●J.M.ウェストンのタッセル

J.M.ウェストンのタッセルは、足入れ部分が大きく甲の部分が小さく、全体的にシェイプされたデザインに見えるからか、かなりドレッシーです。
ダークブラウンは、ライトブラウンよりもさらにビジネス向きでかちっとした印象です
タッセル飾りの両脇部分がちょっと三角上に張ったデザインも特徴的で、個人的には気に入っています。
しかも、甲の部分以外は踵部分でのみ縫い合わせのある1枚革で覆われていて、すっきりしたデザインです。
これは結構手間がかかるとのことで、70%以上がハンドメイドの7分仕立てとのことです。
そのせいか、つま先にメダリオンの飾りのある革で縫い合わせてある1枚革でない、ほぼ同じデザインのタイプよりもかなり価格が高いです。

普通このように足入れ部分が大きいと、踵の部分が浮きやすいのですが、この靴はそんなことはなくピタリときます。
1枚革でありながら、土踏まずの部分が押されるような心地よい履き心地でもあります。
しかも、個人的にトゥ部分(つま先部分)も私の足に合っていることもあり、履きやすいのです。

この靴は、以前は日本にも売っていましたが、現在はラインナップにはなく注文受け付けのみ可能とのことです。
ちなみに、このダークブラウンは、フランスでは定番カラーです。



サイドの部分の革がちょっと伸びてはいますが、逆にいい感じの履き心地になりました。
日本価格は税込み110,250円でオーダー可能ですが、フランスでは免税込み約40,000円(3,100フラン)です。

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