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 午後2時、私たちの宿泊しているタメル地区からタクシー交渉。200NRpsだと言う。んー100NRpsぐらいかなーと思うけど何かの本で確か200NRpsと書いてあったような気がしたのでパタンのダルバールスクエアーまでと言って乗りこむ。(本当は70NRps)途中のバグマティ川を渡りパタンゲートの方へは行かずダルバールスクエアーへ直行!クリシュナ寺院前で降りる。本来であれば料金徴収係が来るはずだが、何故か、混んでいたからか?フリーパス?3度目のネパールでやっと来たぞパタン!ダルバールスクエアーへついたら寺院と反対側のシバ寺院前の2階の展望台へ・・・そこからはよく写真で見かけるパタンの寺院群が見渡せる。んー狭いなー パタンの別名をラリトプール「美の都」と言うわりには寺院と寺院の間が密着して建物の美しさが生かされていない感じがする。やはり「美の都」とは、ネワール人が創り出した美の芸術に代表される精巧な彫刻をいうのだろうか?
 それから寺院の地図を見ながら旧王宮前へと進むと、一足先に来ていたS先生が向こうからやって来る。


ダルバール広場全景 スンダリ・チョク入り口 マニ・ケシャブ・ナラヤン・チョク
中庭建築(天井のない建築空間 チョクと呼ぶ)と層塔を組み合わせた
ネパール王宮建築の構成をよく示している。

夢之介: あっS先生!
S先生: やあいつ来たの?
夢之介: 今です。
S先生: どこ見た!
夢之介: 今来たばかりだからまだ見ていないです。
S先生: あっち行くと(北の方)
5重の塔(クンベシュワール寺院)
      裏通りに
ゴールデン・テンプルがあるよ
      ゴールデン・テンプルはいい顔してたよ!
夢之介: それじゃ行ってみます。
S先生: 案内するよ。
夢之介: いいんですか?1度見たのにまた行くなんて。
S先生: いいんだ いいんだ
      あのさー
      これからブダニールカンタに行こうと思うんだけどどのくらいかかるかなー?
夢之介: 何が?タクシー代?時間?もう3時過ぎてますよ。
S先生: ん両方?     
夢之介: さーわかりませんョ
 ★というわけでS先生は、ブダニールカンタに横たわるビシュヌ神に合いに行きました。

シディ・ナルシン・マッラ王 テグ・タレ寺院
タレジュ女神を祀る
ビシュワナート寺院


 ダルバールスクエアーを後に今度はマハボーダ寺院とマチェンドラナート寺院を探しに南下。ダルバールスクエアーから南のバスパークまでちょうどバザールが開かれていた。ネワール人の生活物資が所狭しと並んでいる。ぶらぶら散策しているとあれ?バスパークまで来てしまった。途中にマチェンドラナート寺院があるはず。今度は逆戻りマチェンドラナート寺院?あれやっぱりないダルバールスクエアーまで戻ってしまった。??おかしい へんだなー
ちょっと土産物屋の店の人に聞いてみる。
夢之介: マチェンドラナート寺院は?
店の人: あっち(今戻った方を指す。南方)
夢之介: マハボーダ寺院は?
店の人: あっち(東方)
夢之介: どのくらい
店の人: 通り2本目を右に行くんだ。500mぐらい
夢之介: OK.OK サンキュウ

 
クリシュナ・マンデール寺院
インド建築様式を取り入れた石造寺院

 ダルバールスクエアーから南東のマハボーダ寺院周辺はあちらこちらの建物から金物をたたく音が響きわたっている。このあたりは1000年以上前から仏像・建築職人が住む地域、店先には見事に彫金された仏像が光る。どうだ俺が造ったんだぞと言わんばかりの主人が店先に腰を下ろす。絵画や木彫の制作の店は見あたらないが 金属の仏像や燭台・マニ車を造っている店や曼陀羅屋、金物屋が多い。さすが工芸の町。もっと散策すればきっと楽しいはず。
 マハボーダ寺院は民家が密集した細い路地の奥にあるためわかりにくい。
表の看板を目印に探そう。
 
マチェンドラナート寺院はそこから西へ300mぐらい彫金屋さんの店先を覗きながら向かう。やはり細い路地をの奥にあり(どうりでわからないはず)境内は広く閑散としている。
ネワール族の雨の神 マチェンドラナートを祀る


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2000年ネパールの旅

 

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