ランチビュッフェで昼食を終えると、次は、“象のショー” が待っていた。これは今回のツアーに最初からついていた、“サービス・ツアー” のようなもので、ショーを観たあとは、“象乗り体験” も出来るという。象に乗る!のはもちろん、象に触る!というのも、普段の生活ではなかなか経験できないことなので、楽しみにしていた。ガイドの運転する車でバンコク市内から1時間ほど。いまだに地理関係も分からず、何というところだったのかも定かではないのだが、写真の看板の英語を日本語読みすると・・・・サンフラン象園、とでもいうのだろうか?ここも立派な観光地で、観光バスが何台も駐車場に停まっていた。入り口を入って行くと、低い柵の中にトラが2頭、鎖につながれている。トラと記念写真が撮れるようで、値段は100バーツ(約300円)。象に乗る機会もなかなかないが、トラと記念写真というのもめったにない。100バーツ払って記念写真に納まることにした。
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象園の入り口! トラと記念撮影! 園内に併設されていたワニ園! お土産屋にはカラフルなTシャツが並ぶ! |
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タイの象
タイでは象はとても愛されていて、“象の国” といってもいいくらいだ。動物のなかでも特別扱いで、ほかの動物は、「トゥア」(〜頭) と数えるのに対し、象だけは、「チュアック」(〜頭) と数える。また白象は、昔の王たちの霊魂が宿っていると思われ、目、口元、爪など、身体の細部にわたって白さの強い象は国王に献上され、国王は白象に勲章と美しい名前を授けることになっている。タイの勲章が、「白象勲章」 というのも、ここからである。これら白象は、国王の宮殿敷地内で大切に育てられている。タイの格言にも多数使われ、それほどタイの人たちは象を愛し、大切に守り育てる。タイでは守護神的存在であり、平和の使者のような存在としても扱われている。
(吉川敬子さんの“タイの象”より抜粋)
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象のショー!逆立ちしたり、お座りしたり・・・・・・・・・・・・まだまだ続く! |