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PICOの兄弟って |
お子さま達の前に立ちふさがるPICOシリーズ。(^-^*
いったい、どういったものがあるのでしょう。
じつは、オイラもよく知らない…。(-_-;;;
キッズコンピュータ ピコ初号機のHPC-0001です。 このモデルには、MDパッドが接続できるポートがあったらしい。 ステキですね。☆ また他にも、使用用途不明の拡張スロットルも備えていました。 PICOは秘密組織セガエンタープライゼス社が "「エデュケーション(教育)」と 「エンターテイメント(遊び)」という 2つの要素をあわせもつ、 知育の新しいステージ" = エデュテインメントを 実現せしめるべく開発した野望満々ハードです。 そして、セガにしては珍しくも 成功を収めたハードであります。(^-^* セガトイズ社に販売業務が移行した後も 2005年、次世代機Advanced PICO Beenaが登場するまで 爆走したマシンです。 どこかのBBSで、 「ドリームキャストは64を卒業した中高生を ターゲットにしているのでは?」という書き込みを 目にしたことがあるのですが、 オイラ的には、PICOを卒業したお子さまたちが 任天堂ハードに奪われているように感じとってもセンチメンタルです。 |
内部的にカスタマイズが施されたピコ。 MDパッドが接続できるポートと、拡張スロットルも削られた。 外観的にはHPC-0001からの変更点は無い。 個人的には、実質上一番普及した ピコではないかと思う。 尚、HPC-0002の型番のピコは存在しない。
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幻のピコ「HPC-0003A」です。 前述したイマジニアの「育脳塾 IMC-001」の販売中止に伴い、 不良在庫となった育脳塾本体をセガが引き取り、 改めて「ピコ」として販売したもの。 とはいえ、流通量的には「育脳塾 IMC-001」よりも多そう。。 本体のカラーリングは「育脳塾 IMC-001」と同一。 本体には「ピコ」のロゴがプリントされています。 またIMC-001の型番シールの上に、 わざわざHPC-0003Aの型番シールが貼られています。 パッケージの本体写真も育脳塾カラーとなっています。 |
PICOプラス(HPC-0007)です。 何がプラスかってーと、 ソフトが一本付いてくるというだけの話です。 内部構造のカスタマイズはされているでしょうが、 ハードの性能的には変わってません。 よーするに、売り方の違いです。 そういえば、メガドライブや、ゲームギアでも 似たような商売をしてましたネ。SEGAさん。(ニヤリ) 外観的にはカラーリングやデザインに幾分変更がありました。 詳細は↓のURL先を参照
ピコ本体は存在しません。 |
PICOプラス(HPC-0007)の僅か一年後に発売された マイナーチェンジモデルHPC-0008です。 このモデルが発売された1998年は、ピコの販売業務が セガからセガトイズに移管された年です。 またしても外観が若干変更されました。 |
ピコの最終モデルHPC-0009です。 『キッズコンピュータ ピコ』から 『キッズコミュニケーション ピコ』へとマシン名も変更。 この名称の変更はインターネット接続を想定してのものだと思います。 また、名称だけではなく外観も大きく変更され、 非常にスマートなフォルムになりました☆ 本体カラーも、オレンジ、スカイブルー、ピンク、グリーンと発売され、 アニメキャラクターとのコラボモデルの本体も 数多く登場しました。 画像出力のクオリティも従来のピコよりも向上し、 機能的にも販売戦略的にも最強のピコといえますね。 当然ながら、旧来のピコとの互換性も99.9%実現しています |
HPC-0009のポケモンモデルです。 本体デザインがピカチューを模したものになっています。 とってもキュートね。 任天堂の顔であるポケモンがついにセガハード進出です。 このハードが発売されたのは2004年なのですが、 ポケモンのキャラクターソフト自体は2002年に発売されています。 それもこれもセガハード事業撤退の恩恵なんでしょうが・・・。 尚、この手のキャラクターモデルのピコとしては アンパンマンやハム太郎デザインのものも存在します。 しかし、ポケモンのキャラクター達が メガドライブアーキテクチャーのハードで動くのは痛快です。 同じ16Bitのスーパーファミコンでも成し得なかった事ですから。 任天堂公認ポケモンピコと非公認メガドラ版ポケモンソフトの記念撮影。 |
1993年、YAMAHAから発売された上位互換機? 正式名称は『ミクストブックブレイヤ コペラ』です。 一般流通ではなく音楽教室などに 販売されていたようです。 だから、NETで「コペラ」を検索すると、 音楽教室のページにやたらあたるんですネ。 (もしくは、お魚ページ。(^-^;;;;) MDで搭載していたものとは別のFM音源を搭載! "MDで搭載していたものとは別"ってのが 大きなポイントで、 CPUはPICOと同じで68000のみです。 それに、マイク端子も付いていたようです。 それにコペラ専用ソフトが、あります。 これは、PICOでは動かないので注意です。 ソフトの方は、一般の流通でも出回っているのを 見かけたことがあるので、 購入時は気を付けましょう。(^-^
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イマジニアから出ていたPICO互換のハード育脳塾です。 実状はピコのHPC-0003をカラーリングだけ変更した本体ですね。 本体には「育脳塾」のロゴがプリントされています。 また、学習机と一体になったのもあったらしい。(^-^* ちょっと、欲しいぞ! ちなみに育脳塾の正式名称は 『あたまがすくすく 育☆脳☆塾 HIRAMEKI MIRAI KIDS』です ミサワホームの展示場にもデモンストレーションマシンが 置かれていたことが確認されています。 どうやら店頭で流通したものではなく、 育脳塾ソフトとセットで販売していたもの…といった説が色濃いです。 【参考画像はHPC-0003A】 |
さわってピコについては、よくわかりません。(-_-;; オイラがわかっているのは PICOよりも対象年齢が低いこと。 モニターに接続はしないということ。 名前通り触って、それに対応してでる"音"によって 遊ぶらしい。うーむ。わからん。(-_-; おそらく、TVゲームというよりは 玩具に近いモノであると想像しています。 対応ソフトも結構あります。 PICO(のソフト)とは、 別物なので気を付けてください。 |
さわってピコプラス… 上から順当に読んできていただいた方は もしや、これって? …なんてお思いの方がいらっしゃることでしょう。 ズバリ!!その通りです!! あなたの考えている通りなのです!! だからといって 別にあなたの勘が鋭いわけではないので 勘違いしないように。 やっぱり、ソフト同梱版です。 さわってピコプラス本体については、上記参照〜。 余程、SEGAはピコプラスを 普及させたいのでしょう。 |
えーと。海外版ピコです。(^-^* アメリカ版、ヨーロッパ版、香港版、韓国版など 海外PICOにも数種類の物があります。 画像は北米版ピコ本体(MK49002)です。 カラーリングが育脳塾のカラーリングと非常に似ています。 形状は、日本のピコプラス(HPC-0007)と同じフォルムをしています。 ピコの海外進出事情ですが、、 当初は北米市場、欧州市場に向けて発売していたのですが、 日本ほどの評価を得ることができなかったのか、 90年代末には海外進出はアジア市場向けだけに絞った模様です。 21世紀の今、欧米ではPICOはレアハードになっている模様。。 ちなみに、海外版と日本版の互換性はほぼ無さそう。 ※実際は使用できるパターンが多いですが。 |
後期に販売された海外版ピコです。(^-^* 形状は、日本のピコ(HPC-0008)と同じフォルムをしています。 先に発売されたPICO MK49002はどうにも売れなくて・・ 激しく惨敗に近い状況だったので、更にマイナーチェンジして もう一度海外向けに建て直しを図った新型ピコです♪ でも、やっぱり売れなかったんだけどね。 ちなみに、後期版PICOはセガからではなく 「マジェスコ」という会社から販売されました。 マジェスコは同時期に、メガドライブの新型も セガから権利を受けて販売しているんだ。 兄妹だねぇ〜。。 |
えーと、これはハードじゃありません。(笑) PICO版テラドライブみたいなのを想像した人は うっかり屋サンです。 ファミリーベーシックを想像した人は、 迷わず64買いましょう。 SC3000を想像した人は、 東京湾に迷わず沈んでください。 パソピコってのは低年齢から パソコンに慣れ親しむ為の教育用ソフトです。 要するに、幼児向けPCソフトのシリーズです。 WIN/MAC両機種でも出てるようです。 現在発売されているドラえもんとサンリオの2本は PICOからの移植モノです。 移植と聞くと、なんか凄そうに聞こえるのは、 SEGAブランド故でしょうか? ちなみに、PCソフトとしてリニューアルし 、 内容、グラフィック、サウンドも グレードアップしていて、スクリーンセーバー、 マウスパッドも付いているようです。 尚、Mac World Expoでパソピコゴジラを出展してます。 「また、ゴジラか…」とか思った人、死刑! |
えーと、これは残念ながら 携帯ゲーム機じゃありません。 「ちっ…(-_-メ」って、感じですよネ☆ で、ミニピコってのは、電卓ゲームです。 えぇ…そうですとも、電卓さ! ゲームができる電卓なのさ。 昔、一部で流行った電卓ゲームの PICO版とでも思ってください。 それだけと言えばそれだけ…かな?(^-^;; |
リコーエレメックス社より発売されたPCPICO。 リコーエレメックス、セガトイズ、イージーコンピューターシステムの 3社が共同で企画・開発。 キーボード入力に慣れていない人向けのPC用ユーザーインターフェース。 電子メールの送受信機能や、手書き入力によるワープロの利用が 可能となるソフトが付いてくる。 形状は小さくカスタマイズされているが、PC用のインターフェースとして ピコが使用されているというイメージで間違いない。 ピコの設計理念が、他の分野に転用利用された一例。 幼児、高齢者、機会の苦手の主婦層をターゲットにしている。 ・・全然、売れなかったけどね。 2008年現在、韓国系の会社に販売権を譲渡(委託?移行?)したようだ。 |