掲示板ログ 2003年6月


[1008] 台風一過 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/01(Sun) 21:28
昨日は街に出掛けたら、台風の影響か雨風が凄いことになっていて、えらい目に遭ってしまいました。
みなさんは、大丈夫でしたか?

>洪作さん
瞬きが少ないのは、いけませんね。
洪作さんも、井上靖を読むのに集中しすぎて、瞬きを忘れないようにして下さいね(笑)

>Tさん
はじめまして。
テクは無くても、勢いが有れば作ってしまえるものですよ(笑)
このサイトは、データベース的側面も持たせたいたいな〜、なんて思っていたので、お役に立てれば幸いです。
これからも、よろしくお願いしますね!

>湖の子さん
なんと、湖の子さんは新聞記者をされていたのですね。
いやいや、たまたま最近は忙しくて読んでないだけですよ(言い訳)
それにしても、なんとなく井上作品の文章を思わせる湖の子さんの言い回し。
ゆくゆくは小説家?(笑)

[1009] はじめまして! 投稿者:藤瀬浩太郎 投稿日:2003/06/01(Sun) 23:49
「白ばんば」「夏草冬涛」「北の海」三部作が好きで
ネット検索の末、こちらにたどりつきました。ほーんと
この三部作大好きで、何度読み返してもあせることの
ない青春の輝きがまぶしいです。加えて人の出会いが
人生のターニングポイントになることがうまく描かれて
いるなと思います(「白ばんば」でのおぬい婆さん、
「夏草冬涛」での金江や藤尾たち、「北の海」での
柔道青年たち)・・まぁ自伝的要素も強いみたいなんで
当然といえば当然なのかな?・・・でも続きが読みたか
ったなぁー。またきますのでよろしくお願いしますー。
あと「野良犬少年」も見てこようと思います。

[1010] こんにちは! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/03(Tue) 02:27
>藤瀬浩太郎さん
はじめまして!
よくぞ、ここに辿り着いてくれました♪
僕も三部作は大好きです。
もし続きが書かれていれば、そこには、一体どんな出会いがあったのでしょうか。
続きを書かれる前に亡くなってしまったとのこと、本当に残念ですよね。

三部作といえば何と言っても、三部作の映画化を目論む(笑)『野良犬少年!?』さんに限ります。
そして、このサイトも、これからもよろしくお願いしますね!

そういえば、野良犬さんの掲示板でSPさんが紹介していた『井上靖クイズ』をやってみたら、10門中7問正解でした。
みんなは、どうったのかな?
また、野良犬掲示板にも遊びに行かなくちゃ。

[1011] チャンピオン 投稿者:座禅草 投稿日:2003/06/03(Tue) 14:25
石見洪太さん推薦の「錆びた海」を読みました。良い作品ですね。若い頃にふれあった「友との交流」。井上靖の作品の基本をなすテーマでしょうか。それに時代も登場人物も「洪作」物のイメージを引きずっているのが、なつかしい・・・・
新潮社井上靖全集4巻では次が「チャンピオン」。短かそうだったので続けて突入しました。「栄光なき戦い」??!「ロッキー」??「明日のジョー」!?   ボクサー物は、「根性もの、感動もの」に決まっているという決めつけがあり、どれも見たことがない。(それに叩き合いを見せて売るなんて、尊敬も出来ない話しだし・・・) だから感想を他作品と比べられない。この作品に特に感動すべきなのか、イヤ、これはどのボクサー物にも付く感動の典型なのか、判断不明。でも、胸がしめつけられた。泣いた。ホントに


[1012] 憂愁平野について 投稿者:Kaz Funa 投稿日:2003/06/03(Tue) 15:25
以前、勤めていた会社の上司が岐阜県中津川市出身の小生にこの作品憂愁平野を読むように薦めていただき、7,8年前に借りて読みました。今、再度読んでみようと思い、書店に行ってみると絶版になっているではないですか。うー困った。どなたか文庫本を出来る限り定価でお分け願いませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

[1013] はじめまして、よろしくです! 投稿者:ガメラ 投稿日:2003/06/04(Wed) 00:12
1年ほど前から、ちょくちょくこちらの掲示板をのぞかせていただいてましたが、ふと自分もかきこしてみたくなった次第です。ここには井上靖先生のファンの方がたくさんいらっしゃり、楽しそうだなと思いました。混ぜてくださいお願いします。
5月は新緑の季節にふさわしいんじゃないかということで「緑の仲間」を読んでました。(けっこう季節にこだわってしまいます。4月は「春の海図」でした。)これからは「黒い蝶」か「地図にない島」でも読もうかなと思っております。
「緑の仲間」は解説によるとこの作品はかなり初期のものらしく、井上先生の青春・恋愛小説シリーズの原型をなしているような気がしました。登場人物が皆、強さも弱さも併せ持っている。それを偽ることなく、真直ぐに一生懸命に生きている。「白い炎」や「憂愁平野」ほどドラマティックではないけれど、ここにも大事なメッセージがあったなと思いました。
管理人様を始め、皆様今後ともよろしくお願いいたします。

>座禅草さん
「錆びた海」僕も泣けました。「カミコウチノ、シラカバノハヤシヲ、オモイダセ」という電報の一文で。短編もたまにはいいものです。



[1014] 再び「チャンピオン」 投稿者:座禅草 投稿日:2003/06/04(Wed) 13:32
「俺はいつも自分自身をぎりぎりのところへ追いつめて、そこで生きたかったのだ・・・俺をぎりぎりのところに立たせてくれる敵がほしかった・・・」「リングから降りるとき、俺の気持ちはいつも暗かった。人間は全力をはらいだしてしまうと、あとには物悲しさだけが残滓のように残るものだ。それだけが結局人間の体から追い出せない最後のものであるかのように・・俺はリングから降りるといつも夜空をみた。」
すごいドラマッチクな心情、極限の悟り!
しかし、この拳闘家の悟り、我が平凡人生で役立たせることがあるのかな??  案外、現実生活の平凡な問題を解決するときのナニゲな補助となったりするのかもしれませんね・・・絶対にしないはずの人生を、活字上では疑似体験出来る。これが読書の喜びでしょうか。それにしても主人公は本当に間の悪いところで母親の言葉を思い出しているのですよ。かかってごらん、負けてもいいから、歩け。とね・・・

[1015] 快晴 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/06(Fri) 00:50
今日は気持ちよく晴れました。
蒸し暑くもなく、ほどよい気温で風も涼しく。
こんな日は、どこか山にでも遊びに行きたいな〜、なんて思いながら研究室に籠もっていました(^_^;

>座禅草さん
ふむふむ、『チャンピオン』ですか。
文庫本だと角川文庫の『満月』に収録か〜と思ったら、まだ手に入れてませんでした……。
拳闘家の悟りですが、前半の台詞は何となく分かる気もします。
といっても、あんまりギリギリも嫌ですし実践もしてないですが(笑)

前も思ったのですが、どの作品にも、その作品を象徴するような台詞があるんですよね。
そんな台詞と一緒に作品を紹介っていいですよね。

>Kaz Funaさん
読むだけなら図書館で借りることも出来ますが、やはり好きな作品は手元に残しておきたいものですよね。
メール、受け取りました。近日中に発送しますね〜。

>ガメラさん
はじめまして!
初書き込み、ありがとうございます!
ちょくちょく遊びに来てくれていたとのことで、嬉しいです♪

季節に合わせて作品を読むなんて、面白そうなことを!
確かに、新緑が描かれている作品なら、実際に濃い緑に囲まれている時期に読んだ方が、より楽しめそうですもんね。

こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね!

[1016] 温泉 投稿者:ガメラ 投稿日:2003/06/06(Fri) 23:11
そういえば以前こちらの掲示板で温泉の話がちょっと出ましたが、僕も見かけたことあります。
スノボー帰りに寄った長野県明科町の「明科温泉」というところです。井上靖と川端康成とあと1人誰か忘れましたが、信州の山をバックに歩いている大きな写真が飾ってあります。その写真の下に川端康成直筆の何かがあったように記憶してます。
「氷壁」等、登山シリーズの取材か、文壇仲間との旅行でしょうか。
この温泉は町営なので安く(確か大人400円)、なんといっても露天風呂からの山々の眺めが素晴らしいです。
長野自動車道の豊科IC近くです。皆さんも近くに行くことがありましたら寄ってみてくださいな。

[1017] 長野といえば 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/08(Sun) 22:47
>ガメラさん
長野の「明科温泉」、もし長野に行く機会があったら寄ってみますね。
井上靖の写真を見る時は、どう写っているかを見るのも楽しみだったりするのですが、明科温泉の写真では、どんな表情をしているのかな?

そういえば、長野も井上靖の小説の舞台になっているところが多いようです。
手元の資料(『井上靖の信州』新井巳喜雄/著)によりますと、歴史小説も含めて17作品に登場しているようです。。
また、エッセーだと27作品に登場しているとか。
軽井沢には別荘もあったようですし、実は井上靖の縁の深い土地なのかも知れませんね。

[1019] 映画版 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/11(Wed) 02:14
>カタクリさん
はじめまして、こんにちは!
僕は映画も現在の川中島も見たことがないのですが分からないのですが、そんなに違いましたか…。
映画の川中島は、一体どこだったのでしょうね。
そういえば、以前にも掲示板でどばさんが「映画の由布姫はきれいな人」と書かれていたので、一度見てみたいなぁ。

『蒼き狼』の映画はモンゴルの方々が「征服者としての物語が多い中、蒼い狼は、征服者だけどハンの人間性などが多く描かれているので…」と言われているようなので、どう映像化されるか楽しみですよね。
って、三毛猫さんの受け売りですが(^_^;

ではでは、これからもよろしくお願いしますね!

[1020] 映画版も観てみたい・・・ 投稿者:ガメラ 投稿日:2003/06/11(Wed) 22:28
>ばりばり蟹座さん、カタクリさん
そうですね〜。井上靖の小説の舞台というと、津々浦々ありますが、信州は頻繁にでてくるような気がします。「風林火山」も思いっきりそうですしね。映画観てみたいです。井上靖の小説はかなり映画化されているそうですが、実は「敦煌」くらいしかみたことがありません。今度レンタル屋さんで探してみよう。。
あと、同じく歴史小説でいうと「兵鼓」も僕は好きです(これも木曽路〜信州)。主人公は木曽義仲ではなく、義仲に思いを寄せる巴という女性です。井上靖の作品というのは、勘助もそうですが、普通、脇役になりそうなキャラクターに視点を置いて、その人の人生を描いているのが特徴の一つでしょうか。こういった主人公だからこそ、励ましの気持ちを抱いたり、悲哀を感じたりするのかもしれません。
映画「蒼き狼」もどんな感じに仕上がるのか楽しみですね。



[1021] いろいろと 投稿者:三毛猫 投稿日:2003/06/11(Wed) 22:53
我が家の壊れラジオはNHK第一しか合わなくなってしまいました。仕方なく聞くうちに、なかなか聞きやすいいいお友達になりつつあります(^^)
トップページで案内いただいた、15日のも聴きたいですが壊れラジオは壊れたままかしら(^^)

〜〜湖の子さ〜ん、一っ飛びして直しに来てくれないかなぁ、、あ、新聞記者さんにはむり? じゃあ番組案内にでかく載せてくれるかな?(^^)

>ばりばり蟹座さん、トップページもとても見やすくなりましたね。先生は亡くなられてから随分経つのに、こうしてお目見えしてくれる。とてもうれしいですね。

>座禅草さん、『チャンピオン』という作品は初めて知りました。
同名の歌謡曲を私は大好きだけど、あの歌の誕生のきっかけは、ボクサーの悲哀を書いた小説家とそのボクサーに影響されてだと聞きました。座禅草さんの、・・・なんてドラマチィック〜、とおっしゃるのが、なんだかわかるような気になってしまいました。時代小説とは少し違う勝負する男の心模様が切なそうです。読んでみたいです。

>かたくりさん、井上靖の歴史時代小説は、気持ちいいですよね。誤解されそうだけど、特に人を切るときの度胸のよさが、これが男、という感じで好きです。
生き続けることに直結する、人を切るということに妙な納得を持ちます。また倒されるほうにも、見事な死を与えているように思えるのです。

>ガメラさん、地図で豊科インター捜しました。安曇野方面への分岐点ですね。数年前あの当たりドライブしましたよ。上高地も本当に爽やかで透明な感じでした。そして穂高の山々・・・忘れない光景です。是非また行きたいと思っていますので、そのときは400円握ってルンルンでお風呂いただいてきますね。 少し前、洪作の世界(天城湯ヶ島)巡りました。帰りは時間調整も兼ねて、町営の湯「湯の国会館」でお風呂をいただき小休止してきました。だから今とても元気な三毛猫です!

ばりばり蟹座さん、記念碑などいくつか回れましたけど、こちらのページが心強いガイドになりました。ありがとう。



[1022] ご無沙汰してます 投稿者:yakko 投稿日:2003/06/15(Sun) 16:19
久しぶりに来ましたら、随分にぎやかになってますね。トップページも見やすくなってるではないですか。早速、今日ラジオ聞きますね。

三毛猫さま、暫くご無沙汰している間に湯ヶ島に行ってらしたんですか。羨ましいですね。「湯の国会館」といえば1月に町民の方々が「しろばんば」を演じるところでしょうか。新しくてきれいなところですよね。でも、個人的には三毛猫さまから「西平の共同湯レポート」を聞きたかったんですけど、さすがにもうないんでしょうね。

ここで、みなさんが本当に「読みたい」と思わせる書き方をして下さるから、読みたい本がどんどん増えてきます。それと同時にたくさんの先生情報。仕事から、「疲れたー」と帰ってきてバタンとするよりも、まずここを見て先生ワールドに浸って、いい夢みないとダメですね。



[1023] 湯の国会館 投稿者:三毛猫 投稿日:2003/06/16(Mon) 22:51
yakkoさま、お久しぶりです。お元気そうでよかった。

こちらのページも野良さんとこも、さんざん見せて頂いていたのに、湯の国会館が町民の方々の「しろばんば」を演じるところだったとは、yakkoさまの書きこみがなければ、気付かなかったです。あぁ、、情けないっす(^^;)

おっしゃるように、きれいでまだ新しいように感じました。
休憩できるお座敷がありまして、そこに寝っころがって、お茶飲んで、あっ、受付にお菓子が売っていたわ!と、エビせん買って来てパリポリ食べました。でも、その畳敷きのお部屋が、まさしくしろばんばの舞台だったんですね。もっともっと神聖な気持ちで休ませてもらわなくてはいかんかったのにね・・・わたし的には。でもね黄ばんだ文庫「しろばんば」はちゃんと持ち込んで、数ページだけど読んだんですよ。本当よ(^^)

はっきりわからないんですが、昔のままの趣の共同湯は一箇所あるようなことは聞きました。洪ちゃが行ったところかも。もっと調べていけばよかったですね。

[1024] ラジオは無事に 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/16(Mon) 23:28
>ガメラさん
実は信州がそんなに登場するとは、気付いていませんでした。
「東京を除けば、琵琶湖が一番」とか勝手に思ってたりして(笑)
そういえば、井上靖の歴史物は主人公が歴史上の主役ではなく、その身近な人物の場合が多いような気がします。
しかし仰るように、偉大な人物の視点ではなく、脇役(?)の視点だからこそ共感出来るものがあるのかも知れませんね。

>三毛猫さん
ラジオは何とかなりましたか?
僕はラジカセが壊れていて焦りましたが、無理矢理ビデオに繋げて(笑)、何とか録音出来ましたよ。
落ち着いたら、聞いてみます。
記念碑のことでは、お役に立てたようで何よりです。
思いつき企画でしたが、作ったかいがありました♪

>yakkoさん
お仕事、お疲れ様です!お身体には気を付けて下さいね!
トップページ、見にくいと思っていたので手直ししたのですが、自分でも見やすくなったと自画自賛しております(笑)
三毛猫さんにもyakkoさんにも触れて頂いて、嬉しい限りです。
井上靖ワールドの楽しい夢は見れそうですか?
やっぱり、夢の中のyakkoさんは、郁子姉さんになってなりして(笑)

[1025] 井上靖「アフガンの旅」から−写真展 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/16(Mon) 23:36
おと姫さんから、このようなメールを頂きました。

--------------------
井上靖の撮った写真展
 アフガニスタン−1973−
 66歳の井上靖が行って見たアフガニスタン。

当時のおだやかなアフガニスタンが撮影され、見ごたえがあります。
靖は殆どカメラは撮らなかったので珍しいものです。
持参したカメラ、フイルムも展示してあり土産品もかざってあります。

井上靖文学館 − 泉町クレマチスの丘 515-57  
2003年7月15日 まで開催しています。
 
残り1ヶ月になりました。時間があったらご覧ください。
--------------------

見に行きた〜い!
あと一ヶ月、なんとか時間を作れれば良いのですが。
文学館へは三島駅から無料シャトルバスも出ていますし、行きやすいと思いますので、興味がある方は是非!

おと姫さん、情報ありがとうございました!

[1026] 自己紹介 投稿者:カシュガル 投稿日:2003/06/17(Tue) 01:07
みなさんこんばんは。こんなサイトがあるんですねぇ。びっくりしました。井上靖の作品を初めて読んだのは、中学の時です。教科書に「しろばんば」が載っていたのがきっかけで、他の作品も読むようになりました。好きな作品は、しろばんばからの3部作、敦煌、天平の甍などです。彼の詩も大好きです。去年、沼津と湯ヶ島に旅行し、生家の跡や千本松の海岸などを散策しました。妙法寺?(中学時代の下宿先)も行きましたよ。以前は彼の初版本を集めていたのですが、長年探していた詩集の「北国」を手に入れてから意欲がなくりだれています。お金もありませんし。こんな私ですがどうぞよろしくお願いします。
井上靖研究会って、まだ存続しているのですか?以前会員だったのですが・・
分かる方がいたら教えてください。



[1027] 行きたいっスねぇ 投稿者:ヘディン 投稿日:2003/06/17(Tue) 21:53
皆さん,沼津や湯ケ島を歩いたり,本当に羨ましいですね。お恥ずかしいことに,私はまだ沼津・伊豆方面にしっかり行った事がないんです。この掲示板を見ていると,どんどん行きたい所が増えていき,1泊2日や2泊3日ではまわりきれそうになくなっています。昨年,東京に出張した時も,仕事が終わったのが4時半頃で,折角なので少しでも観れたらと思って,世田谷文学館に向いましたが,電車の乗換えが尽くつながり悪く,文学館の最寄の駅に着いたのが,結局5時40分頃でした。とにかく入るだけ入れないかと思って,駅
からも走りましたが,やっぱり閉館していました。仕方がないので,先生の
作品で僕の頭に残っていた「銀座のビアホール」というキーワードを思い出し,電車で銀座に行き,昭和初期からあると言うビアホールに,友人を呼び出してしこたまビールを飲み,文学館にて,先生にお会いできなかったことを思いながら,また次の楽しみに取っておこうと改めて思いました。
 クレマチスの丘,行きたいっスねえ。関西からはちょっと遠いです。

[1028] アフガニスタン? 投稿者:yakko 投稿日:2003/06/17(Tue) 22:27
管理人さま、おと姫さま。それはいい情報ありがとうございました。先生が行って見たアフガニスタンだなんて、なんと心をくすぐる写真展ではないですか。さっそく、明日おなかが痛くなり・・・と言いたいですけど、明日はどうしても休めません。昨年、好き勝手に休んでいたツケでしょうか。せめて、暇な土日を作りたいものです。でも、行きたいですね。

三毛猫さま、のんびりゆったりのしろばんばの世界だったようですね。羨ましい。私は湯の国会館で「しろばんば」は見たのですが、温泉には入っていないんですよ。温泉は、国民宿舎でしたし。そこでのんびり・・ではなく、ご想像通りの超マニアックな三部作トークが繰り広げられていた記憶が。

ヘディンさま、そう、世田谷文学館はちょっと不便かも。しかし残念でしたね。先生の作品の収蔵は特筆すべきものがありますよ。是非、今度陽の高いうちに来てください。先生の映像もありますし、確か映画も2本ほどあった筈。そして、ほとんどの作品が収蔵されてますから、ホテルに帰れなくなるかもしれませんから。

カシュガルさま、こんにちは。これからもよろしくお願いします。井上靖研究会に入ってらっしやったのですか?国学院の中にある井上靖研究会でしたら、今もありますよ。現会長は国学院大学教授の傳馬義澄氏のはずです。実は、私もちょっと入りたいと考えているのです。いろいろな場所で先生の世界が、今も愛され続けているのですね。

[1029] 聴き損ねました 投稿者:三毛猫 投稿日:2003/06/18(Wed) 08:55
ばりばり蟹座さん、今度は私のほうがプツンしてしまって、しっかり忘れてしまいました。ふっと気づいたら10時でした。。。(^^)と自分を笑う、三毛猫でした。

『遺跡の旅・シルクロード』新潮文庫、古本店で見つけました。
>ヘディンさん、カシュガルさん、ちょっとこの旅、覗いてまいりますね〜。

[1030] ほんとうに 投稿者:三毛猫 投稿日:2003/06/18(Wed) 09:02
yakkoさま、そのマニアックな世界を想像させてもらい、どんなに涙して笑い転げたことか。。。。すっごいメンバーさんのようなのに、その頂点は、井上靖?だものね、やはり恐るべし!

[1031] ラジオ聴きました 投稿者:ガメラ 投稿日:2003/06/18(Wed) 22:02
家のラジオは電波の入りが悪いので、日曜日の夜、車を1時間ドライヴしながら聴いてました。
『化石』に付随するお話の中で、井上先生が「人間は滅びるでしょう。人間はそれほど汚れてしまった。きっとスピードというものに追いつこうとし過ぎたのでしょうね。」といったことをおっしゃったことがあったそうで、語りの方も当時それを聞いて「詩の世界だなぁ。」と思われたとのことです。先生の小説に出てきそうなお言葉ですもんね。
その他井上先生のお人柄、偉大さがよく垣間見えるエピソードが聞けて満足の1時間でした。

>三毛猫さま
豊科IC地図で探してくれたとは嬉しいです。あの辺は山々が美しく、緑が綺麗だし目の保養にいいですね。ちなみに最初僕は明科(あけしな)と読んでましたが、(あかしな)と読むそうです。明科温泉長峰荘です。
でも湯ヶ島の方も緑が爽やかだったでしょう。僕も町営の湯「湯の国会館」にぜひ行ってみたいです。温泉大好き人間なので…(^.^)。
2〜3年前に一度、天城の道の駅・昭和の森会館井上靖文学展(だったかな?)に行った時、帰りに湯ヶ島部落をぶらぶらしたことがあります。小説でもよく出てきた長野川なんかもありましたが、なんせ車を運転しながらだったんでゆっくりできなかったなぁ。だからその時は「洪作の世界を巡る旅」という感じではなくただ通り過ぎた感じ。今度ぜひ現地ではゆっくり歩いてみたいと思います。もちろん温泉付き(^^♪


[1032] 梅雨 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/19(Thu) 00:45
なんだか知らない間に梅雨入りしていたみたいですね。
もう雨ばかりで、じめじめしていけません。
食べ物にも気を付けなくちゃなぁ。

>カシュガルさん
はじめまして!
初版本集めとは、なかなか難しそう……、やっぱり単行本ですか?
井上靖研究会の会員だったとは、本格的ですね。
yakkoさんも書かれていますが、まだあるようですよ。
去年の話になりますが、機関誌『井上靖研究』を創刊したとか。
これからも、よろしくお願いしますね!

>ヘディンさん
銀座のビアホールとは、それはそれで楽しそうですよね。
世田谷文学館は残念でしたが、次は丸一日使って存分に楽しんで下さい!
って、実は僕も、まだ行ったこと無いんですが(笑)
そういえば、夏の旅は紀伊半島を旅で決定ですか?

>yakkoさん
お腹が痛くなっても大丈夫そうな日は見付かりましたか?
僕は同じ県内なのに……、浜松から三島より、東京から三島の方が近いなんて!
しかしまぁ、なんとか行ってみたいと思います。
明後日辺り、風邪でも引きそうな予感(笑)

>三毛猫さん
聞き損ねたとのことで残念……しかし、僕が録音しているのでご安心を。
yakkoさんの『猟銃』と合わせればバッチリ!
いつか、お互いに補完したいですよね。

>ガメラさん
ドライブしながら井上靖をラジオで楽しむなんて、家で聞くのとはまた違って趣がありそう。
僕はまだ聞いていないのですが、確かに「人間は滅びるでしょう〜」は井上靖の小説に出てきそうな言葉で、読みながら思わずうなずいてしまいました。
満足の一時間だったとのことで、僕も聞くのが楽しみです。

[1033] 寝ます 投稿者:カシュガル 投稿日:2003/06/19(Thu) 03:17
皆さまご返事ありがとうございます。さっき気が付いたのですが、ばりばり蟹座さまと私同い年です。びっくりしました。私も1977年生まれです。ちなみに井上靖は7が付く、1907年生まれで、その70年後に私達が生まれたことになります。井上靖と縁があるんでしょうね。これからもよろしくお願いします。

Yakkoさま、詳しい情報ありがとうございます。そうです国学院にあるやつです。研究会の設立総会に出席してそこで会員になったのですが、それっきりになってしまったのです。ちなみにその総会には、ふみ夫人(井上靖の奥さん)がこられ挨拶をしました。崇める様にながめてしまいました(笑)。年数回?の集まりも東京で行われるのでなかなか出席が難しいのが現状です。それでも再入会しようかなと考えています。


[1034] 1977 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/20(Fri) 00:32
長泉の文学館のアフガニスタン写真展、うまくいけば見に行けそうです。
うまくいきますように!

>カシュガルさん
なんと、同い年だったのですね。
勝手にカシュガルさんの方が年上だと思っていました……失礼!
井上靖と7の数字で縁がある者同士(笑)、これからもよろしくです!

[1035] 暑かった 投稿者:カシュガル 投稿日:2003/06/21(Sat) 00:59
今日は暑かったですね。私の住んでいるところは、日中35℃まで上がりました。職場では経費節減のため窓を開けろとのこと。脳味噌が溶けそうでした。

数日前から、司馬遼太郎の「関ヶ原」という小説を読んでいるのですが、文中「明治45年、石田光成の遺骨の調査が足立文太郎博士によって行われた」という箇所がありました。ご存知の方もいるかと思いますが、足立文太郎なる人物は、井上靖の曽祖父の妹の子供であり、彼の妻(ふみ夫人)の父親でもあるのです。彼の先祖も優秀なんですねぇ。うちは先祖代々水呑百姓なのに(笑)

暑さが続きますが、皆様体調の管理には気を付けてください。

[1036] 暑いですぅ。 投稿者:yakko 投稿日:2003/06/22(Sun) 11:40
本当に、夏本番になりましたね。昨日から暑くて、暑くて・・我が家のクーラーも壊れました。この夏をどう乗り越えるかが当面の課題です。でも課題を抱える前に、電気屋さんに行ってきます。

カシュガルさま、すごいですね。設立総会に出ていらっしゃったなんて。研究会は、実は私もすごく興味があったりして。たまたま東京に住んでいますので、いい機会かもと思っています。

管理人さま。結局私はお腹が痛くなることなく、近々普通に週末、行ってみようかと思ってます。15日まででしたよね。ちょっとアフガニスタンがからむと、素通りできません。

三毛猫さま、そんなに笑っていただいてありがとうございます。そのうち、マニアックな世界に入っていただくことを祈ってますので。しかし、ラジオ忘れちゃってたんですか?先生のことが目に浮かぶような話ばかりで、よかったんですよ。ダメじゃないですか。阪神戦見てたりしては。

[1037] 文学散歩 投稿者:座禅草 投稿日:2003/06/22(Sun) 17:58
暑いですね。 年々身に応えてきていますよ。
 眠れないままに、片手で団扇を揺らし、もう一方の手でグルグルとネット上の文学散歩に出発しました。 
散策の末、まことに本好きの人は多く、文学の道は迷路のように奥深いということがよく分かりました。
我が机上に開かれている〈座茹の書?〉井上文学案内書には、「幾つか小説を書いていた大学生井上靖は、昭和11年、「流転」で千葉亀雄賞を受賞して以後なぜだか筆を折った」と書いてあります。
そこで「流転」と検索。 ありましたヨ! 「物流転売」から始まって
流転14709語の内の一つに「メロデイー付き」でありました。
「昭和12年、作曲・藤田まこと、作詞・阿部武雄」。
井上靖のイの字も見えませんが、多分これは小説「流転」の歌謡曲。
当時大流行だったそうです。


[1038] 雀の子 投稿者:湖の子 投稿日:2003/06/22(Sun) 23:57
ビールが旨い!季節になってきましたね。
今日、宍道湖の西岸に隣接する平田市というところで陶芸家をなさっている安食ひろさんを訪ねました。
安食さんのお宅は古民家を改築したもの。むき出しの太い梁と大きなテクニカのスピーカーが不思議と調和した、いい雰囲気のお宅です。
夕食を頂きながら、次第に色調を失っていく庭から入る風は、ちょっとありつけない心地よいもの。
その夕食の買い物に行く途中、安食さんは、「おっと雀の子」と車道上で若い雀を発見。車を減速させ、避けようとしたところ、その雀が一直線に飛んできて車のワイパーに。きょろきょろしていた雀はやがて、ちゅん、ちゅん、と2つ3つ鳴いて飛んでいきました。あれは文句をいいにきたのか、お礼をいいにきたのか。優しげな雀の目と安食さんの心遣い、それだけで何も話す必要はありませんでした。
安食さんは28日から中野区の小さなギャラリー(どこか忘れた)で個展を開くとのこと。

三毛猫様、ひとっ飛びするにはしますが、私は専ら壊すほうです。「えっ、これラジオ?」という代物にしてよろしければ、いつでも伺いますよ(^^)。ちなみに私も聴き忘れました。

ばりばり蟹座様、これからの時期、食べ物には気を付けないといけませんね。今日昼に食べたカツどんは、なんだかスエた味がして気味が悪かったです。

yakko様、言い訳は「腹が痛いに限る。腹がいたいのは本人にしかわからないからな」というような会話が、確か井上靖の作品にありましたね。それしかない!それでいきましょう。

カシュガル様、研究会に入ってらしたとは、本格的ですね。こちらのHPも研究会のような感じですから、二つを掛け持ちしていらっしゃる!色々とお話を伺いたいです。あ、私も1977年生まれ。今月誕生日を迎え、氏の言葉をかりれば「ひとつ階段を上った」ということになりますね。あれは正月?どうぞよろしくお願いいたします。

[1039] 1977 投稿者:いず 投稿日:2003/06/23(Mon) 21:11
私も1977年生まれです。
結構多くて驚きですねぇー。


[1040] 今日も雨 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/25(Wed) 01:10
>カシュガルさん
足立文太郎と言えば名前は知っていましたが、そのようなところに登場していたとは。
しかし、本当に暑くなりましたね。
そして35℃とは…!
急に暑くなると身体が対応出来ないと言いますし、お気を付けて下さいね。

>yakkoさん
クーラーは直りましたか?
ここは一つ冷房など使わずに、避暑地で涼しい夏といきたいものですね。
なんて、出来れば苦労しませんが(笑)
頭痛にはなりませんでしたが、うまくいきまして、写真展に行ってきましたよ。
報告は、また後ほど。

>座禅草さん
眠れぬ夜にネットで文学散歩とは、なかなかに楽しそうなことを。
ふむふむ、『流転』に歌謡曲とは……ということで僕も検索してみました。
物流転売には当たりませんでしたが(笑)、映画の主題歌だったようですね。
そして、“戦時中は「時局に合わず無頼な内容である」と歌うことも聴くことも禁止されていたという”なんて逸話まで。
こうして、小説の周辺を見渡す文学散歩も楽しいものですね。

>湖の子さん
古民家を改築とはいいですね、実は憧れていたりします。
雀の子の話、なんだか想像しただけでも微笑ましいですね。
きっと、お礼を言いに来たんですよ♪
しかし湖の子さんとも同い年だったとは……しかも僕も今月が誕生日でした。
いや〜、運命を感じちゃいますね(笑)

>いずさん
そういえば、いずさんも1977年生まれでしたよね。
こんなに1977年生まれが集まるなんて、1977年は当たり年?(笑)

[1041] 井上靖の撮ったアフガニスタン 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/26(Thu) 02:04
行ってきました、アフガニスタンの写真展。
一階の一部分と二階のほぼ全スペースを使って計41点の写真が展示されていました。
新聞社の企画でアフガニスタンを訪れた際に撮った写真を収録した写真集からの抜粋のようです。

写真の内容は風景、人物、建造物など、どれも見入ってしまうものばかり。
けれど、人にしても建物にしても、その多くが、長く続いた内戦で今は失われてしまっているのでしょうね。
写真の中に荒野にそびえる塔を写したものがあって、つい「いつかは実物を見てみたいな」と思っても、今はもう無いんだと気付いてハッとしたり。

文学館には、この写真展を取り上げた地元の新聞の記事も貼られていたのですが、井上靖の長女である浦城幾世さんのコメントも載っていまして、「この写真展を通して戦争の無意味さを知ってほしい」といった趣旨のことが書かれてありました。

二階には当時のカメラ雑誌の記事も展示されていて、井上靖が撮った写真についてプロのカメラマン(だったかな?編集者かも)が語ったことと、それについての井上靖のコメントが載っていたのですが、これは読んでいて面白かったですよ。

来月の15日までということで、もう何日も残されていませんが、行ける人は是非とも見に行って欲しいと思います。

そうそう、常設展示の方も、けっこう模様替えされていました。
初めて見る写真や資料なんかもあって、楽しめましたよ。

[1042] 雨がしとしと 投稿者:カシュガル 投稿日:2003/06/27(Fri) 01:53
じめじめしてるので洗濯物がなかなか乾きませんね。昨日長年愛用していた二層式の洗濯機が壊れたんです。脱水ができない!仕方が無いので手でしぼりました。乾かないはずです(笑)。

ばりばり蟹座様 写真展の作品は井上靖が撮影したものだったんですね。私はてっきり一昨年の戦争やその後の復興のようすの写真展と勘違いしてました。井上靖の写真はなかなか味がありますよね。「河岸にて」(題名間違ってるかも)という本には彼が撮った川の写真が沢山載ってますが、どの写真にも彼の静かな旅情を感じます。写真展行きたいけど、うーん無理そうです。

湖の子様 こちらこそよろしくお願いします。「ひとつ階段を上った」井上靖が好きそうな言葉ですよね。彼の詩集に出てきたような。「星欄干」ですか?

yakko様 クラー直りましたか?私は洗濯機を買わないと。設立総会のことですが少しもすごくないのです。当時、設立総会開催のポスターを大学の廊下で偶然目にしたんです。もうびっくり。それで出席できたんです。一般参加の人はあまりいなくて、大学の先生やらどこかのお偉いさんばかりで、私は隅っこで体を小さくしてました(笑)



[1043] 梅雨の中休み 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/28(Sat) 01:21
ここ2、3日は梅雨の中休みで気持ちよく晴れていましたが、さきほどから雨が降ってきました。
どうやら、また梅雨の続きが始まったようです……。

>カシュガルさん
真夏ならともかく、今の季節に脱水が出来なくなってしまうとは……。
無理に絞って、破いたりしないように気を付けて下さいね(笑)
なんて言ってる場合では無いですよね、早く直りますように。

井上靖が撮った写真自体は、写真集(井上靖の文章付き)として出版されているようですが、当時の値段で数万円でした。
今古本屋で探して買うとなると、一体幾らに………?
僕自身も他の写真も見たくなったので、ちょいと図書館で探してみようかな。

[1044] 自作朗読 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/06/30(Mon) 22:52
明日は、井上靖の自作朗読『氷壁』の日ですね。
放送時間は30分ですが、どんな形になるのかな。
当然、過去に放送されたことがあるのだと思いますが、僕自身は初めて聞くので楽しみです。

それにしても、暑いですね。
明日は雨らしいので、これでちょっとでも気温が下がってくれれば良いのですが。