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■12/29

ようやく今年の仕事終了。
今帰ってきたのでまだ阿久悠40周年記念番組は見れていません。明日録画を見ます。
よくこんな番組をゴールデンブチ抜きで流す気になったな、TBS。素晴らしいよ。


今日は出社遅めにしてまずはBOOK OFFへ。HIGHWAY61の「サヨナラの名場面」確保完了。
日本の音楽界にとっては相当にエポックメイキングな出来事ですから、これは。
資料として一応持っておくのが。

しかしこの場合、ネット上で異様に盛り上がっていた要因のひとつとして、よりによってこの歌を、
というところもありまして。自分も音楽を聴き始めた源流のひとつに中島みゆきがいますので、
なんとなくニュアンスを理解したつもりになってウォッチしていたものですが。

前にも書いたと思うんですが、「ファイト!」はサビだけ聴いた人には非常に誤解されやすいのですが、
決定的にその他「頑張れば夢はかなうよ」的無責任似非メッセージソングとは一線を画しておりまして。

そもそもAメロで歌われる人物像は、性差とか出生地とか、自分の力では
どうしようもない運命を背負っている方たちがほとんどでありまして。
また、遡上魚のメタファーも「ボロボロになって死んでいく運命でも遡り続ける」ということで。
要するに「頑張っても大概はダメ」という現実を前提にしての「ファイト!」なんですね。
「それでも生きろ」という、とてつもなく恐ろしい歌なのです。
そんな曲をうっかり安易にアレしちゃったわけなんですね。恐ろしい。

ということで、2005年のベストカバーアルバムは、この歌と「ヨイトマケの唄」を並べて歌うという、
実に濃厚な行為に走って、しかもそれなりにモノにしてしまった槇原敬之の「Listen To The Music 2」で
異論ないでしょうか。


■12/27

オールナイトニッポンTVは、ユーミンの浜崎への言いたい放題っぷりに本気で痺れた。
芸能界の力関係を本気で思い知った。怖い世界だ。


紅白。
大トリはまたSMAP。紅組のトリはドリカム。司会はみの。ゲストに多分HG。
しかも若手お笑いも大集合
若手お笑いブームの発端はオンエアバトルだから、発想自体は構わないんですけど、
それでもこの異様に民放臭い人選は何なのだろうか。

まあ、今の縛りの中でやれることは全部やった感、というのは確かにあるんですけど。
SMAPは曲があれですから当然として、ドリカムが全盛期の頃のメイン顧客層は今頃小学生の母親か。
家族のチャンネル件争いでは順位的に通常最弱のはずですから、この選択はまったく効果なし。
しかもせめて「LOVE LOVE LOVE」とかならまだマシなのに、意地で今年の曲歌っちゃうし。
HGは今の予定では2部の初めに出るという話ですから、その時点で少なくとも数%はチャンネルチェンジ。
若手お笑いも含め、こういう場でのお笑いの使い方はとことん下手だから、紅白のスタッフは。
どう考えても視聴率が大幅アップするという見込みがないよ。
とりあえずハロプロ組の悲惨な押し込まれっぷりでも鑑賞しようか。


■12/25


もうこのネタは以前、曲が発表された直後の時点で散々あちこち語られていたものなので、
本体についてはもはやどうこう言うつもりはないのですが。

ここ最近で思い出せる著作権絡みで何らかの変更や中止が合った事例。

1) ORANGE RANGEの「ロコローション」作曲クレジット変更(詳細公表なし)
2) DRAGON ASHのシングル「I LOVE HIP-HOP」発売停止(詳細公表なし)
3) 阪神タイガース応援歌の作詞曲者の虚偽申告(作曲者不詳の曲を自作として申告)
4) PE'Zの「大地讃頌」カバーについての「編曲権と同一性保持権」侵害(作曲者の抗議により発売中止)
5) BUCK-TICK「楽園」のコーラン無断使用(使用部分を差し替えて再発売)

要するに、自分の記憶では「対国内」で「パクり」絡みの発売中止って、
昔より著作権にうるさくなっているはずのここ最近でも初めてのことだし、
海外を含めてもここまであからさまに公表されたのって記憶にないんですよ。
これまでって、ORANGE RANGEの件でわかるように、海外・国内含めて
そこまで至らない時点で内々に手打ちして終了だったはずで。
何でここまでこじれたのかさっぱり理解できないんです。

もしネット上で「衆目に晒されながら」進行した事案だからだとしたら、
今後このような状況への対応も、各社相当変わっていきそうだね。
それがいいことなのか悪いことなのかはまだよくわからないんだけど。

あとこの「ある音楽ジャーナリスト」っていうのは誰だよ。
お前が言ってるのそれカバーじゃん。


■12/24

例の松下お詫び広告に、UFJ+東京三菱のATM停止告知が加わって、年末のCM界がさらに辛気臭いことに。


例のエイベックスのオーディション組寄せ集めユニットAAAのアルバム。
3種類のフォーマットで発売されるのですが、1つはCD+DVDで3990円、1つはCDのみ3059円。
そしてもう1つはアルバムから6曲を抜き出した「ハーフアルバム」という形態。2000円。

所謂「コンセプトアルバム」を一般化したのはビートルズだったか。
50年代とかにはシングル数枚とおまけ楽曲、みたいな位置付けだったアルバムがそれ以来、
フルコンセプトまでとは行かないものであってもアルバムにはアルバムの作品性がある、
ということが前提になっていたわけですよ、世の中。

もちろんJ-POPのアルバムの場合「ヒット曲○曲収録!」とか言い出したあたりで、
けっこうな割合が既にそういうアルバムにはなっていなかったわけですが、
それでもプロモーションとかでいろいろと理屈付けたりして、一応建前は維持していたのに。
それが21世紀の日本で崩壊したわけですよ、堂々と。


ここ最近「J-POPの本体は楽曲ではなくプロモーションである」ということを主張しています。
ORANGE RANGEの「ロコローション」の作曲クレジットが急に差し替わったところで、
ファンですらほとんど何も言わなかったということでその確信を深めたわけですが。
これでまたひとつ、理論が確かなものに。


と、ここまで書いたところで、以前にもこういうことしてた奴がいたような気がしてきた。
思い出せない。


■12/19

2005年のオリコン年間チャート出ましたね。
結局「11月末のチャートまで」ということで、集計上ミリオンには届きませんでしたが、
修二と彰がギリでトップ。ものの3週分の集計で。
で、2年連続でミリオンなしだったわけですが、でも明らかに去年とは違う。
微妙ですが、上向きなのね。

■シングル
1位 2003年:約2,108,000 2004年:約834,000  2005年:約945,000
10位 2003年:約519,000  2004年:約428,000  2005年:約424,000
20位 2003年:約303,000  2004年:約301,000  2005年:約345,000
30位 2003年:約244,000  2004年:約253,000  2005年:約289,000
40位 2003年:約194,000  2004年:約209,000  2005年:約223,000
50位 2003年:約175,000  2004年:約175,000  2005年:約191,000

■アルバム
1位 2003年:約2,002,000  2004年:約2,496,000 2005年:約2,631,000
10位 2003年:約753,000   2004年:約838,000  2005年:約1,025,000
20位 2003年:約521,000   2004年:約519,000  2005年:約523,000
30位 2003年:約391,000   2004年:約411,000  2005年:約415,000

2003年はシングルなんか特にSMAP以外全員負け組みたいな状況で、昨年はその唯一の勝ちさえもいない
状況だったんだけど、今年は図抜けた勝ち組はいなくても、去年以上に裾野は広がってる感があるのです。

着うたフルが完全に一般化して、iTMSで本格的に音楽配信が始まった今年後半。
現状あからさまに数字に出ていないわけですし。ていうかつまり配信の分丸儲けじゃんよ。
今までお前ら何をしてたんだってことですよ。

あと、昨日書いた「少数乱立」を象徴しているのが、シングル年間20位までで見ると、
2曲以上ランクインさせてるのがORANGE RANGE(4曲)とSMAP(2曲)だけだということ。
これも年次で比較してみます。

2004年:ORANGE RANGEが3曲、浜崎が3曲、ミスチルが2曲。
2003年:KinKiが2曲、B'zが2曲。
2002年:浜崎が4曲(Keikoとのデュエット含む)、宇多田が3曲、Dragon Ashが2曲、ミスチル2曲。
2001年:浜崎が5曲、CHEMISTRYが2曲、桑田圭祐ソロが2曲、モー娘。が2曲。

ORANGE RANGEは来年もこの勢いかというと、アルバムの落ち込みを考えるとそうもいきそうにない。
完全に群雄割拠状態なわけです。
だから来年はヴィジュアル系がまた来るかもしれないし、VIPPERが力を合わせて
マジでオリコン1位の曲を作り上げてしまうかもしれないし。
いい感じになってきたと思いますよ、本当に。


■12/18

浅田真央の登場以来、安藤美姫が凋落を通り越して、ネットじゃもはやヒール扱いされている。
このスピード感は恐ろしいなあ。


ということで、ラジオ及び「胸騒ぎ」、ありがとうございました。
ラジオ、大変に面白かったです。
とりあえずみんなと意見の合った結論としては、今年以上の「少数乱立」というか、大きなヒットが減り、
相対的に小さな流行が拾われやすくなる状況が加速するのではないか、ということ。
だからこそ自分もヴィジュアル系が来るかも、みたいなことを言ったわけですね。

で、今年は結局「ジャニーズの年」だったんじゃないかと。
「ファンタスティポ」に始まり「青春アミーゴ」に終わったという象徴的な部分もありますが、
でも後から考えると、今のジャニって本当にすごいんですよ。
これまでって、新しいグループが出ては息切れしてフェイドアウトして、その頃には
次の新しいグループが出てきて、という新陳代謝を繰り返してきたわけですが、
ここ最近フェイドアウトしないもの、誰も。
SMAP・TOKIO・V6・KinKi・嵐・NEWS・関ジャニ。CDを出している連中、
全員ほぼ確実にシングル売り上げは10万枚越えてくるわけです。
来年はKAT-TUNがさすがにCD出してくるでしょうし、また増えるんだよ、これ。
もうしばらくは天下なんだろうな。


■12/14

告知。今週金曜のMOK radioにお呼ばれ。遊びに行くことになりました。
テーマは今年のヒットチャートだそうで。何話していいのかさっぱりわかりません。
あることないこと話そうと思います。よろしくです。


で、その翌日は「DJ夢工場」
俺が今まで見たテレビ番組の中で最も素晴らしいと思っている伝説の深夜バラエティ
「すとらびん式」の主要スタッフだった吉村智樹さんが来ます。
ドキドキします。2日連続オールで体力が持つのかどうかという部分も含めて。


アークティック・モンキーズが売れたのはフランツ・フェルディナンドがいたから。
Dominoレーベルがフランツで大儲けして、浮いたキャッシュをプロモーションに回したからなの。
ということを会社の若いもんに話したら大層嫌な顔をされました。ごめん。親父でごめん。
決して嫌いじゃないんですけど。アークティック・モンキーズもフランツも。
ただ、よければ売れるってもんじゃなく、売れるにはそれなりに他の理由もあるわけで。

でも、J-POPはプロモーションで売れるっていうことはよくわかってる割に、
イギリスのチャートはそうじゃないって思ってる人、意外に多いみたいです。
車や携帯のCM一発でヒットチャート1位になるような国なんだけどな。

ついでに言うと、ポリスターがWinkで分不相応の大儲けをして、その金をタイアップとか
プロモーションに突っ込みまくった結果売れたのがフリッパーズ・ギター。


■12/12

昨日はサボり。酩酊して寝てしまいました。カバー曲だけ追加。
自分も名だけは連ねているmixiのカバーコミュの方に山盛りネタいただきました。感謝。


細かいこと思ったこといろいろ。


盟友よりタレコミ。やっぱり彼はこれをやったよ。
いきなりいかにもな音が出るから注意。
そしてやっぱり紅白に出そうな気配も。面白くなってまいりました。


絶対日本国民ならこの季節に1回は思いついて、でも決して口にはしなかったあのダジャレを。
よみうりランドがやってしまった。こんなにも堂々とやってしまった。もう後戻りできない。


松下、CM枠を全部例の暖房機のお詫び&告知に使ってるな。
年末の大事なこの時期に。長期的に見たらそっちの方が得と判断したんでしょうが、
やるとなったらとことんやるな。すげえ。


エヴァンゲリオンのハリウッド映画化は下手すると日本では暴動になる。
多分、登場人物の誰かのアゴが割れている。


倖田姉の12週連続CDの背面が、ドラゴンボールの単行本の背表紙みたくなってるそうだ。
それはそれでいいと思うんだけど、わざわざ15秒しかないCMで言うことじゃないと思った。


宇多田の新曲は多分ビョークっぽくやってみたんだと思う。
しかし前の曲は販促に本人出演ほとんどなしだった結果ひどく売れなかったもんだから、
今回は深夜バラエティにまで顔を出して怒涛の本人プロモーション展開。
でもこの曲もすごくわかりにくい譜割だし、多分あんまし売れないと思うんだ。
スケールでかめのアレンジなのに、歌詞が相変わらず妙にちんまりしてるところ、好きですが。


■12/10

iTMSにゆずが。配信にはひたすら固いToys Factory系列がついに。
配信限定曲ですので、今後パッケージ音源も提供するかどうかは現状不透明ですが。
でも、これまでどの配信にも367円&CD-Rバーニング不可を貫いてきた、
その姿勢の一端が崩れただけでもでかいっすよ、これ。


浜崎あゆみの「本格派」シングルの初動は84000枚弱。これはやばい。
ここ2年ほどはずっと初動15万枚強、通算30万枚強というあたりを維持してきたのですが、
いつも程度のプロモーションは行っていたにも関わらず、一気に半減してしまいました。
このレベルの初動って、彼女がまだベスト3にも入ることができなかった99年前半以来の低水準。

でもイメージチェンジには痛みが伴うもの。次のステージに行けるかどうかは
どこまで本人及びスタッフがこの状況に我慢できるかどうかですよ。
ここでズルズル行っちゃうと小泉今日子みたいになっちゃうよ。


■12/08

富士急ハイランドのカウントダウンイベントの告知が出た!
でも今年は西口プロレスでした。この中途半端な流行りへの乗りっぷりが許せない。
何かっこつけてるんだ、富士急のくせに。

一昨年は松方弘樹兄貴にピストルで撃たれることもできた「仁義なきカウントダウン」。
昨年はまったく主旨との関連性不明の杉本彩を呼んで、「男の火祭りカウントダウン」。
時代とか流行りとかコンセプトとか意味とか、そもそも年末とか正月とかも一切関係ない、
すべてを超えたところに君臨していたボンクライベントだったのに。
お前には心底がっかりだよ。いや、一度も行ったことないんだけどな。
だって寒いんだもの。


■12/07

ここ泊まったことあるよ! これで俺も渦中の人!
ていうか、車で5分程度のところに例のマンションが建っているのですが、
さすがに見に行こうとは思えないや。


FNS歌謡祭を見ながら思ったこと。
やっぱエイベックスは本気で倖田姉をポスト浜崎の位置に持っていくつもりなんだなあ。

キューティーハニー以降の露出っぷり押しっぷりが尋常じゃないし、
12週連続リリースなんて、まるで昔の浜崎を髣髴させるやり口ですし。
で、一方浜崎の新曲は完全にカラオケ需要を無視した「本格派」楽曲なわけで。
特に「Bold & Delicious」なんて本人曰く「アゲアゲ」でも、「歌って」気持ちいい部分皆無ですし。
これまでと違うステージに持っていこうとするスタッフの意図が見え隠れしています。

でも、安室があんだけのアルバム作った後のシングルが妙に線の細い曲だったり、
大塚愛に無理にでもアッパーな曲を書かせなかったり、dreamだったり、
どうにも詰めが甘いのがエイベックスの特徴ですので、甚だ不透明ですが。

この倖田の頑張りっぷり、妹が容積増やしたり解散しちゃったりして会社に迷惑かけた分、
姉が無理やり働かされている、と想像してみるとなかなかに萌えてよろしい。


■12/04

しまった! アリス=チンペイ&べーやん=ヤングジャパン=アップフロントだった!
今はチンペイは直で所属はしていないけど個人事務所ということを考えると、
これはべーやんの分がそのまま移行したアップフロント枠と考えていいっすね。
あと、チンペイの公式サイトのトップがかっこよすぎ。さすがエロいだけのことはある。
アリスって、もう一人いたっけ。まあいいや。


煩悩ガールズ、109人目募集。なんだかものすごいことになってきました。

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何だろう、この居心地の悪さというか、やりきれないほどの微妙な気持ちは。


■12/01

紅白の出場歌手発表。
思っていたよりきちんとしていてびっくりした。
AIとか山崎まさよしとかっていうのは絶対に去年までの選考では出てこなかった発想だろうし。
その山崎まさよしや渡辺美里、コブクロみたいに、ドカンと売れてるわけではないけど、
ファン層がものすごくしっかりとしているあたりを押さえているのも抜け目ないです。

しかもかつては「真っ赤なポルシェ」を「真っ赤なくるま」に歌い直させていたあのNHKが、
ゴリエも伊藤由奈もです。隔世の感がありますね。つうかゴリエがきちんと紅組っていうのが素敵すぎ。
全体的に中途半端の元凶でもあった「唱歌的スタンダード歌手」をかなり切り捨てたことが
わかりやすさにつながっているんだろうと思います。

ただし今回は「スキウタ」ですので、必ずしも持ち歌を歌わないところがポイント。
そこらへんあたりに恐らく「唱歌」的なところを持ち込む気なんでしょうね。

というわけで、毎度の数勘定。

■演歌枠
2003[紅:11 白:11]  
2004[紅:10 白:10]  
2005[紅:9 白:10]
〜漸減はしているものの大きな変化無し。

■アップフロント関連枠
2003:5(後藤・松浦・モー娘・布施明・堀内孝雄)
2004:5(同上。但し後藤と松浦は抱き合わせで1枠のため実質4)
2005:4(DEF.DIVA・松浦・モー娘・布施明。但しDEF.DIVAと松浦は抱き合わせで1枠のため実質3)
〜モー娘の大衆人気の衰退に伴って削られまくってます。でもまさかべーやんが。

■バーニング枠
2003:3(島谷ひとみ・長山洋子・藤あや子)
2004:3(島谷ひとみ・長山洋子・藤あや子)
2005:4(島谷ひとみ・長山洋子・藤あや子・WaT)
〜今年一番みんなが違和感を覚えたであろうWaTはバーニング直系だからなんですね。
この分どっかの系列の事務所に所属してる人が削られていると思うんですが、
系列の数があんまり多すぎるから探すのめんどい。

■北島音楽事務所枠
2003:2(北島三郎・山本譲二)
2004:2(北島三郎・山本譲二)
2005:2(北島三郎・北山たけし)
〜ついに北山が下克上! まあ売り上げベースで考えたら当然なのですが。
でも彼は今年は自分の持ち歌を歌えないのではないかと思います。

■ジャニーズ枠
2003:2(SMAP・TOKIO)
2004:1(TOKIOのみ。代わりに審査員席にタッキー)
2005:2(SMAP・TOKIO)
〜鉄壁です。

えーとまあ要するに、ここらへんの力関係はこれまでとさして変わらんし変えられん、
ということでございますよ。

ただ、演歌漸減の影で中小の演歌系事務所が泣いていたり、オスカーがまた陥落したり、
旧ライジング(現ヴィジョンファクトリー)が昨年に引き続き辛うじてw-inds.だけだったり、
微妙にいろいろと他にも見え隠れするわけですけど。
ちなみにORANGE RANGEがいないのは、地元でのカウントダウンライブを優先したからで、
他意はまったくない模様。

あと要注目は夏川りみですよ。
今年のコンセプトからいって、出場4回目にして4度目の「涙そうそう」歌唱の可能性大です。


■11/30

日本カバーが一段落付いたので今度はこっち。
音楽配信サービスでの各レコード会社の参加っぷりの表を改訂
前に出してから2か月ちょいたって、また随分と変わってまいりました。
せっかくなので、左メニューの上の方に永久に晒し上げリンク設置。

MaxMuseはビクターのSWEETSTARレーベルの配信開始。
元々アップフロント関連の音源の充実やポニーキャニオンの参加もあり、微妙にそんな感じだったのですが、
今回のSWEETSTARによって完全に「アイドル」がやたら目立つ、なんだか特殊な磁場を持ったサービスに。

でも、今回の最大のポイントはBMG JAPANのあからさまな迷いっぷり。
元々ごく一部のサービスにスキマスイッチのシングル音源を368円で出すだけでして、
367円でゆずの一部音源を出すだけのToys Factoryとともに、iTMS以降もわが道を貫く
「アンチ配信」両巨頭レーベルとして君臨していたのですが、ここに来て微妙に変化。

MoraとOCNだけなのですが、MISIAの配信を開始。しかも200円を切る「格安」な価格で。
さらにCD-Rの焼き込みも10回まで可能になっています。

実験的に2パターン出してみて数字やパッケージへの影響を確認するつもりなのでしょうが、
Moraなんか元々スキマスイッチの配信もしているもんですから、同じ会社なのに
「368円でCDバーニング不可」「150円でCDバーニング10回可能」の音源が並存。
なんで半額以下の方がサービスもいいんだ、というブチ切れクレームにもなりかねない、
会社としての価格・サービス基準がグダグダの、実に怪しく愉快な状況になっています。

Toysも恐らく、ゆずのベストやミスチルのアルバム売り上げが予想及びプロモーション
投下費用と比較してあまり伸びていないと思われますので、昨年度のようなウハウハ
状況でもないでしょう。いつ腹を括るのかな。


で、
CCCD導入に賛成した音楽家の中には、こういう「義憤」を持ったからという人もいたんだろう。
彼の語っている情報が誰からもたらされたのかは知らないけど、でもそれは
そのままアウトプットされると、結局こんなに滑稽にしか写らなくて。
かっこいい音楽をやる人が無様に見えるのが一番悲しいです。
そして彼の言うことが道理として通るのだとすれば、我々はもちろんきっと彼もやっていたはずの
「友達からレコードを借りてカセットに録音して聴く」行為は、カセットが衰退してMDも下降線の今、
何を代替にすればいいんだろう。だって音楽を聴いて大人になった彼が、それを否定しているんだよ。


■11/27

土曜の晩、高円寺でやすしーずを観ました。2度目なんですがやはり素晴らしい。素晴らしすぎる。
MCで、2月で一旦お休みに入るみたいなことを言っていたので、今のうちです。
12/4に岐阜CASPER、16日に名古屋CLUB ZION、18日三宿Web、22日は新宿ロフト。


「青春アミーゴ」が今週の集計で945,000枚。集計期間ギリで今年唯一のミリオンになりそうです。
結局ケツメイシの「さくら」とミスチルの「四次元」は95万枚を前にして完全に足が止まりましたが、
「青春アミーゴ」、3週目だけで17万枚出ているということなので。来週間違いないですね。
NEWS需要、KAT-TUN需要、主題歌需要、「ファンタスティポ」的お祭り(カラオケやクラブ)需要と、
相当に重ねられた需要の上に、また日テレがこれでもかとKAT-TUNを押していますから、
そもそものファン層が急激に拡大しているその上に乗っかったんだろうなあ、と。

で、アルバムの方はもうオレンジレンジが18位まで落ちて848,000枚。もうミリオン無理っす。
ただ、すごく解せないのは、前のアルバムを買って今回買わなかった150万人の可処分所得はその分
どこに回っているのかということなんですよ。取って変わるような大きな代替物が見当たらないのです。
ファンサイト見ていると、別にアンチが積極的に乗り込んできているわけではないのに、
大塚愛だのモー娘。と付き合ったのどうだとか、例の盗作がどうだとか、「ネガティブ」な
会話が「ファン」の間で普通になされていることに大変驚いたことがあったのですが、
もしかしたらお金の問題ではなく、そういう部分が徐々に効いていたのかもしれないなあ。


■11/25

山下毅雄氏逝去。これを機にっつったら猛烈に失礼なんだろうけど、
代表曲をコンパイルした盤が出ることを切に願います。


日本人のカバー曲集をアップしてみました。今の段階で1100曲弱くらいあると思います。
どうしても1000はクリアしてから始めたかったので。

無論まだまだガスガスです。
トリビュート盤だけでもレベッカやニューロティカやTHE RYDERSのがあるし、
サザンの外国人によるカバー集とかもまだまとめておりません。
まあそこらは改めてまたぼちぼち足してまいります。

とりあえず基準はYMOまたは田原俊彦&松田聖子以降。
いやさ、その前まで入れると、美空ひばりとか坂本九とか山口百恵とかとんでもないわけで。
自分が楽しく続けていける線がそこということでひとつ。
ただ、YMOの単品は悩みました。坂本龍一ならありかなあ、とかいろいろ考えましたが、
YMOはありでもソロはなしということにしました。細野基準で考えたら落としどころはそこかな、と。

ぼちぼちネタとかよろしくどうぞです。


■11/23

予定は未定。まだ終わりません。※主な理由:夫婦喧嘩


NEW ORDERが、ごく普通にCMソングに使われていることに対するそこはかとない違和感。
リンクしようと思ったらCMムービー置いてねえ。日産セレナだよ馬鹿。


■11/22

ウォークマンSONY BMGNHKも、あんまり突っ込みどころが多すぎて逆に困っています。
でも、「紅白常連の美川憲一(59)の曲が入らなかったりと、不可解なことも多い」
いや、これは全然不可解じゃないと思います。


有頂天 ナゴムコレクション
「土俵王子」のA面4曲はアーティスト(=ケラ)の意向で未収録だそうです。
そこで、92年CD再発の際の「土俵王子」のブックレット中面に記されている、ケラの文章を抜粋。

>>一時はアナログ盤の追加プレスでさえかたくなに拒んでいたこのアルバムも、ついにCD化されるに到った。
>>アナログの追加の時にすでにふっ切れていたのだが、それまで私が何年もの間このアルバムを
>>ターンテーブルにのせることをしなかったのは、お聴き頂いてわかる通り、我々があまりに若く、
>>あまりに無防備で、あまりにコミカルでストレートだからである。
>>要するに恥ずかしかったのよ、若気のいたりを他人に聴かせるのが。
>>でも今は全然平気。こうしていい音で聴いてみるとアナログ盤よりもさらにあからさまだが、
>>可愛いもんである。
(後略)

ぜんぜんふっ切れてないじゃん! 平気じゃないじゃん! 嘘つき!嘘つき!


■11/20

金曜の晩、俺夜の行きがけにハチ公口の方を覗いてみたら、
本当にソニーダンサーズがすごい勢いで踊っていました。
あんまり誰も見ていませんでした。切なくなりました。

フランツがBGMになってるCMも、よく見たら6GBのを押しているんですね。20GB完全スルー。
サイトの方もいつの間にか6GBが主役になってるし。
2か月前は20GBをフラッグシップとして押していたはずなのですが。
大容量部門については勝ち目がないと判断したのでしょう。

今日は立川のビックカメラに行ってみたら、前までは各社のが並んでいた
1階の「デジタルプレイヤーコーナー」が完全に「iPodコーナー」になっていて、
他のメーカーは2階に移動していました。ソニーの新製品も含めて全部。

そして実際問題としてアマゾンのランキング。11/20現在、型落ちの在庫処分品に負けています。

以上、事実関係。なんかすごい勢いで迷走しております。ここまでくると悲しくなってくる。
中高生の頃の、あんなにかっこよくて憧れだった「ウォークマン」は一体どこにいったんだろう。


何とか今日中にと思っていたのですが、土曜に寝込んでいたので日本人カバーコーナーがまだ出せない。
現在23日アップ予定。
今日もかなり頑張って作業していたので他のコーナーも手が回らず。ごめん。


■11/17

みのもんた!みのもんた!みのもんた!
驚いた。まさかそこまでおもねるとは。でもすごいぞNHK。
その覚悟が過去にできなかったからこその今までだから。ここまで腹を括ればあとは何でもできるじゃないか。
当然途中で1000万円賭けてクイズやって健康食品も紹介してくれ。大丈夫。インスパイヤだから。

やっぱりHGと、細木和子も連れてきて喧嘩させるべきだ。無理やり占わせてHGに新しい芸名をつけよう。
あと内村も呼んで、北島三郎と和田アキ子を出してきて芸名の改称を賭けての紅白対抗旗揚げゲーム。
もちろん新しい芸名も細木和子に考えてもらうの。モンキッキー並みのを。もうみんなすごい必死。

実際、過去のしがらみを断ち切るのが無理な以上「出演歌手を変えずに圧倒的に雰囲気を変える」ためには、
バランスを「8時だよ!全員集合」か「カックラキン」並みの「ネタが主・歌が従」にするくらいの覚悟で
バラエティ化していかない限り無理だからね。とことんまで行け。応援する。

でも、せっかく感動していたのにこんな話が。ユーミンが出てくれるからといって万博の歌を歌わせた時点で、
アンケート結果も今年のコンセプトも根底から全部覆っちゃうんですけど。もう駄目だ。濃いだけだ。


そしてソニーはこんな煮え切らないプロモーション。
あとこれ、悔しいのはわかるけど、完全に製品を製造して、発表直後に発売を開始した方と、
偉い人が上下を間違えるくらいの慌てっぷりで、無理やり2か月後の発売を発表した方と、
どっちの情報がどっちに漏れたかくらいはわかりますので。


SONY BMGは遂に回収。本当に騒ぎになるまでは心底大丈夫だと思っていたんだね。
ある意味すごいと思った。


では明日渋谷softで。


■11/15

今日の帝国ホテルの披露宴。
新郎の友人か誰かで、酔った勢いでチン毛に火をつけるような勇者はいなかったんだろうか。


本当にオリコンはいろんな「初」を見つけてくるなあ。
で、「野ブタ。」の山ぴーは、すごく普通に毎週出演しているのにいつまで「特別出演」なんでしょうか。
ここらへん当然政治的な理由による何かなんでしょうが、全く意味がわからない。


あとこれ。相変わらず東芝のセンスがどうにも救いようがないという部分はさておき、
問題発言はここ。「将来国内で配信開始が予定される定額制配信にも対応できる」
当然本格的に対応するにはファームウェアのアップデートか何かがいるのでしょうが、
でも言い切っているということは、既に水面下では仕様がほぼ決まってるということですよ。


もういっこ。告知。
11/18(金)の20:00からは4ヶ月ぶりの「俺夜」です。渋谷soft。

20:00 20:45 matsu1(from NY)
20:45 21:15 Cherry8
21:15 21:45 ann4
21:45 22:15 R-taro
22:15 22:45 [LIVE] May Fly Parachute
22:45 23:15 teva
23:15 23:45 Kay-G(a.k.a O-mae)
23:45 24:15 cottan
24:15 24:45 TTM
24:45 25:15 kaxtupe
25:15 25:45 -Brake Time -(ゲスト有り)
25:45 26:15 mako2
26:15 26:45 O.D.A.
26:45 27:15 HAYAKAWA
27:15 27:45 yuza
27:45 28:15 編集長。(CONTINUE)
28:15 29:00 -Back to Back-(1曲飛び入り可)

ニューヨーク帰りあり、現役スチュワーデスあり、ライブあり、喋りありで朝まで。
もしよろしければ。つうか開始時間に俺が間に合うかが大問題。


■11/14

HARD-Fiを観にLIQUID ROOM行って来ました。
あそこまであからさまに演者の方が盛り上がってるライブは、去年のフジロックのJamie Cullum以来だな。
でもなんかこっちも嬉しくなるね。


で、結局えらいことになっているSONY BMGのコピーコントロール
やったことの具体的な内容は違うとはいえ、日本でエイベックスや東芝やソニーがやっちゃったこと、
優先事項の決定やその他もろもろの思考の流れを、SONY BMGがまんまトレースした感ありありです。
まったくどこもかしこも考えること同じかよ。

そもそも日本やEUで採用されたCDS方式のCCCDをアメリカが回避した理由は「そんな強引な技術だと
訴訟になる」ので、という話もあるわけですが、むしろ手が込んでいる分こっちの方がむしろタチが悪い。
案の定ドツボ。さっそく訴訟。CDS形式のCCCDをスルーした意味がさっぱりわかりません。
つうか、これで行けると判断した人間にすごく話が聞きたい。

きっと法務あたりが「法的に問題ない」みたいな見解出しちゃったんだろうな。
で、今のいわゆる「法律」的には問題ないというだけで、ソフトウェア業界の常識とか
ルールをろくに理解もせずに押し込んだんじゃないかなあ、と思っているわけですが。
少なくとも「ほとんどの人はrootkitとは何かを知らないのだから、気に掛けたりしないのではないか」という
SONY BMGの言い分は、昭和30年代当時は「合法」な着色料使ってチクロ菓子作ってたのと同じノリですね。
21世紀のグローバル企業が昭和の町工場と同じ気持ち。
その時点でもうだいぶダメです。

とりあえず、向こうに都合のいいプレイヤーを許諾も取らずに勝手にインストールしてくる段階で論外。
あんまし馬鹿にするんじゃないわよ、もう。


■11/13

なんかアレなのでどうもご無沙汰。
11日の"Teenage Of The Year"はすごかった。MAGUMI本人に「パヤパヤ」回されてみろ。死ぬぞ。
あと、やすしーずはマジでやばいっす。演奏うまくてでも横山やすし。
26日にもう一度見に行きます。高円寺ライナー。
それと、邦楽カバーはまだ公開に至らず。もうちょい。


ミス・ヤンマガで「つんく♂賞」を獲っていた眼鏡っ娘、時東あみがCDデビュー
最近はこの手のグラビアアイドルがCD出しても驚きはないわけですが、このジャケはあからさまにやりすぎだ。
あと、石丸電気のみで先行発売というのも、あまりにもターゲッティングが的確すぎて笑える。
ていうか、一連の流れでの開催ですね、このイベントも。
「第四回!時東ぁみの秋葉原メガネ祭り」って書いてあるから。
カバー曲が入っているから買います。カバー曲が入っているからです。

ただし、これよりも何よりも気になるのはCD発売情報の下の「つんく♂37th Anniversaryジグソーパズル」。
1000ピースで出来上がりサイズが750×500mm。でかい。これ写真の通りの絵柄なんだろうか。
もしこれ作ってる最中に家族に部屋に踏み込まれたら、その時点でいろいろと大切なものがなくなるね。


■11/07

DoCoMo→タワー。
何か大きなビジネスになりそうな気はするね。
つうか、一番DoCoMoが欲しかったのは、各レコード会社とのコネクションではないかと。
大口の小売を握れば物を言ったときの各社への影響度がまるで違いますから。
「着うたフル」的なものを作るためとかの小さな範囲ではなく、携帯ビジネス界に
Amazon的な存在を作るための野望、その第一歩として捉えた方がよいのではないかと。

定額制で巨大なファイルをみんなにがんがんダウンロードしまくられることは、
インフラ的に割に合うはずがありませんから、この先進むべき方向性として、
1曲ダウンロードの次にアルバム一括ダウンロードが来ることは考えられません。

とすれば、たとえば着メロの試聴のような形で実際の音源を試聴しまくれるみたいな、
携帯サイトに敷居の低いパッケージ販売窓口を作るという方向は、利ざやを稼ぐと
いう意味では大正解。さらに、パッケージを買ったら着うたが特典に付いてきます、
みたいな形にすれば、今の状況だとインセンティブとしては相当に強力です。

パッケージ販売を維持し、かつ携帯ビジネスとして成立するという双方にメリットがある、
そういう施策を実現すべく、そこらへん業界のしがらみを自由に近い形で動き回るために
タワーを買収するということは、DoCoMoにとって決して損はしないと思うわけです。

番号ポータビリティについては、実はさほど大きな影響はないんじゃないかと思っている
わけですが(理由:電話番号は変わらなくてもメルアドは変えなきゃいけないから)、
それでも新規参入組との戦いもありますし、いずれ料金値下げの消耗戦に突入することは必至。
だとすれば、パケ代や通話料に頼らない利益構造をとっとと構築した方が勝ちなわけですね。

まあ結論としては、現在自分が使用中のVodafoneは、どう考えても勝ち目はないということで。
乗り換えようかな、マジで。


■11/06

それほど思い入れがないつもりでいたのですが、意外に本田美奈子の訃報でけっこう脱力しています。
自分でも驚いています。


で、いまいち気の利いたことも思いつかないので告知と言い訳で。
10月末までに新コーナー、と言っていたのですがもうちょいかかりそうです。来週末までには形にできそうです。
「Cover Songs」のメニューの下の方見ていただければわかると思うのですが、
「カバー曲データベース」の日本版を始めようかと思いまして。これまでも洋楽と同じくらい集めてはいますし、
最近は現場でもJ-POPカバーを回す方が多くなっていますし、せっかくだからやってみようかと。
(リンク先はまだ未開通です)

ルールはいろいろと考えながらやっておりますが、相変わらず「80年代以降」を基準に。
洋楽の場合、「パンク以降」を基本にしつつ、「テクノポップ関連のみ例外」としています。
邦楽の場合は「YMO以降」をひとつの基本で。戦後歌謡とかフォークとかGSとかまで入れるとキツイですし。

あとは以下をルールとして明文化してみました。

・あるアーティストAが別のアーティストBに提供した曲の場合、Bの曲とします。
・ただし、その後にアーティストAがセルフカバーとして発表した結果、
 現在Aの方が明らかに知名度がある場合にはAの曲と判断します。
 (例…竹内まりやが中森明菜のアルバム用楽曲として提供した後に自ら歌ってヒットした「駅」とか)
・カバー曲の方が有名な場合でも、元曲の方を優先します。
 (例…「涙そうそう」は夏川りみではなくBEGINで扱うとか)

開設したらまた情報の提供とかお待ちしています。
って、メールになかなかお返事できないですいませんすいません。


あと、11/18(金)に久々に「俺夜」やります。20:00から夜明けまで。
こちらもよろしくどうぞ。


■11/05

凄いもの見つけた。買おうか。どうしようか。
4年前に出ていたんだよ。世の中って、まだまだ知らないことだらけだ。


BS1で「どうする紅白歌合戦」というディベートをやっていた。10/30の再放送のようですが。
NHKの責任者曰く「スキウタのアンケート結果をこれからどう反映するか頭を悩ませている」。


え?


募集開始前は「このリストをもとにして」という物言いだったのが、中間集計が出て
J-POP勢が上位を占めた途端「選考の参考として」とトーンダウンしていたわけですが、
この期に及んでまだ最終的な反映の方法を決めていないということを公言してしまいました。

で、「ハガキの集票はこれからなので、最終順位が大きく変わる可能性がある」ということも言っていました。
こんなエクスキューズと、早くもサイト上からは中間集計のランキングを撤収していることから察するに、
まあこれからいろいろと政治的な駆け引きのうえで最終結果が発表されるのでしょう。

でもNHKの現場も可哀想だ。
もはや国民的流行歌が1年に1曲あるかないかという時代に、しかも演歌勢・J-POP勢
双方の政治的メリットまで考慮しつつ、昨年以上の高視聴率を求められる。

さらに時代の趨勢から、それをやったら何しても結果が偏ることがわかっているにも
かかわらず、それでもネットと携帯での投票受付を行わざるを得ず。

結局今年は例年以上の泥縄になりそうです。
その結果、また旗揚げとか芸人のネタ入り応援合戦とかやってたら、むしろ笑うし応援する。
とりあえず、レイザーラモンHGのゲスト出演が決まったら、その段階で「連年通り」という判断でOKかと。


■11/03

くさなぎつよしの毛が最近、確実に増えていることに気付いたよ。


■11/01

栗山千明の仕事の選ばなさっぷりは、もはや竹中直人の域に近づきつつあると思う。


この記事の重要なポイントは「女性(31)」のところですよ。
そんなことをしたくなっちゃうくらい魅力的な人なのでしょう。まだまだ当分現役でいける。
小娘なんかに負けるな。頑張れ。心から。


■10/30

die TUREN / Unterwegs Mit Mother Earth (Album)
渋谷のタワーで押してたのを試聴して即買い。ドイツの3人組みなのですが、これキチガイですよ。
どう表現していいものか、まだ言語化できない。なんかとんでもないことだけはわかるのですが。
ベースは80年代前後の「テクノポップ」なんですが、もう全然違う所にたどりついちゃってる感あり。
M-5の偽ファンカデリックっぷりとM-8のサビの馬鹿キャッチーさを聴いてみて、OKなら購入の方向でどうぞ。


今週のオリコンでDEF.DIVAが1位になったのを「さすがエース級を束ねたら売り上げも上がるのね」って
思ってたら全然違った。初動26000枚でした。モーニング娘。以下。
単に他にいなかったから。それだけでした。
1位の数字の最低値じゃないだろうか、これ。
あと、アルバムの方もORANGE RANGEの新譜が2週目で676,000枚。
前の"MusiQ"のときは2週目でミリオンに到達していましたし、ファーストアルバムも初動で
約700,000枚近くまで行ってみましたので、今のところ彼ら史上最低の動きなわけですよ、これ。
今年に入ってCDの売り上げは全体的に上向きになってきたと思っていたのですが、これどうなんだろうか。

今の売れ線J-POPは「曲は副次的なものに過ぎず、プロモーションこそが本体である」と思っているのですが、
ついにそんな体質の限界が来てしまったのではなのだろうか、とか思ったりする次第。


■10/28

確変継続中。


だから3戦目、藤川が打ち込まれて7回に1アウトも取れずに降板したとき、
タイガースの心が折れたのです。

そんで何これ
彼なのにいちいちまっとうなコメントばかりしているのが、とてもやるせない。
あと、彼って「MC」なんですか。


■10/25

仕事に確変がかかりました。すごい出玉です。
出血大サービス中。俺が。


で、ネタ探しの時間がないときはとりあえずエイベックス。
ちょっとサイトを見たらどこかに何かある。ありがとうエイベックス。

今日は斉藤未知。
オーディションでグランプリ獲ってその1ヶ月後にはデビューしていた斉藤未知。
確かグランプリ獲ったときにはいくつかニュースになっていたのを見たのですが、
いきなりそれ以来真夜中とスポーツ新聞以外に露出がない。
まあ、グランプリ獲ったってニュースもスポーツ新聞からなのだが。

でも番組の第1回チャンピオンです。ここから先につなげる気があれば、
それなりにきちんと売ってくるはずなのに。だが。
発表どおりひっそりとシングルは出ていたんですよ。初登場63位。翌週圏外。
エイベックスのアイドル売りの下手さがdream以上に発揮されています。

とはいえ、アイドルを売るっていうのは大変なことなんだと思います。
ピンクレディーはアメリカ行ってるふとした隙に国内人気は凋落し、
山口百恵は隙を作らずに突っ走らせたらその世界からドロップアウト。
松田聖子は自らが野心を表に出した途端に世代交代に飲み込まれ、
中森明菜は恋人との修羅場をきっかけに人気を失うことになった。
森高千里は「オバさん」の歌詞が歌詞として評価されて「目覚めた」ことで
むしろそれまでアイドルとして評価されていたポイントを失った。

アイドルはうんこしないっていうのは、もはやネタにもなりませんが、
でも生々しい人間性が表に出てきたらダメで、その絶妙なバランスの上で
成り立っているのがアイドルなんだってことは先達の例を見てもわかる。

エイベックスはそのバランス感覚に欠けているのだと思うのです。
だからこの会社の場合、一度ぽっと出して一旦いなくなってからが勝負。
そこからの成功事例だけはたくさん持っていますから。
もしかして、マジでそうするつもりじゃないんだろうか。
この斉藤未知の「力入れてなさ」加減はほとんど故意としか思えないんだよ。


■10/23

もう日本シリーズなんかどうでもいい。「野ブタ。」も録画し忘れた。
僕なんかいなくなってしまえばいいんだ。


ソニーがちょっとだけあがいてみた。まだレギュラー本体も発売前だけど。

DEF.DIVAがMoraでダウンロードできるようになってます。ついにハロプロ音源がMaxMuse一辺倒から脱出。
GeneonやキングはiTMSに流れていますが、最終的にはDRMの考え方の相違でもってパッツリと
iTMS派かMora派の2つに収束していく、という流れが少しずつ具体化してきましたね。


■10/21

お姉さん方。今年の紅白はそういうこれまでのアレじゃないんだよ。
おかみさん、あなたもですよ。

そして、NHK
そんなに世の中が紅白の勝ち負けに興味があると思っているのでしょうか。
まずその幸せ気味な基礎から見直さないと、たぶんダメだと思うよ。

あー。そういうえば「スキウタ」リストをまだきちんと見てないな。
やります。やりますよ。

明日、渋谷でお会いしましょう。
http://blog.livedoor.jp/dj_dreamfactory/


■10/19

Any Musicのことをふと思い出した。
ロボット検索メインになった新Yahooで検索してみる。・・・何枚めくっても出てこねえよ。
"Any Music"と括ったうえで検索してようやく出てきました。
つまり、運営の担当が新Yahooに対してのSEO対策をまだ一切していないということです。
まだまだ認知が何よりも大切な段階のはずなのに。本気でやる気ないなあ。

対応の新機種もまだまだ出す気ですから、これからも頑張る意志はあるようなのですが、
全体としての統率が既に末端までは及んでいないということがわかります。
どうやらこのまま流しながらフェイド・アウトしていきそうな気がするよ。


10/22にまたJ-POPを渋谷で回します。よろしくどうぞです。

■DJ夢工場 presents 「胸騒ぎの放課後」#2
2005/10/22(sat) 渋谷Edgeend
open/start 23:00〜
charge/2,000yen(2drink)

DJ:
タチザキ(romantics/DJ夢工場)
リゼネット(DJ夢工場/girls' typhoon)
O.D.A.(俺夜)
福田タケシ(8-bits)
ケンサク(teenage of the year/kitchen)
コイタ(爆音娘。/迷宮組曲)

live:
パジャマ★パーティ(ナガサワエリと仲間たち)
ナカヤママコト&トダオキト

http://blog.livedoor.jp/dj_dreamfactory/


■10/17

グリコ乳業の「クリームたっぷりプリン」のCM。
「クリームかけにきました」と言いながら男の一人所帯に上がり込んでいく岩田さゆりを見て、
きっと全国の男性諸氏は、全く同じセリフをテレビの彼女に向かって言っていることかと存じます。
男の夢、だものね。ええ。
でもね、プランナーはそこまで読んだ上であのシナリオ書いてるよ、絶対。


ことの流れ。

iTMSに「マツケンサンバIII」が登場。
 ↓
全4曲一括ダウンロードのみで1500円と言うまさに将軍価格 (パッケージは通常盤で840円)。
 ↓
カスタマレビューでみんながブチ切れ。
 ↓
チャートもさほど上がらない。
 ↓
週末になって急に1曲ずつダウンロード可能、1曲150円計600円に価格変更。
 ↓
でも結局思うようにチャート上がらず(本日72位)。 ←今このあたり

いくらなんでも1500円は設定ミスだと思うのですが。
「II」の方の値段で、こっちもそのまま出しちゃったのではないかと。
で、慌ててフォローアップとして1曲ずつのダウンロードも可能にしてみた、という流れじゃないかと予想。
アルバム(EP)一括の値段は各社でやりたい放題という、日本のみの仕組みならではの事件、ですねえ。


■10/16

いつの間にかカウンターが100万突破。
ここまでそういうキリ番とかはどうでもよかったのですが、さすがにこれは感慨深いです。
で、今新しいコンテンツをシコシコと作り中です。早ければ今月中には。
ていうか、実は100万のタイミングに間に合わそうとして失敗したのでした。


「野ブタ。をプロデュース」は、番宣ではジャニ系の2人ばかりが前に出てきていましたが、
信子役が掘北真季ということを知ったので、見てみることにしました。結論。これはかなりヤバい。

ここ最近のアイドル界では屈指の天然いじめられ顔、掘北。その彼女がまさにいじめられっ子の役。
ハマり役にも程があります。しかもかなり壮絶にいじめられます。予想以上に。
床に顔を押し付けられ、便所で水をかけられ、いじめられ顔がより一層。
ある種の属性の方は確実にイケるんじゃないですか、これ。
自分も、何か心の中に隠れていた、いけない萌えマインドが確実に揺り動かされています。
隠れていた俺が、今覚醒する・・・・・!

いじめられ顔グランプリは、グラビアアイドルまで幅を広げると、愛川ゆず季もいい勝負をすると思います。

あと、公式サイトは相変わらずジャニ系なのでアレでした。


■10/14

不謹慎なことは重々承知。でも、どうしても並べてみたかったんだ。

森進一さん死去
東山紀之さん死去


■10/13

アコムのCMを見るたびに、品川庄司と熊田曜子がどのような関係の設定なのか考えてしまい、
いつもアブノーマルな結論に達してしまいます。どうしてくれようこの気持ち。


Apple早いなあ。恐ろしい勢いだ。
これまできちんと確立されたビジネスモデルのない動画配信でございますが、っていうか、
そもそも動画プレイヤーが売れたという実績がついぞないわけで。
ある程度数が出たのって要するにPSPくらいですし。

売れない理由はある程度予想できますよね。
音楽みたく「ながら」で消費できないところ。歩きながら動画みたらダンプにはねられる。
で、iPodがこれまでの限界をブレイクスルーすることができると仮定するのであれば、
それは「iPodであること」に依るものじゃないかと思うわけです。

これまで「動画」を携帯して見るものって、これとかこれとかこれとか、それが一大目的なものしかなくて。
初めて「本格的に動画を見られるけどそれが『主』ではないもの」として世に出たのがPSP。
今回、iPodも、それまでの機能、形、価格をそのままに動画機能をONした形で出してきまして。
いちいち「新しいライフスタイルを世に問う新しいアイテムだぜ!」とか大上段に構えずに、
だいたいこれまでと同じだけど新しい機能付けてみたよ。という程度で。

ごく普通に音楽プレイヤーとして購入し、音楽を購入すべくiTMSにアクセスした人間が、
これまで通りと同じやり方で動画を買えるという、ある意味史上最強に敷居の低い形。
ので、これでいまいちだったらそもそも「携帯プレイヤーで動画を見る」ことの需要が
世の中にその程度しかないべ、という判断をしても仕方がないんじゃないかと。

先行しているPSPはUMDによる「パッケージによる長編」での、
iPodは「ダウンロードによる1曲・1話」単位での販売。現状は住み分けは図られています。
これでAppleだけが勝ったりしたら、本気でSONYはやるせない。
FF7のCG新作、70万枚売れてそのうちUMD単体は3万枚ちょい。どうなんだろうか。微妙だな。


■10/11

森光子がデビュー64年目にして初のチャートインということで。
歌手としてそこそこやっていた頃は、チャートなんてものがなかったので仕方ないのですが。
なんでも昭和16年のデビュー曲は発禁だったそうです。つっても別にちんことかまんことか言ってるわけでなく、
当時は士気を鼓舞することが流行歌の主たる目的だった中、多分に感傷的過ぎるという理由だったらしく。

で、今回の曲は竹内まりや作詞&山下達郎作曲ということで、ハイカラっぽく見えますが、
実は前にも竹内まりや作詞の曲は歌ったことがあるんです。つうか、95年のアルバムは狂ってるから。
こちらに全曲のクレジットが。

2枚組に渡ってすごいことになっています。1枚目がオリジナル、2枚目がカバーという感じですが。
ちなみにDisc-1の10曲目がシングルカットされています。秋元&筒美。
他にしても、森光子の威光を背に著名な作曲家と組みまくってやりたい放題という図式丸出し。
何を見たわけではありませんが、鉄板で秋元康自身の企画です。


■10/09

「おたく」の再定義。すごいなこれ。というか、けっこう画期的な計算ですよ。
これまでも野村総研は「おたく調査」を行ってきましたが、それまでのカテゴリは
「アニメ」「アイドル」「コミック」「ゲーム」「組立PC」の5種のみ。
今回から「AV機器」「携帯IT機器」「自動車」「旅行」「ファッション」「カメラ」「鉄道」の
7分野が追加され、「アイドル」が「芸能人」に変更になりました。

確かにシャネルに対してピン子みたいな消費行動をする場合、あれは一般層と分けるべきですし、
ペやアルフィーのファンは、消費の観点からはアイドルおたくと差別化できるような差異はないわけですし。
野村総研的にも、辻褄が合わなくなってきたのでしょうきっと。
ただ、このカテゴリ分けやテキストマイニングの項目を見ているといろんな疑問がわいてくる。

1)
「自動車」カテゴリに入るおたくは、松任谷(旦那)ノリの人たちだけなのか、
稼いだお金を全部電飾とペインティングに費やすデコトラさんもそうなのか。

2)
「古書」カテゴリが入っていないということは、野村総研は荒俣宏をおたくと認めないのか。

3)
「旅系」の括りには、どう考えてもバスマニアは入りそうにないのですが、どうするのか。

4)
概ね余暇を全て「中古レコードを掘るための旅行」に費やしている俺はどのあたりに入るのか。

瑣末ですか。そうですか。

でも、こういう計算に際しての再定義が必要になるということは、つまるところ
言葉としての「おたく」は、個々人の解釈によって大変に悠意的に使われる、
とても便利な言葉になったということなんじゃなかろうかと。
たぶん俺らのレベルで「おたく」を定義するという行為は、
もう全く無意味なんだろうなあ、という気持ちになって終了。


■10/07

いやあすごいぞ。雑誌「旅」のリニューアル。
つい1年ちょっと前まではSLとかローカル線とか18きっぷとかだったのが、
JTB→新潮社への版元変更を経て、今月号から「女性誌」になりました。
新装第1号はパリ特集。ヴィトンの特集もあるよ。

もうすごい。完膚なきまでに徹底して女性誌です。
先月までの読者をここまで置いてけぼりにしたリニューアルを見たことがありません。
「宝島」を完全に超えました。

次号はロンドンとエルメスの特集だよ。
確かにそうやっていけば2〜3年分の特集テーマはすぐに立つな。
雑誌自体がもてば、の話ですが。ええ。


■10/06

宇多田のシングルが初動で8万枚しか動いておりません。
1曲入りシングルで660円。DVD付きで1320円。Mora等では200円、iTMSなんか旧譜より安い150円。

(松)完全に「アルバムアーティスト」的立ち位置になった
(竹)すごい勢いでダウンロードの方に流れた
(梅)アメリカに長い間遊びに行っている間に旬が過ぎた

さて、どれでしょう。


TBSがすごい必死だ。
でも感謝のTELは1件だよ。

前の石原さとみのが、第1話16.5%、第2話12.2%、第3話13.9%。
これでもけっこうヤバイという話だったのに、今回は1話から11%台でしたから。
しかも前回「3週連続放送」でコケたから「3日連続放送」にしてみたのですが、
1日目からこの数字だと、むしろこっちの方がダメージでかいよきっと。
もうこの先やりきれねえ感じで。第3弾の深田恭子の立場は。どうするホリプロ。
差し替えた気持ちはわかるが。大金かけて最後まで動いちゃってるだけに。
3人の中では綾瀬はるかがいちばん好きなんだけどな。理由:おっぱいが大きいから。

でも、そもそも「赤い」シリーズの基本プロットは、ことごとく韓流に流用されてますから、
30年前あのストーリーに酔っていた女子中高生たちは現在ペに夢中。

このブチ抜き再放送が元の「セカンド・チャンス」「水戸黄門」より視聴率悪かったらおもしろいな。
というか、けっこうその可能性は高いような気がするぞ。


■10/04

BBSで教えてもらった「米酒」の図形商標登録のフェイントとか、
殺人予告の1件は「avex社のグループ会社の会員回線」ということとか、
この文言が出てからavex側がようやく警察に相談に行ったとか、
もう面白くてたまらない。こんな二重三重のトラップの応酬、映画並みじゃないか。
食うか食われるか。なんか本気でドキドキしています。
きっとまだエイベックスには何かある。最後は社長が暴れながら巨大化すると思うな。


あらやだ、こんな携帯が。

●ATRAC3/ATRAC3plus/MP3/AAC 対応
●1GBメモリ搭載
●楽曲再生時には約20時間の連続駆動が可能

これまでに出た「音楽携帯」に比べるとえげつないくらいのスペック向上でございます。
Mora楽曲のDRMにも対応していて、今できる範囲での最大限に近いところまで実現してますね。

でもこれが売れたとして、モバHO!やMoraへの顧客囲い込みは可能だろうけど、DoCoMoはどうなんだろう。
DoCoMoにはまだ「着うたフル」的なサービスないから、こういう方式を取り入れてしまったら、
Mora価格がDoCoMo携帯の「基本」になってしまいますぜ。
今後、携帯で完結するサービスを始めたくても、1曲420円で売ったりできないんですぜ。

VodafoneはJ-Phone時代に写メールで当てましたが、このサービスの前提は「添付して送る」ことにあります。
でかい容量を送らせてパケ代を稼ぐところに、携帯の機能としてカメラを付ける意味があったわけですね。
ところが画素数競争に突入して外部メモリー搭載によってその意味が薄れたり、
スタンドアローンのテレビ機能付けたりとか、携帯としての通信費を稼げない
サービスばっかり拡充しているうちに方向性見失ったというのがVodafoneの現状。

DoCoMoは音楽機能においてVodafoneの轍を踏んでいるような気がするのですよ、これ。
携帯としてのビジネス上の旨みがまるでない。ただ機能付けただけですもの。

その点、auはものすごくはっきりしていてわかりやすい。
ある意味auの特徴でもあるGPS機能は鬼のようにパケ代を消費するサービスだし、
テレビやラジオ機能についても、 楽曲情報・番組情報を同時受信するサービスを付加したり、
楽曲販売に結び付けたり、 きちんとパケ代徴収や他の課金サービスの活用促進につながっています。

したがいまして、今回の新機種が受け入れられたらDoCoMoはかえってやばいんちゃうの、
というのが今回の感想。

ただ、DoCoMoの端末って「本流」と「傍流」がものすごくはっきりしていて、この端末はまさに「傍流」。
カメラ32万画素とかiアプリ非対応とか、基本性能がアレなので。
DoCoMoのコンセプトモデルは概ね全部そうですが。
やっぱDoCoMoとしても本当は901iS売りたいんだよね、きっと。
だから、あんまし売れないと思う。結論以上。


でも定額制の拡大に伴って「パケ代を稼ぐ」方向性はここ最近
意義が弱まりつつあるので、もしかしたらその先まで見てってこと?
でも、先には何があるんだ。


■10/02

夕べの夢。
佐藤寛子にインタビューしている俺。彼女は襟ぐりの広く開いたセーターを着ているのだが、
その胸元には微妙に、でも明らかに胸毛が生えていて、俺は別の意味で目のやり場に困っている。


またこんなカバー曲を見つけた。

虎党ジュリー「六甲おろし」をカバー

これ、あれだよ。プラチナディスク風のケースに入ってたやつだ。
こん畜生、曲名変えてるから気付かなかったじゃないか。
残ってるかな。あった。アフェリエイトを仕込んでおいたのでよろしくね。

   

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