院長略歴

赤山 正幸(昭和31年生まれ)
和歌山県出身

昭和57年     関西医科大学卒
昭和58年     同大学大学院第1生理学教室
平成5年      同大学精神神経科
平成7年      医療法人 爽神堂七山病院に勤務
平成19年10月  赤山クリニックを開設

医学博士
精神保健指定医
精神病理学会所属

テーマ

精神分析的な研究会への参加を含め、力動的な精神医学的なアプローチに興味がありました。
対象関係論的な解釈および認知療法的な対話が必要であると考えています。
最近では行動、内省について社会的、日常的な生活態度、習慣が行動療法的な意味でも 重要な治療の目安であり、その行動パターンの変化が内的変化より大切であるとも考えています。
いずれにおいてもその固定した、半ば普遍化した思考や言動の様式は1つの錯覚(理想化)とも みなされ、それを変更するためにも物と物との関係の新たなつながりを作ること、 つまり「物語りを作ること」が治療の第1歩であると考えています。
この場合身体的に新しい活動をつくることも「もの語り」を意味しています。

以下では精神分析的な見方に興味のある方への案内の書物です。
興味のある方は参照してみてください。

精神分析的な参考文献

1)『精神分析と関係概念』 
  S.A.ミッチェル著 横井公一訳
  ミネルヴァ書房−1988

2)『精神分析理論の展開ー欲動から関係へー』
  J.G..グリーンバーグ・S.A.ミッチェル著 横井公一監訳/大阪精神分析研究会
  ミネルヴァ書房−2001

3)『精神分析という経験ー事物のミステリー』
  C.ボラス著 舘直彦/横井公一監訳
  岩崎学術出版社−2004

4)『無意識の思考』
  マテーブランコ著 岡達治訳
  新曜社−2004