* * * * Marines News 2002 * * * *

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3/30 sat 31 sun L−M 札幌ドーム

02シーズン開幕。外国人投手として史上初のセ、パ両リーグでの開幕投手を務めたミンチーの好投は報われなかった。4回まで1人の走者も許さず、内野ゴロは10。しかし5回に初安打を許すとさらに3安打を浴び2点を失った。打線は松坂の前に決定打を欠き、8回まで無得点。最終回の反撃も一歩届かず2-3で敗戦。松坂は完投・10奪三振で開幕戦初白星。翌31日は加藤−三井。加藤が3回途中で5失点KO。打線は三井はキレのいい直球、変化球に翻弄され、わずか1安打で完封負け。終盤もリリーフ陣が打ち込まれ、0-8で完敗。

31日、試合後の山本監督:「悪いのが全部出たのでいいじゃん。打線の工夫?向こうが上手いんでしょ。3月は借金2だね。明日からは気持ちを切り替えていくよ」

31日、試合後の高沢打撃コーチ:「(三井に)最後までタイミングが合わなかった。そんなに威力はないんだけどタイミングがなあ…」

31日、試合後の加藤:「気持ちばかり前に出てボールがいかなかった。大胆に攻めればよかった」

30日、試合後のミンチー:「今までと同じ攻め方ができた。調子はよかったのに」

30日、試合後の山本監督:「考えた通り、チャンスはつくれた。あと1本が出なかったのは、相手が3年連続最多勝を取るくらいのピッチャーだから。しかし、選手はよくやった。自信になったはず。(ミンチーは)不運なヒットもあったがよく投げてくれたよ。明日は必ず借りを返す」

■31日、開幕2戦目での完封負けに山本監督は試合後、緊急ミーティングを開いた。ナインに「何をすればいいか、必死に考えろ」とゲキを飛ばした。

■30日 里谷多英、始球式を断念 里谷多英は右ひじのけがのため始球式を断念。里谷が卒業した小学校の後輩に当たる児童2人が代役を務めた。マウンドで「イチ、ニのサン」と掛け声をかけた里谷は「ひと仕事がやっと終わったなという感じです」と話していた。

■29日 諸積、復活赤バット第1号 諸積が30日の開幕戦で「赤バットを使います」と明言。試合開始時間が午後1時と早いうえ、二番スタメンで初回に打席が回ってくる諸積が、復活赤バット使用第1号となる。赤バットは1947、48年に川上さんが使用し、翌年から禁止された。今季、54年ぶりに赤に限らずカラーバットが解禁。諸積のもとにはすでに7本到着している。色合いは赤というより朱色に近い。「何でも一番になるのはいいことですね」(諸積)

■28日 左&新人=松坂攻略オーダー ロッテが松坂対策として上位に左打者を、下位には開幕初スタメンのフレッシュメンバーを並べる“松坂攻略”オーダーを組むことが分かった。山本監督はまず諸積を二番スタメンで起用を明言。これでスイッチヒッターの四番・ボーリックを含め、一番・小坂から五番のメイまで左打者が5人そろうことになった。昨季の松坂はわずかだが左打者を苦手としているデータがある。そこに加えて指揮官が狙うのは「球数」だ。「得点機が少ないのは分かっている」と話し、できるだけ早く松坂の球数を80球台に乗せ球威を落とさせる考え。ロッテには小粒だが、左に粘りの打者がそろっている。

 さらにオーダーには、初の開幕スタメンというフレッシュメンバーを下位に並べた。オープン戦で.341の高打率を残した澤井は「オープン戦と同じ気持ちやりますよ」。初めて開幕マスクをかぶる里崎も「基本は流し打ち。目立ちます!」と初々しい。「2段ロケット」で松坂を崩す。

■28日 ミンチーvsカブレラの遺恨対決再び 開幕戦で直接対決するロッテの先発、ミンチーがカブレラを挑発した。昨季の遺恨(昨年6月9日、ミンチーから本塁打したカブレラは打球の行方を確認してからゆっくりと一塁へ。メジャーでは相手を最大限に侮辱する行為。ミンチーは「侮辱行為だ。自分の本塁打を見たけりゃ家に帰ってテレビで見ろ」と発言。カブレラも「ボンズだってやっている」と切り返し、以来、2人の仲は険悪に)について「よく覚えているよ」と話し、「あれはプロのやることじゃないね。彼はアンプロフェッショナルだ」と厳しく言い放った。昨季カブレラには23打数8安打と打ち込まれているが「今年は違う攻め方を考えている。内容は言えないよ」と“カブ斬り”に自信のコメントを残した。

 一方のカブレラもミンチーに対し、「ヤツの球筋はわかりやすいし読める」と劇砲予告。

■28日 開幕一軍登録選手発表! 球団が開幕一軍登録選手を発表。新人ではドラフト4巡目、左腕・田中充が開幕1軍入りを果たした。

 

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