生命の指標(らいふ・いんできす)は我が内にあり
          -「児童」後の子ども達への児言態的実践-



☆新コーナー発足にあたって(平成16年2月14日記)

これは平成16年2月日に発行された児童の言語生態研究会の雑誌16号に掲載された退職後の私の実践記録です。(似たような名称の団体に「児童の言語研究会」というのがあり、時々間違われるのですが、そことは別の研究会です)


実はその「はじめに」のところにこう記述していました。

また、実践記録という性格上、文献の引用などは最低限にとどめてある。もう少し詳しい注釈・引用や上原先生の特集も同ホームページ内の「学問のお部屋」に記載しているので参照されたい。

この原稿があがったのは平成14年の暮れで、その時には発行までにもう少し期間がかかりそうだったので、それまでに上原先生や折口先生の文献から関連したものを丁寧に拾い集めてホームページに載せようと考えていたのでした。

ところがハッと気が付けば雑誌の発行と同時に公開すべきこのコーナーの準備は全く出来ていませんでした。何度も神田や高田馬場の古本屋街に足を運び、ノート編を含めて折口全集や、郡司正勝先生の文献、その他国文学や民俗学に関する文献を多数揃える事まではしたのです。

ただ、揃えた量があまりに多くなってしまい読んでも読んでも収拾がつかずとても本文にあげた事をさらに分かりやすく整理して載せる段階には至っていません。まずそのことをお詫び申し上げます。




ここをクリックすると生命の指標(らいふ・いんできす)は我が内にあり-「児童」後の子ども達への児言態的実践-の本文「はじめに」が出てきます。

*注 論文引用の慣例にならって折口先生や上原先生の文は旧字体は旧字体のままなのですが、場合によってその文字が違った漢字で表示されたり文字化けすることがあるようです。

色が変わっている語句をクリックすると、それに関する参考文献や補足が出てくる仕掛けになっているのですが、まだ一箇所もそうなっていません。雑誌をお持ちの方はクリックの必要は現在のところありません。

ただ全く新しい事が載っていないのもせっかく雑誌を読んでこのホームページを尋ねてくださった方々に申し訳ないので、1章「神と交わる子ども」のデジモン君画像を雑誌に載せられなかった分まで載せました。



また報告文執筆後の実践例として、本文にも登場するねこ娘さんと怪力バード君という二人の高校生から出てきた「人間界と修羅道」さらに「移りということ」についてのやりとり、そしてそれに関連する上原先生や折口先生の引用をまとめたものを掲載致しました。本文で言えば「7,現実世界の位置づけ・意義」などと関連が深い内容です。

ここをクリックしてください。



*ただし、ここに引用した上原先生の芸談の研究は難解であると評判で、引用していながら意味の把握は私自身ほとんどできていません。

むしろ高校生たちが知識ではなくて「実感」をたよりに心意伝承の世界を探求している姿勢を感じ取って頂ければ幸いです。


*これから随時引用文や補足を付け加えていきたいと思っています。今後も時折のぞいてみてください。

*また具体的な教育実践については「子ども・教育」「クラス・クラブなどの思い出」関係の授業のお部屋その他、雑記は「つぶやきのお部屋」にこれまで通り掲載していく予定です。・・・このところ教育関係のコーナーはほとんど更新していませんでしたが、今年こそは充実させていきたいと思っています。

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