックが完璧だった。個々人が何をすべきかを持っていて、それを的確に実行する様子は、見ていて気持ちいい。 ディフェンスはパスに手を焼くシーンはあったが、DBLBのナイスカットもあった。 和歌山大学はDiv2に昇格して単独3位となってシーズンを終える。今年は攻守とも少数精鋭のまとまりのあるチームだったと思う。秋シーズンを1試合しか観戦できなかったのが個人的にはとても残念だった。来年はどのようなチームになって登場してくるのだろうか。春、楽しみにしています。 神戸国際大学オフェンスも試合前半はQB#17中野のパスで健闘する。DBの隙間へ入りこむWR#6森へのピンポイントパス、DB裏へのロングパスとQBのパス度胸の良さには新鮮だった。 しかし、パス成功しても反則やファンブルロストなどで得点に結び付けられなかった。 |
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大阪大学はQB#14中口によるIフォーメーションからのオプションオフェンスを展開する。私は今秋の大阪大学戦初観戦なのだが、今日のようなオプションオフェンスは予想できなかった内容のプレーだったのだろうか。今日のためのプレーだったのかもしれないが、龍谷大学ディフェンスは、最後までほとんど対応できなかった。 QBのフェイクに龍谷大学ディフェンス全員が反応してしまう。第1Q、UBへの左ギブフェイクを入れて右サイドをQBがすり抜けて30ヤードTD、さらに第2Q早々にもフェイク動作でディフェンスをだまして#32木村が中央突破25ヤードTDランと、簡単にビッグゲインとなってしまう。 これに対抗する龍谷大学はQB#17越TB#29松陰(智)のスピードラン、UB#33小柳の中央突破で自陣から小刻みにドライブを重ねる。第2QにはTDにつなげることが出来たが、しかし、一発ロングゲインにならず、第3Qの小刻みなドライブは結局2回ともパントに追いこまれた。 大阪大学は第3Qにも自陣1ヤードからのオフェンスを、オプションで20ヤード+70ヤードラン2回で得点に結びつけた。ロングゲインを許す/許さないのディフェンスの差が勝敗を決したと言える。 |