作品名 | 花壇 |
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さくひんめい | かだん |
初出紙 | 北国新聞、他[1] |
連載期間 | 1975年7月1日〜1976年2月10日[1] |
連載回数 | 211回[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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角川文庫 | - | 花壇 |
おなまえ | 記事No. 日付 |
書き込みから |
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yakkoさん | [646] 2002/04/19 |
私は「花壇」の「烈風に舞い、狂うものを高く揚げねばならぬ」を今、座右の銘にしてます。うーん、本当にこれくらい、いろいろ打ち込まないと。 |
yakkoさん | [680] 2002/05/25 |
井上先生の茶目っ気な部分がところどころ見えて、ラフな先生の息づかいが聞こえる様でした。勿論、くだけただけの作品ではなく、壮年期を終えて行こうとする人間をしっかり見据えた作品で、私がパワーを頂いているのは「花壇」です。 |
ほんのわ さん | [1509] 2006/12/20 |
まだたった三作なので、『花壇』のほとんど会話や対話の構成に驚きました。 やりとりが自然で面白いこと。 そのまま質の良いホームドラマの脚本になりそうですね。 作中、「時代」という言葉が何箇所か出てきます。 作品のテーマは働く現代人の多くが抱える普遍的なものなのですが、主人公の出した結論に、わたしは時代を感じました。 さて印象に残った箇所として、角川書店単行本のP136、137に幼く美しい者に愛情を傾けずにはいられない主人公の心情が綴られています。 なぜ幼い者は美しいのか、一つの美学です。 |
[1] 井上靖ノート