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番号0964 大葡萄・点名(オオブドウ) 別名 東俣山(ヒガシマタヤマ) 1,028.4m
所在地 村上市(旧岩船郡朝日村)、鶴岡市(旧朝日村) 2.5万図「鳴海山」 三角点 二等三角点(点名 大葡萄・オオブドウ) 標高差 m
掲載資料
緯度 382458 経度 1394248 国土地理院
登山口 登山道なし。点名「大葡萄」。
山行記録 藪山ネット
2014.11.05
林道駐車地点(2:30)→大葡萄山頂(2:00)→林道駐車地点 大葡萄は、新潟と山形の県境尾根にある二等三角点の山である。 朝日スーパーラインが11月10日から交通止めとなるので、その前に登った。 高根集落から林道平床線、朝日スーパーラインと入って旧桝形集落跡地に到着した。 林道脇に駐車スペースがあったのでここに駐車して尾根への取り付き地点を探す。 登山道や踏み跡などは見あたらなかった。 薮が薄そうな場所から真っ直ぐに山頂尾根を目指して登った。 少し登ると台地状の場所が階段状に数箇所あって、レールや機械類の残骸があった。 友人から聞いたところによるとここには鉱山があって大勢の人が住んでいたとのことで、これを裏付けるものであった。 急斜面であるがブナの多い林で薮は薄く、684mピークに向かって登った。 684mピーク付近は薮が濃いように思われたのでこのピークを捲くように登ったがピークの北側は蔓が多かった。 帰路にはピークから下りたが蔓が無い状況だったので、ピークを越えて登った方が良い状況であった。 684mピークを過ぎると小さな尾根に乗って山頂を目指した。 振り返ると鰍沢の対岸の山々が見え、登るにつれて月山が良く見えるようになった。 山頂手前でV字状の沢が左右に待ち構えていた。 沢を越える為に北側から捲いて登ったが沢は山頂と山頂北東のピークの鞍部まで続いていた。 鞍部から山頂に向けて登ると薮は少し濃くなった。 高みの小さなピークに出ると山頂で中央に三角点があった。 山頂からの展望は木々で良く無かった。 山頂を少し離れると木々の間から雪で覆われた鳥海山と月山が見えた。 帰路は捲いてきたルートを戻らずに直接下方に下りたが、山頂からすぐ下に泥沼があった。 泥沼は落ち葉で覆われていていたので分からずに足を乗せると長靴が全部埋まったので大急ぎで足を抜いた。 状況から判断すると膝くらいの深さがあるように思われた。 そこから登った時に確認したV字状の沢を通過する必要があった。 下方を眺めながら沢に近づくと沢の出合に下りられそうだったので急坂を木につかまりながら下りた。 出合に下りるとここからは普通の沢となって楽に通過できた。 その後は、往路を引き返して684mピークを通って下りた。 |
大葡萄山頂尾根 | 駐車場所 |
尾根取り付き地点 | 機械類の残骸 |
コンクリート土台 | 薮の状況 |
山頂近くの薮の状況 | 大葡萄山頂 |
大葡萄・二等三角点 | 途中から月山 |
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