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番号0916 630m峰(ロクサンマルホウ)  630m

所在地 村上市(旧岩船郡朝日村) 2.5万図「円吾山」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 

緯度 381538 経度 1394334 国土地理院

登山口 登山道なし。

山行記録  藪山ネット

 2009.10.25

湖畔駐車場(0:08)→峠道入口(0:50)→尾根(0:50)→尾根取り付き点(0:30)→630ピーク(0:50)→シゲミ山(1:00)→車道(0:40)→湖畔駐車場

 シゲミ山は、付近の山と比べて特に高くなく、独立峰でもないので目立たない山である。
 従って三角点は設置されていない。
 この付近の山は旧三面集落から近いので生活の山として利用されていたようである。
 今回は、山の会の懇親会がメモリアルパーク付近で行われたので翌日参加者でシゲミ山を登ったものである。
 奥三面ダムから小国町に抜ける湖畔の道路から見るとシゲミ山には急峻な尾根が湖畔に延びている。
 今回は、シゲミ山と宇連萩山の間にある峠越えの登山道を登って隣の630m(高畑山)から尾根を利用して山頂を目指すことにした。
 メモリアルパークからダムに向かって湖畔の道路を進み、最初のカーブ地点の沢から峠越えの道に入る。
 最初は沢に沿って沢を渡ったりして登る。沢から少し離れるようになると広場のような場所があるが、ここは昔、耕作地だったとのことである。
 このため630mピークは高畑山と呼ぶらしい。
 ブナが多くなると尾根に着く。紅葉はちょうど見ごろである。
 尾根には山の無事を祈る組木が作られていて生活道をうかがわせる場所である。
 ここから南の尾根は宇連萩山に北の尾根は630mピークに続いているが今回は、この登山道を進み途中からシゲミ山に向かう。
 下方にはダム湖が、遠くには山容に特徴のある巣戸々山、新潟山形県境の山々が見える。
 630mピークの東側の斜面の標高500m付近をトラバースして進む。大きなブナには様々な文字の切り込みがしてあった。
 小さな尾根に着くとこの登山道はダムに向かって続いているが、ここから方向を山側に向けて、この小さな薮尾根を登る。
 広い尾根ではっきりしていないが上に向かって薮を登ると630mピークの山頂に着いた。
 山頂は広く薮で目印になるようなものはなかった。
 ここから尾根伝いにシゲミ山に向かう。踏み跡にある尾根を100mくらい下って小さなアップダウンとなる。尾根には黒檜が多くなってくる。
 最後に小さな登りでシゲミ山に着いた。
 山頂は狭く次三角点が設置されていた。展望は木々があるが木々の間から付近の山々が見えた。
 下山は、急登の尾根を車道に向かって下りた。
 尾根には大きな黒檜や石楠花が多くあった。
 車道に出る最後の尾根は、車道のために尾根が削られた法面っだたので法面に沿って沢側に捲きながら下りると車道に出てシゲミ橋に着いた。
 ここから車道を歩いて駐車場所まで戻った。
シゲミ山 沢に沿って登る
紅葉が盛り 峠にあった組木の神様
シゲミ山山頂 シゲミ山山頂の次三角点
シゲミ山山頂からの展望 下山途中から630mピーク
下山途中から奥三面湖 下山途中にあった大きな黒檜

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