* * * * Marines News 2002 * * * *

シーズン中のニュースを随時更新予定


 

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6/27 thu− 28 fri 29 sat  M−Bw 千葉マリン

27日は雨天中止(小野−ヤーナル)。28日は小野−ヤーナル。初回の二死満塁に堀が2点打。小野がこの2点を守りきり、9回0/3までを好投。小林雅が締め、小野は今季初勝利。チームは3連勝、5位とは0.5差に。29日は清水直−具。1点差でむかえた6回ウラ、立川の満塁HRで派手に逆転。7回にも連続アーチで加点し、7-3で快勝。4連勝で4/6以来の5位に浮上した。一方のオリックスは3連敗で、1999年6月5日以来の単独最下位。

29日、試合後のコメント

山本監督:「集中力。アイツ(立川)は責任を持たせたらやってくれる。打者みんながここにきて集中し始めた。チームの雰囲気もいいし、これからだよ」
清水直:「今まで勝てずに考え過ぎていた。コーチにももっと持ち味を出せと言われた。負けが込んでいたけど、いい勝ち方ができてよかったです」
立川:「何も考えず、何とかなると思って振った。気持ち良かった。あ〜あ、やっちゃったなあという感じ。僕もビックリしました。四番?悪くないですね。でもこんな数字(.211)、他のチームにはいないですよ」

28日、試合後のコメント

山本監督:「初回がヤマ場だった。こっちは抑えて向こうは抑えられなかったからね。(小野は)素晴らしい投球をしたなあ。ちょっと遅かったけど、ローテーションの柱になる投手が出てきたよ」
小野:「声援には鳥肌が立っちゃって…。とにかく気持ちで投げるしかない。初心に帰って、腕を振って低めに投げることだけを考えていた。長かったです」
小林雅:「走者が1人出たらいくことになっていたから。(併殺に仕留めた)高見沢は東京ガスの後輩だし、楽しめた。あした会ったらからかってやりますよ」
:「初球からドンドン打っていこうと思っていた。晋吾を楽に投げさせようと思っていたからね」

■30日、プロ野球はシーズン中の外国人獲得とトレードの可能期間が終了した。開幕後にはセ、パ両リーグ合わせて10人の新外国人選手が入団した。国内トレードは、阪神のエバンスと西武の橋本の交換など、開幕以降で3件が成立した。

■28日、酒井忠晴内野手が一軍登録され、喜多隆志外野手が抹消された。

■27日、左太もも痛から再起した酒井が1軍に合流。28日のオリックス戦から出場選手登録される。山本監督は「足は良くなった。打つ方もしっかりしていた」と太鼓判。4月30日以来の1軍復帰に、酒井は「足に痛みはないし、大丈夫。しっかりやりたい」とやる気十分だった。

■27日、雨天中止で先発予定だった小野のスライド登板が決まった。腰痛と右肩痛で出遅れ、ここまで0勝3敗。先発が予定されていた20日の日本ハム戦(千葉マリン)も雨で流れており、今季初勝利が遠のいている。ブルペンで軽めの投球を見守った山本監督は「調子はよさそうだ。そろそろ勝ってもらいたい」と2年連続2ケタ勝利の右腕に期待を寄せていた。

■26日、翌日からは1.5差に迫った5位・オリックスとの”裏天王山”。3連勝で最下位脱出が可能なだけに、山本監督は「今までいいところまできて離されていた。ここ2試合でいい勝ちパターンができている」と自信たっぷり。初戦に先発する今季未勝利の小野は「調子自体は上がっている」と気合十分だ。先発で起用されていた川井をブルペンに待機させ、“戦投態勢”に入る。また、山本監督は、「辻はいいリードをするし、もう信頼を勝ち得ている」と、負傷の清水将に代わり、スタメンマスクをかぶってから2連勝のルーキー捕手を絶賛。

 

6/23 sun 24 mon 25 tue  Bu−M  大阪ドーム

23日は清水直−パウエル。序盤の4失点に加え、安打の出ない打線と重い展開。終盤になってようやく追い上げたが届かず敗戦。2-4。24日は加藤−前川。加藤は久々に先発に戻り、別人のような好投。打線が前川から着実に点を奪い、5-0とリードしたが、8回に走者が貯まり、交代した藤田がローズに3ラン。傾きかけた流れは9回の小林雅でピシャリ。5-3。加藤は約二ヶ月ぶりの白星。25日はミンチー−バーグマン。6回ウラ二死、ミンチーが許した初安打は的山の先制HR。7回ウラの無死満塁を三重殺に抑えると、8回表先頭の立川が同点弾。9回表に小坂のタイムリーで逆転し、小林雅がギリギリで抑えきった。2-1。ミンチーは約一ヶ月ぶりの白星。

25日、試合後のコメント

山本監督:「見応えのある試合だった。立川も小坂もよく打った」
ミンチー:「ストレートが今季最高の出来だった。内外角にうまく投げ分けられたしね。併殺が投手のベストフレンドだったと思っていたけど、それ以上のものがあったね。自分の野球人生で初めての出来事だ」
:「(7回ウラ、打球が股間を直撃)最初は平気だったんですけど、気持ち悪くて吐きそうになりました。でも、絶対に代わりたくなかった」
立川:「三重殺でベンチに勢いがあったので、乗っていけてよかった。初球から狙ったストレートを完璧に打てた」
小坂:「ケガをしていて迷惑を掛けていたので少しでも貢献したかった」

24日、試合後のコメント

山本監督:「(加藤・辻は)強打線を七回まで無失点に抑えたんだから凄い。これからが楽しみだ」
加藤:「チームに迷惑を掛けていたのできょうは絶対に勝ちたかった。内容よりも気持ちで投げようと思っていました」

23日、試合後のコメント

山本監督:「気迫が向こうの方が上回っていた。ボール球に手を出して腰を引いて打っているようじゃ…」
清水直:「二回の勝負どころで踏ん張ることができず、相手に勢いをつけてしまった」

■25日、ロッテが近鉄戦の7回に三重殺を記録した。無死満塁で川口憲史外野手の一ゴロを福浦和也一塁手がショートバウンドで捕り、辻俊哉捕手に送球して三塁走者の水口栄二内野手を本塁で封殺。再び福浦に送球されて打者走者の川口が、さらに小坂誠遊撃手に転送されて一塁走者の中村紀洋内野手がアウトになった。三重殺は5月12日に近鉄が日本ハム戦で記録して以来、両リーグを通じて今季2度目。ロッテとしては1994年5月22日の西武戦で記録して以来、8年ぶり。

■25日、清水将海捕手が、さいたま市内の病院で再検査を受け、打撲と診断。山本功児監督は最短の7月4日に再登録できる見通しを明らかにした。

■24日、椎木匠捕手が一軍登録され、清水将海捕手が抹消された。

■23日、清水将海捕手は4回の守備で走者と交錯して左手人さし指を負傷。5回から交代した。大阪市内の病院で打撲と診断された。

■22日、ロッテがカーライル投手の獲得を目指していることに関し、阪神・野崎勝義球団社長は「彼のことは戦力として考えている」とトレードの可能性を否定。編成担当の竹田邦夫常務も「今のところ具体的な話はありません」とし、ロッテ側との接触もないことを明らかにした。この日、鳴尾浜球場で練習を行ったカーライルは「記事が載っているのは見た。欲しがってくれるチームがあるのはうれしいけど、複雑な気持ちだ」と心境を語った。

 

6/19 thu 20 fri−  M−F 千葉マリン

19日はミンチー−隼人。予想通りの投手戦。7回表に1点を先制されるが、ウラに堀のHRで追いつき、8回ウラには骨折から復帰した小坂の今季初打点となる二塁打で勝ち越し。最終回を小林雅が締めた。20日は雨天中止。先発予定は、小野−正田。

19日、試合後のコメント

山本監督:「好投していたミンチーに負けがつかなくてよかった。チャンスがつぶれた後の堀の本塁打が大きかった。小坂はあそこで打つんだから大したもんだ。負けることを考えないで、とにかく勝つしかない」
ミンチ−:「藤田と小林宏がしっかり仕事をしてフォローしてくれたのが大きかった。勝ち星については次回また頑張るよ」
小坂:「(8回は)気負わずに打席に入りました。心の中で捕らないでくれ、落ちてくれと思っていた。リハビリ中は、時間がたたなければ仕方ないと自分に言い続けてきた。自分の体が思うように動かなかったのがこたえた」

■21日、ロッテが阪神・バディ・カーライル投手(24)の獲得を目指していることが明らかになった。7月以降は連戦が増え、先発投手が不足することが明らかで、球団側は他球団で先発が可能な投手を調査。その中から昨年、7勝を挙げたカーライルをリストアップした。球団関係者は「下にいる外国人のピッチャーを調べてきたが、(カーライルは)実績がある。(条件は)金銭になると思う」と話し、6月いっぱいのトレード期限をにらみながら、阪神側と交渉を進める構え。

 阪神は中継ぎ投手と左の代打が補強ポイントとなっている。金銭トレードで話がまとまらない場合は、91年に首位打者を獲得した平井光親外野手(35)を中心に、交換トレードを申し入れる可能性もある。

■21日、中継ぎに降格していた加藤が、先発ローテに復帰することになった。山本監督は「いいボールが戻ってきたし(先発で)投げてもらう」と断言。7月は9連戦を含む23試合と、過酷な日程が組まれている。それだけに、「頑張ってもらわないと困る」とゲキを飛ばしていた。

■21日、2度目の1軍昇格を果たした喜多が、打撃フォームの改造に乗り出した。平野ヘッドや山下打撃コーチのアドバイスを受け、両手を離さずにバットを振り切ることにした。「初めて取り入れました。納得できる形にしたい」と喜多。左の安打製造機として鳴り物入りで入団。5月3日の西武戦で2試合連続のサヨナラ安打を放ったが、その後は見せ場なし。“すり足打法”にも着手し、2割にも満たない打率を少しでも上げようと必死だ。

■21日、韓国プロ野球のロッテは、現監督を解任し新監督に日本球界でも活躍した白仁天氏(58)が就任すると発表した。就任は25日。契約期間は約2年半で、契約金、年俸とも2億ウオン(約2000万円)。ロッテは20日現在、球団史上最悪の13連敗を記録。最下位だった昨季に続く不振にあえいでいる。

■20日、雨天中止で先発予定だった小野の登板が、27日からのオリックス戦(千葉マリン)に持ち越しとなった。中11日で万全の状態に仕上げて、今季初勝利を狙ったが「本来の感覚は戻ってきているので投げたかったけど、切り替えていきます」。山本監督も「投げさせたいというよりも勝たせてやりたかった」とがっかり。今後は22日にイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で調整登板する。

 ここまで6度先発し、いまだ勝ち星ゼロ。防御率も5.53とピリッとしない小野に”調整”の気持ちはない。「僕が投げた試合はチームもまだ勝っていない。調子自体は上がってきているんで、昨年や一昨年を思い出して頑張らないと」

■19日、喜多隆志外野手が一軍登録され、寺本四郎外野手が抹消された。

■19日、球団は7月22日のオリックス戦から9月1日のダイエー戦までの千葉マリン球場公式戦15試合で花火を打ち上げ、この15試合を対象とした「はなびあんファミリーチケット」などの発売を発表。子供1人を含む4人家族が3000円で観戦できるなど最大で5400円割引。問い合わせはロッテ営業部(TEL043-296-3000)へ。

■18日、近鉄が今月25日(火)のロッテ戦を「大阪府デー」として大阪府民を内外野自由席に無料招待すると発表した。大阪府に在住していることを証明できる免許証などが必要。

 

6/15sat 16sun  M−L   秋田 市営八橋球場

15日は清水直−張。序盤から投手陣の崩壊で一方的な試合に。1-11。借金は20。自力優勝の可能性が消えた。16日は川井−潮崎。序盤の点の取り合いを制し、1点のリードを小林宏が好リリーフ。8回ウラに追加点を挙げ、最終回を小林雅が締めた。5-3。全員安打で連敗を6で止めた。

16日、試合後のコメント

山本監督:「(連敗を6で止めて)みんな良かったよ。今日は全員でいったんだ。小林宏は(マウンドで)逃げの投球をしなかったな」
小林宏:「最近はリリースポイントが少しずれていたので修正していた」
小林雅:「中継ぎ3人がうまく流れをもってきてくれたので抑えられた。楽しんで投げられた」
初芝:「(通算1500試合出場)地道にやってきた結果です。恥ずかしくない数字なので誇りに思う。これからも全力プレーで頑張りたい」

15日、試合後のコメント

山本監督:「(一回ウラ無死二三塁に)1点でも返しておけば違った展開になっていた。借金20?知っているよ」
清水直:「力んでしまってストライクを取るのに苦労した」
寺本:「(初打席の三振は)ちょっと力んだ。でもバットは振れましたから次につなげます」

■17日、左ひざ靭帯炎症で戦列を離れているボーリックが、一軍の練習に合流した。19日の日本ハム戦からの戦列復帰を目指していたが、「昨日走って打ち込んだときは何でもなかったが、きょうはひざに痛みがある。どうなるかわからない」と、復帰は微妙だ。

■16日、初芝清内野手が通算1500試合出場を達成した。プロ136人目。初出場は1989年5月30日の日本ハム9回戦(川崎)。

■15日、清水将海捕手は1回、ホーム上のクロスプレーで後頭部を打撲し途中交代した。16日の試合出場は当日の様子を見て決める。

■15日、2万5000人収容の新県立野球場が来年完成するため、八橋球場でのロッテ戦はこの2連戦で最後となる。秋田は、1980年代にチームの主砲として活躍、3冠王を3度獲得した落合博満氏(野球解説者)の故郷。同球場では凱旋アーチを連発するなど、球団にとっても思い出深い場所だ。チームは14日、同球場で練習。地元・金足農出身の小野投手コーチは「おれも西武時代にここで(落合に)2発打たれたんだよなあ」と感慨深げだった。

■15日、寺本四郎外野手が一軍登録された。

■14日、4年目の寺本が、15日の西武戦(秋田)から1軍昇格することがわかった。今季、投手から外野手へ転向してイースタンで41試合に出場。山本監督は「若い力を試したい」と、打率.279の結果を残している寺本に期待を寄せた。寺本はファームで目下6試合連続安打を続けている。明徳義塾時代、98年夏の甲子園で敗れた相手の松坂(西武)は、故障のため2軍で調整中。5年越しの“リベンジ”はお預けになるが「このチャンスを絶対に生かしたい」と、1軍定着を狙うつもりだ。

■13日、橋本将捕手が一軍登録を抹消された。

■13日、日本ハム球団の東京都から北海道へのフランチャイズ移転が週明けにも事実上、決まることが確実になった。移転は2004年からで、フランチャイズ移転は1992年のシーズンにロッテが神奈川県から千葉県に移って以来になる。これは、札幌にフランチャイズ球団があるのは球界にとってふさわしくないと異論を唱えていた西武球団が、最終的に日本ハムの具体的な移転計画に同意するとみられるもので、18日のパ・リーグ理事会で承認後、7月の実行委員会、オーナー会議で所定の手続きを経て正式に決まる。

 

6/10 mon 11 tue 12 wed−  M−Bu  千葉マリン

10日は川井−岩隅。0-2でむかえた8回表、シコースキーの乱調で5失点。0-8。11日はミンチー−バーグマン。2-2のまま終盤を迎えたが、7回に集中打と守備の乱れで3失点。その後の好機に決定打は出ず、3-5。今季3度目の5連敗。明日負けて首位西武がオリックスに勝つと、自力優勝がなくなる。12日は雨天中止。予定されていた先発は、清水直−高村。

11日、試合後のコメント

山本監督:「送るところを送れず、守るところを守れないと、接戦が台なしになる」
ミンチー:「きょうは何も話すことはない」

10日、試合後のコメント

山本監督:「向こう(近鉄)は1チャンスを生かしたが、こっちは生かせなかった」

■12日、左ひざ膝蓋じん帯炎で4日に1軍登録を抹消されたボーリックが19日からの日本ハム2連戦(千葉マリン)で復帰する。ボーリックは「(ひざは)よくなってきている。日本ハム戦からいける。いつまでも座って試合を見ているわけにはいかない」と語った。

 ここまで43試合に出場し5本塁打、打率.214。打撃不振のまま戦線を離脱していた。この日、ボーリックは千葉マリンの監督室に山本監督を訪ね、早期復帰を直訴。指揮官は「調子を上げてもらわないと困る」と悩める主砲に注文。ボーリックは16日にロッテ浦和球場で打撃練習を再開し、万全の態勢で臨むつもりだ。

■11日、初芝清内野手が途中退場した。一回の守備で、邪飛を捕球した際に三塁側ベンチ前で左足を痛め、足関節ねんざと診断された。病院には行かず、アイシングで様子を見る。

■10日、今季6度目の零敗で借金は最多の18。試合後、”緊急野手ミーティング”が行われた。山本監督は14三振を喫し無得点に終わった野手陣をロッカーに集め「ファンの人は勝っても負けてもお金を払って見に来てくれてるんだから申し訳ないだろう」としかった。

■10日、セ、パ両リーグは9日終了現在の観客動員数を発表し、前年同時期の比較ではともに微増となった。パ・リーグは合計350万7000人(153試合)、1試合平均2万2900人で1.8%増。ロッテとダイエーの2球団が前年比で減少したが、オリックスが29.5%増と健闘した。

■10日、大塚明外野手が一軍登録された。

■9日、福浦が休日返上で練習に参加した。腰痛で6、7日の西武戦でスタメンを外れたが、千葉マリンで志願のフリー打撃。チームは借金17と厳しい状況で「休んでられない。少しでも動いて休んだ分を取り戻さないと」と意欲的だった。

■9日、ユウゴー内野手が一軍登録を抹消された。

 

6/6thu 7fri 8sat  L−M  西武ドーム

6日はミンチー−西口。5回にミンチーが崩れ完全なワンサイドゲームに。2-12。7日は清水直−三井。勝ち越されても3度追いつく粘りを見せたが、延長に入った10回にあっけなくサヨナラ負け。4-5x。8日は小野−潮崎。小坂が復帰。0-5から諸積の3ランなどで一時は1点差に追い上げるが、大事な所で継投に失敗。粘り切れずに失点が重なり、6-11で3タテ。

8日、試合後のコメント

山本監督:「首位を走っているチームだけにいいピッチャーが出てくるし、打線もそつがない。(今季最多の借金17に)このままでは終わらない。どこか歯車が狂っている。何度仕切り直すと言ってきたか分からないが、もう1度仕切り直しだ。」
小野:「速球は走っていたし、調子も悪くなかったが、エバンスに打たれたホームランが痛かった」
小坂:「気になる痛みはなかったけど(体が)動かないですね。前へ出る動きがちょっと…。これから実戦と練習でつかんでいきます」

7日、試合後のコメント

山本監督:「いいとこまでいっても、いいとこまでじゃ…」
小林宏:「スライダーもキレがあってよかったんですけど…。最後は分からなかった」

6日、試合後のコメント

山本監督:「(三回二死一、二塁の反撃機に見逃し三振の初芝に)三振でもいい。なぜ、食らいついていく闘志を見せないのか。西武は、カブレラまでが内角球を恐れず踏み込んで何とかしようとしている」
ミンチー:「ゴロを打ち取ったら野手の間を抜けてヒットになってしまったよ。うまくいかないもんだね」

■8日、小坂誠内野手が一軍登録され、佐藤幸彦外野手が登録を抹消された。

■6日、福浦和也内野手は疲労性の腰痛のため試合を欠場した。病院には行かず、アイシングなどで様子を見る。一方的な試合展開だったこともあり出番がなく、今季全試合出場を目標にしていただけに、「残念です。僕の体が弱かったということ。情けないです」と声を落とした福浦。ベンチから打線の惨状を目の当たりにして「あしたは出るつもり。頑張りたい」と、気合を入れた。

■6日、立川隆史外野手が一軍登録された。

■6日、右足腓骨骨折で戦列を離れている小坂が、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの湘南戦に「1番・遊撃」で出場、2打数無安打で途中交代した。小坂は「足はもう大丈夫だが、体がまだ思うように動かない」と約2カ月ぶりの実戦を振り返った。試合後の状態をチェックして支障がなければ、10日の近鉄戦(千葉マリン)で1軍復帰する見込み。

 小坂はこの日行われた練習では1軍に合流。守備、打撃と通常メニューをこなした。「状態は6割程度」だが、山本監督は「体に切れもあるし、大丈夫。本人も出たがっている」とGOサイン。小坂が遊撃に復帰した場合は、渡辺正を二塁へ、堀を左翼へ配置転換。5位・オリックスに1ゲーム差に迫るロッテが、キーマンの復帰で最下位脱出を狙う。

■4日、ボーリック内野手が一軍登録を抹消された。

■4日、ボーリックは千葉マリンで行われた練習には参加せず、船橋市内の病院で検査を受け、左膝膝蓋靱帯の炎症と関節軟骨損傷の疑いがあるため、5日に磁気共鳴画像法(MRI)による再検査となった。結果は、「左ひざ膝蓋(しつがい)靱帯炎」の診断で、3日間、アイシング、電気治療に専念する。

■4日、”福浦弁当”の発売が無期延期となった。千葉マリン名物のキャラクター弁当だが、採用された選手の故障が続出。石井(現横浜)、黒木知らがケガをし、今季も小坂が右足を骨折するなど、不吉なジンクスがある。前半戦中に発売予定だった福浦弁当だが、球団関係者は「(発売を)凍結します」と困り顔で話していた。

■4日、主砲ボーリックが2軍降格の危機に立たされた。ここまで打率.214、5本塁打の大不振。山本監督は「もうシーズンの3分の1が終わっているのにあのままじゃ使えない」と話した。2日のダイエー戦(富山)では左ひざ膝蓋(しつがい)骨下部の痛みを訴えて欠場。1軍に残れるかどうかは練習での回復次第だが、最下位低迷の“戦犯”に対する指揮官の決断は厳しいものになりそうだ。

 

6/1sat 2sun  M−H  金沢 富山

1日は清水直−星野。中盤までに3点をリードしたが、1点差まで詰められ投入した加藤が痛打。同点とされ、続く小林宏で一気に逆転を許した。4-6。2日は川井−山田。同点から押しだしで得た1点のリードを、シコースキーの好リリーフ・小林雅で守りきり逃げ切り勝ち。2-1。

2日、試合後のコメント

山本監督:「川井はもう少し投げさせたかったけど、流れがあったしな。シコースキーは休養十分だったし、安心して見られた」
川井:「一、二回を切り抜けたのが大きかった。低めへのチェンジアップが決まってくれた。四球を出して野手に迷惑をかけましたけど、五回まで投げることができてよかった」
シコースキー:「真っすぐとチェンジアップがよかった。これからも、与えられた仕事をきちっとやるだけ」
メイ:「完ぺきに打つことができた。感触がよかったからどこに飛んでいったか分からなかったよ」

1日、試合後のコメント

山本監督:「ピッチャーを代えたところが悪かった。(打線は)肝心なところでつながらなかった」
清水直:「中盤からテンポもよくなり、自分のリズムで投げられたけど、六回の秋山さんのホームランはスライダーが甘く入ってしまった」
加藤:「気持ちは入っていたんですけど…」

■3日、ロッテがサッカーW杯アイルランド代表を12日のロッテ・近鉄戦(千葉マリン)に招待するプランが進んでいる。ロッテ首脳は「サッカーと野球の交流を深めるのはいいこと」と熱烈ラブコールを送っている。

 1次リーグE組のアイルランドは千葉市がベースキャンプ。グラウンドがロッテの室内練習場と隣接。滞在ホテルも千葉マリンから徒歩5分と近く、部屋の窓からは球場が一望できる。関係者によると同国のマッカーシー監督も「地域の人や日本人と交流したい」と話しているという。そこで千葉市などは3日までに、1次リーグ最後となる11日のサウジアラビア戦翌日のプロ野球観戦を打診。代表選手による始球式やナインとの交流も検討しており、現在は代表側からの返答を待っている状態だ。ただし決勝トーナメント進出を果たせば野球観戦どころではなく、実現はチームの成績次第となる。球界とW杯チームの初交流なるか。

■2日、シコースキーが“被安打0記録”を継続した。3回を四球による走者を許しただけ。これで今季、中継ぎで登板した5試合は12回1/3を投げ、ヒットを1本も打たれていない。守護神・小林雅への必勝リレーを完成させ「役割をきっちりこなすことだけで(記録は)関係ない。きょうはは全部の球種が良かった」と胸を張った。

■2日、ボーリックが欠場。1日の試合の打撃中に左ひざを痛め、この日も腫れが引かなかったため。

■1日、山本監督が異例の“訓示”を行った。この日、石川県立球場で行われた練習前に選手、コーチをグラウンドに招集して「目標を見失わずに最後まであきらめるな。オレたちは夢を与えるのが仕事なんだ」とゲキを飛ばした。1日のダイエー戦に敗れれば、山本監督就任4年目で最多の借金15。それだけにチーム最多の4勝を挙げている先発の清水直は「流れを変えないといけない」と目の色を変えていた。

 

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