マフラー を交換


購入

 コンパクトのノーマルマフラーは、はっきり言って見た目も音も悪いです。見た目は黒くて短いパイプで、全然デザインされていません。音はなんだかディーゼルみたいにガラガラいってます。とりあえず見た目だけでも改善しようとアルミ製のマフラーカッターを取付けましたが、元々ちょっと下向きに付いてるのが強調されてなんだかヘナチョコになってしまいました。
 そんなとき、「BMWおたっきーず」の読者コーナーに「コンパクト用のレーシングダイナミック製マフラー売ります」との掲示を発見し、早速メールをしました。中古品ですが、3000Kmしか使用してないそうだし、格安だったのですぐに交渉成立、その方はわざわざ近くまで持ってきてくれました。手放す理由はどっかのステンのものに付け替えるからだそうです。
 レーシングダイナミックのマフラーは触媒後から交換するタイプで、メインだけでなくサブマフラーも付いているので、大変静かなんだそうです。出口は70Φ位のオーバル形状の1本出しです。
取り付け

 取付けは自分でやるのは面倒なので、持ち込みで取付けてくれそうなショップを探して何件か工賃を聞いたんですが、これがめちゃくちゃ高いんです。やっぱり外車はボラレルのかはっきりいって客をなめてるとしか思えない工賃です。これじゃせっかく安く買った甲斐が無いので、国産車の時によくお世話になったグランドスラムへ行って聞いてみると、なんと他の店の工賃の1/3の工賃です。しかもその場で取付けてくれる(マフラーは車に乗せたままでした)というで、当然お願いしました。取付けは15分位でコーヒーいっぱい飲み終わらないうちに終わってしまいました。ショップのおやじさんに他店での扱いをぼやくと「外車も国産もやること一緒なのに差別する店ってまだ結構あるんだよね」と言ってました。

取付け後の感想

 まず見た目ですが、最近は100Φクラスが当たり前なので、70Φではそれほど見た目の印象は強烈ではありません。でもノーマルよりは全然カッコイイしなんとなく上品な感じです。
 次に音ですが、アイドリングでは低音で「ボッボッボッ」って感じでなかなか良い感じです。そのまま3000rpm位までは低音質の「ボー」って感じで、そこからレッドゾーンまでは「ゴー」から「コー」へ徐々に変化して抜けが良い音がします。ただし、音質はまさにスポーツマフラーですが、音量はノーマルとほとんど変わりません。また室内には嫌なこもりもないので、黙ってれば同乗者はマフラー交換してるとは思わないでしょう。ただし、外で聞くと結構勇ましい音らいいです(妻談)。
 では性能は?3000rpm位までの低回転では、ノーマルと同等レベルのトルク感ですが、そこから一気に盛り上がる感じで吹き上がります。ノーマル時はちょうど5000rpm位の所に一瞬パワーがなくなる(加速が鈍る)ところがあったんですが、それは完全に無くなり、フラットに吹けあがります。おかげで発進時の低速域でのもたつきが気になるようになってしまいました。また、Dレンジで1速から2速へのシフトアップが、前は6300rpmで2速にアップしていたんですが、6500rpmになりました。たぶん吹け上げりが早くなったので、シフト命令からシフトするまでに勢いで回ってしまうんだと思います。こんなことでも性能向上を感じます。
 このマフラーのおかげで回すのが楽しくなり、いつでもガンガン走ってしまいますが、特に燃費に影響は出ていません。

取り付け後約9,000Km

 取り付け後約9,000Km走行しました。3,000Km使用の中古品なので総走行距離は約12,000Kmです。このくらい使用するとやはり消音材が減って来るので、多少音が大きくなりました。それでもその辺のスポーツマフラーに比べたらまだまだ静かです。感じとしてアイドリング時〜2,000rpm位の低音が強調されてきた感じです。そう言えばこの間空いた高速道路を約2時間ほど100+?0Kmで巡航して以来妙に高回転時の音の抜けが良くなって何か気持ち良いです。長時間の高負荷運転でマフラー内部のカーボンが焼け飛んだのでしょうか?
 最近ローダウンしてから、サブマフラー部のロードクリアランスが無いのでしょっちゅう擦ってしまいキズだらけになってしまいました。出口のステンレス部分は飴色に焼けてとってもいい色です。今のところ腐食や漏れも無くまだまだ現役です。

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