16:16
やがて歩道橋が近づいてきて本日の終了地点に到着

右に曲がると熊野神社の鳥居が現れる。

浜松宿は、本陣が6軒、旅籠94軒で最大の宿場町だった。

左の写真は浜松宿の中心地あたりだが空襲で昔の町並みはほとんど焼失し、今は下のような看板で案内してあるだけだ。

13:24
浜松アリーナ前を通過


だんだん市街地に近づいてきた。駅前の高層ビルもすぐそこだ.

山に近づくと、江戸の古道、明治の道、大正の道と分かれ
ている。当然江戸の古道を行くが、急な坂道だ。
今日は坂道はないだろうと思っていたので急に疲労感が出る。
幸い短い坂で何とか上る。
9:10
そこは大日堂と呼ばれ古戦場を見下ろす場所になって
おり、徳川勢の本多平八郎が武田勢を見ていたと言う場所だ。

13日目 (金谷 ⇒ 袋井)

宿場公園まで約10分歩き準備を整えて出発
8:04

15日目 (高塚 ⇒ 二川)
本日の感想その他

16:23
5分ぐらい歩いて高塚駅に到着


電車で浜松に戻り予約していた」駅の近くのホテルに向かった。

総時間(休憩含む) 8時間37分
歩行時間 7時間03分
歩行距離(概算) 28.5Km
この区間の歩数 42,230歩
この日の総歩数 45,845歩

14:25〜14:57
上の看板の横にあるビルにスターバックスがあったので、
休憩する。

すでに3万5千歩あまり歩いているが今日は次の駅の高塚まで
行く予定なので、がんばって歩き出した。

途中あまり見所はない。
東海道線、新幹線の下をくぐりひたすら歩く

15:36
二つ御堂通過
  道の北側のお堂(阿弥陀如来)と南側のお堂(薬師如来)
  が向かい合わせに立っている

13:53
浜松東警察署(馬込一里塚跡)を通過し道は更に広くなる。

交差点でふと信号を見ると「松江」と言う交差点だ。
 (我がふるさとと同じ地名だ)

天竜川を渡ると、国道から離れて静かな通りになる。
するとうなぎ屋の看板が眼に入る(道路右側建物の上)

店の雰囲気もいいのでお昼にしようかと思ったが、今晩
援軍のMさんが来るのでうなぎは夜にすることにした。



そのまま進むと少しずつ車、人通りが増えてきた。


やっと居酒屋があり昼定食で昼食とする
12:45〜13:08

そのままどんどん進むと、信号があり道は右のほうへ反れるが、
東海道は直進の細い道を行く。
天竜川はもうすぐだ。

11:39
長森の立場に到着
  立場とは宿場間の道中に休憩所として集落があったところ。
  
「長森のかうやく」
ここでは切り傷、あかぎれに効く膏薬を作っていた。

ここから右折し北のほう(上流)へ進むと広い交差点に出た

10:46
見附宿から約30分歩いて昨晩泊まった磐田駅の近くに
到着した。歩道の路面にはジュビロ磐田の選手の足型
プレートが埋めてある。(古賀琢磨)



駅の手間へで、右折し浜松方面へ進む。


しばらく細い道を進み、昔の国道1号線と思われる道に
合流する。

明治8年に立てられた旧見附小学校
(日本最古の洋風木造建築校舎)

10:13
見附宿に入る

すぐに住宅街になる。下り坂はないので、台地のような
地形だろう。




このまま道なりに進み、少し下って再び上り坂になり
車の多い国道一号線に合流する。

松並木の道になり、車もほとんど通らない静かな道で
ほっとする。前の方に小山がありそちらの方向へ進んでいく。

8:36
スタートしてから約30分で木原一里塚(61番目)に着いた。
復元されたものではあるが、きちんと土盛してあり、立派なもの
だった。

又々「どまん中」
昨日は東小学校であったが今日は西小学校
正式には袋井市立袋井西小学校

7時過ぎにホテルで朝食を摂り、7時37分の電車で袋井に向かう。7時46分に袋井駅に到着
寒いが天気は良い。

前の区間へ
次の区間へ

「広重 浜松(冬枯図)

・今日はあまり見所はなかった。(見附、浜松とも跡地だけ)
・天竜川の橋は歩道があり快適だったが、数年前まで歩道がなく歩いて渡るには大変だったとの事。
・浜松はさすが都会雰囲気を持った町だった。
・足の裏に靴擦れのような感触が出てきた。
・明日一緒に歩くMさんが19:30に到着し一杯飲み最後にうな重で〆(しめ)。

駅前の高層ビルを横に見て浜松宿跡へ入っていく。

昨日小夜の中山峠から遠くに見えていたビルだ。

たけのこの道楽Topへ

しばらく行き、袋井市と磐田市の境を通過。昔の1号線と
思われる道を進む。再度橋を渡り、横のわき道へ入っていく

ずっとこんな道が続く。

16時近くになると西日が正面から差してまぶしい

「広重 見附(天竜川図)

このあたりは武田軍勢と徳川軍勢が戦ったところで木原畷という

2010年1月19日(火)

11:47
天竜川橋の近くまで来た。
昔は橋なんかないので、当然「渡し」に乗ることになる。
渡船場は約1.2Kmもっと上流にあるのだが、ここはパス
する事にした。

ここには3本の橋が架かっている。
一番下流側が昭和8年に出来た橋で、片道1車線(歩道なし)
真ん中の橋が4車線の下り専用の橋で歩道が付いている
上流側が4車線の上り専用の橋



真ん中の橋が出来たのが2006年秋ごろなので、それ以前は
歩いてこの橋を渡るには大変だったらしい。
他の人の東海道歩きの記録を見ると、下流の橋を恐る恐る
渡ったとか、上流側の橋の路側帯(1mぐらい)を歩いた、
タクシーを呼んで橋を渡ったなどさまざまだ。

しばらく歩いていくと川井と言う交差点に着いた。
なんとなく左方向ではないかと思ったが、昨日の事もあり、
不安になり、たまたま消防署の前だったので道を確認したら
直進すればよいとのことだった。

東海道五十三次歩き旅(14日目)

i今は安心して渡れる。

大井川と同様長い橋で、10分余りかかった

左側の端が古い橋

12:06
橋を渡り浜松市に入る

11:15
宮之一色秋葉常夜灯
  (むき出しの灯篭ではなく風除けの囲いががしてあり
   上部の格子の隙間から明かりが見える様になっている
   又軒下には竜の彫り物があり立派なものだった))

見附宿の面影を残す建物はない。
これぐらいしかなかった
(旧見附宿脇本陣三河屋大三河屋門)
昔は本陣が2軒、脇本陣1軒、旅籠56軒あったという。
又西から来て初めて富士山が見える場所だったらしい。

国道に出て歩道橋を渡るときに
「遠州鈴が森刑場跡」が見える





ここからすぐの交差点にマクドナルドがあったので
コーヒータイムとする。
9:35〜10:07




この交差点から国道とはなれ、住宅街を進み急な下り坂を
下る。
10:07
阿多古山一里塚跡があり見附宿はすぐそこだ。

食料品店のシャッター

こういう絵は朝早く通らないと見ることが出来ない。

( 袋井〜高塚 )