素敵な出会い

石井竜也さん

 石井竜也さんとついに会ってしまった。「しまった」というよりは「会わせていただいた」。それもスポンサーという立場を利用して。
 「一流の人はやはり一流」なんですね。立ち居振舞い、話術、哲学、人を魅了する力、スケールの大きさ。それがパワーなんですね。やはり言葉は哲学なんですね。
 「夢と希望と願い」の違い、「夢」の風景などなどを大いに語ってくれた。 眼からうろこが落ちるという言葉がある。まさに眼からうろこがボロッと落ちた。
はっきり申し上げて、私は石井竜也なる人物は「米米クラブ」のリーダーだったというくらいの認識しかなかった。大変失礼していた。 

石井竜也の世界
「トーキングコミュニケーション」
〜ちょっとおしゃれに
       話してみよう〜

青葉蕎麦倶楽部 境田晃一さん

 はっきり申しあげて、「そば」と「ラーメン」を目の前に出されたときは迷わずラーメンに手が出る。そばは嫌いではない。さりとて好きでもない。一番好きなそばは駅の立ち食いそば、それも天玉そば。山形の何とかというそば街道で箸の上で水平になるようなそばを自慢げに出されたときは、ナニガカナシクテコゲナモノクワネバナンネンダという気持ちになる。
 でも境田さんのそばは違う。出張手打ちそば職人(本業はカメラマン)の境田さんは、相手の好みに合わせて打ってくれる。こだわりを人に押し付けない。人柄がそばの味となる。境田さんのおかげでそば指数が徐々にupしてきたようである。でも私は薬味があった方が好きです。

福島市高湯平  天満(てんま)啓二さん

  私はこんなに無理の無い生き方をしている人と未だかって出会ったことが無い。福島市(一応市内だけれども本当に山の中)高湯平の別荘分譲地のトレーラーハウスに住み、多分お客はほとんど来ないアクセサリーショップを開いている。推定年齢58歳。今、中古トレーラーを改造してゲストハウスを製作中。古電柱でアングルを組み、ほとんどの工事を自力で行っている。五右衛門風呂を探して林の中に設置する予定。今度、ハーレーで北海道に行くとか。(2000・7・22)

  今日(2000・8・5)に訪ねていったら、奥さんと友人夫妻、そしてテツが来ていた。天満さん、久方ぶりの単身赴任(?)解消の模様。奥さんから紫蘇茶をご馳走になる。木漏れ日の中でご馳走になるハーブティーは最高。しばらくはラーメン談義に花が咲く。
 中古トレーラーの改造は終わっており、しばし見学させてもらう。天満さんの気負いのない生き方にはただただ脱帽。決してホテル並みの出来栄えとはいえないが、宿泊するには十分。見栄とか外聞とかは無関係。風のような人である。
 
 2001/1/6:今日は天満さんの友人の鈴木安彦さん、小林久美子さん、鈴木節子さん、そして福島から相良勝利さん、菅野俊治さんご夫妻、天満さん、私の8人でティーピーの中で寒タラ鍋、得体の知れない乾燥アケビ料理、飯館産非合酒で大いに盛り上がる。勝手に名づけて「天満一家の会」。美味しい酒と料理と何よりのご馳走である焚き火でただただ浮き世を忘れた。
 相良さんと菅野さんは、盛り上がったついでに今年は馬を買うことになるのではなかろうかと心配している。

  安達太良山中 「ざくろ館」館主 佐久間利正さん

 安達太良山の中腹、グリーンピア二本松の近くにある民族資料館「ざくろ館」の佐久間さん。佐久間さんはまさにコスモポリタン。グァテマラ、メキシコ、アフリカ、フィリピンなどの世界各国から集めた民族資料館の館主。画家として世界各国を回って衣裳や生活に密着した小物などを集めて資料館を作った。ざくろ館から見る阿武隈山系の大パノラマは素晴らしい。この光景は癒しの光景である。地球に住んでいるという実感が湧く。このような光景はめったに見られるものではない。甘くせつないインディオのフォルクローレを聞きながら、高橋祐子さんがいれてくれたグァテマラコーヒーを飲む。至福の時が流れる。帰りにメキシコとスペインのふくろうを買って帰る。

東京 山内とも子さん

 宮城県無形文化財であった故館山甲午に師事し、前田流「平家正節」全200曲を習得。昭和50年の岩波ホールの初演を皮切りに、64年にはスイスで演奏。平成6年より平曲が創作され伝承されてきた京都に転居し、関西を中心に演奏活動を行う。現在東京にて活躍中。
 
「妓王」の「もえ出づるもかるるも同じ野辺の草いづれか秋にあはで果つべき」を謡ってい山内さんには、妓王・妓女と仏御前が乗り移っているような、そんな感じがします。祈・活躍!

浪江町津島水境 渡部幸雄さん

 渡部幸雄さん、65歳、本当にいい顔をしている。多分、人を陥れたり、中傷したり、蔑んだり、そんなことは無関係の人生を歩んでこられたのであろう。そんな気がする。人の良さが顔に出ている。邪気がない。組織の中に身を置くものにとって、こういった人との出会いは心が安らぐ。国道114号線を浪江方面に向かって、山木屋を過ぎた高原で、土日営業の手作り民芸店を開いている。あけびのつる細工、わらで編んだわらじなどを売っている。交通安全のわらじは一個100円から。10個買ったら一個おまけしてくれた。いつまでもお元気で。
(2000・8・6)

川内村 LA PENTAの市川恵子さん

 ご存知草野心平さんゆかりの天山文庫の隣のドームハウス。縁あって川内村にIターン。ご主人ともどもSOHOの仕事と喫茶&世界の民芸品の店を開いている。天然酵母パンをネットで売っている。恵子さんは突然の訪問にもかかわらず、時間を割いていろんな話をしてくれた。ドームハウスの良さを生き生きと話してくれる。
 いいですね。こういう暮らしは。日本一広い村の豊かな自然に囲まれ、特技を生かせて、これからのネット時代のバリアフリーを地で行っている。頑張ってください。LA PENNTAのHPのURLは次の通りです。http://www.futaba.ne.jp/~bakuichi/
 (しかし、世の中狭いですね。後でメールで知ったことですが高湯平の天満さんを知人を介して知っているとか)。(2000・8・6)

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