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番号 4675  猿ヶ城 (サルガジョウ)  650.9m

所在地 三条市(旧下田村)  2.5万図「栃堀」 三角点 三等三角点(点名 猿ヶ城・サルガジョウ) 標高差 m

掲載資料 日本山名事典

緯度 372736 経度 1390658 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット

 2011.04.02 山道さんの記録 猿ヶ城



 2010.03.22

 遅場(1:10)→鞍部(0:30)→猿ヶ城山頂(0:25)→鞍部(0:50)→遅場

 遅場集落に入る分岐から少し先で除雪が終点となっている。
 橋を渡り登山地点を探しながら集落に入る。
 最初の尾根から登ろうと思ったがバス停を過ぎたあたりで山側を見ると道が尾根の下側を尾根に沿って着いているのが見えた。
 雪に覆われているがこの道に沿って登ろうと神社手前の車道が広くなって場所に駐車する。
 積雪は60〜70pで少し埋まるがワカン無しとする。
 田と思われる場所から見えた道に向かって登る。
 斜面が雪で覆われているのでどこを登っても同じだが一応、道があると思われるところを登ると杉林に着いた。
 ここから杉林を登る。下山にわかったことだが、この杉林の左端を真っ直ぐに登れば良かった。
 状況がわからなかったので取りあえずピークを目掛けて尾根を外さないように登った。
 杉林を抜けると474mピークに着く。
 この付近に大きな山毛欅が3本あり、下方に石祠が祀られていた。
 ここからは、小さなアップダウンで登るが特徴が無いので同じ風景が続いた。
 雪が多く急斜面が無いのでスキーが利用できると思われた。
 途中から山頂手前の620mピークを見ながら登る。
 510mピークを過ぎると少し下るが雪の尾根が続く。
 620mピーク手前は広い斜面となるが、又尾根となって最後の一登りで山頂に着いた。
 山頂は雪が多く、東側には木々もなく、付近の山々のパノラマが楽しめたが遠くの山はガスがかかって見えなかった。
 帰路は、往路を引き返したが、杉林から車道への下山は、最短距離を取った。
集落内の雪の状況・奥の神社付近に駐車した 山に向かって左の尾根に道が見える
道の上を歩くく 大きなブナが三本あり、その脇に石祠がある
石祠 広い尾根の状況
猿ヶ城山頂 猿ヶ城山頂から芝倉山、袴腰山


 2009.03.08 青木さんの記録

遅場集落(1:10)→3本の大きなブナ(0:10)→山親父状のブナ1本(1:00)→猿ヶ城山頂(0:45)→山親父状のブナ1本(0:10)→3本の大きなブナ(0:40)→遅場集落
 三条市(旧下田村)の吉ヶ平方面の最後の集落の遅場の一番奥のバス回転場の端に車を止める。
 そこのバス案内によるとこの1月からバスは、運休中のようです。
 ここで最大積雪は、1m弱。
 吉ヶ平方面への林道を一寸進み一番傾斜の緩やかそうな所から右手の猿ヶ城方面に登る。
 カンジキで、深いところで、20センチほど潜ります。10分ほどで水田と、休耕田の混じった所にでる。
 かなりの傾斜の標高差40m程の斜面が現れる。ここも一番傾斜の緩やかそうな所を選び登る。
 尾根に到着です。杉とナラ類の混じった林です。山頂は見えません。
 この付近からウサギの足跡に混じってカモシカの足跡が混じるようになりました。
 一旦杉林の中を下り、P474を目指します。P474にてようやく山頂らしきものを確認しました。
 山頂らしき物の右には、番屋山が確認できました。なだらかなアップダウンを超えて大きな3本のブナと石の祠に到着です。
 鋸に木を切って、登山道を整備した様な所もありました。
 さらに尾根を進み次のピーク到着です。枝が出る度に切られて、何本も枝分かれしか様な山親父風な大きなブナが一本ありました。
 そこを一寸下り、尾根沿いに進みます。不思議な事に10m程の木の上の方だけ何か獣に食べられた跡のある木が何本を有ります。
 あんな高いところウサギや、カモシカじゃあるまいし不思議な光景です。
 最後にかなりの斜面を40m程登ると山頂でした。
 東側の番場山方面は、木が刈り払われ守門、番場山等が一望です。
 さらに左手側には、駒形山、矢筈、青里、粟ヶ岳、白山が見えます。積雪は、頂上付近で、2m弱と思われます。
 休憩後素直に往路を引き返します。山親父風な大きなブナが一本あるピークにて、5,6人の猟師の集団に会いました。
 一寸話をして、300m程先の尾根を沢山のサルが登っていると教えられて見てみると最初は、見えなかったが、目を凝らして見ると米粒ほどのサルが尾根を登っているのが分かりました。
 猟師の方は、数を数えてみたが、あまりに多いので、途中で、止めたと言っていました。
 この付近には、50頭ほどのサルが、いくつかのグループを作って住んでそうです。
 木の上の方だけ食べた跡は、サルだと教えて貰いました。
 コシアブラの新芽ややららかい皮を食べて木を枯らすそうです。
 関係ないけど、さすが猿ヶ城です。
 その先も素直に往路を引き返します。登りで苦労した急斜面も力ずくで下り、無事、車に到着です。


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