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番号6337 大兜山(オオカブトヤマ) 1,341.0m
所在地 南魚沼市(旧南魚沼郡六日町) 2.5万図「六日町」 三角点 三等三角点(点名 大兜・オオカブト) 標高差 1,045m
掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、越後百山、新潟の低山薮山
緯度 370045 経度 1385922 国土地理院
登山口 登山道なし。
山行記録 藪山ネット
2018.03.18
配水塔(0:40)→最後の堰堤(0:35)→タキ沢通過(1:35)→862mピーク(1:00)→1164mピーク付近(0:40)→山頂(0:15)→1164mピーク(0:25)→キゾウ平(0:55)→タキ沢通過(0:40)→最後の堰堤(0:50)→配水塔 昨年ネコブ山に登った時に、大兜山が兜の形に見えたので、登って見たくなり、今回、積雪期に登った。 野中集落から十二神社に向かうと配水塔があり、除雪はここまでとなっていた。 配水塔からは、雪に覆われた林道を野中沢に沿って歩いた。 雪は、締まっていて登山靴のまま歩いた。 右岸と左岸を繰り返しながら進むが、デブリは問題無く歩けた。 平坦な歩きは、最後の大きな堰堤まで続いた。 無雪期には、この付近まで車で入れるようであった。 堰堤の右側を登ってシロト沢とタキ沢の出合を目指すが、岩マークが並んでいる場所なので野中沢の左岸の斜面をトラバースして出合に向かった。 キゾウ平に向かう尾根に取り付くコースに行く場合は、この堰堤から高巻くように斜面を登っていくと良いようであった。 出合に着いてタキ沢方面に向かって対岸に渡る場所を探すと、今にも落ちそうなスノーブリッジがあったので、ここでタキ沢を通過した。 沢の通過には成功したが、登ろうとした尾根からは、離れていた場所だったので、仕方なく急斜面を登って標高600m付近の尾根を目指した。 雪が締まっていたので登れたが、雪が緩んでくると難しい斜面であった。 結果論から言うと、素直に沢を渡渉すれば良かったと思った。 標高600m付近に岩があり、ここを左側から越えると雪に覆われた登り易い尾根となった。 ここからは、真南に向かって尾根伝いに862mピーク、1164mピークを目指した。 新雪が5センチくらいあるが、潜ることなくアイゼンで登れた。 右下にキゾウ平と山頂を見ながら登ると1164mピークに近づいた。 1164mピーク手前で山頂に続く尾根に向かって登った。 全面雪に覆われた斜面を登ると山頂に着いた。 山頂尾根は思ったより広く、奥に進むと白いピークとなったので山頂とした。 雪に覆われた山頂からは、360度の展望で米山、弥彦山、八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳、ネコブ山、小沢岳、巻機山が見えた。 下山は、1164mピークまで下って、キゾウ平を目指した。 日が当たった雪は、緩んで少し埋まったが、持参したスノーシューは、使用しなかった。 雪原のキゾウ平からブナ林の819m地点に進んで北側に向かう尾根を目指した。 この尾根は、はっきりした尾根でほぼ直線的に下った。 タキ沢が急カーブしている上部の標高620m付近で方向を変えるが、ここで雪が消えて藪となっていたので間違え易いように思えた。 さらにここからタキ沢へは、雪が少なく急斜面で下りにくかった。 タキ沢に近づいたので、対岸に渡る場所を探しながら上流に進むとデブリがあり、楽に対岸に渡れた。 ここから出合を目指したが、一箇所高巻いて通過してすると朝登った場所に着いた。 ここで初めて斜面を大きく高巻いて堰堤を目指すのが良いと確信できた。 堰堤からも柔らかくなった雪の上を歩いて配水塔に戻った。 |
大兜山 | 除雪終了地点の配水塔 |
野中沢に沿って雪に覆われた林道の上を歩く | 最終堰堤 |
堰堤の左岸を上る | 野中沢左岸をタキ沢とシロト沢の出合を目指した |
タキ沢とシロト沢の出合 | 出合から100mくらい上流のタキ沢のスノーブリッジで対岸へ |
急斜面が終わると雪で覆われた尾根となった | 尾根の途中から1164mピーク、大兜山、小兜山 |
雪に覆われた斜面で山頂を目指す | 大兜山山頂 |
大兜山山頂から八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳 | 大兜山山頂からネコブ山 |
大兜山山頂から巻機山 |
キゾウ平から大兜山 | 下山途中から小兜山 |
キゾウ平からの下山路の状況 | 下山路の標高620m付近で方向を変える雪の無い尾根 |
下山路の藪の状況 | タキ沢の右岸に下山して上流側に向かって渡れる場所を探した |
デブリで覆われたタキ沢を通過した場所 |
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