作品名 | 銹びた海 |
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さくひんめい | さびたうみ |
初出誌 | オール読物[1] |
初出号数 | 1954年10月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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集英社文庫 | - | 楼門 |
潮文庫 | - | 傍観者 |
井上靖小説全集 | 11 | 姨捨・蘆 |
井上靖全集 | 4 | 短篇4 |
おなまえ | 記事No. 日付 |
書き込みから |
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石見洪太さん | [333] 2001/07/14 |
私は「錆びた海」一読を薦めます。期待を裏切らないと思います。新潮社全集第四巻、挿し絵入りなら国会図書館MF「オール読物」昭和二九年十月号で見れます。 |
座禅草さん | [1011] 2003/06/03 |
良い作品ですね。若い頃にふれあった「友との交流」。井上靖の作品の基本をなすテーマでしょうか。それに時代も登場人物も「洪作」物のイメージを引きずっているのが、なつかしい・・・・。 |
ガメラさん | [1013] 2003/06/04 |
「錆びた海」僕も泣けました。「カミコウチノ、シラカバノハヤシヲ、オモイダセ」という電報の一文で。短編もたまにはいいものです。 |
石見洪太さん | [1129] 2003/10/20 |
北海道大学の機械工学科の先生に「錆びた海」見たいな論文かいて下さいと言って苦笑された事ありました。技術解説論文にはロマンが欲しかったのです。北野天満宮の夜店から十冊ばかり「オール読み物」買ってきて、その中にあった上高地五千尺旅館の挿絵のある「錆びた海」読んだ日の事忘れられません。 「明日来る人」読んではいましたがその時初めて井上靖に出会いました。 唯一のドイツ的風景に魅せられてその秋袴高下駄で徳本峠を越え五千尺旅館で700円の宿代が惜しいばかりに泊まれませんでした。翌日五千尺旅館の女将さんに「宿有りましたか」と聞かれて40年、退職前に家内と雪の五月徳本峠越えて五千尺ホテルに泊まりました。聞けば当時の女将さんは松本でご健在と言う事でした。錆びた海の様な役員にはなれなかったがウイーンオペラ座にベートーベンの生涯を感じた経過の中で井上靖の世界に浸る様な人生を送れた事を嬉しく思っています。 |
[1] 井上靖ノート