医学ジャーナリスト 新井史子
日本女子大学食物学科のグエン教授は「コーヒーの抗変異原性のメカニズムについて」と題した研究発表をしています。
その中で活性酸素は外からのウィルスの侵入を押さえる働きがあるので、ある程度の量は必要です。
しかし、過剰になると細胞膜を参加させ、老化やガンを起こすと考えられているのです。
グエン教授が行った実験では、コーヒーの抽出液を飲むと、スーパーオキシドアニオン、ヒドロキシラジカル、過酸化水素など、
各種の活性酸素に対する強い消去作用を示すことが判りました。
普段からコーヒーを飲むことで体内の活性酸素の量のバランスが保たれること効果があると思われると言うことです。
只コーヒーの飲み過ぎは胃に負担をかけ他の食べ物の吸収を悪くしてしまうので、一日に飲む量は4,5杯までにしておくのがよいでしょう。