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番号 5947 ヨモギ山(ヨモギヤマ) 989.3m
所在地 魚沼市(旧北魚沼郡湯之谷村)、南魚沼市(旧南魚沼郡大和町) 2.5万図「八海山」 三角点 三等三角点(点名 又新田・マタシンデン) 標高差 m
掲載資料 日本山名事典
緯度 370903 経度 1390130 国土地理院
登山口 登山道なし。
山行記録 藪山ネット
2009.02.22 皆川さんの記録
9時少し前荒山はずれの神社前スタート、雪は数十センチ、ここもえらく少ない。 朝は車の温度計が−3度、凍みていると思ったが雪はやわらかく、スノーシューで15〜20cmくらい潜る。 やはり、林道から高石沢沿いに入ると水の流れる所はアスファルトが出ていた。 TEは気にせず進むが俺とH君は道脇の雪を拾う。「アスファルトなんか歩いたら減るぞ」と言うがTEはこのくらいなんでもないと返してくる。 一つ目のSカーブをショートカット、この先のSカーブの急な法面が気になるがえらく雪が少なく、浅い沢も出ているほどなんで大丈夫のようである。 急斜面下の2つ目のSカーブ急登難なく通過。雪崩の心配はないが少し間隔を取る。 後は林道沿いに1キロだが、日の当たるところは雪も少しずつ重くなりラッセルがきつい。 交代しながら進むが幾分若い二人にはかなわない、と言うよりオレの体力低下か。 不動滝見晴らし付近でふり返り八海山を見ると、女人堂の屋根が光っている、えらく小屋が高い、それほど雪が少ないってことか。 車から1時間半近く掛かりようやく北西尾根取り付きである。 雪が少なく50〜70cm程度か、スノーブリッジも無く高石沢を渡渉する。2人は急登下、オレは南側端を渡り、緩斜面を行くが日当たりが良い様で雪が重い、えらく水っぽくなっている。 向こうは急登、2人は遅れると思ったら何のことはない先を歩いていた。 杉林を抜け、幾分潅木の出ている尾根を進む、バラバラと融けた雪が落ちてくる、もちろん他にトレースはない。 TEがカモシカか?と黒いものを見付け、まだ2月なのに真っ黒。熊?と目を凝らしてみるが、残念やはりカモシカであった。時々融け始めた霧氷がぱらぱらと落ちてくる。 二人は相変わらずペースが速い、尾根に出て先を行かれて以来、体力の落ちた俺にはトレースをついていくのがやっと。途中NBに呼ばれて、サブに移ると小千谷丸山との事、きついので後程ということにしてメインに戻ると、NMの柏崎からの声が聞こえ、NBとサブに移ったが、ブレイクインする余裕は無し。やがて、ブナ林の先にピーク手前が見え始めトレースを外れてみると何のことはない、ラッセルしたほうが楽であった。 出発から3時間強でピーク着。木が伸びたのか、雪が少ないのか南西の八海山の勇士に木が邪魔になる。とはいっても、展望は最高、南はカネクリ山の先にある駒、中。南西の八海。北側には守門、北東には折立又川の先に昨年行った毛猛が映える。 風も無くTEがベンチを掘り乾杯。再びNBUとつながるがトン汁が煮立っているので早めに切り上げる。 1時間半ほどの宴会も閉め下山。時々走り下りるが、段々雪が重くなり走れない。 それでもヒーヒー言った尾根を2〜30分で駆け下りた。斜面によっては黄砂で雪が汚い。林道を下り、沢沿いの大石の神様に挨拶 高石沢を離れ林道歩きがえらく長い気がする、3時頃車着。二人に感謝 しかしまだ2月、このまま冬が終わって欲しくない。3月にもう一度大雪が来ればいいんだが・・・・ |
駒ヶ岳 | 八海山 |
2001.04.14 皆川さんの記録
ヨモギ山(湯之谷村) 残雪状況 3時20分 天候 晴 車は荒山集落を過ぎた杉林手前の大きなカーブまで。車は十数台とまっている、釣客ばかりだろう。 ここは3週間前と先週TEXが、3日前に米さんが来ている。3週間前の時には新潟の人も来ていたとのこと。ほかにはあまり来ていないようだ。米さんがもうスノーシューは履けないと言うので4ヶ月履いたスノーシューも今日から置いていく。先週のTEXはスノーシューで行けたのだが今日は藪が出ていそうだ。釣客のトレースの中、高石沢林道に沿ってしばらく行くが、今年初めての壺足なんだか歩きにくい、深いところで15〜20pはもぐる。天気予報では曇りだったのに日が照ってとても暑く、半袖になる。3日前の米さんのトレースが残っている林道をあとに、杉林の尾根に取り付く。 積雪は1m前後か、所々雪が切れて歩きにくい。杉林を越えて尾根についても所々雪が切れている。せめて1週間前ならと思うが、雪が消えてる尾根には今年初めてのイワウチワが咲いていた。ちなみにこの尾根には踏み跡がある。米さんによると、郡界尾根は昔、道があったので、ここを通って行ったのではないかとの事。標高が上がるにつれて雪も切れ間がなくなり、TEXは深いところで2.4mと言う。ブナの林を快適に登る。頂上手前でTEXが南側の肩に向かう、八海山の展望は頂上よりこちらが良いとのこと。オレと佐藤さんは先に行って穴を掘ることにする。 10時10分 山頂では快晴 越後三山が目の前にせまり、最高の駒の展望台である。 米さんからどうせ掘るなら雪洞にすれば日陰が出来ると言われて来たがベンチとテーブルを掘る。そのうちに米さんが来て、3日前に南の1036m峰まで行ったと言う。先週TEXが来たときは雪の割れ方がひどかったとの事、TEXと佐藤さんと3人で向かう。 雪の全く無くなった尾根は、岩と藪の所々細い尾根だが空身で歩くには何の支障もない。やはり踏み跡も残っている。15分くらいで1036m峰着。ヨモギ山にもましてすばらしい。カネクリ・アオリの先に駒が待っていた。佐藤さんが「ここまではあまり人もこない俺達の駒だ」と胸を張る。カネクリに向かう細い尾根が切れ落ちている。 ヨモギに戻り3時間ほど宴会。するとやけに強い波で佐藤れい子さんが無線で呼んできた、手が離せないのでTEXから出てもらうが、なんと先週行った日向倉山に羽田さんと来ていた。ウッデイで落ち合うことにして13時20分下山開始。北側の906mピークをまわって下りることにする。906ピークからはヨモギとカネクリの間のキレットに中ノ岳が見えこれもすばらしい。下り始めは快適に雪の上を走ったが、途中からコンタも混んできている、だんだん雪も割れ始めピッケルと補助を出すが、補助はなくても良いくらいだった。北側に回りこんだので林道歩きが長い、15時車着。釣客の車も減っていた。 |
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