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               天安門広場

            100万人を収容できる世界最大の広場

 天安門から正陽門までの南北880m、東西500mの長方形の広場。面積は44万uで100万人を収容できるという世界で最大の広場。足元に敷き詰められた敷石1つが2人分のスペースとして計算されている。広場内には人民英雄記念碑、毛主席紀念堂があり、道路を隔てた東西には東に中国歴史博物館、中国革命博物館、西には共産党全国大会が開催される人民大会堂がある。1949年にはここで建国式典が催され、中華人民共和国が誕生した。

   

          正陽門!                   バスから見た天安門!

   

        人民大会堂!              中国歴史・革命博物館!

                  天安門事件

  1989年6月4日未明、天安門広場で、民主化を要求して座り込みを続けていた学生と市民を、人民解放軍の戦車・装甲車が実力で排除した事件。人民解放軍は学生と市民に対して無差別に発砲し、多数の死者を出す悲劇となった。事件後、民主化を要求する運動は反革命暴動とされ、中国政府・中国共産党による徹底的な締め出しが行われた。これに対して、アメリカ合衆国をはじめとする西側諸国は人権抑圧として中国の指導部を批判し、経済制裁を行った。中国政府の発表によると、天安門事件での死者は319人であるが、実際には1000人とも2000人とも言われている。ほんの15年ほど前のことである。

   

 右前方の塔が人民英雄記念碑!        天安門の毛沢東の肖像画!
 奥が人民大会堂!

 「天ブラしよう、天ブラ!」 曲さんの日本語はパーフェクトに近い。日本語の、「銀ブラ」(銀座をぶらぶら) にひっかけて天ブラ(天安門広場をぶらぶら)としゃれたみたいだ。バスは正陽門側を通り、中国革命博物館の近くで停まった。バスから下りて横断歩道を渡ると天安門広場なのだが想像を超える広さだった。左に毛主席記念堂(永久保存の処置を施された毛沢東の遺体が安置されている。)を見て、前方には人民大会堂(日本の国会議事堂)も見える。ここも人気の観光スポットなので各国の観光客で賑わっているのだが、警備のためか警察官の姿もけっこう目立った。みんな二十歳そこそこの警察官でオレが曲さんに、「写真を撮りたいんだけど・・・。」 と告げると、「ダメだ、止めておけ!場合によっては逮捕されるぞ!」 と忠告された。どうも社会主義社会は理解できない。「ここで15分間、自由時間とします。15分後にここに集合してください。」 と曲さんが言う。やっぱり毛沢東主席の肖像画に少しでも近づきたいのだが観光客でいっぱいだ。そしてここにもたくさんの物売りが天安門広場のポストカードを売っていた。3つで20元(約300円)と安いので買ってあげると、他の物売りがこっちのも買ってくれと追いかけてくる。ここでも物売りと追っかけっこだ。何とか毛沢東主席の肖像画の近くまで来て、ツアー仲間にシャッターを切ってもらった。それにしても広い。とにかく広い。やはり北京に来てよかったと、あらためて思った。

   

      天安門広場にて 1              天安門広場にて 2

  ワンポイントレッスン

 我来晩了(ウォーライワンラ)遅くなりました

 他不在(ターブーザイ)外出してます

 我早点睡覚(ウォーザオディエンシュイジアオ)

 早めに寝ます





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