東海道五十三次歩き旅(8日目)
( 富士~由比 )

<番外編>

前回と同様大船発6:04発の電車で出発。この電車は特急用の車両を使っているため快適である事と、
静岡行きなので乗り換えなくても目的地まで行けるので便利だ。富士駅に7:58着。本日は家内も同行。
富士駅から商店街を約十分ほど歩いて前回の続き地点に行く。

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8:17
本日の行程開始
しばらくは町の中を歩く。水路にはきれいな水が流れている。
見つけたコンビニでパンなどを購入。

8:57
富士川の渡し船の乗り場跡に到着。
家を出てからすでに3時間以上経っているので、先ほど買った
パンを食べる。

三島下車の目的は「うなぎ」
      三島にはうなぎやさんが多い。
三島広小路駅の近くにある「桜家」を目指す。
前回店の前を通ったが、朝なので当然開店前であり食べる
ことはできなかった。
(前回レポート「時の鐘」のすぐそば)

「うな丼」を注文、結構な値段ではあったがたまにはよいか・・・


再び三島駅に戻り 大船 19:28着

「広重 由比(薩多嶺)」

次の区間へ
9日目 (由比 ⇒ 草薙)
前の区間へ
7日目 (三島 ⇒ 富士)
本日の感想その他
・前回のコースと違い飽きない道中だった
・「栗の粉餅」はほんの一寸のタイミングで買うことができた。(運が良かった)
・相変わらずの真夏の晴天で暑い一日だった。
・青春18切符は便利だ。どこで乗っても降りてもOK。年中販売してほしい

蒲原の町は静かな通りでこんな家がいくつもある。

11時近くになり空腹になってきたので、食事をするところを
探すが静かな通りなので何もない。

蒲原の町並みを出たところにレストラン発見

980円のランチでサラダ、ドリンクフリー。しっかりとした昼食
となった。

・総時間は広重美術館内含み、由比駅までの時間
・総歩数は三島(番外編)も含む

総時間(休憩含む) 7時間8分
歩行時間 4時間5分
歩行距離(概算) 15.3Km
この区間の歩数 22,162歩
この日の総歩数 32,531歩

15:25
由比駅到着

いよいよ次回は薩埵峠だ。

15:36発の電車に乗り三島で下車

以降番外編

広重美術館を出てしばらくこんな道が続く

本陣公園内にある広重美術館

広重の生い立ち、版画の紹介などの展示がある。

広重の東海道五十三次も保永堂版、隷書版、行書版
があることを知る。


約2時間ゆっくりと見学。

12:49

由比本陣公園

この向かいには由井正雪の生家といわれる紺屋がある。

また由比には「正雪」と言う日本酒の蔵元がある。

道路にはこんな表示も

 (波の中に桜えび)

11:56
昼食休憩を終え出発
ところどころに昔の面影が残る道を歩き、由比の町に入る。


由比の町は桜えびが名産であり、いくつも桜えびを売っている
店がある。

再び歩き出し、新幹線の下の幅1mぐらいの所を通り、
東名高速は跨線橋で渡る。
(昔の東海道はいろいろな形で残されている。)

高台のほうを歩いていたが、坂を下りて蒲原宿に入る。

9:50
岩淵の一里塚(江戸から37番目)
ほぼ当時のままの状態らしい。

歩くときはこんな格好で歩いている。
首から吊るしているのは地図(リュックを下ろさなくても
良いように作ったもの)


ここの説明版に「栗の粉餅」の説明がある。
昔このあたりの名物だったと言う。

この先に売っている店があるはずだ。

これから歩くところがよくわかる案内板

(写真をクリックすると拡大)

坂を登ると岩淵の集落に出て昔の雰囲気が復元されている。
岩淵は吉原宿と蒲原宿との間にある間の宿として開かれた宿場


左写真は側溝のふた。

十分後に出発して富士川を渡る

空気が澄んでいれば富士山が見えるのだが、残念ながら
雲にかすんで見えない。(赤い橋は東名高速)

渡り終わって右手に対岸の渡し舟乗り場跡がある。

渡しの跡を見て引き返し、富士川橋付近から山のほうへ
坂道を登る。

「広重 蒲原(夜の雪)」

しばらく歩いていくと左側に小さなお菓子屋がある。
店のシャッターが半分開いている。
そっと店を覗くと店の前にいたおじさんが
「栗の粉餅? 今日はお店はお休みだけど、お餅はあるよ」
と言い、うちの中の人に言ってお休みだけど買うことができた。

お店を出たら、シャッターを閉じる音がして、おじさんはトラック
に乗って出かけていった。

家へ帰ってから食べてみたが、素朴な味でおいしかった。

2009年8月18日(火)