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番号6229 下津川山(シモツゴウヤマ) 別名 銅倉山 1,927.6m

所在地 南魚沼市(南魚沼郡六日町)、利根郡水上町 2.5万図「奥利根湖」 三角点 二等三角点(点名 下津川山・シモツカワヤマ) 標高差 1,200m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、日本の山1003山、越後百山

緯度 365941 経度 1390300 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット

 2017.05.02〜03

 三国川ダム管理所手前駐車場(1:00)→導水管階段入口(1:30)→カヨウ峰・三角点(2:30)→桑の木山(1:15)→裏銅倉(0:15)→ネコブ山(2:10)→下津川山(2:10)→ネコブ山(0:15)→裏銅倉(1:00)→桑の木山(1:20)→カヨウ峰・三角点(1:10)→導水管階段入口(1:00)→三国川ダム管理所手前駐車場

 三国川ダム管理事務所脇でダム湖周遊道路は、通行止めとなていたのでダム管理事務所手前の駐車場に駐車した。
 他に駐車車両は、2台あったが登山者かどうかわからなかった。
 ダム湖周遊道路は、約4kmでところどころに雪があって除雪して無いので車両は通行出来ない状況となっていた。>
 十字峡トンネルを抜けると登山口となる導水管階段登り口に着いた。
 登り口に雪があるので、階段に乗るには手すりを越えて階段に降りなければならず労力を要した。
 階段は、標高差約140mで急登なので、積雪がある場合は大変なように思えた。
 導水管上部からは、急登で藪っぽい細い尾根を岩場やガレ場を登った。
 体に触れる木々はあるが登山道は細い一本尾根なので間違うことは無いようであった。
 最初は右側の雪を登り、途中から左側の雪を拾いながら登った。
 三角点のあるカヨウ峰からは、アイゼンを付けて雪の上登った。
 標高1,338mピーク付近からは、雪の広い斜面を快適に登った。
 下津川山も見えるようになり、桑ノ木山に着いた。
 桑ノ木山は奥に広く、手前のピークが桑ノ木山で奥のピークの方が標高は23mくらい高く、地塘は雪の下であった。
 瘤のように見える特徴のある山頂のネコブ山の全容を見ながらネコブ山に登った。
 途中、雪のある笹と小さな木のある斜面を登り、1ヶ所5mくらいの藪を登ったが大部分雪を使えた。
 ネコブ山も奥に細長い山頂尾根で最初のピークが裏銅倉であった。
 広い雪原を進むと瘤に見えるネコブ山山頂に着いた。
 ネコブ山山頂には山頂を示すものは無かったが360度の展望で能登半島や佐渡島も見えた。
 ネコブ山の広い雪原には、亀裂が多く走っていて雪消えが早く進んでいるように思えた。
 山頂付近の一段下がった場所にテントを設営した。
 食事の後に日本海に沈む夕日を見たが、雲一つ無く、夜間は三日月と星空であった。
 翌朝も快晴で素晴らしい日の出を楽しんでから、ゆっくり朝食を食べてから下津川山に向かった。
 ネコブ山からは、登る尾根が良く見えたが、中央部分の小さなピークは雪面が無かったので藪を覚悟で登った。
 最初はネコブ山の山頂に続く雪の斜面を下って行くと細尾根となって、5つくらいの藪のピークを登った。
 ピークには、踏み跡があり、低い木々の藪で楽に登れた。
 山頂手前のにせピークを過ぎると雪の広い斜面で下津川山に登った。
 下津川山山頂部は藪となっていたので越後沢山への縦走路側から左側から捲いて山頂に登った。
 狭い山頂の中央部に二等三角点があり、ここからも360度の展望が楽しめた。
 弥彦山、越後三山、兎岳、越後沢山、平ヶ岳、燧ヶ岳、白根山、武尊山、谷川連峰、苗場山、妙高山などたくさんの山を確認できた。
 下山は、往路をネコブ山に向かったが往路と時間は大体同じ時間であった。
 ネコブ山で昼食を食べてテントを撤収して往路を下山した。
 桑ノ木山で休憩していると巻機山まで縦走する1パーティ2名が到着して、その後に丹後山方面に縦走する単独行者とすれ違った。
 今回、会ったのは、この3名だけだった。
三国川ダム管理所手前駐車場 ダム周遊道路通行止め地点
周遊道路の積雪状況 導水管とカヨウ峰
導水管と階段登り口 導水管上部から岩場を登る
カヨウ峰への登山道の状況 最初は尾根の右側の雪面を登る
カヨウ峰の三角点 尾根の左側の雪面を登る
雪の広い斜面を登る 桑ノ木山
桑ノ木山山頂 桑ノ木山からネコブ山を目指す
左側が裏銅倉・右側の小さな点がネコブ山山頂
裏銅倉への登り 裏銅倉
ネコブ山山頂手前肩の食虫植物の湿地の一部 ネコブ山山頂
雪の無いネコブ山山頂 ネコブ山から下津川山
ネコブ山から越後三山と桑ノ木山 ネコブ山から桑ノ木山
ネコブ山の日本海に沈む夕日 丹後山と越後沢山の中間付近から登るネコブ山の朝日
ネコブ山山頂付近の亀裂 ネコブ山から下津川山を目指す
一度下ってから小さな藪のピークを登る 下津川山への途中でネコブ山を振り返って見る
細い尾根を通過する 中間地点を過ぎると雪を拾えた
下津川山近くからは、豊富な雪面を登る 下津川山山頂直下・左から捲いて頂上へ
中央に三角点のある下津川山山頂 下津川山山頂から谷川連峰と巻機山
下津川山山頂から越後駒ヶ岳、中ノ岳、兎岳、丹後山、越後沢山


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