いよいよ象のショーが始まった。大きな象や子象までたくさん出てきて、逆立ちしたり、お座りしたり、本当によく調教されていた。そしてサッカー・ワールド・カップの時に聞き慣れた音楽が場内に流れると、象が各国のゼッケンをつけて登場してくる。象のサッカーが始まるようだ。この象のサッカーは人気のひとつで、ショーでは欠かせないらしい。人間を背にした象がゴールに向かって突進!ちゃんとサッカーボ−ルを、ゴールに向かってシュートするからたいしたものだ。そしてキーパーが倒れているあいだに、別の象がまたシュート。キーパーが怒って象にレッド・カードを出す。笑わせるツボも心得ている。
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人気の象のサッカー!見事シュートが決まるが、キーパーが倒れている間に、別の象がまたシュート!キーパーが怒って抗議する!そして象にレッドカードが! |
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それが終わると音楽が幻想的なものに変わり、剣を手に持つ兵士を背にした象が登場してきた。城壁を思わせる壁の向こうでは、実際に火薬を使い大砲の音が鳴り響く。昔の戦争をイメージしたパフォーマンスが始まった。象の背に乗った兵士たちが、騎馬戦のような形で剣を交える。たわいもないストーリーだったが、彼らは真剣に演じている、笑ってはいけない。これでショーは幕を閉じたが、象乗り体験が待っていた。初めて触れた象の肌は、硬いというか柔らかいというか、何ともいえない感触。象の背で揺られながら、ショーが行われたグランドを約1周した。約10分程の象との散歩は、心地よいものだった。
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昔の戦争をイメージしたパフォーマンス! 心地よかった象との散歩! |