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                日本人町跡
 
 16〜17世紀にかけて交易地として栄えたアユタヤには、日本人移住者向けの日本人町があった。当時は3000人近くの日本人が暮らしていたという。歴代の町の頭領で有名なのが山田長政で、時の国王の信頼を得て爵位を授けられていた。現在はアユタヤ歴史センター別館、記念碑などがある。 (“るるぶ”より抜粋)

   

アユタヤにある日本人町跡!16世紀〜17世紀には、800人
〜3000人の日本人が住んでいたという!

 次にガイドが連れて行ってくれたのは、チャオプラヤー川沿いにある、アユタヤ日本人町跡だった。16〜17世紀に、アユタヤにあった日本人町の跡地、といってもピンとこない。江戸時代が1603年〜1867年だから、江戸時代以前にあったということになる。今までの知識では、1853年の江戸末期に、黒船に乗ったペリー提督率いる米国艦隊が浦賀にやってきて、そこから西洋の文化が・・・・、というのが勉強嫌いのオレの認識だったが、それ以前にアユタヤに3000人近くの日本人が住んでいた、というのが興味深い。当たり前の話だが、当時ここで暮らしていた日本人は、アユタヤのこれらの遺跡を、オンタイムで体感していたということになる。アユタヤの歴史センターがあり中に入ってみると、日本の他にも、アユタヤと交易のあった国の歴史が詳しく展示してあり面白かった。そして、日本人町跡、というだけあり日本語が目立つ。お土産屋の隣に、お馴染みの看板を見つけた。その中に、“ヤシの実ジュース 30B” とある。今までヤシの実ジュースを飲んだことがなかったオレは、いいチャンスだと思い飲んでみることに。最初、加工されたヤシの実ジュースが、コップか何かで出てくるのかと思っていたら、若い女の子がヤシの実を取り出し、オノでカットし始めたのにはビックリ!手馴れた手つきの彼女は、30秒後にヤシの実ジュースをオレに差し出していた。ヤシの実にストローが差し込んであるのだが、これが冷えてて美味しい!ガイドはオレがジュースを飲み終えたのを確認すると、ヤシの実を女の子のところへ持っていく。何かと思って見ていると、上部の切れ目の入った部分を取り外し、スプーンと一緒に返してくれた。ジュースを飲み終わったら、次は中の果実を食べるらしい。冷えててメロンのように甘いヤシの実は、とても美味しかった。これでたったの30B(約90円)、できればもう1度飲んでみたい。

    

日本人町跡にあった、お馴染みの看板!   お土産屋には和風の扇子が!

   

彼女がオノでヤシの実を割って、ヤシの実ジュースを作ってくれた!

   

 これがヤシの実ジュース!ジュースを飲み終えると、上部を取ってスプ
 ーンを貰い、ヤシの実を食べる!冷えててメロンのように甘く、これで
 30B(約90円)は安かった!




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