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番号5863 与作岳(ヨサクダケ) 別名 松ー高山(マツクラタカヤマ) 1,933.0m

所在地 魚沼市(旧北魚沼郡湯之谷村)、利根郡水上町 2.5万図「尾瀬ヶ原」 三角点 三等三角点(点名 景鶴山・ケイヅルサン) 標高差 m

掲載資料 日本山名事典

緯度 365741 経度 1391321 国土地理院

登山口 登山道なし。尾瀬ヶ原。

山行記録  藪山ネット

 2012.04.29〜30

鳩待峠(0:50)→山の鼻(0:40)→牛首(0:45)→竜宮小屋(0:35)→東電尾瀬橋(1:40)→与作岳(0:50)→景鶴山(0:40)→与作岳(1:00)→東電尾瀬橋(0:35)→竜宮小屋(0:45)→牛首(0:40)→山の鼻(1:00)→鳩待峠
 景鶴山は、植生保護のため入山禁止区域の山である。しかし、現在は、三百名山のため積雪期に登られている状況である。
 山小屋の人の話しでは、以前は、登山情報なども一切流さずにしていたが最近、登山者が増加しているため、対策が必要となっているとのことであった。
 そこで、山小屋組合では至仏山のように登山可能地域と期間を定めてはどうかとの意見が検討されているとのことであった。
 実際に登って見ると、どこにも入山禁止の標識は見当たらなかった。
 今回は、尾根伝いに与作岳から登るか、ケイズル沢から登るか考えたが、山小屋の主人の情報では気温が上昇しているためケイズル沢の雪の状態が悪いとの情報から尾根コースから登ることにした。
 竜宮小屋で宿泊、早朝出発、前日は百人くらいの登山者があったとのことであった。
 竜宮小屋からはヨッピ吊橋経由と東電尾瀬橋経由で尾根に取り付けるが、橋の上に板が付いている東電尾瀬橋経由とした。
 小屋から見晴らし方面に向かい、六兵衛堀を渡ってからショートカットで真っ直ぐに東電尾瀬橋に向かう。
 雪はしっかりしていてスパッツも要らない状態である。
 橋からは、目の前の北山は登らず北山の右側を真っ直ぐに進んで北山の北側の鞍部を目指して登る。
 前日の登山者のトレールがはっきり付いていた。
 ブナ林を登って尾根に取り付く。与作岳までは、緩い登りである。途中から広い尾根になるが上に向かって進むと与作岳に着いた。
 与作岳山頂は、広く、平ヶ岳、燧ヶ岳は良く見えた。
 三角錐の景鶴山を見ながら一度下る。鞍部でアイゼンを付けて頂上を目指す。
 景鶴山山頂直下の急登も積雪が多く比較的楽に登れる。
 山頂には標識が無かったので山頂尾根を奥まで進んで見る。一部薮を通過して奥の峰までいったが何も標識等は無かった。
 取り付いた尾根まで戻って360度の展望を楽しむ。山頂は狭く雪に覆われていた。
 景鶴山は、展望が良く、至仏山、平ヶ岳、燧ヶ岳の勇姿に取り囲まれて、新潟、群馬、福島の山が一望できた。
 6名のグループがケイズル沢を下っていったが、私は往路を引き返した。
 下山は、ヨッピ吊橋側に下りる予定であったが竜宮小屋に用があったため、東電尾瀬橋経由で鳩待峠に戻った。
 尾瀬ヶ原は昨日の賑わいがうそのようにすれ違う登山者は数人であった。
与作岳 鳩待峠
鳩待峠から山の鼻へ 山の鼻付近
上田代 燧ヶ岳
雪解けが進んで木道が出ている 景鶴山(左)と与作岳(右)
竜宮小屋 手すりが外されている東電尾瀬橋
北山のピークを登らず右側から裏に回る 与作岳への尾根の状況
与作岳への尾根の状況 与作岳山頂
与作岳山頂標識 与作岳から景鶴山
景鶴山への鞍部付近から与作岳 鞍部付近から景鶴山
景鶴山最後の急斜面 山頂手前の丸い岩
景鶴山山頂尾根直下 景鶴山山頂、奥は燧ヶ岳
景鶴山山頂尾根の一番高いピーク 景鶴山山頂尾根の西側奥のピーク
景鶴山山頂から尾瀬ヶ原 景鶴山山頂から至仏山
景鶴山山頂から平ヶ岳 景鶴山山頂燧ヶ岳
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