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シーズン中のニュースを随時更新予定


 

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4/29mon 30tue 5/1wed  M−H 千葉マリン

29日はミンチー−星野。ミンチーは3回に4失点を喫したものの、中盤以降は素晴らしい投球。打線は粘ったが追いつけず。4-5。30日は小野−杉内。小野が3回途中でKO。川井が試合を立て直したが、終盤の高木が大崩れ。反撃も届かず、6-11で敗戦。1日は加藤−山田。2-2で迎えた9回ウラ、一死満塁から喜多のプロ初安打でサヨナラ勝ち。白星こそつかなかったが、8回までの加藤の好投が勝利を呼び込んだ。

1日、試合後の山本監督:「(喜多は)さすが六大学で経験を積んできただけある。逃げたい気持ちが出る場面だけど、よく立ち向かっていった」

1日、試合後の喜多:「チームの勝利が一番ですから何とか食らいついていこうと必死でした。12球団一のロッテ・ファンがあってこそだと思っています。出遅れた1カ月の分はこれから取り戻します。このヒットは新たな自分の1ページです」

30日、試合後の山本監督:「弱いチームだと思っていないから、持てる力を十分出していけば(5月は)いける」

30日、試合後の小野:「先頭を四球で出してしまい、失点につながってしまったのがすべてです」

29日、試合後の山本監督:「3、4番にホームランが出ても肝心なところで打てなかった」

29日、試合後のミンチー:「調子は悪くなかった。三回の井口の打球がアンラッキーだった」

■30日、ボーリックが左太ももの付け根に違和感を訴え、ダイエー戦の先発を外れた。

■30日、丸山泰嗣内野手、喜多隆志外野手が一軍登録され、酒井忠晴内野手、佐藤幸彦外野手が登録を抹消された。

■30日、26日に負傷した塀内の右膝のケガは、船橋市内の病院にて精密検査(MRI検査など)の結果、右十字じん帯断裂及び内側側副じん帯損傷と診断された。練習への復帰予定は5月下旬から6月上旬の見込み。

 

4/26 fri 27 sat 28 sun Bu−M 大阪ドーム

26日は加藤−高村。加藤は近鉄打線の拙攻に助けられつつ6回途中まで無失点。2点差の9回ウラ、小林雅が猛攻を受けるが、かろうじて退け2-1で逃げ切り。近鉄は5連敗。2年越しの対近鉄戦の連敗を13で止めた。27日は清水直−パウエル。1-1での8回ウラ、藤田への継投が失敗。打線は11残塁1得点の拙攻で1-3。28日はシコースキー−岩隅。シコースキーは11奪三振の好投も、打線の援護がなく終盤の一発で敗戦投手に。1-5。

28日、試合後の山本監督:「1点じゃ勝てんだろう。チャンスにボール球を打っていては駄目だ」

28日、試合後のシコースキー:「ストライクを取りにいったところを打たれた。失投だった」

27日、試合後の山本監督:「1点、2点じゃつらい。もうちょっとピッチャーを助けてやらないと」

27日、試合後の清水直:「いい感じで投げることができたけど、もう少し粘り強く投げないと…」

26日、試合後の山本監督:「絶体絶命のピンチだったな。13連敗だっけ?きょうの試合で苦手意識はなくなったよ。嫌なムードはない。借金を地道に返していくだけだ」

26日、試合後の加藤:「最後は雅さんなので、絶対に抑えてくれると思っていました。今日のように、走者を出しても粘りのあるピッチングを心掛けたい。5回以降からの投球が課題ですね」

26日、試合後の小林雅:「1点を取られて開き直った。最後はジェットコースターに乗っているような気分だった」

■27日、塀内久雄内野手が一軍登録され、今江敏晃内野手が登録を抹消された。

■26日、塀内久雄内野手が試合前の守備練習中に右膝を負傷し、近鉄戦を欠場。大阪市内の病院で診察の結果、腓腹筋の挫傷、前十字靱帯の損傷もしくは右内側半月板の損傷のいずれかの疑いが持たれた。帰京後、精密検査を受ける予定。

■25日、山本監督は投手陣の再整備を提案。「落ちるボールがあるし気持ちが強い。終盤の場面で使いたい」と先発を務めていた小林宏をセットアッパーに指名。代わって中継ぎの清水直を27日の2戦目に先発させ、そのままローテーションに定着させたい考えだ。

■25日、5/1(水)の対ダイエー戦(千葉マリン)で、藤波辰爾氏(新日本プロレス社長)が始球式を行なうことが発表された。

■25日、パ・リーグが追加日程を発表した。10月3日ロッテ−日本ハム18時15分、千葉マリン)

 

4/22 mon 23 tue 24 wed M−Bw 千葉マリン

22日はシコースキー−川越。7回、好投を続けつつ1点を貰った直後にシコースキーが崩れ6失点。2-6。23日は小野−戸叶。小野が中盤に打ちこまれ6回4失点。以降は攻めきれず、守りきれない展開。2-7。24日はミンチー−金田。左打者と初芝が抑えられ、中盤まで無得点。好投のミンチーを救うべく、ようやく7回に1点を先制したが、9回二死に小林雅が被弾。延長10回二死から福浦のヒットでサヨナラ勝ち。2x-1。

24日、試合後の山本監督:「確率的に打てる奴(福浦)が打席に入ってるんだから、打つと思ったよ。ミンチー、小林、それに野手もよう頑張った。素晴らしいゲーム」

24日、試合後の福浦:「サヨナラ打はたまたまです。きのう監督に一緒にビデオを見てもらったので、その成果が出て良かった。きょうの勝ちを機に波に乗っていきたい」

24日、試合後のミンチー:「子供が球場に初めて来たので(6歳のジェシー君は始球式に登板)張り切って投げた。すべてのボールでストライクが取れ、ベストピッチングだった」

24日、試合後の小林雅:「勝ち星がつくこと自体、僕の仕事ではない。野手の人に申し訳ない。次、また頑張ります」

23日、試合後の山本監督:「投手が5回まで1点に抑えているのだから(再び)11連敗にならないためにも、打者は気迫を出してくれないと…」

23日、試合後の小野:「6回はボールが抜け始めて大事なところでスライダーも抜けてしまった」

23日、試合後の小野投手コーチ:「小野の代え時?6回でも140キロ出てたじゃないか。球数うんぬんじゃない。あそこで点を取られてるようじゃしようがない」

22日、試合後の山本監督:「中継ぎが疲れていたから引っ張りたかった。継投を失敗したなあ。6つも7つも続けて勝てない。明日から頑張ればいい」

22日、試合後のシコースキー:「ゲームを壊してしまった。チームメートに申し訳ない。ふがいない気持ちでいっぱいだよ」

22日、試合後の高畠コーチ:「最後に食らいついていったのがよかった。負けの試合でも、こういう形でいけばあしたにつながる」

■23日、伊与田一範外野手が一軍登録され、早川健一郎外野手が登録を抹消された。

 

4/19 fri 20 sat 21 sun F−M 東京ドーム

19日はミンチー−下柳。スライド登板のミンチーは直球・変化球の絶妙な組み立てでハム打線を8回零封。3回表のメイの3ランを守りきり、最後は小林雅へ。3-0。20日は加藤−シールバック。逆転された直後の6回、ボーリックの第1号2ランで追いつき、さらに3点を追加。その後は継投でかわし、6-3で勝利。21日は清水直−関根。4回までに3点を先制。終盤に追い上げられたが、小林宏、小林雅が踏ん張り、逃げ切り勝ち。3-2。関根からの3年ぶりの白星を挙げ、対関根の連敗を11でストップ。チームは1分をはさみ5連勝で千葉へ。

21日、試合後の山本監督:「関根に勝って5連勝?なに言ってるんですか。まだ借金は6もあるので、浮かれてなんかいられませんヨ」

21日、試合後の清水直:「とにかく1人、そして1回を抑えるんだと、最後まで気持ちは守りに入らなかった」

20日、試合後の山本監督:「持っている力が出せた。3つ、4つと勝つのは難しいんだけどな。クリーンアップの誰かが打ってくれると乗っていけるんだ。借金返済の手応えをつかんだよ」

20日、試合後の加藤:「四回までは自分の投球ができた。本当に野手の皆さんに感謝しています。やっと勝てて正直ほっとしている」

20日、試合後のボーリック:「体中の毒が抜けた感じがした。やっとチームに貢献できた感じだね」

19日、試合後の山本監督:「ミンチーは4度目の正直だね。ピッチングスタッフも形になったと確信したし、チームの雰囲気もいい。もう大丈夫」

19日、試合後のミンチー:「チェンジアップがいいところに決まったし、ボールを低めに集めて打ち取る投球ができた。完封?僕の仕事はいい形で小林(雅)につなぐことだから気にしていない。連敗も止まったし、これからいい方向に向かっていくだろうね」

19日、試合後のメイ:「四球の後だから初球から狙っていた。いいところで打ててよかった」

■20日、黒木の一軍復帰が当初予定の5月より遅れる見込みであることが明らかになった。山本功児監督も復帰の遅れを認め、「夏頃になるのではないか」との見通しを語った。

■18日、まだ白星のないエース、ミンチーが東京ドームの新人工芝に手応えをつかんだ。19日の日本ハム戦に備え、この日は投内連係などで天然芝に近い人工芝を入念にチェック。「普通の人工芝よりも動きやすい。自然体のゴロがくる」と話した。ナックルを武器に3連勝を狙うエースは「低めに集める自分の投球をしていい形に試合をつくりたい」と意気込んでいた。

■18日、右肩痛のためファームで調整を続けている黒木知宏投手が投球練習を再開した。ロッテ浦和球場の室内ブルペンで捕手を立たせたまま41球を投げ込んだ。
 17日の30球に続く投球練習だったが、左太ももを肉離れした2月20日以来、約2か月ぶりで「キャッチボールに毛がはえたくらい。じっくりやります」と不満そうだった。
 リハビリ中も走り込みを欠かさず下半身は安定しているが、球威はまだまだという印象だ。草場ブルペン捕手も「受けていて、軽いボールが来るという感じだ」と話した。傾斜のあるマウンドで投げられること自体“一歩前進”だが、醍醐2軍監督も「まだまだ時間がかかるよ」と慎重。今後は30〜40球の投球練習を続ける予定で、復帰のめどもその経過次第となる。

■18日、プロ野球オールスターゲーム運営委員会は、今年のサンヨーオールスターゲームの開催要項を発表し、ファン投票が19日から開始されることになった。
 第1戦が7月12日(金)に
東京ドームで、第2戦は13日(土)に松山市の松山中央公園球場で、いずれも午後6時半開始。選手はファン投票、監督推薦で選ばれ、セ、パ各28人が選出される。昨年度優勝チームのセ・若松(ヤクルト)、パ・梨田(近鉄)両監督が指揮を執り、試合は九回打ち切りで指名打者制を採用する。ファン投票の最終発表は7月2日。翌3日の監督推薦で出場全メンバーで出そろう。
 ファン投票は、公式投票はがき、官製または私製はがき、インターネット、携帯電話
iモード、J-SKY、EZweb)により4月19日から受付を開始。公式投票はがきは公式戦開催球場、指定のコンビニエンスストア、全国のサンヨー商品取扱店で配布され、その場で投票することもできる。締め切りは6月25日コンビニは6月16日)。

 

4/15 mon 16 tue 17 wed− M−L 千葉マリン

15日はシコースキー−石井。シコースキーの好投に支えられ、序盤から打線が爆発。ここまでの鬱憤を晴らすかのような18安打の猛攻で快勝。13-5。16日は小野−許。投手戦が続いたが、8回に1点ずつを取り合い、以降は決定打ナシ。1-1の引き分け。17日は強風で中止。

17日、山本監督:「まだ雨の中の試合のほうがいい。外野への飛球が内野に戻ってくるし、これじゃ野球にならない」

16日、試合後の山本監督:「好投手同士の試合だと、そう簡単に点は取れない。こういう試合になると思っていた。小野の気迫が守備を引きたててくれた。先発のメド?立ち過ぎだよ。あれだけいいピッチングをしたんだから」

16日、試合後の小野:「かなり緊張したんですけど、ゲームをつくることだけを考えていた。合格点ですけど先に点を取られたことが悔やまれる」

16日、試合後のメイ:「追い込まれていたからコンパクトにスイングしたよ。高めの速いボールをジャストミートすることができた」

15日、試合後の山本監督:「連敗している時は守っても駄目、打っても駄目、全部駄目だった。やっとすっきり勝てた。2つ勝ってホッとしていてはいけない。借金を返していくだけだ」

15日、試合後のシコースキー:「清水将が自分のいいボールをうまく引き出してくれた。早い回に得点してくれたから楽に投げることができたよ。これからチームも自分もこういう状態でいきたいね」

15日、試合後の諸積:「今までの苦労を晴らした…。そういう感じがします。今まで皆さんに迷惑をかけました。これからは、皆さんの応援に恥じないようなプレーを見せます」

15日、試合後の初芝:「チャンスだったので積極的にいったよ。やるしかないでしょう」

■17日、試合は強風のため中止。強風が原因で試合中止となったのは、97年5月8日のロッテ・オリックス戦以来、パ・リーグでは5年ぶり3度目。過去2度の中止も千葉マリンスタジアムだった。セ・リーグでは過去に4度ある。
 この日、千葉県北西部には強風注意報が出され、千葉市内では午後5時16分に瞬間最大風速29.8メートルを記録。同スタジアムでも風が強く、球場内の風速計で、最大風速16メートルを記録した。主催のロッテと審判団が協議し、試合開始の午後6時15分に中止を決めた。

■16日、小野晋吾投手が一軍登録され、田中充投手が登録を抹消された。

■15日、プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は、フレッシュオールスターゲームを7月11日に長野オリンピックスタジアムで開催すると発表した。イースタン・リーグは鈴木葉留彦、ウエスタン・リーグは岡田彰布両2軍監督が指揮をとり、各チーム20人の出場選手は5月20日に発表される。

 

4/12 fri 13 sat 14 sun Bw−M 神戸グリーンスタジアム

12日はミンチー−ヤーナル。不安定なヤーナルを攻めきれず、打線は再三の好機を潰した。9安打1得点12残塁。1-4。13日は加藤−具。対照的な立ち上がりだったが、先制を許すと形勢逆転。加藤は4回KO。両外国人を外した打線も奮わず、0-4の完封負け。14日は清水直−川越。初回に2点を先制し、4回に初芝の2ラン。清水直は粘りの投球で7回途中まで1失点。4-1で今季初勝利。連敗を11で止め、開幕連敗日本記録タイの屈辱は回避した。

14日、試合後の山本監督:「投手陣がいいので、まさかここまで(連敗)するとは考えてもいなかった。『魔の坂』があって、もう勝てないんじゃないかと思いもした。選手は明るくやっているのに、自分こそ暗くならないようにしてきた。これで気分よく(千葉に)帰れるよ。まったく、あきらめたわけじゃないんだ。これからはとことん勝ちにこだわる。シーズン途中の借金10じゃない。はじめの10だ。これがシーズン途中だときついけど、まだ始まったばかり。返すだけの試合数はある」

14日、試合後の清水直:「連敗を全員で何とかするしかなかった。(先発の)ペースを忘れてしまっているので、行けるところまで行こうと目いっぱい投げました。真っすぐで攻めるしかなかった。正直ホッとしました。走者を出しても粘り強く投げるのがボクの持ち味。ホームに返さなければいいんです」

14日、試合後の小林雅:「(登板の)間隔は開いていたが、楽しく投げられた。ようやく(自分自身の)開幕ができた」

13日、試合後の山本監督:「最初のチャンスで1本打てなかったのがなあ。外国人を外したのは関係ない。チームが勝とうが負けようが責任はオレが取る」

13日、試合後の加藤:「調子は悪くなかったし、二回までは自分の投球ができたんですが…。点を与えてはいけないという気持ちが強く出過ぎたのかも…」

13日、試合後のボーリック:「コーチの決定だから。自分が打てないんだからしょうがない」

13日、試合後のメイ:「(小声で)あしたはラインアップに戻れたらいいね」

12日、試合後の山本監督:「福浦がチャンスはつくったけどな。一生懸命やっているから言いたくないけど迫力が感じられない。同じことを何度も繰り返している。ミンチーがあそこまで投げてるのに、同じ外国人として反省せなあかん。とりあえず、10試合の区切りは終わった。もう、我慢できないかもしれない」

12日、試合後のミンチー:「ハードラック。内野の間を抜ける安打も多かったし、きょうはノーグッド」

12日、試合後の初芝:「頑張ってやっているんだが…。与えられた仕事をきっちりこなさないと」

■13日、小林宏之投手が一軍登録された。

■12日、ついに開幕10連敗を喫した。2リーグ制後、開幕から2ケタ連敗したのは、いずれもパ・リーグのチームで1979年に西武が12連敗(2分け挟む)して以来23年ぶり4度目。55年にトンボが12連敗、61年に阪急が10連敗している。

■12日、午前中からオリックスの室内練習場でボーリック、メイ、福浦ら中軸が打撃練習を行った。高畠打撃コーチは「今まではいつも若手を先に連れていったが、今後は主力にする」と苦境脱出に必死だった。

■11日、午後5時すぎに宿舎に到着すると山本監督は、初芝、諸積、堀、清水将、渡辺正、塀内の6選手に素振りの特訓を指令。宿舎12階の部屋を急きょ借りて、各選手に約1時間の直接指導を行った。

■11日、ロッテは新幹線で神戸に移動。午後2時過ぎ、新横浜駅に現れた山本監督は、10日の日本ハム戦でミラバルにあわや完全試合という好投を演じられたショックを振り払うように終始、笑顔。かすれ気味の声を記者に指摘されると「声なんか出なくていいよ。勝てれば」と本音も漏らした。

■11日、渡辺俊介投手が一軍登録を抹消された。

■11日、ロッテが今秋ドラフトで法大の150キロ右腕、土居龍太郎投手(4年=高知)の獲得を目指していることが明らかになった。ロッテは現在、チーム防御率は12球団ワーストの6.39。ドラフトでは来年のローテーション入りが期待できる即戦力投手の獲得を課題に挙げている。球団関係者は土居について「ボールが速いのは魅力だが、投手としての総合的なセンスも抜群」と自由獲得枠で最も高い評価をしている。横浜も獲得を狙っており、争奪戦になりそうだ。
 土居は最速150キロを誇る本格派右腕。昨年8月に右ひじ遊離軟骨の除去手術を受けた。秋季リーグは登板なく終わったが、今年は完全復活。3月5日のシダックスとのオープン戦で145キロをマークし好調な仕上がりだ。「もうひじは心配ない。投げられる喜びを感じています。今年はチームの勝利を第一に、全部の大会で優勝する気持ちでやる」と語った。

 

4/8 fri 9 sat− 10 sun M−F 千葉マリン

8日は渡辺俊−シールバック。1-1の同点で迎えた6回、四球と連打で勝ち越され、その後は失策も絡み大量失点。3-7。3点はすべて塀内の打点。9日は雨天中止。10日はスライドでシコースキー−ミラバル。シコースキーは6回を2失点と好投したが、打線はあわや完全試合の1安打(9回ウラ吉鶴)。0-4の完封負けで開幕からの連敗は9に。

10日、試合後の山本監督:「ミラバルはいい投手だ。だからと言って打てないのでは勝負にならない。ファンに申し訳ない。みんな連鎖反応になっている。打てない人は努力。守れない人はちゃんと守る。自分のやるべきことをちゃんとやればいいんだ」

10日、試合後のシコースキー:「クローマーへの1球だけは、甘いところにいってしまったが、自分の仕事はできたと思う」

8日、試合後の山本監督:「ファンに申し訳ない。(連敗の責任問題についての質問に)ほっとけや!くだらん質問をするな!おまえの会社は責任を取ってるのか」

8日、試合後の塀内:「2軍でも初安打がタイムリーだった。まさか1軍では安打と打点と本塁打が一緒だなんて…。ボクは何か運を持っているんでしょうね」

■9日、小野がイースタンの対日本ハム戦(千葉マリン)に先発し、7回7安打3失点にまとめた。報告を受けた山本監督は「四回以降はいいと聞いている。次は上(1軍)で投げさせる」と15日からの西武戦(千葉マリン)で先発させる考えだ。小野は「早く上に上がれるように頑張りたい」と表情を引き締めていた。

■9日、雨天中止となったこの日、チームは千葉マリンで練習。澤井渡辺正らが雨の中で約1時間の特守を行うなど連敗脱出へ必死で、監督室にこもって選手のフォームなど約3時間にわたってチェックした山本監督は「戦力の入れ替えはない。終わってみてどうなっているかだ」と厳しい表情で話した。

■9日、川北智一球団代表は、山本功児監督の去就について「まだ4月。10試合くらいで騒ぐことではない」と話し、当面、監督交代の考えがないことを明らかにした。川北代表は、8連敗を喫した8日に重光昭夫オーナー代行らと話し合ったが、山本監督の去就には触れなかったという。

■8日、塀内久雄内野手が3回にシールバックからプロ入り初打席本塁打を放った。昨年5月1日のショーゴー(中日)以来、プロ野球43人目、パ・リーグ23人目。

■8日、バッテリーの強化策として、佐々木信行バッテリーコーチに代えて袴田英利2軍バッテリーコーチを1軍に昇格させると発表した。佐々木コーチはブルペン担当となり、ブルペン担当の山中潔コーチが2軍バッテリー担当となる。また、川北智一球団本部長が株主総会の承認を受け、正式に取締役球団代表に就任した。

■8日、早川健一郎外野手、清水将海捕手が一軍登録され、立川隆史外野手、里崎智也捕手が登録を抹消された。

 

4/6 sat 7 sun M−Bu 千葉マリン

6日はミンチー−高村。初回に今季初めて先制したが2回表にミンチーが4失点。打線は2回以降1安打と精彩を欠き、1-7で6連敗。7日は加藤−小池。2回に3点を先制したが、すぐに追いつかれ逆転負け。3-7。対近鉄戦は13連敗となった。

7日、試合後の山本監督:「打開策?やるよ。やりますよ。やるしかない」

7日、試合後の加藤:「野手の人から早い回に3点を取ってもらったのに、簡単に点を取られてしまい申し訳ないです」

6日、試合後の山本監督:「いつもと同じパターン。これだけ応援してくれているのだから、元気を出さないと。借金をつくったメンバーで借金を返すしかない」

6日、試合後のミンチー:「ストライクも入って調子はよかったが…。アンラッキーなところもあったが、何とか抑えたかった」

■7日、球団ワースト記録となる開幕7連敗。東京オリオンズ時代の1967年の6連敗を更新した。同記録のプロ野球ワーストは12。55年にトンボ、79年に西武(2分けを含む)がそれぞれ喫した。試合後、山本監督はコーチ陣を集め、4時間にわたるミーティングを行った。

■7日、立川が試合を欠場。試合前の練習で左ふくらはぎに痛みを訴えたもの。

■7日、塀内久雄内野手が一軍登録され、福沢洋一捕手が登録を抹消された。

■6日、35年ぶり球団ワーストタイの開幕6連敗。試合後は重光オーナー代行、川北球団代表、山本監督が三者会談を行った。重光代行は「頑張ってくださいとお願いしました。激励ということです」と指揮官を休養させる考えがないことを強調。山本監督も「激励してももらっただけ」と話すだけだった。

■6日、山ア健投手、高木晃次投手、吉鶴憲冶外野手が一軍登録され、伊与田一範外野手が登録を抹消された。

■5日、山本監督は「あすはみんな使うよ」と6日の近鉄戦に投手、野手ともに総動員で戦う構え。近鉄には昨年の7/17の大逆転負けから11連敗中。そこで、最近2年間の対近鉄戦で27打数10安打のが、骨折の小坂の穴を埋める。00年8月20日のダイエー戦(福岡D)以来594日ぶりの遊撃に「今のチーム状況に大事なのは内容よりも結果」とやる気を見せた。

■5日、休日返上で約1時間半の練習を行った。5試合でたった7得点の打線に頭の痛い山本監督は練習に参加しなかったメイボーリックの両外国人を「シーズン前の少しの練習で打てるなら誰でもできる。2人とも開幕すれば何とかなると思っていたのだろう」と批判。ともに15打数1安打に終わっているだけに「2人のうち1人しか使わない」とレギュラーはく奪の可能性も示した。また、外野手のを内野で起用することも示唆していた。

■5日、薮田安彦投手、戸部浩投手が一軍登録を抹消された。

■4日、6日のマリンスタジアム初戦の開幕セレモニーの概要が発表された。千葉市音楽消防隊による演奏、両チーム監督へ花束贈呈など。始球式は堂本暁子千葉県知事、鶴岡啓一千葉市長が行う。また、当日先着3000名に千葉都市モノレール「マリーンズ号ペーパークラフト」のプレゼント予定。

■4日、チームは移動日休みを返上し、連敗脱出に向けて千葉マリンで練習を行った。

 

4/1 mon 2 tue 3 wed  H−M 福岡ドーム〜北九州〜福岡ドーム

1日は渡辺俊−杉内。序盤に渡辺俊が四死球で自滅。2-8。2日は小林宏−星野。小林宏が3発のHRを浴び6失点でKO。打線も全く奮わず完敗。0-10。3日は薮田−山田。薮田が2回1/3で4失点KO。打線はまたも沈黙。3-7。35年ぶりの開幕5連敗で千葉へ。

3日、試合後の山本監督:「福浦(この日3安打)以外のクリーンアップは、迫力がないので相手投手に舐められている。ボールを怖がっているのも何人かおり、その辺を修正する。いろんな意味でガラッと代える(1、2軍の大量入れ替えを示唆)」

3日、試合後の薮田:「先頭打者にいきなりツーベースを打たれて、自分のリズムをつくれなかった。チームに申し訳ない」

2日、試合後の山本監督:「負けるときはこうやって負ける。チャンスで振って三振すればいいのに見逃しが多すぎる。打開策?元気のある者を出していく以外にない」

2日、試合後の小林宏:「調子は悪くなかったんですが、五回、バルデスにホームランを打たれて冷静さを失ってしまった」

1日、試合後の山本監督:「(打線が)金縛り状態だ。もう少し気楽にやればいいのに」

1日、試合後のメイ:「(退場処分で)後悔は全然していない。ストライクゾーンは妥協のラインじゃないんだ。あやふやなままだと、ゲーム自体がおかしくなる。もっとゾーンをはっきりジャッジしてほしい」

■3日、ボーリック内野手は腰痛を訴えて試合を欠場。6日の近鉄戦には出場する予定。

■3日、腰痛で出遅れている小野がイースタンリーグ西武戦(ロッテ浦和)に登板。7回を11安打4四死球、6失点と乱れた。オープン戦でも3月19日のダイエー戦に三回途中で7失点降板だったが、山本監督は「それだけ期する思いはあるだろう」と8日からの日本ハム3連戦(千葉マリン)での先発に向けて調整させる方針。

■3日、薮田安彦投手が一軍登録され、小林宏之投手が抹消された。

■2日、小坂がプロ入り初めて出場選手登録を抹消された。当初の予定では2日に帰京し、治療に専念する予定だったが、安静が必要なために福岡市内のホテルで静養。チームとともに4日に帰京することになった。患部には板を当て、歩行時には松葉づえを使用している状態。石井トレーナーは「時間はかかりそうだが、焦らず治さなければいけない」と話した。

■2日、プロ野球セ・リーグのオーナー懇談会が開かれ、パ・リーグが2003年にも実施するよう申し入れていた両リーグの交流試合について、「メリットがない」と全会一致で拒否することを決めた。交流試合の実現は事実上消滅する形となった。

■2日、小林宏之投手、堀幸一外野手、伊与田一範外野手が一軍登録され、小坂誠内野手、大塚明外野手が抹消された。

■1日、小坂が3回の守備中、二塁ベース上で走者のバークハートと接触して右足を痛め、交代した。福岡市内の病院で精密検査を受けた結果、右足すねの外側にある腓骨(ひこつ)骨折と診断された。球団トレーナーによると、骨が付くまで4〜6週間かかる見込み。小坂は2日、チームを離れて帰京する。

■1日、メイが2回の攻撃で見逃し三振に倒れた際、小寺球審の判定を不服として同球審に足で砂をかけ、侮辱したとして退場処分となった。

■1日、渡辺俊介投手が一軍登録された。

 

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