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 ニューハーフ・ショーが終わりホテルまで戻るのだが、オレはガイドの送迎を断っていた。海外に来ると知らない土地を1人で冒険するのが大好きで、ガイドブック片手に電車を乗り継いでホテルまで戻ろうと思っていた。バンコク市内はこれまで、慢性的な交通渋滞に悩まされて来たが、BTS(Bangkok Transit System) 通称スカイトレイン(バンコク市内を走るモノレール)ができ、2004年7月には地下鉄も開通、市内の移動はだいぶしやすくなったらしい。ホテルまでの道のりを確認すると、マンボ・キャバレーから数百mのところにスクンビット線のプロームポン駅がある。そこからスカイトレインに乗りサイアム駅まで行き、シーロム線のスカイトレインに乗り換えてサバーンタクシン駅へ。そこから徒歩15分といったところか?順調に行けば、約1時間でホテルに着くだろう。こんなたわいのないことでも、異国の地だとちょっとした冒険となり、ワクワクしてくるから面白い。切符の買い方、電車の乗り換えなど、ある程度分かっていても、いちいち駅員に確認してしまう。彼らからすればオレは外国人なのだが、親切に教えてくれるのがうれしかった。サバーンタクシン駅に着いてからは、暗い夜道を15分ほど歩かなければならなかったが、“昭和の東京の町並み” を歩いているようで楽しかった。そしてまた、“匂いのきつい屋台街” を鼻をつまんで通り過ぎ、無事にホテルに到着。時計の針は夜11時に近かった

   

    BTSの券売機!       これがBTS、通称スカイトレイン!

   

  こんなカワイイ、スカイトレインも!     スカイトレインの車内!




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