2007/1/30高松の丸亀町レッツで映画監督の森達也さんのドキュメンタリー映画『A』と『放送禁止歌』を観ました。その後、森さんのトークを1時間ほどお聞きしました。
森さんは、1956生まれで私と同い年。それだけでもう友達みたいに思っている自分は厚顔無恥。『A』は続編の『A2』とともにDVD化されてます。『A3』もでる予定だそうです。期待してます。今回は、ずっと見たいと思ってた『放送禁止歌』が見れて感激。
森さんいわく、オウム事件以降の日本は、急速に変わってきている。見えないものに対しておびえ、自分(達)を守らなければいけない、という意識が多数を占めている。そうじゃないということが言えない風潮がある。集団ヒステリー状態に近い。それを煽るのは、テレビを代表とするマスコミである。そのマスコミを動かすものは、何か?すぐに私たちは、権力とかの大きな力があるように考えるが、実はマスコミは全く市場原理で動いているのだから、テレビを見ている、ラジオを聞いている、新聞を読んでいる私(達)自身である。私(達)が、その集団ヒステリー状態から逃れるすべは、物事を多面的に見ることである。
日本の現状認識については、全く同感です。私は、私達という時に境界線を引かない生き方が大事なのかなと思います。飛躍するかもしれないけど、浄土往生というのは、そんな生き方を願って生きていくことかなと思います。
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