親知らず

親知らずの抜歯について

一般歯科

通常、親知らずがきちんと生えており、歯磨きなどのメンテナンスもできている場合は、そのままにしておいても問題ありません。
しかし、生える方向がずれたり、生えかけでとまっている親知らずには歯ブラシがとどきにくく、虫歯になったり歯周病になったりすることがあります。また、隣の歯まで歯周病になってしまうことや、反対の歯茎を傷つけてしまうことことなどもありますので、こういった場合は 「周りの歯を長く持たせるためには、抜いたほうがいいですよ」 と、抜歯を提案させていただきます。


親知らずの抜歯にはリスクが伴うことも

小児歯科

親知らずの抜歯は外科手術になります。特に、下の親知らずの場合、近くを通る神経(下歯槽神経)を損傷してしまうと、顔面や口の中に痺れが残ってしまいます。
この為、当院で下の親知らずを抜歯する際は 必ず事前にCT撮影を行い 十分に安全を確認してから抜歯を行うようにしています。


抜歯後の注意事項

インプラント

<ガーゼ>
ガーゼを咬んでいただくのは止血が目的です。20分以上しっかり咬んで、その後捨ててください。
抜歯の翌日くらいまでは、つば(唾液)に少量の血液が混じって出ますが、異常ではありません。
血が出るのを気にして何回も唾液をはいたりうがいをしたりしますと、せっかくできた血餅(かさぶたのようなもの)がはがれて再出血しますので注意してください。
ガーゼを咬んでも、血液がガーゼに吸収しきれずにあふれてくる場合は、異常出血ですのですぐにご連絡ください。

<たばこ>
抜歯後の喫煙は傷の治りを遅らせるので控えてください。
また、治りが悪く、骨がむき出しになる「ドライソケット」といわれる状態になる可能性があります。この状態と、治りが悪いだけでなく痛みも発生してしまいます。

<薬>
抜歯後は、通常痛み止めと抗菌薬を処方します。
痛み止めは痛みがおさまると飲まなくてもかまいませんが、抗菌薬は痛みがなくなっても飲みきってください。
薬疹(薬のアレルギー)がある方は、必ず事前に教えてください。
また、服薬によってアレルギーのような症状が見られた場合は、服薬を中止し、ご連絡ください。

<歯みがき>
抜歯後の歯磨きは、傷を刺激しない程度に行ってください。
口の中を清潔に保っていると治りが早いです。
過度なうがいや頻繁なうがいはお控えください。

上の歯の抜歯後
上の歯の根は上顎洞に突き抜けている場合もあります。
抜歯前にしっかりとご説明しますが、もし抜いた傷と上顎洞がつながっている、またはつながりそうな場合は、しばらく鼻をかまないように気をつけてください。

抜歯後に異常を感じたら
抜歯後2~3日は、腫れ、発熱、傷から血がにじむこと、ズキズキ痛むことがありますが、これらの症状がおさまらず続く場合は、ご連絡ください。
また、日曜日や休・祝日に症状が見られる場合は、 東広島市休日診療所 を受診してください。

                 <東広島歯科診療所> 
                082-422-5400
                    〒739-0003
                    東広島市西条町土与丸 1113番地 東広島保健医療センター内 1階